目次
概要
Telephony Call Dispatcher(TCD)は、Cisco WebAttendant サーバのコンポーネントです。 これは、Cisco CallManager サーバに存在し、コール制御にコンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)インターフェイスを使用します。 CTI プロファイルはその他のユーザ プロファイルと同様に DC Directory に保存されます。 したがって、TCD は DC Directory からパラメータを読み取る必要があります。 このドキュメントでは、DC Directory のフラグ設定を確認する方法を説明します。
前提条件
このドキュメントの読者は次の項目に関する知識が必要です。
- Cisco CallManager の管理
- Windows 2000 Terminal Services
ハードウェアとソフトウェアのバージョン
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
- Cisco CallManager バージョン 3.0 および 3.1
TCD の DC Directory でのフラグ設定の確認
TCD の DC Directory の CTIFw プロファイルに特別なフラグがあります。 TCD で CTI リンクが起動していない場合、これらのフラグの設定を注意して確認してください。
- [Start] > [Programs] > [DC Directory Administrator] に移動します。

- [Default Profile] を選択し、[Next] をクリックします。

- Directory Manager としてログインします。 デフォルトのパスワードは ciscocisco です。 [Finish] をクリックします。

- [cisco.com] > [CCN] を開き、[Profiles] を選択します。

- [ctifw-profile] をダブルクリックします。 これにより、[Profile Properties] 画面が表示されます。

- [Properties] をクリックします。

- Modify をクリックします。 (このボタンはウィンドウ下部に表示されます。 画面の解像度が 1280 X 1024 以上ではない場合には、解像度を変更する必要があります)。 フィールドの背景が灰色になります。

- 設定項目が次の項に示されているように設定されていることを確認します。
Cisco CallManager 3.0
- [CTIEnabled] フラグを [True] に設定する必要があります。
- [AllDevice] フラグを [True] に設定する必要があります。
Cisco CallManager 3.1
- [CTIEnabled] フラグを [True] に設定する必要があります。
- [DeviceAuthorizationRequired] を [False] に設定する必要があります。
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