Guest

シスコ、新しい WAN Automation Engine の提供を通じてトラフィックの可視性と制御力の向上を実現


シスコ、新しい WAN Automation Engine の提供を通じてトラフィックの可視性と制御力の向上を実現

Cisco Evolved Services Platform の最新製品、ネットワーク全般の機能を自動化しアジリティの向上、優れたビジネス結果の実現、サービス プロバイダーのコスト削減(最大 45 %)を可能に

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2014年5月18日

米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、サービス プロバイダーの運用コストを削減し、Internet of Everything(IoE)の活用による収益源の確保を可能にするために、Evolved Services Platform(ESP)の新たなソリューションとして、企業のネットワーク機能の仮想化(NFV : Network Function Virtualization)、ソフトウェア定義型ネットワーク(SDN : Software-Defined-Networking)の戦略における主要なマイルストーンとなる 「Cisco WAN Automation Engine(WAE)」を発表しました。さまざまなベンダー製品が混在するワイドエリア ネットワーク(WAN)環境全体の機能をサービス プロバイダーが分析、可視化、制御するうえで不可欠なツールとして、新しい機能が提供されます。

全世界のモバイル データ トラフィックは今後4 年間で約 11 倍に増加する見通しとなっています。こうした状況の中、ネットワーク全般をサポートするための基盤作りに対する要望は、年々強まっています。IoE の爆発的な成長に伴い、サービス プロバイダーのビジネス チャンスも拡大しているものの、IP ネットワークを通じて提供されるサービスは多種多様であり、利用可能なキャパシティや関連する使用状況をグローバルな視点で把握することは、決して簡単ではありません。こうした理由から、ネットワーク全体の最適化が思うように進められなくなっているのです。

Cisco® WAE は、サービス プロバイダーの運用コストを削減し、アプリケーションの活用による収益向上を可能にする、各種機能を備えた製品です。サービス プロバイダーのネットワーク帯域幅のニーズが変動する場合は、Cisco WAE によって、帯域幅のスケジューリングやカレンダリングを自動化し、ネットワーク パスの輻輳を回避できます。また、必要なときにのみ利用と購入が可能な「オンデマンド帯域幅」も提供されます。こうした機能の自動化により、導入 1 年目のうちに 90 % 超の投資回収率(ROI)と、最大 45 % の総所有コスト(TCO)の削減を達成できます。

WAE は、シスコの高度なネットワーク プランニング、設計、トラフィック管理ソフトウェア ソリューションである MATE の成功を基に構築されています。現時点で MATE は、TDS Telecom(TDS)や XO コミュニケーションズなど、60 社を超える世界大手のサービス プロバイダーへの導入実績を持ちます。全世界のサービス プロバイダーが、MATE を使用してネットワークを最適化していますが、その方法はさまざまです。たとえばトラフィック需要の変化を予測したり、ホットスポットや高コストな長時間の輻輳をより明確に把握したりすることができます。さらに、WAE と MATE を統合するという方法もあります。これにより、MATE の機能が広がり、IP トラフィックの管理と制御に関する可視性、信頼性、安定性に新しいレベルがもたらされるのです。

テクノロジーの主な特長 - Cisco WAE と MATE

  • 状況に応じた予測分析:トラフィック データの履歴と今後の需要予測を使用して、サービス全般の速度を上げるための予測モデルがリアルタイムに生成されます。これにより、高トラフィックの「what-if(仮定状況)」分析を実行し、最適なロード バランシングのソリューションを特定できます。また、柔軟なポリシー ルーティングを活用すれば、遅延や使用状況に制約を加え、ネットワーク全体の最適化を図ることができます。
  • トラフィックの可視化:包括的なモデリングにより、「WAN 全体」の正確なトポロジ ビューを生成できます。このモデリングは、トラフィック、装置、トポロジのデータを収集して実行されます。それぞれの「現状」を反映して、すべてのマッピングを行い、ネットワーク全体のリアルタイムの透過性を提供します。また、時系列に並べられたグローバル モデルを参照することで、膨大な数の WAN ノードを対象として、正確な予測を立てることもできます。
  • プロビジョニングの制御と自動化:Cisco ESP の高度なオーケストレーションと管理が WAN 全体に拡張されるため、トラフィック全体のビューを動的に評価して、パス計算による WAN の再構成を即座に実行できます。

仮想化へのシスコのアプローチ

シスコ、エンジニアリング担当バイス プレジデント、ジー・リテンハウス(Gee Rittenhouse)は、次のように述べています。「IoE 市場の中心にいるのは、サービス プロバイダーであり、彼らこそが、いま目の前にある非常に大きなビジネス チャンスを掴むことができます。ネットワークの規模や複雑さが増す中で、サービス プロバイダーは、新しいサービスを展開し続け、ネットワークの最適化に力を注いでいかなければなりません。シスコは、アジリティと順応性の向上に努め、コストを削減しながら、これまで以上の価値を提供できるよう、仮想化製品のポートフォリオの拡充に取り組んでいます」

Cisco WAE は、SDN に対して業界で最もオープンで、順応性が高く、拡張性を備えた製品の 1 つです。Cisco Open Network Environment(ONE)戦略の重要な要素として、Cisco ESP の機能を向上させる役割を果たします。そして、そのすべての基盤となるのが、Evolved Programmable Network(EPN)です。EPN は、物理デバイスと仮想デバイスから成るインフラストラクチャ レイヤであり、これらのデバイスが連携してプログラマブル ネットワークに対応するエンドツーエンドのユニファイド ファブリックを形成します。

お客様のコメント

新たなエクスペリエンスを生み出し、ビジネス チャンスを拡大するために、Cisco WAE と MATE の組み合わせは、グローバル サービス プロバイダーの強い関心を集めています。

Tencent 、ネットワーク プラットフォーム部門、統括マネージャー、ヘンリー・ホウ(Henry Hou)氏のコメント:「シスコの WAN Automation Engine では、最先端の SDN テクノロジーを使用して、コア製品全体のデータ転送に弊社のサービスをインテリジェントにマッピングできるため、導入を前向きに考えています。また、大幅なコスト削減や、効率的な運用も実現できると見込んでいます。それに、WAN Automation Engine を活用することで、収益の向上につながる新しいサービスも生み出せるはずです」

Italtel、チーフ テクノロジー オフィサー、カミーロ・アキオーネ(Camillo Ascione)氏のコメント:「WAN Automation Engine はとてもシンプルなインターフェイスです。これを使用して、帯域幅のカレンダリングや、メンテナンスの自動プランニング、QoE のモニタリングに基づいた動的なネットワーク構成など、さまざまなネットワーク対応アプリケーションを開発できます。弊社の Cisco MATE と WAE のお客様はどちらも、Cisco MATE とそれを進化させたソリューションである WAE によってマルチベンダー ネットワークを制御できるので、理想的なベネフィットが得られます」

TDS、ネットワーク サービス担当バイス プレジデント兼チーフ テクノロジー オフィサー、ケン・パーカー(Ken Paker)氏のコメント:「弊社のビジネスが成長し、マルチベンダーによる最高水準のネットワークが複雑さを増す中では、プランニング サイクルのアジリティが必要です。それに見合うのは Cisco MATE Design だけです」

XO コミュニケーションズ、チーフ オペレーティング オフィサー、ドン・マックニール(Don MacNeil)氏のコメント:「Cisco Evolved Services Platform を導入することで、XO は、多くのユニファイド コミュニケーションや、データ ネットワーキング、そしてモビリティのイニシアチブにおける接続を促進し、Fortune 500 の半数を超えるお客様に向けて、信頼性の高いネットワーク サービスを提供できるようになります。さらに、Cisco MATE を活用して、これから先のマルチベンダー ネットワークを自動化すると、さまざまな場所にいるお客様同士やマルチクラウド環境間で、音声やデータのシームレスな転送が可能になるのです」

Network Engineering、バイス プレジデント、エリック・フリーゲル(Eric Fligel)氏のコメント:「Cisco MATE Design は、トラフィックのエンジニアリング、最適化、キャパシティの追加や調整が必要な場所を即座に示してくれます。弊社は最高水準のネットワークを利用しているのですが、Cisco Evolved Services Platform の製品は、さまざまなサプライヤの装置が混在する既存環境に問題なく導入できました。 シスコは、使いやすさ、可視性、そして異機種が混在するマルチベンダー ネットワークの包括的なサポートで、優れたベンチマークを確立しています」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco およびシスコ ロゴは、シスコまたはその関連会社の米国およびその他の国における商標です。シスコの商標の一覧については、http://www.cisco.com/web/JP/trademark_statement.htmlをご覧ください。記載されているサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1305R)

* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<Cisco Delivers Advanced Traffic Visibility and Control with New WAN Automation Engine>