Cisco Small Business VoIP ルータ上でのリモート管理の有効化

リモート管理を使用すると、インターネット経由でリモートの場所からルータを管理できます。リモートロケーションからのCisco Small Businessルータの管理は、ローカルでのアクセスと同様です。主な違いは、WebブラウザのアドレスバーにルータのLAN IPアドレスを入力する代わりに、ルータのインターネットIPアドレスを入力する必要があることです。

Cisco Small Businessルータでリモート管理を有効にするには、次の手順を実行します。

1. Cisco Small Businessルータでのリモート管理の有効化
2. Cisco Small BusinessルータのインターネットIPアドレスの確認
3. リモートロケーションからのCisco Small Businessルータの管理

注：先に進む前に、ルータが設定されていて、接続したときにコンピュータがオンラインになれるようにします。リモート管理を有効にするには、このドキュメントで説明する手順を実行します。

Cisco Small Businessルータでのリモート管理の有効化

注：リモート管理機能を有効にすると、ルータのインターネットIPアドレスとパスワードを知っているユーザであれば、ルータの設定を変更できます。

ステップ 1：
ルータの Web ベース セットアップ ページにアクセスします。手順についてはここをクリックしてください。

ステップ 2：
ルータのWebベースのセットアップページが開いたら、[Administration]をクリックします。

ステップ 3：
セキュリティを強化するためにルータパスワードを変更します。手順についてはここをクリックしてください。

ステップ 4：
[Remote Router Access]を探し、[Web]を[Enabled]に設定し、表示されたフィールドで[Administration Port]を[8080]のままにします。

ステップ 5：

をクリックします。

ルータでリモート管理を有効にしたら、インターネットIPアドレスを確認します。手順については、次のセクションの手順を実行します。

Cisco Small BusinessルータのインターネットIPアドレスの確認

ステップ 1：
ルータの Web ベース セットアップ ページにアクセスします。手順についてはここをクリックしてください。

ステップ 2：
[Status]をクリックし、ルータのインターネットIPアドレスを確認します。

ルータのインターネットIPアドレスを取得したら、次のセクションの手順を実行して、ルータにリモートからアクセスします。

リモートロケーションからのCisco Small Businessルータの管理

注：ルータのイメージは、モデルとバージョン番号によって異なる場合があります。

ステップ 1：
リモートロケーションからインターネットに接続されているコンピュータを使用して、Internet Explorerを起動し、[Address]フィールドに「http://0.0.0.0:8080」と入力します（0はルータのインターネットIPアドレスを表し、8080は指定されたポートを表します）。

注：0は、前にメモしたルータのインターネットIPアドレスを表します。

ステップ 2：
新しいウィンドウが表示され、ユーザー名とパスワードを入力するよう求められます。ルータのユーザ名とパスワード（リモート管理を有効にする前に変更した新しいパスワード）を入力し、[OK]をクリックします。

ステップ 3：
これで、ルータのWebベースのセットアップページにアクセスできるようになります。