インターネット上には、Cisco 製品で保守アクティビティ(Cisco ルータ上の Cisco IOS(R) ソフトウェアのアップグレードなど)を実行できる、フリーウェアの Trivial File Transfer Protocol(TFTP; トリビアル ファイル転送プロトコル)サーバが数多くあります。このドキュメントでは、TFTP サーバを選択して使用する方法に関するヒントを説明します。
注:Cisco Systemsが以前提供していたMicrosoft WindowsベースのTFTPサーバは廃止され、Cisco Systemsではサポートされなくなりました。この件についての詳細は、『Cisco TFTP サーバ』を参照してください。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。
インターネット上には、フリーウェアの TFTP サーバが数多く存在しています。ここをクリックすると、リストが表示されます。 また、優れた TFTP サーバ パッケージも販売されています。
注:Cisco Systemsが以前提供していたMicrosoft WindowsベースのTFTPサーバは廃止され、Cisco Systemsではサポートされなくなりました。この件についての詳細は、『Cisco TFTP サーバ』を参照してください。
パッケージを選択するときには、次の機能を考慮します。
セキュリティ機能:ネットワーク内の TFTP サーバの位置によっては、セキュリティ機能が重要な考慮事項となることがあります。
16 MB を超える転送のサポート:一部の Cisco デバイスでは、16 MB を超えるサイズのイメージが必要となります。ご使用のデバイスのイメージ サイズをチェックし、必要があれば、現在検討している TFTP サーバが大容量転送をサポートしているかどうかを確認してください。
保守のために TFTP を使用した場合、さまざまな問題が発生する可能性があります。TAC Case Collection Tool(登録ユーザ専用)でインタラクティブなトラブルシューティングが可能です。デバイスの製品領域(LANスイッチング、ルータ、IOSアーキテクチャなど)を選択するだけです。テクニカルサポート:Cisco Systems には、プラットフォーム固有のトラブルシューティング方法が説明されています。