テクノロジーは、水資源プログラムの持続可能性を支えるかけ橋
開発にデータの力を活用
開発にデータの力を活用
開発プログラムは高度に複雑化する可能性があり、水資源の管理、下水処理、農業を継続して向上させるための正しい知識とリソースを持つことが課題になっています。
効果的な意思決定、コラボレーション、説明責任を果たすためには、充実したデータが不可欠です。Akvo は、成果を長く持続できるような開発プログラム実施方法の改善を支援する、データ プラットフォームをパートナーに提供しています。
Akvo が提供するオープン ソースのデータ プラットフォームによって、組織や政府/自治体は、行動の基盤となり得るデータを取得して理解することができます。Akvo のプラットフォームは、データに基づいた効果的な意思決定に寄与する、地域ごとの専門知識を構築する一連のサービスによって、サポートされています。
「私たちは、216 の地域を監督している国家機関です。Akvo Flow を活用することで、各施設のデータをすぐにデータベースに転送して分析することができます。サービスをさらに向上させていくために、Akvo Flow の活用を続けていきます。」
ガーナ CWSA 最高責任者 Clement Bugase 氏
安全な飲料水を十分に得られない人々が世界中に大勢います。政府などの関係者が政策を策定したり、効果的な介入対象を決定したりするためには、高品質・タイムリー・正確なデータが不可欠です。
2013 年以来シスコは、スマートフォンベースのデータ収集アプリである Akvo Flow や、データ分析/可視化ツール Akvo Lumen の開発をサポートしてきました。これらのツールによって、開発コミュニティは、意思決定のためにデータを簡単かつ効果的に使用することができます。
現在 Akvo のデータ プラットフォームは、アフリカの多くの国の政府や何百もの非営利組織によって、給水サービスのモニタリングに利用されています。データ プラットフォームから得られる知見は、推定 3,050 万人に安全で持続可能な飲料水ソリューションを提供するための鍵となっています。
Médecins Sans Frontières(MSF)は、ウガンダの Palorinya 難民キャンプに安全な水を供給する取り組みを実施しました。ナイル川から取水した水が処理され、キャンプ全体に供給されました。MSF は、Akvo のデータ プラットフォームを活用して水の供給地点から消費現場までの水質を測定することで、迅速な意思決定と安全な飲料水の供給を実現しました。
西アフリカ各国の政府は、Akvo との連携により、スマートフォンを利用して水資源ポイントの地図を作成し、その情報を一般公開するオープンなデータ ポータルを開設しました。これらのポータルは、インタラクティブな地図とデータ分析機能を備えており、市民にとって役立つとともに、政府が地域レベルや全国レベルで情報に基づいた意思決定を行う上でも貢献しています。