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Cisco コラボレーション ソリューション導入事例

アボック株式会社

ビデオ会議ソリューションを知り尽くしたプロの答え自信を持って勧める理由は、接続の手軽さとモバイル対応にあり アボック株式会社

宮崎県に拠点を置く「アボック株式会社(以下アボック)」は、1991 年に創業した情報通信関連ソリューション提供企業です。自治体や大学を主要顧客とし、ビデオ会議導入支援から、システム設計、運用支援までを行っています。特に通信技術に対する知見が深く、ビデオ会議の導入は同社の主要ソリューションの 1 つです。


ビデオ会議に必要なのは、接続プロセスの手軽さとモバイル性の高さ。実際に自社でも導入、運用して納得しないとお客様にお勧めできません。その点シスコのソリューションは最適解と言えます。
アボック株式会社 代表取締役会長 長友 信裕 氏

アボックは、数多くのビデオ会議ソリューションの導入を支援してきましたが、テクノロジーの進化にともなった製品の変化の中、お客様へ自信を持ってお勧めできる理想的なソリューションを探し続けてきました。そんなとき、シスコの代理店でもある「株式会社プリンストン(以下プリンストン)」から、シスコのビデオ会議ソリューションの紹介を受けました。長らく同様のソリューションを見てきた同社は「これはいけそうだ」と感じ、自社でも導入して検証を重ね、その結果、利便性の高さに確信を得て、同ソリューションを自社の顧客に展開することを決定しました。


課題

アボックはこれまで宮崎県や大分県などの自治体や大学を中心に、ビデオ会議ソリューションの導入を支援してきました。その意義や有効性については評価されていたものの、メリットを最大限享受できる使い方の定着に課題を感じていました。代表取締役会長の長友信裕氏は、顧客にとっての課題解決が 100% 達成されているのか気になっていたと振り返ります。


「ある自治体へビデオ会議の設計から調達支援、利活用試験を行っていたとき、口蹄疫や鳥インフルエンザといった防疫問題が発生しました。スピーディな情報収集と判断を行うために、出先の現場と本部との間で映像を使ったコミュニケーションが必要となりましたが、専用機同士で固定された場所とは違い、手軽にビデオ会議を行えなかったのです。そうなると現場で撮影した写真を本部へ持ち帰り確認しなければなりません。緊急を要するときに、数時間もタイムラグが発生しては意味がないと感じていました」(長友氏)。


さらに、これまで出先からビデオ会議にアクセスするには、弁当箱ほどの機材を持ち運ぶ必要があり、利便性にも欠けていました。日々性能が進化しているモバイル端末や通信網、インターネットを活用したソリューションこそが、顧客が求めているものだったのです。


コミュニケーションは
準備に時間がかかってはいけません。
いつどこで誰とでも
すぐにコミュニケーションできることが重要です。


ソリューション

同社はさまざまなソリューションを試す中で、シスコのビデオ会議ソリューションと出会いました。アボックにおけるソリューション導入は、シスコ製品に対する念入りな調査と信頼できる導入パートナーによって実現します。


「シスコのビデオ会議ソリューションのことを知り、半年以上かけて検討しました。専用のサーバ機器などを必要とせず、クラウド ベースで Web ブラウザやアプリだけで利用できるなど、既成概念にとらわれている私たちにとっては新しい切り口の製品でした。そのため何度もシスコに勉強会を開いていただきました。導入時には、従来から付き合いのあるプリンストンがシスコの代理店になったと聞き、導入の支援をお願いしました。地方になると大手のベンダーでは細かな ケアが難しいのですが、プリンストンは福岡に支社を持っているので、コミュニケーション面で安心でした」(長友氏)。


こうして導入したのが、クラウド型コラボレーション ソリューション Cisco Spark と、デスクトップ型ビデオ会議端末の Cisco DX80 です。Cisco Spark は、クラウド上に仮想会議室を開設してメンバーを呼び、メッセージやファイル共有、ビデオ通話や会議などが行えるサービス。パソコンやスマートフォンのほか、Cisco DX80 のような端末、Cisco WebEx や他社製のビデオ会議システムとも接続、連係してコラボレーションできるのが特徴です。


「まず感じたのが、使い勝手の秀逸さです。パソコンやスマートフォンでも、会議する相手にメールを送り、記載された URL へアクセスしてもらうだけでつながります。また、Cisco Spark は、専用のネットワーク回線は必要なく、一般的なインターネット回線に接続さえすれば、どこからでも利用できます。この手軽さは、いつどこで誰とでもコミュニケーションできる環境を目指している私たちにとって満足できる結果でした。従来の専用機の場合は、数カ所結ぶと MCU のソ フトウェアやハードウェアの性能が求められ、会議を行う環境が固定化されてしまいますが、シスコのソリューションならパソコンや携帯電話を含めて拠点をつなげ、音声もデータもやりとりできるところが評価ポイントです」(長友氏)。


デスクトップ型ビデオ会議端末 Cisco DX80
※画像をクリックすると、大きな画面で表示されますpopup_icon


結果~今後

お客様へ提供するシステムは、納得したものを勧めたいと語る長友氏。シスコのビデオ会議ソリューションを実際に使ってみて、導入前に考えていた以上に他社製品より機能の優位性を感じていると言います。


「導入以来、ほぼ毎日利用し、コミュニケーションの質が上がったと実感しています。従来なら場所を設定するのに時間がかかったり、企業ごとのセキュリティ事情でつながらなかったりしましたが、現在では既存のデバイスを使ってスムーズに会議を行えています」。


また長友氏は今後、これまで 100 カ所以上で導入支援してきたビデオ会議が、このソリューションにすべて置き換えられるのではないかとも感じています。


「これまで私たちが行ってきたビジネス スタイルは、オンプレミスで MCU まで含めたシステムを構築することで、運用支援を行うことでした。そのためお客様は、私たちの拠点がある地域に本部機能がある組織でないと、なかなか採用されません。ところがクラウドであれば、運用支援は減るものの、私どもの拠点に関係なく営業活動できるメリットがあるため、シェアを伸ばす可能性を秘めています」(長友氏)。


社名のアボックは「Add Value On Communication(AVOC)」の頭文字を取っており、付加価値のあるコミュニケーションを展開させていくという思いが込められています。


「一番大切なのは、いつどこで誰とでも自由にコミュニケーションできることです。会議を設定するのに時間を費やしたり、ネットワークを構築したりというのが、私たちのソリューションの一端でもありましたが、もうそんな必要はありません。短時間でいろいろなモノが伝えられ共有できる環境を作ることが、本当のソリューション。シスコと一緒に突き詰めていきたいですね」(長友氏)。


メディアの選択

製品 & サービス

課題

  • かつて導入してきたソリューションは、設定や接続に時間がかかるなど、運用に乗りにくくあまり使われない
  • 固定環境だけでなく、出先からでも手軽にコミュニケーションできるシステムが必要

ソリューション

  • 自社でクラウド ベースのコラボレーション サービス Cisco Spark とデスクトップ型ビデオ会議端末の Cisco DX80 を導入。誰でも手軽に使えるシンプルな構成のビデオ会議の仕組みを構築
  • クラウド接続できるビデオ会議ソリューション Cisco WebEx を組み合わせることで、他社製品や外部の人とも手軽にコミュニケーションできる

結果~今後

  • 場所、時間、デバイスを問わずにビデオ会議をセットアップできるようになり、コミュニケーションの質が大幅に向上
  • クラウド ベース、さらに端末を選ばないモバイル性の高さにより、これまでお客様に導入した別のビデオ会議をすべて置き換える可能性
アボック株式会社代表取締役会長長友 信裕 氏

アボック株式会社
代表取締役会長
長友 信裕 氏

アボック株式会社

アボック株式会社
本社所在地: 宮崎県宮崎市城ケ崎 4-16-14
設立: 1991 年 10 月
資本金: 2,500 万円
業種: 情報通信サービス業
ICT 関連システムの開発、設計、施工、
販売業務や調査、コンサルティング、運用支援
規模: 15 名
URL: http://www.avoc.co.jp/

1991 年 10 月に、株式会社アボック西村として設立。当初はオーディオ、ビジュアル系のシステムやスタジオ設備の構築がメインだったが、徐々に通信技術系の業務支援へ移行。2002 年に供用開始した「宮崎情報ハイウェイ21」に参画し、同年アボック株式会社に社名を変更。現在、国や自治体、大学機関を中心に、調査分析に基づいた可用性の高いシステム設計および運用支援を実施するほか、ビデオ会議構築支援や医療機関向け情報共有システムなどを手がけている。