概要
このドキュメントでは、Cisco TelePresence Multipoint Control Unit(MCU)で特定のT1を使用する際の制限事項について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- Cisco TelePresence Codec C60
- Cisco TelePresence Codec C90
- Cisco TelePresence MCU 4500
- Cisco TelePresence Server
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
- Cisco TelePresence Codec C60
- Cisco TelePresence Codec C90
- Cisco TelePresence MCU 4500
- Cisco TelePresence Server
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
Cisco TelePresence MCU で T1 を使用できますか。
はい。ただし、使用しているT1のシリーズによっては、特定の制限が適用される場合があります。現在、T1システムには次の3つのバリエーションがあります。
- 第1世代T1(コーデックC90を使用)
- Cisco TelePresence System T1
- Cisco TelePresence System Profile 65(Cisco TelePresence System Codec C60を使用)
Cisco TelePresence System T1
Cisco TelePresence System T1は、Cisco TelePresence MCU 4500シリーズの会議に参加できます。ただし、次の制限が適用されます。
- イマーシブTelePresenceレイアウトは表示されません。
- コントロールパネルで会議を自動的に設定することはできません。
- レイアウトは変更できません。
Cisco TelePresence System T1ソリューションは、Cisco TelePresence Serverと緊密に統合するために開発されたもので、マルチポイントインフラストラクチャソリューションとして推奨されています。TelePresenceレイアウトは、Cisco TelePresence Server(TS7010、Mobility Service Engine(MSE)8710)に接続した場合にのみ使用できます。
第1世代T1およびProfile 65
第1世代T1およびProfile 65は、Cisco TelePresence MCU 4500シリーズの会議に参加できます。T1は会議に参加する通常のエンドポイントとして機能し、リモートコントロールがある場合は、遠端カメラコントロールを使用してレイアウトを変更し、会議を設定できます。TelePresence Server(TS7010、MSE8710)に接続しないと、TelePresenceレイアウトを表示できません。