データ/音声/映像アプリケーション対応のIPSec VPN

ランテ

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データ/音声/映像アプリケーション対応VPNで低コスト、高性能、ユーザの高い満足度を達成 ―― ランテ

ユーザ事例


データ/音声/映像アプリケーション対応VPNで低コスト、高性能、ユーザの高い満足度を達成

ランテ


ランテ(Lante)社は、シスコのデータ/音声/映像アプリケーションに対応したIPSec VPN(V3PN)ソリューションを導入することで、低コスト、高性能、ユーザの高い満足度を達成しました。

  • 60%以上帯域幅支出を削減
  • 既存のシスコ製デバイスを継続して使用
  • リモート サイトでの帯域を増加させながら、リンク コストを削減
  • 音声品質に敏感なユーザも満足

背景

ランテ社は、有力なITコンサルタント会社であり、主に大手企業がビジネス パートナーと電子的に接続およびコラボレートする際のコンサルティングをしています。ランテ社は、パートナー統合を可能にするWebベースのビジネス ソリューションと企業テクノロジー プラットフォームを立案して開発しています。これらのソリューションは、顧客サービス、注文管理と処理、調達、コンテンツ管理、物流、立案と予測などの業務効率およびプロセスを改善するよう設計されており、企業がコストを削減し、収益を増やし、より強くより収益性の高いビジネス関係を構築するのに役立ちます。

2002年当初、ランテ社は、シカゴの本社と国内の4つのブランチ オフィスの合計5つのオフィスで約380人の従業員を雇用していました。当時のランテ社では、5つのオフィスからの音声通信にフレーム リレー インフラストラクチャを使用しており、通信費用は1カ月あたり34,000ドルを超えていました。これには、すべてのオフィスのインターネット トラフィックをサポートするためのシカゴ本社のDS3のインターネット アクセス コストが含まれています。ランテ社の情報システム管理者は、シスコのデータ/音声/映像アプリケーション対応VPN(V3PN)ソリューションを使用したVoice over VPNに変更することにより、月々の通話料を大幅に削減できることに気付きました。これを担当したのは、情報システムのインフラストラクチャ マネージャであるTom Marcello氏です。Marcello氏は次のように語ります。「(Voice over VPNによるコスト節約の可能性を上司たちに提示したところ)上司たちは大変興味を示しました。これを実施したあと、音声トラフィックが改善され、運用費が削減されたことを知り、彼らは大変喜びました。」

ランテ社はシスコのルータをVoice over Frame Relayアプリケーション用に設置していたため、Voice over VPNの実装にこのルータを利用することにしました。ランテ社の情報システム管理者は、シスコの装置とサポートに非常に満足しました。必要なことは、既存のCisco 2600および3600シリーズ ルータに高密度音声モジュールを追加して強化し、シカゴのヘッドエンド用に新しくVPN暗号化アクセラレータ搭載のCisco 3660 VPNルータを購入することだけでした(図1)。Cisco 2600および3600高密度アナログ音声/Faxネットワーク モジュールを使用すると、PSTN(公衆交換電話網)および従来の電話機器を既存のCisco 2600および3600シリーズ ルータに直接接続できます。

図1

2002年5月、Tom Marcello氏と彼のチームはVoice over VPNに移行しました。最終的なVPNハブアンドスポーク構成には、シカゴがVPNハブとして機能することを可能にするシカゴのヘッドエンドの新しいCisco 3660 VPNルータ(VPN暗号化アクセラレータ搭載)と、4つのリモート オフィスの音声アクセス用Cisco 3640および2611ルータが含まれます。ランテ社の毎月の通信費用は、34,500ドルから13,250ドルに削減され、61%の節約となりました(表1)。また、Voice over VPNにより、各ブランチ オフィスの帯域幅がシングルT1からデュアルT1へと倍増しました。さらに、本社のDS3の規模を大幅に縮小できました。フレーム リレーを使用していたとき、ランテ社は4つのリモート オフィスすべてのインターネット アクセスを、シカゴのDS3経由で行っていました。 現在はVPNにより、リモート オフィスから直接インターネットに接続できます。

表1 Lante社は毎月の通信費を61%削減
  フレーム リレー   VPN
場所 回線 機能 1カ月のコスト インターネット回線 1カ月のコスト
シカゴ DS3 インターネット $8,200   DS3 $5,600
シカゴ DS3 フレーム リレー $10,500   DS1 $850
シカゴ T1 冗長用インターネット $2,100      
ニューヨーク T1 フレーム リレー $2,700   T1×2 $1,700
シアトル T1 フレーム リレー $3,000   T1×2 $1,700
ヒューストン T1×2 インターネット(買収した会社から引き継いだもの) $4,000   T1×2 $1,700
ダラス T1×2 インターネット(買収した会社から引き継いだもの) $4,000   T1×2 $1,700
合計     $34,500     $13,250
    合計月間コスト節約:$21,250
節約率:61%
ROI:2.6カ月
 

ランテ社は3カ月未満で設備投資を回収しました。デバイスの購入とインストレーションにかかった費用は合計で55,000ドルです。これには、既存のシスコ ルータに搭載したCisco 2600および3600音声モジュールと、シカゴ本社に設置した新しいCisco 3660ルータの費用が含まれています。Internet Service Provider(ISP)との契約により、ランテ社にはインストレーション費用は請求されませんでした。また通信事業者は、Voice over VPNアプリケーションをサポートするためにService Level Agreement(SLA)を提供しました。

Tom Marcello氏は、全体で年間WANコストを250,000ドル以上削減できたことに感動しました。性能が強化されたにも関わらず、60%以上の節約が達成できたのです。彼はまた、ユーザからの反応にも満足しました。「通常は少しでも音声品質が悪いとすぐ苦情を言うエンド ユーザが実際に電話をかけてきて、シスコのVPNネットワークの音声品質はすばらしいと言うのです」とMarcello氏は語ります。さらに、Marcello氏はシスコが提供したサポートについて次のように語ります。「(シスコのサポート担当者の)多くは私が実行しようとしていたことにかなりの可能性があることを知っていたと思います。私はたくさんのサポートを受けましたし、そのことに感謝しています。」

ランテ社は、2002年9月にSBI and Companyにより買収されました。この会社は、顧客が業務を改善できるよう第一級のテクノロジーを提供する有力なプロフェッショナル サービス会社です。買収後にも、ランテ社のVoice over VPNインフラストラクチャはそのまま残り、数百人もの従業員の音声通信を効率的にサポートし続けています。実際、Tom Marcello氏は、Voice over VPNソリューションを拡張してSBI社のオフィスもサポートする予定です。彼は、シスコとの関係を継続したいと考えています。「シスコが提供してくれたテクノロジーとサポートがなかったら、この移行はここまで成功しなかったはずです。」