概要
このドキュメントでは、Cisco 89xx/99xx Phone のサポート情報について説明します。 また、Finesse のさまざまなバージョンの複数回線デバイス設定に関するサポートについても詳細に説明します。
Finesse による 89xx/99xx 電話およびマルチライン設定のサポート
Finesse 9、10、および 10.5 での 89xx/99xx 電話および複数回線のサポートに関してはさまざまな解釈があります。 このドキュメントでは、これらのバージョンで利用可能なサポートを明確にします。
Finesse 9 および 10 - リリースされたバージョン
主なサポートの要点は次のとおりです。
- Cisco 89xx/99xx 電話がサポートされます。
- 89xx/99xx 電話に対して、Unified Contact Center Enterprise(UCCE)および Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の特定の設定を完了する必要があります。 89xx/99xx 電話をサポートするためには UCCE の複数回線設定が必要ですが、これは Finesse が複数回線をサポートするということではありません。
- 公式には、1 回線だけがサポートされ、2 回線(複数回線)はサポートされていません。
- Finesse のドキュメントでは、Finesse はすべての 89xx/99xx 電話に対して 1 回線のみサポートし、複数回線はサポートされないことが強調されています。
Finesse 10.5 - リリースされていないバージョン
主なサポートの要点は次のとおりです。
- 複数回線(2 回線)サポートは Finesse の機能になる可能性がありますが、まだ確定していません。
- Cisco 89xx/99xx 電話は、最大 2 回線までサポートされる可能性が高くなっています。
- 2 回線サポートの設定と警告については文書化されます。
- Finesse 10.5 のドキュメントは、電話タイプと複数回線サポート含むように更新されます。
要約すると、Finesse 9 および 10 では、89xx/99xx 電話をサポートしますが、複数回線をサポートしていません。 Finesse 10.5 では、複数回線(2 回線)のサポートを予定しています。