High
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アドバイザリーID : cisco-sa-20140122-vcs
初公開日 : 2014-01-22 16:00
バージョン 1.0 : Final
CVSSスコア :
7.1
回避策 : No Workarounds available
Cisco バグ ID :
CSCue97632
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)には、認証されていないリモートの攻撃者がいくつかの重要なプロセスの障害を引き起こす可能性がある脆弱性が存在します。このプロセスは、アクティブコールをドロップし、該当システムがリロードされるまでユーザが新しいコールを発信できなくなる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性を軽減する回避策はありません。このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20140122-vcs
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性を軽減する回避策はありません。このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20140122-vcs
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、X8.1より前のCisco TelePresence VCSソフトウェアを実行しているCisco TelePresence VCS Control、Cisco TelePresence VCS Expressway、およびCisco TelePresence VCS Starter Pack Expresswayに影響します。
Cisco TelePresence VCSハードウェアおよび仮想アプライアンスは、どちらも、この脆弱性の影響を受けます。
Cisco TelePresence VCSハードウェアおよび仮想アプライアンスは、どちらも、この脆弱性の影響を受けます。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
他のシスコ製品において、このアドバイザリの影響を受けるものは現在確認されていません。
詳細
Cisco TelePresence VCSは、Any-to-Anyのビデオおよびテレプレゼンスコミュニケーションをサポートすることで、フェイスツーフェイスのビデオコラボレーションの利点をネットワークや組織に拡張します。
Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)のSession Initiation Protocol(SIP)モジュールの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がいくつかの重要なプロセスの障害を引き起こし、アクティブコールの終了を引き起こす可能性があります。新しいコールも、影響を受けるシステムが復元されるまで確立されません。
この脆弱性は、巧妙に細工されたSession Description Protocol(SDP)メッセージの不適切な処理に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたSDPメッセージを該当システムに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はいくつかの重要なプロセスの障害を引き起こす可能性があり、その結果、影響を受けるシステムが正しく機能しなくなる可能性があります。アクティブコールは終了さ れ、新しいコールは影響を受けるシステムが復元されるまで不可能になります。 正しい機能を復元するには、リロードが必要です。
この脆弱性は、UDPまたはTCP経由で送信されるSDPメッセージによって引き起こされる可能性があります。Transport Layer Security(TLS)を使用した導入も影響を受けます。
UDPとTCPの導入のデフォルトポートは、UDPポート5060とTCPポート5060です。TLS導入のデフォルトポートはTCPポート5061です。
この脆弱性は、 Cisco Bug ID CSCue97632 ( 登録 ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerability and Exposures(CVE)ID CVE-2014-0662が割り当てられています。
Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)のSession Initiation Protocol(SIP)モジュールの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がいくつかの重要なプロセスの障害を引き起こし、アクティブコールの終了を引き起こす可能性があります。新しいコールも、影響を受けるシステムが復元されるまで確立されません。
この脆弱性は、巧妙に細工されたSession Description Protocol(SDP)メッセージの不適切な処理に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたSDPメッセージを該当システムに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はいくつかの重要なプロセスの障害を引き起こす可能性があり、その結果、影響を受けるシステムが正しく機能しなくなる可能性があります。アクティブコールは終了さ れ、新しいコールは影響を受けるシステムが復元されるまで不可能になります。 正しい機能を復元するには、リロードが必要です。
この脆弱性は、UDPまたはTCP経由で送信されるSDPメッセージによって引き起こされる可能性があります。Transport Layer Security(TLS)を使用した導入も影響を受けます。
UDPとTCPの導入のデフォルトポートは、UDPポート5060とTCPポート5060です。TLS導入のデフォルトポートはTCPポート5061です。
この脆弱性は、 Cisco Bug ID CSCue97632 ( 登録 ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerability and Exposures(CVE)ID CVE-2014-0662が割り当てられています。
回避策
この脆弱性を軽減する回避策はありません。
ネットワーク内のシスコデバイスに適用可能な他の対応策は、このアドバイザリに関連するCisco Applied Intelligenceのドキュメントで参照できます。 https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/viewAMBAlert.x?alertId=32409
ネットワーク内のシスコデバイスに適用可能な他の対応策は、このアドバイザリに関連するCisco Applied Intelligenceのドキュメントで参照できます。 https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/viewAMBAlert.x?alertId=32409
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt のシスコ セキュリティ アドバイザリ、応答、および通知のアーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
この脆弱性は、Cisco TelePresence VCSソフトウェアX8.1以降で解決されています。不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
この脆弱性は内部テストで発見されました。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2014年1月22日 | 初版リリース |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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