Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1387

優れた柔軟性とネットワーク パフォーマンス

Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1387 は、モジュール型 LAN-on-motherboard(mLOM)フォーム ファクタでデュアルポート拡張 Quad Small Form-Factor Pluggable(QSFP+)40 ギガビット イーサネットおよび Fibre Channel over Ethernet(FCoE)に対応します。mLOM スロットを使用すれば PCIe スロットを使用せずに Cisco VIC を構成できるため、I/O の拡張性が向上します。

機能と特長

VIC 1387 は高いネットワーク パフォーマンスに加え、負荷の高いアプリケーションに対する低遅延を実現します。このカードは次のような機能を提供します。

  • ビッグデータ、ハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)、およびハイパフォーマンス トレーディング(HPT)
  • 大規模な仮想マシンの導入
  • 高帯域幅のストレージ接続およびデータアーカイブ処理

このカードは、Cisco UCS C シリーズ ラック サーバの M4、M5 世代および UCS S3260 高密度ストレージ サーバで利用できます。この次世代統合型ネットワーク アダプタ カードは、包括的なさまざまな機能を提供し、今後のソフトウェア リリースに対応して投資を保護します。

このカードは、256 を超える PCIe 標準準拠インターフェイスをホストに提供できます。また、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)またはホスト バス アダプタ(HBA)として動的に構成できます。

ハードウェアサポート技術

このエンジンにより、次のステートレス ネットワーク オフロードを含む高度なデータセンター要件がサポートされます。

  • Network Virtualization Generic Routing Encapsulation(NVGRE)
  • 仮想拡張 LAN(VXLAN)
  • Remote Direct Memory Access(RDMA)

このエンジンは、次のようなパフォーマンス最適化アプリケーションもサポートします。

  • サーバ メッセージ ブロック(SMB)ダイレクト
  • 仮想マシン キュー(VMQ)
  • Data Plane Development Kit(DPDK)
  • Cisco NetFlow

Cisco Data Center Virtual Machine Fabric Extender

Cisco UCS VIC 1387 は、ファブリック エクステンダを使用して、仮想ネットワークと物理ネットワークを単一のインフラストラクチャに結合します。これにより、物理ネットワークから仮想マシンへのアクセスに対する可視性と、物理サーバと仮想サーバに対する一貫したネットワーク運用モデルの実現が可能になります。

ソフトウェア アプリケーションのパフォーマンスの向上

Cisco User-Space NIC(usNIC)機能では、ソケットやその他の通信 API の代わりに Message Passing Interface(MPI)が使用されます。アプリケーションは Cisco VIC と直接やり取りするため、高性能なコンピューティング アプリケーションのネットワーキング パフォーマンスが向上します。

 

仕様一覧

ポート 2 x 40 Gbps FCoE QSFP ポート
接続 x8 PCIe Gen3 フォーム ファクタ
インターフェイス数 最大 256 の仮想インターフェイス(オペレーティング システム側の制限に依存します)
寸法 12.45 X 9.90 X 1.52 cm(4.9 X 3.9 X 0.6 インチ)16.76 X 6.35 cm(6.6 X 2.5 インチ)
標準電力 22 W(平均)

データセンター コンピューティングの容易な管理

Cisco SingleConnect テクノロジーを使用して、ラック サーバやブレード サーバなどに接続し、管理することができます。

シスコに問い合わせ

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