このドキュメントでは、SPA3000 の設定方法に関するよくある質問に回答しています。 この記事は、Cisco Small Business 製品のセットアップ、トラブルシューティング、およびメンテナンスを支援する一連のドキュメントの 1 つです。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
A. SPA3000 を設定するには、次の手順を実行します。
PSTN ゲートウェイの IP アドレスを見つけます。
PSTN ゲートウェイの Web ベース ユーティリティにアクセスするには、PSTN ゲートウェイの IP アドレスを見つける必要があります。 PSTN ゲートウェイの IP アドレスを見つける方法は、次の 2 通りあります。
IVR アナログ システム
DHCP サーバ
IVR アナログ システム
IVR アナログ システムを使用して IP アドレスを見つけるには、次の手順を実行します。
DHCP を実行する ADSL ルータに SPA3000 を接続します。 ADSL ルータにより SPA3000 に IP アドレスが割り当てられます。
電話のハンドセットを持ち上げ、アスタリスク キー(*)を 4 回押します。
設定音声プロンプトが聞こえたら、次のキーの組み合わせを押します。
1-1-0-#
音声プロンプトで、SPA3000 の現在の IP アドレスが読み上げられます。
注: IVR システムが応答しない場合は、動作している PSTN 回線に PSTN 回線ポートを接続し、再試行してください。
DHCP サーバ
DHCP サーバを使用して IP アドレスを見つけるには、次の手順を実行します。
Web ブラウザ(Internet Explorer など)を開き、ルータの IP アドレスを入力します。
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注: 次の例では、Cisco Linksys ルータを使用します。 ほとんどの Linksys ルータのデフォルト IP アドレスは 192.168.1.1 です。 Linksys 以外のルータを使用する場合は、製品マニュアルを参照してください。
Web ベースのセットアップ ページが表示されます。
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[Status] をクリックしてから [Local Network] をクリックします。
[Local Network] ページで、[DHCP Client Table] をクリックします。
[DHCP Active IP Table] が表示されます。 このテーブルに、SPA の IP アドレスが表示されます。
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デバイスの設定ページを表示するには、Web ブラウザの [Address] フィールドに SPA の IP アドレスを入力します。
ユーザと管理者のパスワードを設定します。
ユーザと管理者のパスワードを設定するには、次の手順を実行します。
注: デフォルトでは、デバイスの出荷時に管理者パスワードは設定されていません。
設定ページで、[System] タブをクリックし、[User Password] フィールドと [Admin Passwd] フィールドにパスワードを入力します。
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プライマリ DNS サーバ値を [Primary DNS] フィールドに入力し、セカンダリ DNS サーバ値を [Secondary DNS] フィールドに入力し、プライマリ NTP サーバ値を [Primary NTP] フィールドに入力します。
[Submit All Changes] をクリックします。
[Username] フィールドに user を入力し、[Password] フィールドに NodePhone パスワードを入力します。
管理者機能にアクセスするには、ページの右上隅にある [Admin Login] をクリックします。
ユーザ名として admin を入力し、このセクションのパスワードとして NodePhone パスワードを入力します。
[Line 1 Tab Settings] 画面が表示されたら、上部の [Line 1] をクリックします。
[Line enable] を [Yes] に設定し、[NAT Mapping enable] および [NAT Keep Alive Enable] が [No] に設定されていることを確認します。
[Proxy] フィールドおよび [Registration] フィールドに sip.internode.on.net を入力します。
[Use Outbound Proxy] を [Yes] に設定し、[Outbound proxy] フィールドに sip.internode.on.net を入力します。
[Register] を [Yes] に設定し、[Register Expires] を 240 に設定します。
加入者情報については、[Display Name] フィールドに名前を入力します。
[User ID] フィールドに、NodePhone 番号を入力し、結果値が 10 桁であることを確認します。
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[Password] フィールドに NodePhone パスワードを入力します。
[Supplementary Service Subscription] 領域で、[Three Way Call Serv] オプションおよび [Three Way Conf Servall] オプションを [yes] に設定します。 これら以外の値は [no] に設定する必要があります。
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[Line 1] ページを下にスクロールし、[Preferred Audio Codec] を [G729a] に設定します。
[Use Pref Codec Only] が [No] に設定されていることを確認します。
[VoIP Fallback to PSTN] の下で、[Auto PSTN Fallback] を [Yes] に設定します。
SPA3000 ブラウザ ウィンドウで、[Dial Plan] に次の値を入力します。
((000S0<:@gw0>|106S0<:@gw0>|183[12]x.|1[38]xxxxxxxxS0<:@gw0>|13[1-9]xxxS0<:@gw0>|1[9]xxxxxxxxS0<:@gw0>|0[23478]xxxxxxxxS0|[2-9]xxxxxxxS0|001xxxx.S5|xxx.<:@gw0>|*xx.|<#,:>x.<:@gw0>)
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必要なすべての情報を入力したら、[Submit All Changes] をクリックします。
デバイスがリブートし、[Configuration] ページに戻ります。
地域のタブの設定値を変更します。
[Configuration] ページで、ページ上部の [Regional] タブをクリックします。
[Miscellaneous] セクションで、ローカル タイム ゾーンを設定します。
[FXS Port Impendance] ドロップダウン リストから [220+820||115nF] を選択します。
[FXS Port Input Gain] フィールドと [FXS Port Output Gain] フィールドに -3 を入力します。
[Caller ID Method] ドロップダウン リストから [Bellcore(N.Amer,China)] を選択します。
設定を保存するには、ページの下部の [Submit All Changes] をクリックします。
PSTN 回線のタブの設定値を入力します。
[International Control] オプションにアクセスするには [PSTN Line] タブをクリックします。
[International Control] 領域で、[FXO Port Impedance] ドロップダウン リストから [220+820||120nF] を選択します。
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[SPA to PSTN Gain] フィールドに 0 を入力します。
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[PSTN to SPA Gain] フィールドに 3 を入力します。
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[Disconnect Tone] フィールドに次の値を入力します。
425@-30,425@-30;10(.375/.375/1+2
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[Submit All Changes] をクリックします。
注: この時点で、NodePhone サービスは認証されており、動作している必要があります。 発信できる必要があります。 ネットワーク障害が発生した場合、SPA3000 は、標準の電話回線にフェールオーバーします。