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シスコ、サービス プロバイダー向け仮想化製品を拡張


シスコ、サービス プロバイダー向け仮想化製品を拡張

世界25社以上のサービス プロバイダーがネットワークの転換、OPEXの削減、サービス アジリティの強化に新しいCisco Evolved Services Platformを採用

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2014年2月18日

米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は、本日サービス プロバイダー向け製品の拡張を発表しました。「Cisco® Evolved Services Platform(ESP)」は、シスコのCisco Open Network Environment(ONE)戦略の重要要素としてアーキテクチャのインフラストラクチャ層と連携して動作します。シスコはソフトウェア定義型ネットワーキング(SDN)とネットワーク機能仮想化(NfV)に対して最もオープンで総合的かつ柔軟なアプローチを採用しています。

今回の発表では、ビデオとモビリティの2分野のシスコ仮想サービス モジュールと、これをサービス プロバイダーが取得し導入するための新しく簡素化された4つの方法も紹介されました。China Mobile、Deutsche Telekom Technik GmbH、SunGard Availability Services、Telecom Italiaなど、世界の25社以上のサービス プロバイダーがCisco ESPのさまざまな特徴を利用して自社ネットワークを転換し、ネットワークの価値の最適化、ビジネス アジリティの向上、業務効率の改善を図っています。

Internet of Everything(IoE)を通じて接続される人、デバイス、マシン、センサーの数が急増する中で、サービス プロバイダーは付加価値のあるクラウドベースのサービスとアプリケーションを提供する能力が求められています。オープンで弾力性と拡張性に優れたCisco ESPは、シスコのサービス プロバイダー仮想化戦略の3つの基本信条に則った過去数年間の開発の成果です。

  • ネットワークはますます仮想化され、仮想化はますますネットワーク化されている。
  • 仮想化は物理インフラストラクチャに統合された拡張として機能する必要がある。
  • 仮想化を機能に限定するべきではなく、アーキテクチャ全体で実現する必要がある。

Cisco ESPは、Cisco Evolved Programmable Network(EPN)と連携し、サービス プロバイダーが画期的な新サービスを迅速に配信し、一貫性のある差別化された体験を提供することで売上を増大し、既存のネットワーク インフラストラクチャを最適化することで運用コストを削減できるように設計されています。

「サービス プロバイダーが成功するには、一貫性のある体験を提供し、新サービスを迅速に展開するだけでなく、これらのサービスを簡単に発注、自動化、管理、配信できるようにする必要があります。世界のサービス プロバイダーは、仮想化を単なるコスト削減の方法としてだけではなく、既存のインフラストラクチャと組み合わせてアジリティと弾力性を改善することで一層の価値を提供できる方法としてとらえています。ネットワーキングの業界リーダーとして、シスコは当社の戦略にコミットするだけでなく、実行に移すことで、この転換が実現できるようにします」と、シスコのエグゼクティブ バイスプレジデント兼最高開発責任者であるパンカジュ・パテルは述べています。

Cisco Evolved Services Platformについて

Cisco ESPは、複数のドメインで稼働するアプリケーションから目的の成果を得るために、コンピューティング機能、ストレージ機能、ネットワーク機能の全体でサービスの作成、自動化、プロビジョニングをリアルタイムで行う仮想化とオーケストレーションのための総合的な統合型ソフトウェア プラットフォームです。アーキテクチャのアプリケーション層とCisco EPN層の中間にCisco ESPを配置することで、顧客のネットワーク接続方法(固定、モバイル、Wi-Fiなど)に関係なく、サービス プロバイダーはそれぞれのニーズに適したタイプの体験を提供できます。

Cisco ESP仮想化およびオーケストレーション ソフトウェア プラットフォームの主な特徴は次のとおりです。

  • オープン性:Cisco ESPはマルチベンダーであり、オープン スタンダード ベースです。Openstack/Open Daylight(SDN)プロトコル スイートが組み込まれており、ETSI NfV MANO、3GPPなどと完全に互換です。サードパーティ製ソフトウェアとの相互運用により、シスコの仮想機能だけでなく、Metaswitch Networks、Openwave Mobilityなどのベンダーの機能やアプリケーションと連携が可能です。
  • 拡張性:Cisco ESPは、サービス プロバイダーのアーキテクチャ全体(クラウド、ビデオ、モバイル、固定)を対象に、総合的な機能セットを複数の方法で提供します。サービス プロバイダーは、自社ネットワークを最適化し、ビジネス ニーズに応じた新規サービスの作成を自動化できます。
  • 弾力性:Cisco ESPを導入することで、サービス プロバイダーは既存のサービスをシームレスかつ動的にスケーリングできるだけでなく、新規サービスとネットワーク機能の配備を大幅に迅速化できます。必要とされる時に必要とされる場所に自動的にリソースが提供されるため、「オンデマンド」なサービスをWebのスピードで提供できます。

2つのサービス モジュール

シスコの製品とアーキテクチャ イノベーションにより、家庭用、業務用、モバイル用の多数のソリューションを作成できますが、シスコは展開のための最初の2つのモジュールの発売を併せて発表しました。

  • ビデオ:Cisco Videoscape Cloud DVRソリューション - エンドデバイス上ではなく、クラウド上にキャプチャ機能とストレージ機能を持つ、クラウドベースのビデオ録画ソリューションです。コンシューマーは、どこからでも、どの画面でも、番組を再開し、見逃した過去の番組を再生し、デジタル ビデオ レコーダーが取り込んだコンテンツを再生することができます。サービス プロバイダーは、新しいマルチスクリーン サービスを提供できます。このソリューションは、現在北米の大手ビデオ事業者に配備されています。
  • モビリティ:Cisco Virtualized Mobile Internet - ユーザーへのデータの配信費用をコンテンツ プロバイダーが負担する(スポンサー付きデータなど)新しい仮想モバイル サービスです。サービス プロバイダーに新しい収益機会を提供します。Cisco Quantum Virtualized Packet Core(vPC)、Cisco Virtual Gi-LAN機能、Cisco Quantum Services Busが登場したことで、このような機能は、現在はより広範囲のユースケースでも実現可能です。このサービスは、China Mobileをはじめとする世界のサービス プロバイダーで試験運用が行われています。

シスコ製品によるサービス プロバイダーの業務の簡略化

お客様中心のアプローチを続けるシスコは、サービス プロバイダーがこれらのビジネス転換ソリューションを購入するための4つの方法も発表しました。

  • 仮想機能:個々の仮想機能を個別モジュールとして購入し、一般的なコンピューティングを介してネットワーク上で実行できます(ハードウェア、ハイパーバイザーに依存しません)。
  • オーケストレーション:仮想機能とオーケストレーションにより、異なるすべての機能のメリットを「ネットワーク化」または「サービス チェーン」のアプローチで連携させることで、拡張された機能を提供し、より広範囲の市場機会に対応できます。
  • ポッド:仮想サービス機能、オーケストレーション、ハードウェア パッケージの組み合わせです(ポッド アプローチによる実装)。シスコがCisco ESPの配備を主導し、パフォーマンスを保証するサービス レベル契約を提供します。シスコのインフラストラクチャ上で稼働し、シスコ統合コンサルティング サービスを含みます。
  • 「As a Service」:仮想サービス機能とオーケストレーションを組み合わせた完全なサービスを提供するモデルです。市場への迅速な提供のために、ホステッド クラウドまたはサードパーティ クラウドを通じて提供されます。使用量に応じた支払モデルを採用しています。

前進するサービス プロバイダー

世界のサービス プロバイダーは、新しい体験を効率的に提供し、収益機会を拡大できるインテリジェントな仮想化ネットワークを利用することの重要性を認識しています。

  • China MobileのChina Mobile Research Institute、ジェネラルマネージャー代理、Zhiqiang Yang氏
    「China Mobileの将来のネットワーク アーキテクチャにとって、仮想化は重要な関心領域です。仮想化されたパケット コアによってシスコがこの方向に進んでいくことを嬉しく思っています」
  • Deutsche Telekom Technik GmbHの固定モバイル エンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、グイード・メンツェル氏
    「DTがネットワークとITインフラストラクチャの進化を考える上で、仮想化は重要です。シスコがこの方向に進んでいることを嬉しく思っています」
  • SunGard Availability Servicesのグローバル ネットワーク エンジニアリング担当バイスプレジデント、カービー・リヨン氏
    「当社のマルチベンダー ネットワークでは、容量計画にCisco MATEを利用しています。顧客満足を保証でき、ネットワークを適切なペースで構築できるメリットがあります。また、同時にシスコと共同で、業界をリードするEvolved Services Platformのネットワーク プログラマビリティを使った新しいサービスを定義しているところです」
  • Telecom Italiaのデータ ネットワーク イノベーション マネージャー、パオロ・ファサーノ氏
    「ソフトウェア定義型ネットワーキングの現実的メリットを調査する判断を下す上で、イノベーション能力の向上と運用コストの削減は重要な要素でした。イタリアの有名大学とのコラボレーションでソフトウェア定義型ネットワークの課題に挑戦するための主要パートナーとしてシスコを選んだのは、ネットワーク上のソフトウェアと仮想化の可能性を切り拓くことへのシスコのコミットメントが理由です」

サポート ビデオ

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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* 米国で発表されたニュースリリースの内容は、以下をご参照ください。
<Cisco Expands Virtualization Offerings for Service Providers>