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アドバイザリーID : cisco-sa-20130925-ike
初公開日 : 2013-09-25 16:00
バージョン 1.0 : Final
CVSSスコア : 7.8
回避策 : No Workarounds available
Cisco バグ ID : CSCtx66011
 

日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。

概要

Cisco IOSソフトウェアおよびCisco IOS XEソフトウェアのインターネットキーエクスチェンジ(IKE)プロトコルの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がメモリリークを引き起こし、デバイスのリロードを引き起こす可能性があります。

この脆弱性は、該当ソフトウェアによる不正なIKEパケットの不適切な処理に起因します。攻撃者は、IKEバージョン1(IKEv1)を利用する機能が設定されたデバイスに巧妙に細工されたIKEパケットを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。

Cisco IOSソフトウェアおよびCisco IOS XEソフトウェアでは、IKEv1またはIKEバージョン2(IKEv2)が設定されるとIKEv1が自動的に有効になりますが、この脆弱性は不正なIKEv1パケットを送信することによってのみ引き起こされます。

特定の状況では、正常なIKEv1パケットによって、該当するCisco IOSソフトウェアリリースでメモリリークが発生する可能性もあります。

この脆弱性の影響を受けるのはIKEv1だけです。

この不正利用により、Cisco IOSソフトウェアが割り当てられたメモリを解放できなくなり、メモリリークを引き起こす可能性があります。攻撃が継続すると、デバイスのリロードが発生する可能性があります。

シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性を軽減する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20130925-ike

注:2013年9月25日のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開には、8件のCisco Security Advisoryが含まれています。すべてのアドバイザリは、Cisco IOSソフトウェアの脆弱性に対処しています。各Cisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリには、このアドバイザリに記載されている脆弱性を修正したCisco IOSソフトウェアリリースと、2013年9月のバンドル公開に含まれるすべてのCisco IOSソフトウェアの脆弱性を修正したCisco IOSソフトウェアリリースが記載されています。

個々の公開リンクは、次のリンクの「Cisco Event Response: Semiannual Cisco IOS Software Security Advisory Bundled Publication」にあります。

http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/Cisco_ERP_sep13.html


該当製品


脆弱性のある製品

この脆弱性を引き起こすにはIKEv1パケットしか使用できませんが、Cisco IOSソフトウェアまたはCisco IOS XEソフトウェアを実行しているデバイスがIKEv1またはIKEv2を使用するように設定されている場合には、これらのデバイスに脆弱性が存在します。

Cisco IOSソフトウェアまたはCisco IOS XEソフトウェアでIKEv2を設定すると、IKEv1が自動的に有効になります。

IKEv1を使用する機能は多数あり、次のようなさまざまなタイプのVPNが含まれます。

  • LAN 間 VPN
  • リモート アクセス VPN(SSL VPN を除く)
  • Dynamic Multipoint VPN(DMVPN)
  • Group Domain of Interpretation(GDOI)

IKE がデバイスに設定されているかどうかを確認するには、 show ip sockets または show udp EXEC コマンドを使用します。デバイスでUDPポート500、UDPポート4500、またはUDPポート848が開いている場合は、IKEパケットを処理しています。

次の例では、デバイスはIPバージョン4(IPv4)またはIPバージョン6(IPv6)を使用して、UDPポート500およびUDPポート4500のIKEパケットを処理しています。

router# show udp 
Proto        Remote      Port      Local       Port  In Out  Stat TTY OutputIF  
17       --listen--          192.168.130.21    500   0   0 1001011   0   
17(v6)   --listen--          UNKNOWN           500   0   0 1020011   0   
17       --listen--          192.168.130.21   4500   0   0 1001011   0   
17(v6)   --listen--          UNKNOWN          4500   0   0 1020011   0  
!--- Output truncated 
router#

シスコ製品で稼働している Cisco IOS ソフトウェア リリースを確認するには、デバイスにログインして show version コマンドを使って、システム バナーを表示します。"Internetwork Operating System Software"、"Cisco IOS Software" あるいはこれらに類似するシステム バナーによってデバイスで Cisco IOS ソフトウェアが稼働していることを確認できます。 その後ろにイメージ名が括弧の間に表示され、続いて "Version" と Cisco IOS ソフトウエア リリース名が表示されます。他のシスコ デバイスでは、show version コマンドが存在しなかったり、別の出力が表示されたりします。

次の例は、Cisco IOSソフトウェアリリース15.0(1)M1を実行し、インストールされているイメージ名がC3900-UNIVERSALK9-Mであるシスコ製品を示しています。

Router> show version 
Cisco IOS Software, C3900 Software (C3900-UNIVERSALK9-M), Version 15.0(1)M1, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport
Copyright (c) 1986-2009 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Wed 02-Dec-09 17:17 by prod_rel_team
!--- output truncated 

Cisco IOSソフトウェアリリースの命名規則の追加情報は、次のURLにある『White Paper: Cisco IOS and NX-OS Software Reference Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/ios-ref.html.

脆弱性を含んでいないことが確認された製品

Cisco IOS XRソフトウェアは、この脆弱性の影響を受けません。

Cisco ASA 5500シリーズ適応型セキュリティアプライアンスは、この脆弱性の影響を受けません。

 他のシスコ製品において、このアドバイザリの影響を受けるものは現在確認されていません。

詳細

IKEプロトコルは、IP Security(IPsec)プロトコルスイートで使用され、通信セッションの暗号化または認証に使用される暗号化属性をネゴシエートします。これらの属性には暗号化のアルゴリズム、モード、共有キーが含まれます。IKE の結果得られる共有セッション秘密が、暗号キーを導出するために使用されます。

 Cisco IOSソフトウェアまたはCisco IOS XEソフトウェアは、IPv4およびIPv6通信用のIKEをサポートしています。 IKE通信では、次のUDPポートのいずれかを使用できます。

  • UDP ポート 500
  • UDP ポート 4500、ネットワーク アドレス変換(NAT)トラバーサル(NAT-T)
  • UDP ポート 848、Group Domain of Interpretation(GDOI)
Cisco IOSソフトウェアおよびCisco IOS XEソフトウェアのインターネットキーエクスチェンジ(IKE)プロトコルの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がメモリリークを引き起こし、デバイスのリロードを引き起こす可能性があります。

この脆弱性は、該当ソフトウェアによる不正なIKEパケットの不適切な処理に起因します。攻撃者は、IKEバージョン1(IKEv1)を利用する機能が設定されたデバイスに巧妙に細工されたIKEパケットを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。

Cisco IOSソフトウェアおよびCisco IOS XEソフトウェアでは、IKEv1またはIKEバージョン2(IKEv2)が設定されるとIKEv1が自動的に有効になりますが、この脆弱性は不正なIKEv1パケットを送信することによってのみ引き起こされます。

特定の状況では、正常なIKEv1パケットによって、該当するCisco IOSソフトウェアリリースでメモリリークが発生する可能性もあります。

この脆弱性の影響を受けるのはIKEv1だけです。

この不正利用により、Cisco IOSソフトウェアが割り当てられたメモリを解放できなくなり、メモリリークを引き起こす可能性があります。攻撃が継続すると、デバイスのリロードが発生する可能性があります。
本脆弱性をエクスプロイトは、リストに掲載された UDP ポートのいずれかにおいて、IPv4 と IPv6 のどちらかを使用して起きる可能性があります。 

脆弱性が不正利用されたかどうかを判断する方法

脆弱性が該当デバイスで不正利用されたかどうかを確認するには、コマンドラインインターフェイスから show memory debug leaks summaryコマンドを発行します。

次の例は、IKE FSMコンテキストでメモリリークが確認された、該当するCisco IOSまたはCisco IOS XEデバイスの出力を示しています。

Router#show memory debug leaks summary
Adding blocks for GD...

                 I/O memory                 
Alloc PC        Size     Blocks      Bytes    What

                 Processor memory                 
Alloc PC        Size     Blocks      Bytes    What

0x651A3D38 0000000092 0000000005 0000000460    IKE FSM CONTEXT
0x651A3D38 0000000104 0000000002 0000000208    IKE FSM CONTEXT
0x651A3D38 0000000112 0000000002 0000000224    IKE FSM CONTEXT
0x651A3D38 0000000156 0000000002 0000000312    IKE FSM CONTEXT

注:show memory debug leaks summary コマンド はCPUに負荷がかかる可能性があるため、使用には注意が必要です。

この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCtx66011( 登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2013-5473が割り当てられています。

回避策

この脆弱性に対する回避策はありません。

この脆弱性には、次の識別メカニズムがあります。

Embedded Event Manager(EEM)

脆弱性のあるCisco IOSデバイスでは、Tool Command Language(Tcl)に基づくCisco IOS Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを使用して、この脆弱性によって引き起こされるメモリリークを特定および検出できます。このポリシーにより、管理者はCisco IOSデバイス上の該当プロセスのメモリを監視できます。Cisco IOS EEMがこの脆弱性の不正利用の可能性を検出すると、ポリシーはネットワーク管理者にアラートを送信して応答をトリガーできます。ネットワーク管理者は、適切なタイミングで失われたメモリを回復するために、デバイスのアップグレードまたはリロードを実行することを決定できます。この例のポリシーは、メモリが引き続き廃棄されてEEM_IKE_BUFF_INCR_THRESに到達した場合、およびIKEバッファがEEM_IKE_BUFF_INCR_THRES回ドロップした場合にsyslogメッセージを送信するTclスクリプトに基づいています。IKEバッファが解放されると、カウンタはゼロからカウントを開始します。メモリリークsyslogメッセージを生成した後、スクリプトが再初期化されます。
Tclスクリプトは、 Cisco Beyond: Embedded Event Manager(EEM)Scripting Communityからダウンロードできます。

 デバイスの設定例を次に示します。


event manager environment EEM_MEM_LEAK_INTERVAL 20
event manager environment EEM_MEM_LEAK_MAX_RUNTIME 5
event manager environment EEM_IKE_BUFF_INCR_THRES 3
event manager environment EEM_FREE_MEMORY_THRES 70
event manager directory user policy "flash:/"
event manager policy eem_ike_mem_leak.tcl

修正済みソフトウェア

ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt のシスコ セキュリティ アドバイザリ、応答、および通知のアーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。

いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。

Cisco IOS ソフトウェア

次のCisco IOSソフトウェアテーブルの各行は、Cisco IOSソフトウェアトレインに対応しています。特定のトレインに脆弱性が存在する場合、修正を含む最初のリリースが[First Fixed Release]列に表示されます。2013年9月のバンドル公開に含まれるすべてのアドバイザリに対する最初の修正済みリリースには、Cisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開に含まれるすべての公開済みの脆弱性を修正する最初のリリースが記載されています。可能な場合は、利用可能な最新のリリースにアップグレードすることをお勧めします。

Cisco IOS Software Checkerを使用すると、特定のCisco IOSソフトウェアリリースに対応するシスコセキュリティアドバイザリを検索できます。このツールは、https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/selectIOSVersion.xにあるCisco Security(SIO)ポータルで利用できます。

メジャー リリース      修正済みリリースの入手可能性
Affected 12.0-Based Releases First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
該当する 12.0 ベースのリリースはありません。
Affected 12.2-Based Releases First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
12.2EX 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.0SE
12.2EY 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.2S
12.2EZ 脆弱性なし
12.2(60)EZ2より前のリリースには脆弱性があり、12.2(60)EZ2以降のリリースには脆弱性はありません。最初の修正はリリース15.0SE
12.2IRB 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2IRC 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2IRD 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2IRE 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2IRF 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2IRG 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2IRH 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2IRI 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2IXG 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2IXH 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2MC 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.1M
12.2MRA 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2 MRB 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SB 脆弱性なし
12.2(33)SB15
12.2SCA 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCB 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCC 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCD 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCE 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCF 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCG 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SCH
12.2SCH 脆弱性なし
12.2(33)SCH1
12.2SE 脆弱性なし
12.2(55)SE8
12.2SEG 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.0SE
12.2SG 脆弱性なし

12.2(53)SG10(2013年12月に入手可能)* 
12.2SGA 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SM 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SQ 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SRA 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2SRB 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2SRC 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2SRD 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース12.2SRE
12.2SRE 脆弱性なし
12.2(33)SRE9
12.2STE 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SV 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SVD 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SVE 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2SW 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.1M
12.2SXF 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。 
12.2SXH 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。 
12.2SXI 脆弱性なし
12.2(33)SXI12
12.2SXJ 脆弱性なし
12.2(33)SXJ6
12.2SY 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.0SY
12.2WO 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2XNA Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
12.2XNB Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
12.2XNC Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
12.2XND Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
12.2XNE Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
12.2XNF Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
12.2XO 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
12.2ZYA 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
Affected 12.3-Based Releases First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
該当する 12.3 ベースのリリースはありません。
Affected 12.4-Based Releases First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
該当する 12.4 ベースのリリースはありません。
影響を受ける 15.0 ベースのリリース First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
影響を受ける 15.0 ベースのリリースはありません。
影響を受ける 15.1 ベースのリリース First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
15.1EY 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.2S
15.1GC 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.1M
15.1M 15.1(4)M5
15.1(4)M7
15.1MR 15.1(1)MR4以前のリリースには脆弱性はありません。 
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.1 MRA 脆弱性なし
15.1(3)MRA2
15.1S Cisco IOS XEデバイス:「Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
15.1(3)S6
Cisco IOS XEデバイス:「Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
15.1SG Cisco IOS XEデバイス:「Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
15.1(2)SG1
Cisco IOS XEデバイス:「Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
15.1SNG 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.1SNH 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.1SNI 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.1SVD 脆弱性なし
脆弱性なし
15.1SVE 脆弱性なし
脆弱性なし
15.1SVF 脆弱性なし
脆弱性なし
15.1SY 脆弱性なし

15.1(1)SY2(2013年10月28日に入手可能) 
15.1(2)SY
15.1T 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.1M
15.1XO 脆弱性なし
脆弱性なし
影響を受ける 15.2 ベースのリリース First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
15.2E 脆弱性なし
脆弱性なし
15.2 GC 15.2(3)GC1
15.2(4)GC
脆弱性あり。15.4Tの任意のリリースに移行
15.2JA 脆弱性なし
15.2(4)JA1
15.2JAX 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.2JB 脆弱性なし
15.2(2)JB2
15.2JN 脆弱性なし
脆弱性なし
1,520万 脆弱性なし
15.2(4)M4
15.2秒 15.2(4)S

Cisco IOS XEデバイス:「Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
15.2(4)S4 
Cisco IOS XEデバイス:「Cisco IOS XEソフトウェアのアベイラビリティ」を参照してください。
15.2SA 脆弱性なし
15.2(2)SA
15.2SNG 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.2SNH 脆弱性なし
脆弱性が存在します。このアドバイザリの「修正済みソフトウェアの取得」セクションの手順に従って、サポート組織にお問い合わせください。
15.2SNI 脆弱性なし
脆弱性あり。最初の修正はリリース15.3S
15.2T 15.2(3)T3
15.2(3)T4
影響を受ける 15.3 ベースのリリース First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
影響を受ける 15.3 ベースのリリースはありません。

* Cisco Catalyst 4500 Supervisor Engine 6-Eまたは6L-Eを搭載したCisco Catalyst 4500シリーズスイッチは、 Cisco IOSソフトウェアリリース15.1SGに移行できます。

 

Cisco IOS XE ソフトウェア

Cisco IOS ソフトウェア リリースへの Cisco IOS XE ソフトウェア リリースのマッピングについては、「 Cisco IOS XE 2 Release Notes」、「 Cisco IOS XE 3S Release Notes」、および「 Cisco IOS XE 3SG Release Notes」を参照してください。

Cisco IOS XE ソフトウェア リリース First Fixed Release(修正された最初のリリース) 2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開における全アドバイザリの最初の修正リリース
2.1.x 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
2.2.x 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
2.3.x 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
2.4.x 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
2.5.x 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
2.6.x 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
3.1.xS 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
3.1.xSG 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.1SG以降に移行してください。
3.2.xS 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
3.2xSE 脆弱性なし 3.2.3SE
3.2.xSG 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.1SG以降に移行してください。
3.2.xXO 脆弱性なし 脆弱性あり。3.3.0XO以降に移行してください。
3.2.xSQ 脆弱性なし 脆弱性あり。3.3.0SQ以降に移行してください。
3.3.xS 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.6S以降に移行してください。
3.3 X SG 脆弱性なし 脆弱性あり。3.4.1SG以降に移行してください。
3.3xXO 脆弱性なし 脆弱性なし
3.3 X平方 脆弱性なし 脆弱性なし
3.4.xS 脆弱性が存在するのは、リリース3.4.2S ~ 3.4.5Sだけです。 3.4.6秒
3.4.xSG 脆弱性なし 3.4.1SG*
3.5.xE 脆弱性なし 脆弱性なし
3.5.xS 脆弱性なし 脆弱性あり。3.7.4S以降に移行してください。
3.6.xS 3.6.1S 脆弱性あり。3.7.4S以降に移行してください。
3.7.xS 脆弱性なし 3.7.4S
3.8.xS 脆弱性なし 脆弱性あり。3.9.2S以降に移行してください。
3.9.xS 脆弱性なし 3.9.2S
3.10.xS 脆弱性なし 脆弱性なし

* Cisco Catalyst 4500 Supervisor Engine 7-Eおよび7L-Eを搭載したCisco Catalyst 4500シリーズスイッチ、およびCisco Catalyst 4500-Xシリーズスイッチは、 Cisco IOS XEソフトウェアリリース3.4SGに移行できます。

Cisco IOS XR ソフトウェア

Cisco IOS XRソフトウェアは、2013年9月のCisco IOSソフトウェアセキュリティアドバイザリバンドル公開で公開されている脆弱性の影響を受けません。 


不正利用事例と公式発表

Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。

この脆弱性は、サポートケースの解決中に発見されました。

URL

https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20130925-ike

改訂履歴

リビジョン 1.0 2013年9月25日 初版リリース

利用規約

本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。