ソリューションの概要ワイヤレスの統合によるコストの削減有線ネットワークと無線ネットワークを統合することで、新しいビジネス アプリケーションを実現するだけでなく、ネットワークの TCO(総所有コスト)を大幅に削減できます。 競争優位性の向上や生産性の改善によるビジネス上の利点が得られるという理由から、あらゆる規模の企業でワイヤレス ネットワーキングの導入が進められています。ワイヤレス ネットワークが増大する中で、関連するコストを制御するにはどうすればよいでしょうか。 答えは、ワイヤレス ネットワークを既存の有線ネットワークに統合することにあります。5 年間での実績を見ると、統合システムのほうが、継続的な運用、サポート、およびダウンタイムの点で、有線と無線が統合されていないネットワークよりもはるかに低コストになります。 大規模な有線ネットワークで中央集中型の自動化された設定と管理が必要になるのと同じように、大規模なワイヤレス ネットワークでも中央管理型のソリューションが必要です。ネットワーク管理者は、ワイヤレス LAN(WLAN)の拡張と管理を、LAN と同じくらい簡単に行う必要があります。この目的を達成するために、企業は既にスタンドアロンのインテリジェント アクセス ポイントから、中央管理型の WLAN コントローラに移行しています。これにより、設定、管理、および運用が大幅に簡素化されます。 同時に、ワイヤレス ネットワークでは、有線ネットワークのビジネスクラスのスケール、信頼性、およびセキュリティを満たす必要があります。企業がワイヤレス システムを有線ネットワークのレイヤ 2 および 3 のスイッチング インフラストラクチャに統合するようになってきているのはそのためです。 統合ネットワーク アーキテクチャは、ワイヤレス LAN コントローラのすべての利点を維持したまま、レイヤ 2 および レイヤ 3 スイッチング インフラストラクチャの信頼できる帯域幅、セキュリティ、信頼性、および管理機能を利用し、拡張可能な強力なプラットフォームを提供します。 統合ネットワークによってコストが削減される理由統合ネットワーク アーキテクチャでは、バックボーン、電源、および冷却のためのインフラストラクチャが共有されることが、コストの削減につながります。ネットワークの設定と管理は、Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)標準を使用して自動化することができます。有線ネットワークとワイヤレス ネットワークの統合により、次のことが実現します。
5 年間で見ると、統合されたネットワークの TCO(総所有コスト)は、独立した複数のネットワークの TCO を下回ります。この違いに寄与する要因には、次の 2 つがあります。
IT テクノロジーの初期購入コストは、通常は 5 年間の TCO の 20 % にすぎません。残りの 80 % は、継続的なアップグレード、保守、およびサポートにかかるコストです。 統合ネットワークでは、設備と機器が併用されるため、保守のコストが大幅に軽減されます。また、個別のネットワークが存在しないため、複数のソフトウェア アップグレードやサポート契約の代金を支払う必要がありません。 統合ネットワークでも統合されていないネットワークでも、実装のためには、次のような直接コストがかかります。
直接コストは測定と比較が容易ですが、通常は TCO のごく一部でしかありません。統合されていないネットワークの最大のコストは、予定外のダウンタイムという間接コストから生じます。 予定外のダウンタイムの軽減企業がいくら慎重に運用開始を計画し、管理ツールを購入して、IT トレーニングに投資しても、予定外のダウンタイムは発生します。これは、統合されていないネットワークが統合ネットワークよりも複雑だからです。統合されていないネットワーク環境で管理者がダウンタイムのトラブルシューティングを行うには時間がかかるため、問題はさらに大きくなります。 ネットワーク パフォーマンスが低下するか、完全にダウンするかに関係なく、生産性と収益に致命的な影響が出ることがあります。 予定外のダウンタイムを減らすことにより、企業は直接的な利益を得ることができます。たとえば、インフラストラクチャへの投資回収が増え、また IT 管理者がより多くの知識やトレーニングをビジネス強化の IT プログラムに費やすことが可能になります。 ダウンタイムを減らすことによる間接的な利益は、さらに重要になることがあります。ワイヤレス ネットワークのハイアベイラビリティは、従業員の生産性、顧客満足、およびパートナーとの生産的関係を維持するのに役立ちます。極端な場合、信頼性の低いネットワークは企業の名声やイメージを傷つけることがあります。 |
