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安全なネットワークを使って保育施設にいる子供の映像を配信
KinderView
Inc./Cisco ― Growing with Technology Award
インターネット/バーチャル部門
KinderView社(www.kinderview.com)は、保育関連テクノロジーに特化した先進的なインターネット企業であり、幼稚園や託児所に子供を預けている親の不安を解消するために設計された、革新的でセキュアなブラウザ ベースの表示システムを運営しています。
| 「テクノロジーの進化に合わせ、現在の社会に役立つインターネット サービスを提供する。それがKinderView社の目標です。」 ― KinderView社、CEO兼設立者Tom Grafton氏 |
背景
KinderView社のネットワークでは、親が自分のデスクトップ コンピュータのインターネット ブラウザを使用してログインすると、子供のいる教室のウィンドウが表示されます。特別なソフトウェアまたはハードウェアがなくても、アクセスが許可されます。KinderView社は最新のCDCカメラ、Webサイト ホスティング、およびネットワーキング技術を利用して、独自のセキュアなインターネット表示システムとメンバー専用のオンライン コミュニティを構築しています。
課題
今日のアメリカでは、親が共働きの家庭が60%に達し、100,000人以上の子供たちが託児所や保育園に通っています。親たちは子供の発達への職員の影響を認識していますが、保育施設で日中、子供たちがどのように過ごしているかを知る手段がありませんでした。その一方で、各保育施設はそれぞれの独自性をアピールするために、保育の質の高さや安全性を親たちに伝えたいと願っています。差別化を促進するためにKinderView社では、ネットワークの表示機能を利用して、親が子供の成長過程を観察できるようにし、保育施設の質的な水準を公開しました。KinderView社がこのサービスを実現するには、セキュアな伝送方式と、すばやいロードが可能で高品質な画像を効率的に配信できるグローバルなネットワークが必要でした。
ソリューション
プロフェッショナルな保育というKinderView社のビジョンは、明らかに21世紀を見据えた理念です。同社はインターネットのグローバルな特性を活かし、保育施設での画像のキャプチャ、伝送データの変換、およびVirtual Private Network(VPN;仮想私設網)上でのデータ配信を行う複雑なインフラストラクチャを開発しました。KinderView社から承認された親や保護者は、2つの特殊なコードと固有のパスワードを使用してKinderView社のネットワークにサインオンすると、子供のいる保育施設からのライブ画像を表示させることができます。画像は1秒ごとに更新され、KinderViewメンバーは接続速度に応じて、画像を同じ速度または2~3秒遅れで見ることができます。施設側では、活動内容、教育的措置、健康状態、行事予定などのメッセージを親に伝達できます。さらにKinderViewメンバーは、専用のメッセージング システムにアクセスし、親仲間、先生、管理者などと連絡を取り合うこともできます。
保育施設の職員は、このサービスを一種の侵害とはみていないようです。「逆に、このシステムの最大の擁護者です」と、KinderView社のCOOであるRene Naert氏は語っています。「このシステムのおかげで自分たちの仕事の質を見直し、どこからでもアクセスできるバーチャル領域にまでオープンドア ポリシーを広げる結果になりました。」
ゼロの状態から構築されたKinderView社のシステムは、保育施設に専用のサーバを設置するコストや複雑性を排除し、代わりにインターネットを活用して最適なサービスを提供します。KinderView社が特許出願中の集中型構成は、システムのセキュリティ、効率性、および品質を高める最新のアクセス センター(SimpleNet社提供)に収容されています。画像は保育所のカメラに接続されたコンバータによって、高速回線を通じてサンディエゴにあるサーバまで、VPN(仮想私設網)経由で送信されます。このように保護されたデータは、認証されたKinderViewメンバーしかアクセスできません。メンバーは中央の倉庫から取り出すような感覚で、サーバ上の画像にアクセスします。加入している保育施設側のなかには、同じシステムを営業時間後の監視ビデオとして利用しているところもあります。
この方式により、保育施設とKinderView社の業務負担が軽減する一方で、KinderView社では最新のネットワークを活用できるようになりました。インターネットを基盤にすることで、開発と展開に要する時間が短縮されるだけでなく、新しい機能の追加もすばやく簡単に行えます。Cisco Catalyst® 2924XLスイッチをCisco Catalyst 5505スイッチに接続し、さらにその5505スイッチをCisco 7500ルータに接続することによって、KinderView社の開発テクノロジー担当副社長David Boodman氏の言う「中央集中型でセキュアなエンドツーエンドのVPN」が構築されました。インターネットという大がかりなインフラストラクチャに投資する必要もなく、このインフラストラクチャのメンテナンスも必要ありません。
成果
このサービスを開始してから1年足らずの間に、KinderView社はカリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ミシシッピ、ニュージャージー、およびバージニアという複数の地域で顧客を獲得し、さらに成長を続けています。「テクノロジーの進化に合わせ、現在の社会に役立つインターネット サービスを提供する。それがKinderView社の目標です。」KinderView社のCEO兼設立者Tom Grafton氏は、このように語っています。
図1 KinderView社のネットワーク
