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Cisco Unified Computing System 導入事例

株式会社リクルートテクノロジーズ

4 万人に迫る従業員の働き方変革を支える 仮想デスクトップ環境を高性能サーバで構築 株式会社リクルートテクノロジーズ

リクルート グループは全体で約 4 万人の従業員がおり、進学、就職、結婚などのライフ イベント領域、また旅行やグルメ、生活情報などのライフ スタイル領域で人々の選択や意思決定を支えるさまざまな媒体とサービスを提供しています。株式会社リクルートテクノロジーズは、IT とネット マーケティングの専門集団としてグループ各社の業務基盤となる IT インフラの構築と運用を担い、リクルート グループを牽引しています。


自分たちで手を動かし、きちんと確認していくことが私たちのこだわりであり、非常に重要だと思っています。そうして検証した結果、Cisco UCS の採用を決めました。
株式会社リクルートテクノロジーズ IT ソリューション統括部 インフラソリューション 1 部
社内インフラ 3 グループ グループマネジャー 石光 直樹 氏

リクルートでは、これからも持続的な成長を果たして社会に新たな価値を提供していくには従業員の生産性を高めることが重要と考え、働き方の変革に取り組んでいます。国内 700 以上の拠点で勤務する従業員の多様な働き方を支え、誰もがより活躍できる環境を実現していくとき、求められたことの 1 つがリモート ワークへの対応でした。


課題

リクルート グループでは、働き方変革のためのリモート ワーク環境を実現することに加え、社内データの持ち出しなど内部不正を防止するセキュリティの向上、3 万台以上の PC を対象とした保守対応や管理コストの削減という課題がありました。リクルートテクノロジーズではこれらを解決する手法として仮想デスクトップ(VDI)に着目し、数年前から検証を行ってきました。


IT ソリューション統括部 インフラソリューション 1 部 社内インフラ 3 グループ グループマネジャーの石光直樹氏は、2015 年に VDI の正式導入を決断し、本格的な取り組みを始めたと話します。


「サーバやネットワークの性能が向上し、技術情勢も変化して、VDI が使えるレベルになったと判断しました。そもそものパフォーマンスが高くないとユーザの利便性が下がってしまうので、サーバとストレージの性能は最も意識した部分です。グループ全体、4 万人近いユーザが利用する環境として失敗はできませんので、ベンダーの提案をそのまま受け入れるのではなく、自分の手で検証して理解を深めながら進めることを重視しました。これは何かトラブルが生じた際に自分たちで対応できるという点でも重要であると考えています。」


2015 年初頭から 10 ヵ月に及ぶ VDI の利用検証を行い、2015 年 9 月頃には複数のサーバ ベンダーに提案を求めました。各社から評価機を借り受けて社内に検証用の基盤環境を構築し、数ヵ月の選定を経て、Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)の採用が決まりました。


石光氏は、サーバの性能だけでなく、導入実績やシスコの対応も選定理由だったと話します。


「リクルートとしては初めて採用する製品でしたが、グローバル市場でのシェアの高さ、国内の導入実績が豊富であることは重視しました。シスコならではのネットワークとの親和性の高さという技術的な部分、またシスコ担当者の提案や対応がとてもしっかりしていて、私たちが求めている環境をよりよい形で実現できるようになったことも評価させていただきました。」


働き方変革を支える基盤の
構築と運用にかかる工数、負担を
Cisco UCS で抑えられました。


ソリューション

Cisco UCS ならではの特長を生かしたシンプルで効率的なシステム構築
Cisco UCS は、サーバやストレージ、スイッチなど各機器の接続を Cisco UCS ファブリック インターコネクト(FI)に集約し、物理的にもシンプルなシステム構成を実現できます。また、管理ツールの Cisco UCS Manager ではサービス プロファイル機能を用いて設定内容を他のサーバへ容易に展開でき、万一の故障時など機器を入れ替える場合も迅速な復旧が可能です。


リクルートテクノロジーズでは、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバを 466 台導入して、数万ユーザ規模の働き方変革を支える VDI 環境を構築しています。


IT ソリューション統括部 インフラソリューション 1 部 社内インフラ 3 グループの塚原丈明氏は、Cisco UCS ならではのメリットを実感していると話します。


「Cisco UCS は他社のサーバ システムとはコンセプトやアーキテクチャが少し違っています。そこをきちんと理解して設計を進める段階ではいろいろな試行錯誤がありました。シスコとも何度もディスカッションしながら、よりよい構成を実現できました。


今回はポッド アーキテクチャとしてラックごとに区切って構築し、各ラックに FI を配置しています。いずれもケーブルが整理されて、見た目も構成もすごくきれいになりました。1 つのポッドで設定した内容をサービス プロファイルとして他のポッドにも適用したので、導入したサーバ台数は多かったものの構築は非常にスムーズで、作業工数の抑制にも大きな効果があったと感じています。」


複数ドメインの管理を Cisco UCS Central で集約
Cisco UCS には複数のサーバ ドメインを一元的に管理し、各種情報を集約できる Cisco UCS Central が用意されています。リクルートテクノロジーズでは、構築した 13 のポッドを Cisco UCS Central で管理しています。


IT ソリューション統括部 インフラソリューション 1 部 社内インフラ 4 グループの檜山暁氏は、運用管理の立場で次のように話します。


「ポッド アーキテクチャは独立性が非常に高いので、ポッドが多数あるとシステムの正常性確認などで同じ作業の繰り返しが増えて、運用やメンテナンスの負担が大きくなっていきます。Cisco UCS Central は各ポッドの情報を全部統合して 1 つの画面で見られるので、運用のしやすさがまったく違います。複数のポッドの状態を横断的に把握、管理できるので非常に助かっています。」


ネットワーク部分は Cisco Nexus シリーズで高帯域化
今回構築したシステムでは、高いパフォーマンスを安定的に維持するため、ストレージとの接続には Cisco Nexus シリーズ データセンター スイッチも採用しています。


IT ソリューション統括部 インフラソリューション 1 部 社内インフラ 4 グループ グループマネジャーの大野靖幸氏は、Cisco Nexus シリーズの長所を次のように話します。


「バックプレーンが優秀なので、ネットワークのボトルネックになってはいけない箇所でも高いスループットが十分保たれるのは良いですね。また、高帯域のスイッチとしてポート集約率が高く、ポート単価の面でも従来の製品からだいぶ抑えられている製品だと思います。」


2 種類の VDI 環境を用意して働き方変革とセキュリティ向上を両立
※画像をクリックすると、大きな画面で表示されますpopup_icon


結果~今後

2017 年 3 月の時点では約 13,000 ユーザ分の PC 環境を VDI へ移行しており、2017 年内に残る 3 万台以上の PC 環境の移行を完了させる予定です。


今後は従業員の増加に対応するシステム規模(ポッド)の増強、スマートフォンやタブレット端末からも VDI を利用できるマルチ デバイス対応、また Microsoft Windows 10 環境への対応などを検討し、ユーザの要望を踏まえた機能の開発と実装にも取り組むとしています。


その他の詳細情報

Cisco Unified Computing System の詳細は、www.cisco.com/jp/go/ucs を参照してください。

メディアの選択

製品 & サービス

  • Cisco Unified Computing System(UCS)B シリーズ ブレード サーバ 466 台
  • Cisco UCS ファブリック インターコネクト(FI)
  • Cisco UCS Manager
  • Cisco UCS Central
  • Cisco Nexus 5600 シリーズ データセンター スイッチ

課題

  • グループ全体で約 4 万人の従業員の働き方変革を支えるリモートワーク環境の構築
  • データ保護や内部不正対策などを目的とした端末環境のセキュリティ強化
  • 3 万台以上の PC 環境の保守対応と更新にかかるコストの削減

ソリューション

  • Cisco Unified Computing System(UCS)を用いて、すべての PC 端末を移行させる仮想デスクトップ(VDI)環境を構築
  • Cisco UCS ファブリック インターコネクトで機器間の配線を集約、整理し、シンプルなシステム構成を実現
  • Cisco UCS Manager のサービス プロファイル機能でサーバ設定を容易に展開し、構築の負担を削減
  • Cisco UCS Central による横断的な管理で、複数のサーバ ドメインの運用を効率化

結果~今後

  • 高パフォーマンスで集約率の高い仮想デスクトップ(VDI)環境を実現
  • すべての PC 端末の移行を 2017 年中に完了予定
  • ユーザの要望などを踏まえた改善、新機能の開発と実装を検討
株式会社リクルートテクノロジーズIT ソリューション統括部インフラソリューション 1 部社内インフラ 3 グループグループマネジャー石光 直樹様

株式会社リクルートテクノロジーズ
IT ソリューション統括部
インフラソリューション 1 部
社内インフラ 3 グループ
グループマネジャー
石光 直樹 様

株式会社リクルートテクノロジーズIT ソリューション統括部インフラソリューション 1 部社内インフラ 4 グループグループマネジャー大野 靖幸様

株式会社リクルートテクノロジーズ
IT ソリューション統括部
インフラソリューション 1 部
社内インフラ 4 グループ
グループマネジャー
大野 靖幸 様

株式会社リクルートテクノロジーズIT ソリューション統括部インフラソリューション 1 部社内インフラ3グループ塚原 丈明様

株式会社リクルートテクノロジーズ
IT ソリューション統括部
インフラソリューション 1 部
社内インフラ 3 グループ
塚原 丈明 様

株式会社リクルートテクノロジーズIT ソリューション統括部インフラソリューション 1 部社内インフラ 4 グループ檜山 暁様

株式会社リクルートテクノロジーズ
IT ソリューション統括部
インフラソリューション 1 部
社内インフラ 4 グループ
檜山 暁 様

株式会社リクルートテクノロジーズ

株式会社リクルートテクノロジーズ
所在地: 東京都千代田区丸の内 1-9-2
グラントウキョウサウスタワー
設立: 2012 年 10 月 1 日
資本金: 1 億円
業種: サービス業
リクルートグループのビジネスにおける IT・ネットマーケティングテクノロジーの開発・提供
規模: 従業員数 604 名(2017 年 4 月 1 日現在)
URL: http://recruit-tech.co.jp/

IT・ネットマーケティング領域の専門力・イノベーション力で、リクルート グループのビジネスを進化させ、世の中に新しい価値を提供する━━これがリクルートテクノロジーズのミッションです。将来のニーズを見据え、世の中に先駆けて新技術の R&D、ソリューションの開拓を実現。検証を続け、いち早く活用できるレベルに引きあげ、ビジネス実装につなげています。技術開拓から検証、実装、展開まで「自ら」行うことを信条としています。