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ワイヤレス ネットワークを使って競争力を維持するコミュニティ カレッジ

ユーザ事例





ワイヤレス ネットワークを使って競争力を維持するコミュニティ カレッジ



アーバイン バレー カレッジは、Cisco Unified Wireless Network を利用することによってワイヤレス コミュニケーションと教育改革を実現し、学生たちを魅了しています。


概要

アーバイン バレー カレッジ
  • 教育
  • アメリカ合衆国、カリフォルニア州アーバイン
  • 学生数:13,000 人、教職員数:525 人


ビジネス上の課題

  • 進歩的なテクノロジーを導入しているという大学の評判を維持する
  • ネットワークをアップグレードして、ストリーミング ビデオと遠隔学習をサポートする
  • 音声およびデータ ネットワークを使用して、学生や教職員の生産性を向上させる


ネットワーク ソリューション

  • 既存のシスコのインフラストラクチャを更新して、IP 音声およびデータ ネットワークを導入する
  • 大学の構内に、70 を超えるワイヤレス アクセス ポイントを配置する
  • 接続デバイスに対するセキュリティ遵守の適用を自動化する


ビジネス上の効果

  • ネットワークの集中管理とモバイル コミュニケーションによる IT スタッフの生産性の向上
  • 学生にとっての利便性の向上および教員にとっての創造的な教育を施す機会の増加
  • 既存の IP ベースのアプリケーションに対する付加価値の増加


ビジネス上の課題

学問に対する関心の深いカリフォルニア州オレンジ郡にあるコミュニティ カレッジにとって、教育は競争の激しいビジネスです。この地方の 4 つの地区にある 9 校のコミュニティ カレッジに出願する学生の多くは、カリフォルニア大学への編入を考えており、学校を選ぶ際の厳しい基準を持っています。誰もが望む場所へ行くために、最高の準備が可能な学校を選ぶのです。

学生たちが編入に向けた準備を整える場所として最も成功している学校の 1つが、アーバイン バレー カレッジ(IVC)です。カリフォルニア州の大学本部によれば、IVC はオレンジ郡のコミュニティ カレッジの中でも、カリフォルニア大学への編入率が最も高い学校の 1 つです。この学校は米国にいくつかあるアクレディテーション団体の 1 つである WASC(Western Association of Schools and Colleges)の正式認可を受けており、学生の総合的な体験を重視した高品質かつ低価格な教育を提供することで、このような競争力を獲得しています。そうした体験の主要な部分を占めているのがテクノロジーです。「テクノロジーの第一線に位置し続けるということは、私たちのミッション ステートメント(使命宣言)の一部です。これは、コミュニティ カレッジとしては非常に進歩的です」と、IVC のテクノロジー責任者である Tran Hong 氏は語ります。

2001 年当時、IVC のデータ ネットワークは、遠隔学習などの教育アプリケーションに必要なビデオやストリーミング ビデオをサポートしておらず、学校の構内交換機による電話システムも、すぐに時代遅れのものになりました。「私たちは、音声とデータのニーズを処理できる高速な IP ベースのインフラストラクチャと、限られた人数のスタッフでこれらのテクノロジーを管理できる方法を必要としていました」と、Hong 氏は語ります。

IVC は必要な資金を確保した上で、音声とデータを統合したネットワーキングのためにシスコシステムズのユニファイド インフラストラクチャの実装を開始しました。当初の計画にはワイヤレス ネットワーキングも入っていましたが、IP インフラストラクチャの確立の方が優先されました。2006 年、計画していたワイヤレス ネットワークを追加するための準備が時期、予算、テクノロジーのすべての面で整いました。IVC はこの段階で、ワイヤレス ベンダーを選び、実装を管理するパートナーを見つける必要がありました。

ネットワーク ソリューション

シスコシステムズは IVC に、エンドツーエンドの統合型通信ソリューションのプロバイダーである Metronome 社を紹介しました。カリフォルニア州アーバイン近くに本拠を置く Metronome 社は、2004 年と 2005 年におけるシスコの年間イノベーション パートナー賞を獲得しています。「私たちはシスコに多大な信頼を置いており、その専門技術と意見に敬意を払っています。私たちはシスコに、ワイヤレス プロジェクトのためにインテグレータを 2 社ほど紹介してくれるように依頼しました。そして、最初に名前が挙がった会社の 1 つが Metronome 社だったのです」と、Hong 氏は言います。

Metronome 社と IVC は、いくつかのワイヤレス ベンダーのソリューションを調べた上で、Cisco Unified Wireless Network を選択しました。シスコを選択する後押しとなった要因は、シスコのソリューションでは、既存のインフラストラクチャと新しいワイヤレス テクノロジーを統合できたという点です。「シスコがきわめて強力なワイヤレス ソリューションを提供する実力を備えていることは、間違いありませんでした。私たちの既存のシスコ ネットワークと、優れたシスコのサポートを組み合わせることで、すべてのピースがうまい具合に組み合わされたのです。選択肢はただ 1 つでした」と、Hong 氏は語ります。

最近導入されたシスコの 2 つのワイヤレス ネットワーキング テクノロジーは、選択の際に特に重要な要素でした。Lightweight アクセス ポイント プロトコルを使用するシスコのアクセス ポイントは、大学にとって低コストで管理しやすいソリューションでした。これは、これらのアクセス ポイントを制御するために必要なインテリジェンスは、そのほとんどが独立した 1 台のワイヤレス LAN 用コントローラに置かれていたからです。その結果、アクセス ポイントを個別に設定する必要がなく、信頼性も非常に高くなります。これらのアクセス ポイントは、シスコの Power over Ethernet(PoE)機能を搭載しており、イーサネット接続を通じて電力を供給することができます。この機能により、新しいアクセス ポイントに電源ケーブルをつなぐ必要がなくなるため、初期導入と拡張の両方に関してコストを削減できます。

他社との差別化に貢献しているもう 1 つのテクノロジーは、Cisco NAC(ネットワーク アドミッション コントロール)アプライアンスです。Cisco NAC アプライアンスは、ノート PC、IP 電話、ゲーム機などのデバイスにネットワークへのアクセスを許可する前に、それらがネットワーク セキュリティ ポリシーに準拠しているかどうかを調べ、あらゆる脆弱性を修復します。IVC はまた、このアプライアンスを使用してネットワーク セキュリティ ポリシーを作成し、学生と教員に対して別々の仮想ネットワークを提供することで機密データを保護しています。

ワイヤレス ネットワークの残りの部分は、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ、Cisco ワイヤレス電話、Cisco Wireless Location Appliance、Cisco Wireless Control System(WCS)で構成されています。Cisco Wireless Location Appliance は無線タグと連携して動作して、データ プロジェクタのような高価な機器の位置を追跡します。Cisco WCS はオプションのネットワーク コンポーネントであり、Cisco Wireless Location Appliance、Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、Ciscoワイヤレス LAN コントローラと連携して動作します。Cisco WCS を利用すると、ネットワーク管理者は、RF 予測、ポリシー プロビジョニング、ネットワーク最適化、トラブルシューティング、ユーザ追跡、セキュリティ監視、ワイヤレス LAN システム管理といった機能のすべてを単一のソリューションで手にすることができます。

IVC が Cisco Unified Wireless Network を選択してから 3 か月のうちに、学生と教職員は大学のネットワークおよびインターネットへのワイヤレス接続を利用できるようになりました。このソリューションは、教室、職員室、屋内の共用スペース(図書館、カフェなど)、および屋外の多くの場所からのワイヤレス アクセスを提供しています。

 

「既存の IP インフラストラクチャにワイヤレスを統合することで、多くの新しいアプリケーションを導入する機会が得られ、テクノロジーの第一線に立ち続けることが可能になりました。」
- アーバイン バレー大学、テクノロジー責任者、Tran Hong 氏

ビジネス上の効果

製品リスト

ルーティングおよびスイッチング

  • Cisco Catalyst® 6513 スイッチ
  • Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチ(PoE 付き)

セキュリティおよび VPN

  • Cisco PIX® 525 セキュリティ アプライアンス
  • Cisco ネットワーク アドミッション コントロール(NAC)アプライアンス

音声および IP コミュニケーション

  • Cisco Unified Wireless IP Phone 7920

ワイヤレス

  • Cisco Wireless Control System(WCS)
  • Cisco Aironet® 1130AG アクセス ポイント
  • Cisco Aironet 1240AG シリーズ アクセス ポイント
  • Cisco 4400 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラ
  • Cisco 2700 シリーズ Wirelesws Location Appliance

ワイヤレス ネットワーク アクセスという力を得て、IVC は学生の関心を引きつけると共に、革新的な教材を制作するための新しいメディアを教員に提供できるようになりました。天候の良い南カリフォルニアでは、屋外で座って宿題をするのは学生たちのお気に入りであり、共用スペースに座ってノート PC を広げ、インスタント メッセージをやり取りする学生もいます。教師にとっても、キャンパスのどこからでも常にネットワークに接続できるというモビリティには利点があります。この新しい機能を使えば、実験室や会議室はもちろん、屋外のどこにでも教室の環境を作ることができます。

IVC の学生たちは明らかに、この新しいワイヤレス ネットワークに夢中になりました。「このシステムに変更してから 1 時間もしないうちに、学生たちはもうワイヤレス ネットワークへのアクセスを試みていました。私たちがこれについて何も公表していないうちにです」と、Hong 氏は語ります。

学生と教員は、モバイル ネットワーク アクセスの利点を享受するだけでなく、IT スタッフが舞台裏の管理機能によってネットワークのピーク パフォーマンスと高セキュリティを維持していることからも恩恵を受けています。たとえば、Cisco WCS により、Hong 氏はネットワーク全体の内部を詳細に把握することができます。彼は、現在キャンパス内に配備されている 70 を超えるアクセス ポイントを簡単に監視、管理しながら、不正なアクセス ポイントを突き止めて終了させることができます。

また、Cisco NAC アプライアンスが提供する自動認証により、IT スタッフの生産性も向上します。「NAC アプライアンスを使えば、ネットワークにアクセスしようとするマシンごとに認証を行わなくても、セキュリティを保つことができます」と、Hong 氏は言います。「また、私たちの環境を特定のウイルスから守ったり、潜在的な脅威と考えるユーザを隔離する柔軟性もあります。」

さらに、Cisco Wireless Location Appliance には、IT スタッフが高価な資産の位置を追跡できるというセキュリティ上の利点もあります。Cisco Wireless Location Appliance は、Cisco ワイヤレス LAN コントローラと Cisco Lightweight アクセス ポイントを使用して、ワイヤレス デバイスの物理的な位置を数メートルの精度で追跡します。最近になってスタッフは、高価な資産のために 25 個の RFID(無線 ID)タグを試験的に購入しました。スタッフは、このタグ付けとトラッキングが盗難防止に役立ち、盗まれた機材の再購入にかかるコストを抑えられるのではないかと期待しています。うまくいけば、このソリューションによって在庫管理も簡素化されます。デバイスに RFID タグが装着されていれば、位置を確認するために部屋から部屋へ技術者が歩き回る必要はありません。おそらく後日、追加のタグを購入して導入することになるでしょう。

ワイヤレス ネットワーキングは、既存の IP ベースのアプリケーションにも付加価値をもたらします。たとえば、IVC の Web サイトから学校独自の校内テレビ放送を、聴覚障害のある学生向けの字幕も添えて、ストリーミング ビデオ方式で配信することができます。学生たちはキャンパス内のどこからでもワイヤレス アクセス経由で、生のテレビ放送を見ることができます。「既存の IP インフラストラクチャにワイヤレスを統合することで、多くの新しい応用の機会を得ると共に、テクノロジーの第一線に立ち続けることが可能になりました」と、Hong 氏は語ります。

次のステップ

現在、IVC の IT スタッフは、Cisco 無線 IP 電話を使用して、キャンパス内を動き回る技術者の作業の生産性を向上させる試験的なプログラムに取り組んでいます。Hong 氏は、ワイヤレス電話の使用をキャンパス警備にまで広げる計画を立てています。これは、より大規模な警備プログラムの一部であり、このプログラムには電子錠による出入管理、ワイヤレス ビデオ監視カメラといったワイヤレス アプリケーションも含まれています。Hong 氏はまた、ワイヤレスの使用範囲をさらに広い屋外エリアにまで拡張するために、アクセス ポイントを追加することも検討しています。これによって学生や教職員には、さらに快適なネットワーク アクセスがもたらされることになります。

関連情報

Cisco Unified Wireless Network :http://www.cisco.com/jp/go/unifiedwireless/

 
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