Cisco Easy VPN

イントロダクション

Cisco Easy VPNは、リモート オフィスおよび在宅勤務者向けVirtual Private Network(VPN;仮想私設網)の展開を大幅に簡易化します。シスコのユニファイド クライアント フレームワークに基づくCisco Easy VPNソリューションは、すべてのCisco VPNデバイスの管理を集中的に行うことによって、VPN展開に伴う管理の複雑性を軽減します。Cisco Easy VPNソリューションを使用すると、VPNリモート デバイス(Ciscoルータ、Cisco PIXセキュリティ アプライアンス、Cisco VPN 3002ハードウェア クライアント、Cisco VPN Clientなど)を1つのシステムとして統合し、一貫したポリシーおよびキー管理方式を適用できます。これはリモート側での管理を簡素化することになります。

Cisco Easy VPNは、Cisco Easy VPN RemoteとCisco Easy VPN Serverという2つのコンポーネントで構成されています。Cisco Easy VPN Remoteは、VPNトンネル接続が確立された時点で、Cisco IOSルータ、Cisco PIXセキュリティ アプライアンス、およびCisco VPN Clientがセキュリティ ポリシーをCisco Easy VPN Serverから受信できるようにします。この機能によって、リモート ロケーションで必要な設定作業が非常に少なくなります。このコスト効率に優れたソリューションは、ITサポートが行き届かないリモート オフィスや、複数のリモート デバイスを個別に設定するのが困難な大規模なCPE(顧客宅内機器)展開に適しています。VPNの設定がパスワードの入力と同じぐらいに簡単になるので、ローカルITサポートが最低限で済むからです。また、これは生産性の向上とコストの削減につながります。

Cisco Easy VPN Serverは、Cisco ルータ、Cisco PIXセキュリティ アプライアンス、およびCisco VPN 3000コンセントレータがVPNヘッドエンド デバイスとして動作できるようにします。これによって、Cisco Easy VPN Remote機能を搭載したリモート オフィス デバイスとの間で、サイト間VPNまたはリモート アクセスVPNが可能になります。Cisco Easy VPN Serverは、中央サイトで定義したセキュリティ ポリシーをリモートVPNデバイスに伝送し、これらの接続に最新のポリシーを適用してから、接続を確立します。また、Cisco Easy VPN Server対応のデバイスは、Cisco VPN Clientソフトウェアを使用して確立したモバイル ユーザのVPNトンネルを終端することができます。このような柔軟性によって、モバイル ユーザおよびリモート ユーザが、企業イントラネット上の重要データおよびアプリケーションにアクセスできるようになります。

Cisco Easy VPN Remote機能は、Cisco 800、1700シリーズ、Cisco ISR 1800、2800、3800シリーズ、Cisco uBR900 シリーズ、Cisco PIX 501および506Eセキュリティ アプライアンス、Cisco VPN 3002ハードウェア クライアントで使用可能です。またCisco Easy VPN Serverは、Cisco 800、1700シリーズ、Cisco ISR 1800、2800、3800シリーズ、Cisco 7200シリーズをはじめとする多数のCisco VPNルータ、Cisco 7301 インターネット ルータ、Cisco PIXセキュリティ アプライアンス、およびすべてのCisco VPN 3000コンセントレータで使用可能です。詳細については、Cisco VPN Clientデータ シートを参照してください。

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