概要
このドキュメントでは、Cisco Instant Messaging(IM)and Presence サーバからログを収集するプロセスについて説明します。
前提条件
要件
ブラウザを介した Cisco IM and Presence サーバ ナビゲーションの知識があることが推奨されます。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco IM and Presence サーバ 10.5 に基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
設定
- リアルタイム監視ツール(RTMT)がすでにインストールされている場合は ステップ 4 へ進みます。インストールされていない場合は、[IM and Presence Server Administration] Web ページを開きます。
- 画面上部の [Application] メニューのドロップダウンリストから [Plugins] を選択し、RTMT ソフトウェアをダウンロードするリンクをクリックします。
- RTMT ソフトウェアをインストールします。
- RTMT を開き、次のことを行います。
- IM and Presence サーバの [host IP address] または完全修飾ドメイン名(FQDN)を入力します。
- [Port] を入力します。
- [Secure Connection] チェックボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
- RTMT 画面から [Trace & Log Central] をダブルクリックしてオプションを開き、[Collect Files] をダブルクリックします。
- 収集するログを選択するには、収集するログに対して [All Servers] 列のチェックボックスをオンにします。より多くのログを表示して続行するには、[Next] をクリックします。
- 最後のページで、特別指示がないかぎり、[Relative Range] を選択し、生成されたログ ファイルを収集する時刻を指定します。[Browse] をクリックし、収集セッションのログ収集フォルダを選択し、さらに [Finish] をクリックします。
注:デスクトップに「IMP_Log_<date>」(<date> はログ収集日付)という名前でログ収集フォルダを作成すると便利です。
- ログがテクニカル アシスタンス センター(TAC)のケースに必要な場合、ログを収集後、そのフォルダを右クリックし、すべてのログを 1 つの .zip ファイルに圧縮するため、[Send To] オプションを選択します。「IMP_Log_<date>.zip」という名前の圧縮ファイルを、Support Case Manager 経由で TAC ケースにアップロードします。
- システム ログ(syslog)を収集するには、RTMT から [Tools] > [SysLog Viewer] を選択し、ウィンドウ上部のフォルダとログ タイプをクリックして選択し、[Save] をクリックします。
- syslog ファイルをローカル フォルダに保存するには、[log type](たとえば「messages」)を右クリックし、ログ ファイルを保存するオプションを選択します。
確認
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。