このドキュメントでは、Avaya Definity G3 コール センターとインターフェイス接続するために Cisco Intelligent Contact Management(ICM)ペリフェラル ゲートウェイ(PG)をセットアップするための手順について説明します。
注: このドキュメントは、Expert Agent Selection – Preference Handling Distribution (EAS-PHD)モードで実行される Definity ECS ACD にのみ適用されます。
次の項目に関する知識が推奨されます。
Cisco ICM の機能および構成
Avaya Definity G3 の機能および構成
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
すべての Cisco ICM のバージョン
Call Visor LAN (CVLAN) サーバ ソフトウェア 6.x 以降
本書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。 稼働中のネットワークで作業を行う場合、コマンドの影響について十分に理解したうえで作業してください。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco ICM PG とインターフェイス接続するために Avaya Definity G3 Call Center をインストールするには、次の手順を実行します。
CVLAN/MAPD interface for Event Minimization を YES に設定します。
CVLAN/MAPD interface Terminal End-Point Identifier (TEI) の値を 3 に設定します。
アクティブな関連付けを指定します。 有効な値は、2048、4096、および 8192 です。 この設定は Avaya からのみ変更できます。変更するには、CVLAN サーバのコードを再コンパイルする必要があります。 Avaya 上で関連付けの数を設定したら、PG がこの数と一致することを確認します。
すべてのベクトル ディレクトリ番号(VDN)をペリフェラル ターゲットとして設定します。
コール管理システム(CMS)のスキルグループ レポートに、skillnum 引数とすべてのモニタ対象のスキルグループ ID を含めます。
Cisco ICM PG の設定が不適切な場合、レポートやルーティングにさまざまな問題が発生する可能性があります。 このような問題が発生した場合、Cisco Applications Technology Group (ATG)のテクニカル アシスタンス センター(TAC)に電話し、「GED95 - ICR システム管理者ガイドの補足」というドキュメントのコピーを依頼してください。