UCCX リリース 10.5 以降で IPv6 が有効化されている場合に Finesse ログインが失敗する

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Updated: 2014 年 11 月 26 日

Document ID:118619

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

内容

概要

背景説明

問題の説明

解決方法

概要

このドキュメントでは、Cisco Unified Contact Center Express(UCCX)Release 10.5以降で発生する問題について説明します。この問題では、Finesseへのエージェントログイン中にエラーが表示されます。

背景説明

UCCXリリース10.5以降では、ユニファイドコミュニケーション環境でIPv6アドレッシングがサポートされています。また、UCCXリリース10.0以降では、Finesseは従来のCisco Agent Desktopとともにユーザが使用できるエージェントデスクトップです。その他のモデルでは、7941 Session Initiation Protocol(SIP)電話機は、Finesseログインでサポートされる電話機モデルの1つです。このドキュメントでは、ネットワークでIPv6が有効になっている場合のログイン障害の例として、この電話機モデルを使用します。

問題の説明

エージェントがFinesseにログインしようとすると、次のエラーが表示されます。

The device associated with that extension or dial number is invalid.

解決方法

このエラーは、電話機でIPv6が有効になっているが、IPv6アドレスが割り当てられていない場合に表示されます。ログを調べると、電話機にIPv6アドレスが割り当てられていなかったことがわかります。デュアルスタックモードでIPv4アドレスが存在する限り、この問題は発生せず、UCCXがログインを処理できるはずです。この問題は、Cisco Bug ID CSCuq64309で追跡できます。

182590: Sep 22 13:19:50.238 MST %MIVR-SS_RM-7-UNK: The mapping SEP00E16DBA3CD7-
4005 has been added
182591: Sep 22 13:19:50.238 MST %MIVR-SS_RM-7-UNK:Terminal SEP00E16DBA3CD7
IPv6 Address is NULL

182592: Sep 22 13:19:50.238 MST %MIVR-SS_RM-3-LOGIN_FAILED:Login of resource
failed: Module Name=RM component,The description of a message sent from/to the
RM=CTISetAgentStateReqMsg (Rsrc:4005 InvokeID:195 State:LOGIN Forced:True),A
specific description for a trace=problems in JTAPI or CM
182593: Sep 22 13:19:50.239 MST %MIVR-SS_RM-7-UNK:Posting msg CONTROL_FAILURE_CONF
Socket:Socket[addr=127.0.0.1,port=44695,localport=12028] invokeID:195 failureCode:
CF_GENERIC_UNSPECIFIED errorCode:88001 text:Unable to login agent due to problems 
in JTAPI or CM in CTI Server's message queue

電話機がIPv4モードのままであり、エージェントのログインが成功したことを確認するには、次の回避策を使用できます。

[Device] > [Common Device Configuration]に移動します。
[デフォルト(Default)]を使用します。この設定は、Call Managerのすべての電話機に影響を与えるか、新しいデバイス設定を作成し、それをコンタクトセンターエージェントの電話機だけに割り当てます。
プロファイルで、[IPアドレッシングモード(IP addressing Mode)]をIPv6およびIPv4からIPv4のみに変更します。
[Save] をクリックします。
電話をリセットします。
再度ログインをテストします。

注：この問題が発生し、ネットワークでIPv6が有効になっており、IPv6アドレスが電話機に割り当てられていない場合にのみ対処する必要があります。