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エンタープライズ データセンター

データセンターの電力消費を改善させる

ユーザ事例





データセンターの電力消費を改善させる



Cisco Nexus スイッチは、サポートするコンピューティング リソースを増やしながらもケーブル配線と電力負荷は減らします。


ビジネス上の利点

  • データセンターにおける電力や冷却ニーズを減らすことによる経費節約
  • 総電力容量を増やすことのない、コンピューティング容量増のサポート
  • データセンター内のケーブル配線の削減
  • サーバやストレージ仮想化のサポート強化
  • データセンターのサーバ容量の増強
  • 新規データセンター開設に伴う費用発生の先送り

2008 年、シスコ IT は、ERP(企業資源計画)や TelePresence、SaaS(Software as a Service)などの、きわめて重要な企業アプリケーションに求められるサーバやストレージ容量増強のニーズを満たすため、カリフォルニア州北部にあるデータセンターのひとつの拡張を始めました。このとき同時に、このデータセンターの空間使用率を最大にし、電力や冷却の必要性は最小にしたいと考えました。

シスコ IT では、Cisco Nexus™ スイッチを使ってサーバやネットワークの電力消費を抑えることで、これらの要望を満たしました。シスコ IT では、3ラックを 1セットとして設置された全てのサーバを接続するのに、Cisco Nexus 5020 のペアを冗長構成で用いることにしました。また、各ポッド(コンピューティングリソースのグループ)の集約点には1台の Cisco Nexus 7000 スイッチを用い、そこから Cisco Nexus 5020 スイッチのネットワークへの接続性を確保します。この設計は、ストレージシステムへの接続にファイバチャネル SAN(Storage Area Network)を利用する Cisco® MDS 9513 マルチレイヤ ディレクタで補完しています。全てのサーバの接続に Cisco Nexus 5020 スイッチを、集約に Cisco Nexus 7000 スイッチを使うことで、シスコ IT では短期的には消費電力とコストを抑制し、長期的にも、アプリケーションや運用に関する新たなニーズが出てきた際の投資保護を約束できるようになりました。新しいデータセンター イーサネットプロトコルや FCoE(Fibre Channel over Ethernet)プロトコルをサポートする Cisco Nexus 5020 スイッチは、従来、別々のネットワークを通っていたネットワークやストレージ、管理用などのトラフィックを単一のサーバ接続に統合します。シスコ IT では、Cisco Nexus 製品を利用することで、最終的にはアクセスレイヤとディストリビューションレイヤに導入するデータセンタースイッチの数を大幅に減らすことができると期待しています。

「電力消費を抑えるこのアプローチでは、最終的に施設内で稼動するサーバの台数を 150% 増やせる程の電力が削減できます。また、仮想サーバの利用を増やしたり、ストレージの使用率を改善したりすることで、スケーラビリティの更なる強化も可能です」

- シスコ IT ディレクター、マイク=ノーマン(Mike Norman)


また、この方法では、ケーブルの使用量も 66% 削減できる上、複数の NIC(ネットワーク インターフェイス カード)や HBA(ホスト バス アダプタ)を、安価でデータセンターの電力消費や冷却量を大幅に減らすことのできる 10 ギガビット イーサネット CAN(統合ネットワーク アダプタ) 1つに置き換えることも可能です。

これにより、新たなコンピューティングリソースをデータセンターに導入するのに利用できる予備電力が増えています。シスコ IT では、サーバやネットワーク インフラが消費する電力の削減量は、データセンターが新規のものであれ既存のものであれ、総電力消費を増やすことなく、サーバ数を 30% 増やせるほどの電力に相当すると見積もっています。図 1 は、複数のネットワークと I/O チャネルを利用した従来モデルのものと Cisco Nexus スイッチとユニファイド I/O を用いたデータセンターの電力消費量を比較したものです。

図 1 データセンターの電力消費の内訳比較

図 1 データセンターの電力消費の内訳比較


サーバを仮想化すると、データセンター全体の電力容量を増やすことなく、さらなるコンピューティング容量の増強が可能になります。Cisco Nexus スイッチは、仮想サーバを実動環境へ最適なスケーラビリティで導入できるように設計されています。このスケーラビリティにより、シスコ IT は、既存のデータセンター スペースの使用率を向上させ、必要に応じて電力容量を調整し、会社が成長する中、新たなデータセンター施設の構築を先送りにすることができます。こうした利点に加え、シスコ IT が選んだネットワークデザインは、アプリケーションのセキュリティや可用性、パフォーマンスを最適にするような、非常に迅速でレジリエンシの高い仮想化インフラの構築を可能にします。

Cisco Nexus スイッチに代表されるような新しいデータセンター テクノロジーはシスコ IT のグローバルデータセンター戦略の重要なコンポーネントです。シスコ IT のグローバルデータセンター戦略に盛り込まれたプロセスやテクノロジーは、シスコビジネスの成長をサポートし、一定割合で増え続けるデータセンター容量に伴う需要を満たすというニーズから生まれたものです。従来のシスコのアプローチでは、ダイナミックさを増し、多様になった企業の目標にうまく合うように規模を調整することができませんでした。こうした理由から、シスコでは、Cisco Nexus ファミリが提供するような新しいデータセンター テクノロジーを擁するグローバル戦略に乗り出したのです。

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その他、各ビジネスソリューションに対するシスコ IT の事例研究は、シスコ IT 内の Cisco on Cisco ウェブサイトをご覧ください: http://www.cisco.com/web/JP/ciscoitatwork/index.html

付記

この文書に記載されている事例は、シスコが自社製品の展開によって得たものであり、この結果には様々な要因が関連していると考えられるため、同様の結果を別の事例で得られることを保証するものではありません。

この文書は、明示、黙示に関わらず、商品性の保証や特定用途への適合性を含む、いかなる保証をも与えるものではありません。

司法権によっては、明示、黙示に関わらず上記免責を認めないことがあります。その場合、この免責事項は適用されないことがあります。

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