Sx500シリーズスタッカブルスイッチのドメインネームシステム(DNS)サーバの管理

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Updated: 2018 年 12 月 13 日

Document ID:SMB2684

偏向のない言語

この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

Sx500シリーズスタッカブルスイッチのドメインネームシステム(DNS)サーバの管理

目的

ドメインネームシステム(DNS)サーバは、ドメイン名をIPアドレスに変換します。特定のドメイン名に対するこのIPアドレスは、ローカルで使用可能な場合はDNSキャッシュから取得できます。また、この情報を取得するために様々なトップレベルドメインサーバ間で照会されます。この記事では、Sx500シリーズスタッカブルスイッチにDNSサーバを追加する方法について説明します。

該当するデバイス

・ Sx500シリーズスタッカブルスイッチ

[Software Version]

・ v1.2.7.76

DNSサーバの設定

ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[IP Configuration] > [Domain Name System] > [DNS Servers]を選択します。[DNS Server]ページが開きます。

DNSサーバの有効化

ステップ1:[DNS]フィールドで、[Enable]をオンにして、スイッチのDNS機能を有効にします。

ステップ2:[Default Parameters]領域の[Default Domain Name]フィールドに、完全修飾ドメイン名(FQDN)として設定するドメイン名を入力します。スイッチは、このドメイン名を完全修飾ドメイン名に追加して、FQDNにします。

注：スイッチは、Typeフィールドでデフォルトのドメインネームサーバタイプを識別します。

・ DHCP：デフォルト名はDHCPサーバによって動的に指定されます。

・静的：デフォルト名はユーザー定義です。

・ N/A：デフォルトのドメイン名はありません。

ステップ3:[Apply]をクリックし、DNS設定を保存します。

DNSサーバの追加

ステップ1:DNSサーバテーブルで、テーブルの下部にある[Add]をクリックしてDNSサーバを追加します。これにより、スイッチはドメイン名のIPアドレスを照会できます。

ステップ2:[IP Version]フィールドで、サーバのIPアドレス（IPv4またはIPv6）のタイプに応じて[Version 4]オプションボタンまたは[Version 6]ラジオボタンをクリックします。

注：IPv6インターフェイスが有効になっていない場合は、バージョン6のオプションがない可能性があります。

ステップ3：ステップ2でIPv6が選択されている場合は、IPv6アドレスの種類のオプションボタンのいずれかをクリックします。

・リンクローカル：IPv6アドレスは、単一のネットワークリンク上のホストを識別します。リンクローカルアドレスはルーティング可能ではなく、ローカルネットワーク上の通信にのみ使用できます。

・グローバル：IPv6アドレスは、他のネットワークから可視で到達可能なグローバルユニキャストIPv6タイプです。

ステップ4:IPv6アドレスタイプに[Link Local]が選択されている場合は、[Link Local Interface]ドロップダウンリストから受信するインターフェイスを選択します。使用可能なすべてのインターフェイスのプレフィックスがリストに表示されることがあります。デフォルトのプレフィクスはFE80で、これはルーティング不可能なローカルインターフェイスです。

ステップ5:[DNS Server IP Address]フィールドに、DNSサーバのIPアドレスを入力します。

注：このIPアドレスはIPv4アドレスまたはIPv6アドレスにできますが、手順2で選択したIPバージョンと一致する必要があります。この例ではIPV6アドレスが示されているので、この手順は前の3つの手順に従う必要があります。たとえば、DNSサーバがリモートの場合、ステップ3で[Global]を選択し、グローバルIPv6アドレスを入力します。

ステップ6:（オプション）このDNSサーバをIPアドレスクエリーのデフォルトのサーバにするには、[DNS Server State]フィールドで[Active]をオンにします。

注：DNSサーバの状態は、アクティブまたは非アクティブのいずれかです。アクティブなサーバは1つのみです。残りのサーバは、低から高に優先順位付けされます。アクティブサーバに障害が発生した場合にのみ、スイッチはDNSサーバテーブルに設定されている他のDNSサーバに移動します。

ステップ7:[Apply]をクリックして変更を保存します。

DNSサーバの編集

注：非アクティブなサーバーのみをアクティブ化できます。アクティブなサーバは非アクティブ化できませんが、削除することはできます。

ステップ1：アクティブ化するDNSサーバを確認し、[Edit]をクリックします。新しいウィンドウが表示されます。

ステップ2:（オプション）[DNS Server IP Address]フィールドから目的のサーバのIPアドレスを選択します。IPアドレスは、DNSサーバテーブルに追加した使用可能なDNSサーバのリストからのみ選択できます。

ステップ3:[Active]にチェックマークを入れ、[Apply]をクリックして、[Server State]フィールドに変更を送信します。複数のアクティブなDNSサーバを設定することはできません。別のサーバをアクティブにすると、既存のアクティブサーバは自動的に非アクティブになります。