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Cisco Unified Wireless Network

Cisco Unified Wireless Network に移行するためのガイドラインおよびツール

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Cisco Unified Wireless Network に移行するためのガイドラインおよびツール



シスコでは、お客様に Cisco Unified Wireless Network への移行を推奨しています。ここでは、企業が移行戦略を計画する際に役立つガイドライン、ツール、およびプログラムについて説明します。今が Cisco Unified Wireless Network に移行する絶好の機会である理由を確認してください。

課題

Cisco Aironet® Autonomous アクセス ポイント、CiscoWorks® Wireless LAN Solution Engine(WLSE)、CiscoWorks WLSE Express、または Cisco Catalyst® 6500 シリーズ Wireless LAN Services Module(WLSM)を使用してシスコのワイヤレス ソリューションを展開した企業では、Cisco Unified Wireless Network への移行をサポートするガイドラインおよびツールを必要としています。

ソリューション

ワイヤレス ネットワーキング テクノロジーの世界的なイノベータであり、マーケット リーダーでもあるシスコは、業界で最も包括的な企業 WLAN 用製品を提供しています。Cisco Unified Wireless Network ソリューションは、ワイヤレスと有線ネットワーキングの最も優れた要素のみを組み合わせ、企業が有線 LAN に期待するのと同レベルのセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性、導入のしやすさ、および管理性をワイヤレス LAN で実現します。

旧式のワイヤレス LAN、または Cisco Aironet Autonomous アクセス ポイント、CiscoWorks WLSE、および Cisco Catalyst WLSM を使用してシスコのワイヤレス ソリューションを展開している企業は、Cisco Unified Wireless Network に移行することをお勧めします。移行することにより、管理のしやすさ、スケーラビリティ、機能の高速化、総所有コストの削減のほか、音声サービス、ゲスト アクセス、ロケーション サービス、セキュリティ強化などのモビリティ サービスを含め、多くのメリットを得ることができます。

次の 4 つの簡単なステップだけで、Cisco Unified Wireless Network に移行することができます。ステップ 1 Lightweight アクセス ポイント、ステップ 2 Cisco ワイヤレス LAN コントローラ、ステップ 3 Cisco Wireless Control System(WCS)、ステップ 4 モビリティ サービスです。ここでは、企業がこれらの 4 つのステップに対処するためのガイドラインおよびツールついて説明します。Cisco Unified Wireless Network に移行することの利点および理由を確認するには、「Cisco Unified Wireless Network に移行する理由」を参照してください。

ステップ 1 Lightweight アクセス ポイント

Cisco Aironet Autonomous アクセス ポイントを Lightweight アクセス ポイントに移行する場合は、ソフトウェア アップグレード ツールを使用する方法と、既存の Autonomous アクセス ポイントを置き換える方法の2 つの選択肢があります。

ソフトウェア アップグレード ツール

シスコでは、選択された Cisco Aironet Autonomous アクセス ポイント モデルを Lightweight モード動作に構成するための「Autonomous to Lightweight Mode Upgrade Tool」という無償ツールをリリースしています。このツールは Cisco Software Center からダウンロードできます。

Autonomous to Lightweight Mode Upgrade Tool は、次のモデルをサポートしています。

  • Cisco Aironet 1240AG シリーズ アクセス ポイント
  • Cisco Aironet 1230AG シリーズ アクセス ポイント
  • 802.11g(AIR-MP21G-x-K9)と第 2 世代 802.11a 無線(AIR-RM21A-x-K9 または AIR-RM22A-x-K9)の少なくとも 1 つを含む Cisco Aironet 1200 シリーズ アクセス ポイント
  • Cisco Aironet 1130AG シリーズ アクセス ポイント
  • 802.11g 無線(AIR-AP1121G-x-K9)を含む Cisco Aironet 1100 シリーズ アクセス ポイント
  • Cisco Aironet 1300 シリーズ アクセス ポイント/ブリッジ(AIR-BR1310G-x-K9 または AIR-BR1310G-x-K9-R)。Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)モードで動作する Cisco Aironet 1300 シリーズは、アクセス ポイントとしてのみ機能します。このシリーズは LWAPP ブリッジ モードをサポートしていません。

Autonomous to Lightweight Mode Upgrade Tool は、Autonomous アクセス ポイントを Autonomous モードからLightweight モードに移行するプロセスをサポートします。VxWorks から Cisco IOS® ソフトウェアへのアップグレードとは異なり、このプロセスは既存の Cisco IOS ソフトウェア イメージに対する Cisco IOS ソフトウェア アップグレードであり、オペレーティング システムの「スワップアウト」ではありません。変換後のアクセス ポイントの Lightweight モード動作において、アクセス ポイントでは引き続き Cisco IOS ソフトウェアが実行されますが、LWAPP を使用してワイヤレス LAN コントローラとの通信が行われます。LWAPP はアクセス ポイントの自動構成をサポートしているため、元の Autonomous Cisco IOS ソフトウェア アクセス ポイントの構成を保持したり変換する必要はありません。

Cisco Aironet Autonomous アクセス ポイントの LWAPP へのアップグレードの詳細については、「Cisco Aironet Access Point Support for Lightweight Access Point Protocol」(英語)および「Autonomous Cisco Aironet アクセス ポイントの Lightweight モードへのアップグレード手順」導入ガイドを参照してください。

メモ:アクセス ポイントが統合されている Cisco 3800、2800、1800、および 800 シリーズのサービス統合型ルータは、Autonomous モードから Lightweight モードに移行できません。これらのアクセス ポイントは、Autonomous アクセス ポイントとしてのみ機能します。Lightweight アクセス ポイントとしては機能しません。

Autonomous アクセス ポイントの置き換え

多くの企業が、通常または早期のアクセス ポイント更新サイクルの一環として、既存の Autonomous アクセス ポイントを Lightweight アクセス ポイントに置き換えることを決定しています。こうした企業は、Cisco Unified Wireless Network が提供する管理のしやすさ、セキュリティの強化、機能の高速化、モビリティ サービスなどの利点を積極的に利用しようとしています。シスコの Lightweight アクセス ポイントには多くのモデルが用意されているので、企業は屋内オフィス環境、要件の厳しい RF 環境、および屋外用のさまざまなスタイルのアクセス ポイントおよびアンテナの中から選択できます。

さらに、Autonomous アクセス ポイント モデルの一部は、Autonomous モデルか Lightweight モデルのいずれかで入手可能です。Lightweight 動作用に構成された発注可能アクセス ポイントは、AIR-LAP1242AG-x-K9 のように、部品番号に「LAP」が含まれています。Autonomous 動作用に構成された発注可能アクセス ポイントは、AIR-AP1242AG-x-K9 のように、標準の「AP」が含まれています。

現在使用しているアクセス ポイントが Autonomous to Lightweight Mode Upgrade Tool でサポートされていない場合、または他のワイヤレス ベンダーの製品をシスコのワイヤレス製品に移行するときは、既存の Autonomous アクセス ポイントを Lightweight アクセス ポイントに物理的に交換してユニファイド アーキテクチャに移行する必要があります。

小規模のパイロット プログラム、キャンパスでの展開、または大規模な国際的ワイヤレス LAN の展開のいずれに対しても、アクセス ポイント交換プログラムを設計することができます。企業にとって最良のアクセス ポイント更新プロセスを決定するために、シスコのアカウント マネージャが支援を行います。

ステップ 2 Cisco ワイヤレス LAN コントローラ

シスコのワイヤレス LAN コントローラは、セキュリティ ポリシー、侵入防御、RF 管理、Quality of Service(QoS)、モビリティなど、システム全体のワイヤレス LAN 機能を処理します。Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントおよび Cisco WCS と連携して動作し、ビジネスクリティカルなワイヤレス アプリケーションをサポートします。音声およびデータ サービスからロケーション トラッキングまで提供する Cisco ワイヤレス LAN コントローラは、ネットワーク管理者が企業規模の安全なワイヤレス ネットワークをブランチ オフィスおよびメイン キャンパスで構築するために必要とする制御性、スケーラビリティ、セキュリティ、および信頼性を実現します。

ワイヤレス LAN コントローラ ファミリ

Cisco ワイヤレス LAN コントローラ ファミリには、スタンドアロン コントローラ、統合型コントローラのほか、一部のシスコ スイッチやルータに差し込むことのできるモジュラ ワイヤレス LAN コントローラがあります。Cisco 4400 および 2100 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラは、スタンドアロンの 1 ラックユニット デバイスです。Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller は、Cisco Catalyst 3750G スイッチに組み込まれています。Cisco WiSM と Cisco WLCM はワイヤレス LAN コントローラ モジュールであり、既存の Cisco Catalyst 6500 シーズ スイッチまたはサービス統合型ルータにそれぞれ差し込まれます。

すべてのワイヤレス LAN コントローラは同じ機能と長所を持っていますが、各コントローラがサポートする Lightweight アクセス ポイントの数は異なります。また、Catalyst 6500 シリーズ スイッチとサービス統合型ルータ用のワイヤレス LAN コントローラ モジュール、およびCatalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller は、それらが組み込まれるスイッチまたはルータの Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)、ポリシー、高度な機能を利用することができます。

各コントローラは、Cisco WCS によって中央で管理されるか、オンボード ワイヤレス LAN コントローラ GUI または CLI を介してローカルで管理されます。最大 24 のコントローラと 3,600 の Lightweight アクセス ポイントをクラスタ化して、モビリティおよびシステム全体の RF 管理を提供することができます(表 1)。

表 1 Cisco ワイヤレス LAN コントローラ

  Cisco 2100 シリーズ Wireless LAN Controller Cisco 4400 シリーズ Wireless LAN Controller Cisco Wireless LAN Controller Module(WLCM)1 Cisco Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller2 Cisco Catalyst 6500 シリーズ WiSM3
コントローラの種類 スタンドアロン スタンドアロン モジュール 統合型 モジュール
プラットフォーム統合 - - Cisco 2800 および 3800 シリーズ サービス統合型ルータ Catalyst 3750G シリーズ スイッチ Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ
サポートされる Lightweight アクセス ポイント数 6 12、25、50、または 100 6、8、12 25 および 50 300
展開場所 離れた場所、ブランチ オフィス、または小規模オフィス 離れた場所、ブランチ オフィス、またはキャンパス 離れた場所、ブランチ オフィス、または小規模オフィス 中規模の組織および企業のブランチ オフィス 大規模なキャンパス
インターフェイス ポートおよび速度 10/100 Mbps ポート × 8
  • Cisco 4402:1 Gbps ポート × 2
  • Cisco 4404:1 Gbps ポート × 4
10/100 Mbps ポート × 1
  • PoE 10/100/1000 ポート × 24
  • 32 Gbps、高速スタッキング バス
1 Gbps ポート × 8
フォワーディング エンジン ソフトウェア ASIC ベース(ハードウェア) ソフトウェア ASIC ベース(ハードウェア) ASIC ベース(ハードウェア)
Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントのサポート
WAN を介しての Cisco REAP および Hybrid REAP のサポート
Cisco Aironet Lightweight 屋外メッシュ アクセス ポイントのサポート
システム全体のワイヤレス LAN 機能の制御4
ゼロタッチ構成のサポート
モビリティ サービスのサポート5
Cisco WCS による管理

1 Cisco IOS® ソフトウェア リリース 12.4(2)XA1 以降とともに展開する必要があります。
2 Cisco Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller は、完全なユニットとして購入する必要があります。また、既存の Cisco Catalyst 3750G スイッチをワイヤレス LAN コントローラとして動作するようにアップグレードすることはできません。
3 Cisco Catalyst 6500 シリーズ Supervisor Engine 720 が必要です。
4 セキュリティ ポリシー、侵入防御、RF 管理、QoS、モビリティなどの機能をサポートします。
5 モビリティ サービスには、音声サービス、ゲスト アクセス、ロケーション サービス、高度なセキュリティなどが含まれます。

正しいワイヤレス LAN コントローラの選択

正しいワイヤレス LAN コントローラを選択することは簡単です。次のステップを確認して、使用中の WLAN にどの Cisco ワイヤレス LAN コントローラが適切かを判断します。

  1. 現在および将来(1 〜 2 年以内)展開する Lightweight アクセス ポイントの数を決定します。
  2. 導入コストを減らすために、現在および将来展開する Lightweight アクセス ポイントの数に基づいてワイヤレス LAN コントローラを選択します。
    • たとえば、キャンパス環境に現在 10 の Lightweight アクセス ポイントを展開していて、来年中にさらに 10 の Lightweight アクセス ポイントを展開する予定がある場合は、12 のアクセス ポイントしかサポートできないワイヤレス LAN コントローラ(Cisco 4402-12)ではなく、25 のアクセス ポイントをサポートするコントローラ(Cisco 4402-25)を選択することをお勧めします。
    • 冗長性のために別のコントローラを追加することもできます。以下のステップ 6 を参照してください。
  3. スタンドアロン コントローラ、統合型コントローラ、またはコントローラ モジュールのいずれを使用するかを決定します。
    • スタンドアロン ワイヤレス LAN コントローラ(Cisco 2100 および 4400 シリーズ)の利点は、独立ユニットとして、どんなラック、どんな場所にも展開可能なことです。また、Cisco 4400 シリーズ Wireless LAN Controller および WiSM のアクセス ポイントあたりのスループットは、WLCM または Cisco 2100 シリーズのアクセス ポイントあたりのスループットよりも高くなっています。
    • Cisco Catalyst 3750 シリーズ Integrated Wireless LAN Controller は、Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチに完全に統合されおり、スイッチの電源、A/C、およびラック スペースを利用することができます。また、ACL、ポリシー、および高度なスイッチ機能の適用をサポートしています。
    • コントローラ モジュール(WiSM と WLCM)は、既存のシスコ ルータまたはスイッチに差し込みます。コントローラ モジュールの利点は、既存のシスコ ルータまたはスイッチの電源、A/C、およびラック スペースを利用することです。また、ルータまたはスイッチの ACL、ポリシー、および高度な機能(ファイアウォール、呼制御、ネットワーク解析)を、これらのモジュールを流れるトラフィックに簡単に適用できます。
  4. ワイヤレス LAN コントローラを展開する場所を決定します。すべてのワイヤレス LAN コントローラは、ワイヤリング クローゼットまたはデータセンター内に置くことができます。
    • 最適な結果を得るには、ワイヤレス LAN コントローラと Lightweight アクセス ポイントの間の接続に、キャンパス LAN または高速接続を使用することをお勧めします。
    • Remote-Edge Lightweight Access Point(REAP)または Hybrid REAP を使用する場合を除き、WAN を介して Lightweight アクセス ポイントをワイヤレス LAN コントローラに接続することは推奨しません。
  5. ブランチ オフィスで展開する場合、どの展開オプションがニーズを満たすかを判断します。ほとんどのブランチ オフィスでは 1 〜 6 台のアクセス ポイントが必要です。
    • オプション 1:ブランチ オフィスに 1 〜 3 台の Lightweight アクセス ポイントが必要な場合は、REAP または Hybrid REAP を使用する方法が考えられます。REAP および Hybrid REAP Lightweight アクセス ポイントは、WAN リンクを介して中央のワイヤレス LAN コントローラに接続されるため、複数のブランチで 1 つまたは複数の中央のコントローラを共有することができます。
      • REAP は WLAN トラフィックをローカルでブリッジするか、WAN を介してトラフィックをコントローラにトンネリングします。このため、WAN の停止中も WLAN 接続を維持することができます。REAP を使用すると、中央のワイヤレス LAN コントローラまたは WAN が停止しても、ローカル リソースへのワイヤレス アクセスは継続されます。
      • WAN リンクが停止した場合、ブランチ オフィスに対する構成管理およびモニタリングは、WAN リンクが回復するまで失われることに留意してください。
    • オプション 2:ブランチ オフィスで 4 台以上のアクセス ポイントが必要な場合は、ブランチの場所でワイヤレス LAN コントローラを使用することをお勧めします。ローカルのワイヤレス LAN コントローラは、WAN を介して Cisco WCS によって管理するか、オンボード ワイヤレス LAN コントローラ GUI または CLI によって管理することができます。
    • オプション 3(非推奨):企業によっては、ブランチ オフィスから中央のワイヤレス LAN コントローラへの WAN 帯域幅に基づいて、1 つのブランチ オフィスにつき 3 台以上の REAP または Hybrid REAP を展開していることがあります。シスコは、1 つの場所で 4 台以上の REAP または Hybrid REAP を展開することは推奨もサポートもしていません。このオプションは推奨されませんが、説明のために記載しています。
  6. 必要な冗長性のレベルを決定します。Cisco ワイヤレス LAN コントローラは、N+1 冗長アーキテクチャをサポートしています。Cisco ワイヤレス LAN コントローラが停止した場合、Lightweight アクセス ポイントは LWAPP ディスカバリ フェーズに自動的に移行します。このフェーズでは、アクセス ポイントは利用可能な容量を持つワイヤレス LAN コントローラをネットワーク上で探します。次に、アクセス ポイントはこのワイヤレス LAN コントローラにアソシエートします。

Cisco WLSM から Cisco WiSM への移行

Catalyst 6500 シリーズで利用可能な Cisco ワイヤレス LAN コントローラ モジュールは、現在 2 つあります。Cisco Catalyst 6500 シリーズ Wireless LAN Services Module(WLSM)と Cisco Catalyst 6500 シリーズ Wireless Services Module(WiSM)です。

Cisco Catalyst 6500 シリーズ WLSM は、Wireless Domain Services(WDS; 無線ドメイン サービス)デバイスとして機能することにより、Cisco Aironet Autonomous アクセス ポイントをサポートします。

Cisco Catalyst 6500 シリーズWiSM は Cisco Unified Wireless Network の重要なコンポーネントであり、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ ファミリのメンバーです。Cisco WiSM には、多数の機能強化が計画されています。Cisco ワイヤレス LAN コントローラ ファミリの新機能のリリースと並行して、Cisco WiSM の機能開発は速いペースで続行されます。

Cisco WLSM を購入済みのお客様は、Cisco WiSM および Cisco Unified Wireless Network に移行することをお勧めします。この移行の際は、既存の Autonomous アクセス ポイントを Lightweight モードに移行するか、Autonomous アクセス ポイントを新しい Lightweight アクセス ポイントに置き換える必要があります。

ステップ 3 Cisco Wireless Control System(WCS)

Cisco WLAN をサポートしているシスコの管理プラットフォームは現在 2 つあります。Cisco WCS と、CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine(WLSE)または CiscoWorks WLSE Express です。

CiscoWorks WLSE および CiscoWorks WLSE Express は、Autonomous アクセス ポイントおよび Autonomous WLAN ブリッジをサポートしています。

Cisco WCS は、Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントおよび Cisco ワイヤレス LAN コントローラをサポートしています。Cisco WCS は、Cisco Unified Wireless Network のコンポーネントです。Cisco ワイヤレス LAN コントローラ ファミリの新機能のリリースと並行して、Cisco WCS の機能開発は速いペースで続行されます。

メモCisco WCS で Autonomous アクセス ポイントをサポートする計画は現時点ではありません。

CiscoWorks WLSE を購入済みのお客様は、Cisco WCS および Cisco Unified Wireless Network に移行することをお勧めします。既存の CiscoWorks WLSE(モデル 1130-19 および 1133)を Cisco WCS サーバとして動作するように変換するには、CiscoWorks WLSE から Cisco WCS への変換 CD(Cisco WCS SKU ファミリ WCS-WLSE-UPG-K9)を使用します。この SKU ファミリは、CiscoWorks WLSE から Cisco WCS にコスト効率よく変換できるように、価格が調整されています。詳細については、「CiscoWorks WLSE の Cisco WCS への移行」(英語)を参照してください。

メモ Cisco WCS に変換した CiscoWorks WLSE は、CiscoWorks WLSE として動作するように戻すことはできません。CiscoWorks WLSE Express から Cisco WCS への変換はサポートされていません。CiscoWorks WLSE CD を CiscoWorks WLSE Express(モデル 1030)アプライアンスまたは CiscoWorks WLSE(モデル 1105)にインストールしないでください。この変換は正常に行われず、シスコシステムズでもサポートしていません。
CiscoWorks WLSE を Cisco WCS に移行するお客様は、移行に伴い、既存のアクセス ポイントを Autonomous モードから Lightweight モードに移行するか、Autonomous アクセス ポイントを新しい Lightweight アクセス ポイントに置き換える必要があります。

ステップ 4 モビリティ サービス

ワイヤレス LAN モビリティ サービスのサポートは、Cisco Unified Wireless Network に組み込まれています。この革新的なソリューションに移行し、Lightweight アクセス ポイント、ワイヤレス LAN コントローラ、Cisco WCS、および Cisco Wireless Location Appliance を展開することで、企業は移行計画に伴ってモビリティ サービスをコスト効率よく実装することができます。Cisco Unified Wireless Network のモビリティ サービスには、以下が含まれます。

  • 音声サービス:企業は既存のワイヤレス インフラストラクチャと、Cisco 7900 シリーズ Unified IP Phone などの Wi-Fi 電話を使用して、コスト効率の高い、リアルタイムのワイヤレス音声サービスを提供することができます。
  • ロケーション サービス:ロケーション サービスを使用して、同時に数百から数千台のアクティブな認定済みおよび未認定 Wi-Fi デバイスの位置を数メートル以内まで特定することができます。このサービスはビジネス アプリケーションを強化し、生産性を向上させ、また貴重な資産の追跡管理、ロケーションベースのセキュリティ、強化されたネットワーク管理、ビジネス ポリシーの適用などのクリティカル アプリケーションをサポートします。
  • ゲスト アクセス:企業では、顧客、ベンダー、およびパートナーに対して WLAN への制御されたアクセスを提供しながら、ワイヤレス ネットワークのセキュリティを維持することができます。ゲスト アクセスは企業の生産性を向上し、リアルタイムのコラボレーションを容易にし、今日の「いつでも、どこでも」というビジネス環境において企業の競争力を高めます。
  • ワイヤレス IDS/IPS:RF を監視し、不正なデバイスなどの潜在的なセキュリティの脅威を警告することにより、RF 環境のセキュリティを維持することができます。Cisco Unified Wireless Network の IPS は、シスコ自己防衛型ネットワークと統合し、ウィルス、ワーム、スパイウェアなどの新たなセキュリティの脅威による被害を抑制します。また、Network Admission Control(NAC; ネットワーク アドミッション コントロール)と統合して、ネットワークのコンピューティング リソースにアクセスするすべてのワイヤレス デバイスに対して、セキュリティ ポリシーを確実に適用します。

企業は、従業員の生産性と効率を向上させ、競争力を高め、ネットワーク ユーザにかつてない自由と柔軟性を提供するために、ワイヤレス LAN モビリティ サービスを展開することが望まれています。ビジネス上の課題を解決し、競争優位を確保し、「いつでも、どこでも」の接続をサポートするモビリティ ソリューションが企業にさらに役立つものとなるように、シスコでは新しいモビリティ サービスの開発を継続します。

Cisco Aironet 展開シナリオ

Cisco Aironet 展開シナリオのすべて:Autonomous アクセス ポイントのみ、Autonomous アクセス ポイントと CiscoWorks WLSE、Autonomous アクセス ポイントと CiscoWorks WLSE と Cisco Wireless Domain Services(WDS)デバイス、いずれも Cisco Unified Wireless Network に移行することができます。この文書に記載されている 4 つのステップに従うだけで、旧式の WLAN を Cisco Unified Wireless Network に移行することができます。

まとめ

シスコのお客様には、Cisco Unified Wireless Network に移行して、この革新的ソリューションの高度な機能を利用することをお勧めします。Cisco Unified Wireless Network に移行することにより、管理のしやすさ、スケーラビリティ、機能の高速化、総所有コストの削減のほか、音声サービス、ゲスト アクセス、ロケーション サービス、セキュリティ強化などのモビリティ サービスを含め、多くの利点を即座に得ることができます。

シスコは現場でのファームウェア アップグレード、ソフトウェア アップグレード、将来のハードウェア要件への細かな配慮などにより、Cisco Unified Wireless Network に対するお客様の投資を保護します。シスコを選択すれば、お客様は WLAN への投資が今日も将来も保護されることを確信できます。

関連情報

詳細については、シスコ代理店までお問い合わせいただくか、次の Web サイトでご確認ください。

Cisco Unified Wireless Network の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/unifiedwireless/ を参照してください。

シスコのワイヤレス製品の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/wireless/ を参照してください。

Cisco Unified Wireless Network への移行に関する詳細については、「Cisco Unified Wireless Network に移行する理由」および「Cisco Unified Wireless Network に移行するための 5 つのステップ」もご覧ください。

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