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ホワイトペーパーIPコミュニケーションのビジネス ケースの作成このホワイト ペーパーでは、シスコ® IPコミュニケーション ソリューションの戦略的・財務的ビジネス ケースを作成する際に考慮すべき要素を説明します。シスコシステムズ® がさまざまな IPコミュニケーション テクノロジーおよび導入シナリオに対して提供する明確な価値について解説し、シスコ IPコミュニケーション ソリューションによって企業が享受している測定可能で非常に魅力的な財務的リターンと生産性のメリットについても説明します。 今日の企業経営者は、長年使用してきた電話システムに取って代わる最良の選択肢がコンバージド音声・データネットワークで動作する IP ベースソリューションであることを認識しています。しかし、IPコミュニケーション(IPC)を完全に実装する費用はデータネットワークの予算に影響を与えるため、意思決定者は IPC への投資によって、迅速に十分な戦略的・財務的価値を含む見返りが得られるという保証を必要としています。
図1:初期投資をもとに新規導入された IPコミュニケーションが提供する、増大する財務的・戦略的価値 Sage Research は、シスコシステムズの依頼のもと、IPCを導入しているさまざまな企業を対象に調査を実施しました。IPC 導入の決定に影響を与えた要素については、調査対象企業の 70% が従業員の生産性向上の可能性と回答しています。また 74% の企業は、 IPC による競争力の強化を挙げました。 Salire Partners は、企業顧客の IPテレフォニーの ROI(投資収益率)に関する数々の複雑な分析を実施しています。これらの分析の結果、平均的な企業顧客は 88% の ROI と24 ヶ月でのペイバックを達成していることが明らかになりました。予測される節減額は業種によって異なります。たとえば公共セクターの顧客の主な節減要因は Centrex 費ですが、金融サービス企業は長距離通話サービスの利用削減により大幅な節減を実現しています。すべての業種とも最大の節減要素は、メンテナンス(移動、追加、変更)費および Centrex 費でした。 Salire Partners のシニアエグゼクティブパートナーである Tony Kevin 氏は、「IPCのROI分析を実施する際に考慮すべき重要事項の 1 つは、事前に導入計画を準備しておくことです。最初に導入する場所やサイトを変えることによって、ROI に著しいプラス効果をもたらす場合があります。」とアドバイスしています。 シスコのお客様の分析が大きな価値を実証シスコでは、お客様が IPC 導入による潜在的な ROI を算出するために使用できる Cisco Network Investment Calculator(NIC)と呼ばれるツールを開発しています。Cisco NIC を使用した数千社のお客様の分析により、さまざまな IPC ソリューション、業種、導入シナリオの潜在的な ROI に関する重要な情報が得られています。Cisco NIC を使用して実施した600 件以上の分析のサンプルを評価した結果得られた平均的な財務メトリックを表 1 に示します。 表 1:Cisco NICツールの予測による、シスコ IPコミュニケーション ソリューションを導入するお客様の平均的財務リターン
表下部の「総計」は、シスコ IPコミュニケーション ソリューションが提供する非常に魅力ある潜在的な財務リターンを示します。特に企業経営者に注目される結果は、以下のとおりです。
「企業 IP テレフォニーの導入に向け予算を確保した大きなきっかけは、正確な ROI 分析を実施できたことです。」 考慮すべき ROI 要因一般的にビジネス管理者は、IPCソリューションの潜在 ROI を算出する際、以下の 4 つの主要カテゴリーに注目します。
これらのカテゴリーには、このセクションの説明していく(図 2 を参照)さまざまな量的・質的要因が含まれます。
図 2:Cisco NICツールを使用した分析のデータから予測される IPコミュニケーションにより節減可能な 4 大エリア ハードウェア、ソフトウェア、メンテナンス費の削減IPCへの移行はすべて、コンバージェンスプロセス、つまり複数の異なる音声、データ、ビデオインフラストラクチャを 1 つの IP ベースネットワークに統合するプロセスから始まります。このコンバージェンスにより、ネットワーク統合費、デスクトップ配線費、システム接続費、および年間メンテナンス費の 4 つの主要エリアでコストを削減できます。これらすべてのコスト削減は継続し、長期的な ROI の向上に貢献します。
Edwards Lifesciences は、複数の PBX を維持する場合と中央集中型の Cisco CallManager システムを使用する場合との著しいコストの違いを実感しました。「PBX のメンテナンスのためのサポート費は、Cisco CallManager クラスタの年間の費用の悠に 3 倍にのぼります。当社のヨーロッパ支部では、導入時におよそ 30% の ROI を達成し、1 年半以内にペイバックしています。日本支部でも同様の成果を達成できました。」と Edwards Lifesciences のグローバルテクノロジー担当バイスプレジデントである Ric Lebrecht 氏は述べています。 ネットワーク管理費の削減ROI 計算では、音声ネットワークの管理、装置のメンテナンス、ユーザの変更管理、ビジネス拡張のサポートに関連するコストも考慮する必要があります。シスコ IPコミュニケーションソリューションは、複数の要素の改善を通じて組織のネットワーク管理費用削減に貢献します。
回線使用率の向上コンバージド ネットワークは、通信回線の使用効率を向上させることにより、サービス プロバイダーに繰り返し支払う従来の音声サービス費用も削減します。
「従来のネットワークをリプレースして シスコ IPコミュニケーション ソリューションを実装することによって、私たちは年間 120 万ドルの ROI を達成しています。」 ― フロリダ国際大学, CIO 兼 IT 担当バイス プレジデント, John McGowan 氏 ユーザと IT スタッフの生産性向上これまでの説明してきた節減額はすべて、定量化して容易に測定できる「ハード」費用に関するものでした。ユーザと IT スタッフの生産性の向上によって生まれる節減額は、予測が難しい「ソフト」費用です。 Sage Research の調査は、IPC を使用する企業の 86% は、初期導入後から生産性が向上を続けていると報告しています。たとえば、調査に参加した一部の企業は、1 回当たりの電話の移動、追加、変更作業に伴うスタッフの移動時間では平均 1.6 時間の節減、各支店の従業員間のすべてのコミュニケーションでは週当たり 4 時間の節減を実現していると回答しています。 生産性の向上によって生まれる節減額は、表 2 に示す要素を検討することによって予測できます。もちろん企業は、各自の目標やオペレーションを反映した独自の生産性要素を考慮する必要があります。 表 2: 生産性の向上から生まれる節減額の計算で考慮する要素の例(出展:2005 年にシスコシステムズの依頼のもと Sage Research が実施した調査から一部引用)
シスコのお客様である SouthTrust Bank は、多くの支店で使用していた電話およびメッセージング機能を集中管理型の Cisco CallManager および Cisco Unity システムに統合しました。この集中管理型設計の採用により、技術者によるリモート サイトの訪問頻度が少なくなり、使用する予備部品数が大幅に減少したため、メンテナンス費用を削減することができました。「当行では、このプロジェクトによる節減を評価する基準年の2000 年から 150 の新しい支店を開設していますが、サポート スタッフ数は増員していません。このプロジェクトが功を奏し、私たちは 70 万ドル以上のキー システムおよび PBX メンテナンス費用を排除し、IT スタッフ数を 3 名削減しています。」と SouthTrust Bank のネットワーク サービス担当グループ バイス プレジデントを務める Stan Adams 氏は述べています。 主要ベンダーを選択することにより ROI を向上シスコの依頼を受け Sage Research が実施した調査と詳細なインタビューの結果、単一の主要ベンダーが提供するネットワークを実装する場合、複数のベンダーのシステムで構築したネットワークを実装する場合よりもお客様は高い ROI を達成できる可能性が極めて高いことが判明しました。主要ベンダーは、ネットワーク機器、テレフォニーシステム、IP フォン、関連アプリケーションを提供しています。 この調査で判明した財務的メリットは非常に魅力的です。主要ベンダーネットワークのエンドポイント当たりのネットワーク所有コストは、複数ベンダーの製品で構成されるネットワークを使用する場合より 26% 低いという結果が得られました。ネットワークの導入とメンテナンス、ネットワーク性能の向上、IT スタッフおよびエンドユーザにもたらすメリットを含め、すべての領域で同様の節減効果が見られます。 Sage Research の調査では、単一の主要 IPテレフォニーベンダーを使用している組織のネットワーク所有コストがそれ以外の組織より 43% 低いことも明らかになりました。インタビューの参加者は、コスト節減の要因として、従来より 80% 高速に実行できる移動、追加、変更(製造メーカー)、新しいサイトへのインストール時間の 50% 短縮(製薬会社)、スタッフを増員しないことによる年間 10 万米ドルの節減(政府機関)などを挙げています。 シスコシステムズは、主要ベンダーの強力な選択肢として支持される製品、サービス、サポート、テクノロジーの専門知識を提供する市場のリーダーです。シスコのお客様は、ネットワークライフサイクル全体にわたり専門サービスがサポートする高度な包括的ソリューションのメリットを享受するとともに、将来もテクノロジーへの投資を保護することができます。 「新しいテクノロジーの利用を開始するときは、そのテクノロジーを完全に理解しているベンダーの力を借りなければ、正しい質問の回答を得ることも、正しい方向に向かっていると確信することもできません。私たちもこのような支援がなければ、今日の環境を築くまでに多くの時間とエネルギーを浪費したに違いありません。」 シスコ IPコミュニケーション ソリューションのビジネス ケースシスコ IPコミュニケーションソリューションは、あらゆる業種と規模の組織が既存の IPネットワークを活用して新しい音声サービスを提供できるように支援します。個別に実装した場合も、統合して実装した場合でも、シスコ IPコミュニケーションソリューションにより、お客様は高度な生産性とコスト節減のメリットを享受し、迅速に高い ROI を達成することが可能になります。 企業の多くは、既存のシステムから新しい IPCソリューションへの段階的な移行計画を立てています。IPCソリューションは、新規オフィスでの利用、老朽化した PBX のリプレース、新しいアプリケーションの活用などのために、必要に応じて導入することができます。いずれのシナリオおよび IPC テクノロジーとも、ROI を測定する際に異なる事項を考慮する必要があります。 導入シナリオ表 3 は、組織の IPCソリューション導入のきっかけとなる最も一般的なシナリオです。各シナリオのビジネスケースで考慮する主要な要素も合わせて示します。 表 3: IPコミュニケーションの一般的な導入シナリオとビジネス ケースで考慮する要素
IP テレフォニーシスコ IPテレフォニーソリューションは、IP ベースのハードウェアおよびソフトウェアの音声システムとアプリケーションの包括的なスイートで構築されています。このソリューションスイートは、既存の PBX およびキーシステムと統合できるため、企業はこれまでのテクノロジーへの投資を保護しながら IP テレフォニーに段階的に移行することが可能になります。 Cisco CallManager は、コンバージドネットワーク上で IPテレフォニーを実現するソフトウェアベースの呼処理システムです。CallManager は、従来の PBX およびキーシステムに代わって使用することも、相互運用することも可能で、さまざまな導入シナリオで利用できます。たとえば、集中管理型の Cisco CallManager に複数サイトの通信機能を統合することにより、企業は装置および回線費用を削減するとともに、ネットワーク管理の合理化、ユーザサポート部門に対するリクエストの減少により、生産性を高めることができます。 シスコ製品ベースの IP テレフォニーシステムを導入した H.J. Heinz のヨーロッパ支部では、従来の PBX と比較して、移動、追加、変更作業の 86% の高速化、保留時間の 87% 短縮、電話管理の一元化によるリモート電話システム管理担当の非技術系スタッフの時間の 10% 節減、IP テレフォニー対応ボイスメールの効率利用による生産性の 25% 向上を実現しました シスコ IPコミュニケーションソリューションは、独立型の小規模支店や、本社サイトに接続されたオフィスにも高い費用効果をもたらします。ルータにテレフォニーおよびメッセージング機能を搭載した革新的なシスコのテクノロジー設計により、シスコ IPコミュニケーションソリューションは従来のキーシステムまたは小型の PBX システムに取って代わる魅力的な選択肢となっています。 Cisco CallManager Express 呼処理ソリューションは、Cisco IOS®ソフトウェアルータのオプション機能として動作します。シスコ統合サービスルータおよびマルチサービスアクセスルータ上に容易に搭載できるこのソリューションは、中小・中堅規模の企業と企業の支店にオールインワンの音声・データソリューションを提供します。また Cisco CallManager Express は、240 までのユーザをサポートするシスコ IPコミュニケーションソリューションを企業サイトで試用する手段として、低コストで容易に導入することも可能です。 カリフォルニア州を拠点とする血液バンク Bloodsource は、老朽化した従来型音声システムのアップグレード、およびスタッフ、血液ドナー、病院とのコミュニケーションの効率化をを目的に、Cisco CallManager Express を導入しました。Cisco CallManager Express ソリューションの高度なパフォーマンスと信頼性、生産性を高める機能、メンテナンスおよびサポート費の節減効果により、Bloodsource は短期間で投資の正当性を確認できました。その後 Bloodsource では、Cisco CallManager システムにアップグレードすることにより組織規模に IP テレフォニーを拡張しました。Bloodsource の内部的な ROI 算出によると、血液ドナーやリモートオフィスとの長距離通話料の排除によって毎月数千ドルのコストの節減が可能です。 サイト当たりのユーザ数が 240 名以上に増加する、またはより高度な IPC 機能を必要とするお客様は、集中管理型の Cisco CallManager システムを導入し、ルータに搭載されている Cisco CallManager Express ソフトウェアをCisco Survivable Remote Site Telephony(SRST)ソフトウェアに追加ライセンス費用なしで簡単にアップグレードできます。シスコは、この移行オプションを通じ、IPC ソリューション全体の ROI に貢献する投資保護戦略をお客様に提供します。 個人向け保険・年金コンサルティングおよび管理サービスを提供するカナダの主要企業 Johnson Inc. は、地方のコンタクトセンターの 650 名の従業員と国内 43 ヶ所の支店をサポートするために集中管理型のシスコ IP テレフォニーソリューションを導入しました。ローカルオフィスのルータにインストールされた Cisco SRST ソフトウェアは、中央システムの障害発生時に電話サービスの継続を保証します。「当社では毎年 Centrex 回線に多額の費用を支払っていました。」とネットワークオペレーションマネージャーの Glen Ryan 氏は述べています。「私たちはすでに年間 40万カナダドル以上を回収しており、長期的にはさらに多くの費用を節約できると見込んでいます。発信コールのたびに長距離通話料を節減していますから。」同氏によると、シスコ IPコミュニケーションソリューションへの投資は 18 ヶ月でペイバックできる予定です。 シスコ IP フォンは、ユーザのモビリティのニーズに対応して従業員の生産性を高めます。Extension Mobility、Cisco IP SoftPhone、シスコ IP フォン 7920 ワイヤレスフォンなどの機能により、どこで作業をしている従業員とも連絡を取ることができます。Sage Research の調査に参加した企業の 60% 以上は、各モバイルワーカーが週当たり3 時間以上を節約していると報告しています。またこれらのモビリティ機能により、通常は移動、追加、変更作業が不要になるため、IT スタッフを日常作業から解放することができます。 First Health of the Carolinas Hospital では、シスコ IPフォン 7920G への移行を実施したことで、医療スタッフ同士のコミュニケーションを改善するとともに、年間電話 1 台当たり 90 ドルのメンテナンス費節減を実現しました。シスコ製品を使用する他の病院では、シフト当たりの看護士の移動距離をわずか 150 歩削減して得られた節減時間で、ワイヤレス IPC ナースコールシステムをペイバックできたと報告しています。 ユニファイド メッセージングCisco Unity ユニファイドコミュニケーションシステムは、強力な統合メッセージング(電子メール、音声、ファックスメッセージを 1 つの受信ボックスで受信)およびインテリジェントな音声メッセージングを提供します。Cisco CallManager と同様に、Cisco Unity システムは非常に柔軟な導入アーキテクチャの採用により、組織が保持するサーバ数の削減、管理の簡略化、一般的な移動、追加、変更作業の自動化を実現します。このようなメリットを通じ、企業は大幅なコスト削減とビジネスの生産性向上を達成できます。数千ユーザをサポートする一部のボイスメールアプリケーションでは、Cisco Unity の導入により、ネットワーク内のメッセージングサーバ数全体の 70% を排除できました。 ユニファイドメッセージングアプリケーションと Cisco Unity システムは、Microsoft Exchange や IBM Lotus Domino と同一のディレクトリを共有するため、統合をさらに加速することができます。また、利用者の移動、追加、変更作業の 1 ヶ所での実施が可能になり、冗長するタスクを排除するとともに、1 回の変更当たり 75 ドルから 100 米ドル節減することができます。ヘルプデスクに連絡する代わりに Web サイトでパスワードを変更できるなど、豊富なユーザ支援機能が用意されているため、テクニカルサポートスタッフの費用を削減し、ユーザの生産性と満足度を高めることができます。さらに、別々の音声システムと電子メールシステムで重複する管理作業とバックアップストレージも統一できるようになるため、システム全体の費用を迅速にペイバックできます。 ユニファイドメッセージングは、ユーザおよび IT スタッフの生産性にも優れたメリットをもたらします。シスコの一部のお客様は、1 つのシステムですべてのメッセージにアクセスすることで従業員が 1 日最大で 1 時間の節約が可能になったと報告しています。Radicati グループの調査によると、システム管理費用削減の 70% は、ユニファイドメッセージングシステムで共有のディレクトリおよびメッセージストアを使用したことにより実現されています。 「Cisco Unity システムにより、かつてのような手順を踏まずに1 日に受信するすべてのメッセージにアクセスすることが可能になり、従業員当たり 1 日約 1 時間を節約できるようになりました。」 小規模オフィスと支店には、Cisco Unity Express が最適なボイスメール・自動応答ソリューションです。Cisco Unity Express は、使用するシスコルータのアドオンモジュールとして実装し、Cisco CallManager Express と連動することができます。Cisco Unity Express を企業レベルの Cisco Unity システムとネットワーク化することにより、すべての従業員が重要な通信機能を容易に共有できます。 カナダ西部に拠点を置く最大級の建築事務所である Cohos Evamy は、支店をサポートする 1 台のアクセスルータ上で音声・データサービスの一部として Cisco Unity Express を使用しています。このソリューションにより、同社では迅速にトロント支店を開設し、PBX 音声システムおよび音声対応インフラストラクチャの導入に必要な高額の費用を排除することができました。さらに同社では、社内で移動、追加、変更作業を行うことにより 1 回のアップグレードにつき 175 カナダドルを節減し、メンテナンス費用の大幅な削減を実現しています。 リッチメディア会議電話会議は、ビジネス手段としてますます注目を集めています。現在最も一般的な形態は音声会議ですが、ビデオ会議やコラボレーティブな Web セッションの重要性も高まっています。
コンタクト センターCisco IP Contact Center(IPCC) Enterprise および Express Edition は、リアルタイムチャット、Web コラボレーション、電子メール、その他のアプリケーションと発信・着信コールの透過的な統合を可能にする IP ベースのコンタクトセンターソリューションを提供します。この統合によって、1 人のサービス担当者が複数の顧客との対話を同時にサポートすることが可能になり、非常に大きな生産性のメリットが得られます。ACD、IVR (interactive voice response; 自動音声応答)、その他のシステムとも統合できるので、顧客はこれまでのコールセンターへの投資の価値を維持できます。 Cisco IP IVR および Cisco Customer Voice Portal は、IVR アプリケーションの構築、配信のためのオープン性と拡張性に優れた機能豊富なセルフサービスソリューションを提供します。ASR(自動音声認識)、TTS(音声合成)機能のサポートにより、発信者は複雑化する質問に対するパーソナライズされた回答を得ることができます。また、リアルタイムでサポートを提供するサービス担当者のコストを発生させずに、新しい革新的な手法でビジネスを展開できるようになります。 シスコの依頼のもと Sage Research が実施した調査において、コンタクトセンターで IPコミュニケーションソリューションを使用するお客様は、生産性のメリットを以下のように報告しています。
Thrifty Car Rental では、シスコカスタマーコンタクトソリューションの導入を通じ、2 つのカスタマーコンタクトセンターで約 40 名のサービス担当者削減に成功しました。また、従業員の離職率がほぼ半分の 20% に減少するという大きなメリットがもう 1 つ生まれています。「このソリューションは、わずか 1 年で採算が取れました。同時に、運用費の削減と効率性の向上も実現しています。」と Dollar Thrifty Automotive Group, Inc の予約担当バイスプレジデント Bob Dupont 氏は述べています。 シスコ製品を利用するレストラン・オンライン小売グループ Legal Seafoods も同様の成果をあげています。Legal Seafoods では、テレフォンショッピングセンターに導入した Cisco CallManager、Cisco Unity システム、Cisco IPCC Express Edition を 1 年足らずでペイバックしています。 ネットワーク管理CiscoWorks IP Telephony Environment Monitor(ITEM)アプリケーションスイートは、Cisco CallManager の管理機能を補完します。この管理環境を利用することで、シスコのお客様は IPC コンポーネントおよびアプリケーションの動作を確認し、予防的な機能によりサービスを保証することができます。 シスコの多くのお客様は、統合ネットワークとCiscoWorks 管理アプリケーションによってネットワークスタッフの生産性を改善し、これまでと同じスタッフ数でネットワークの拡張をサポートしています。Sage Research の調査でインタビューに回答した企業は、生産性のメリットとして以下の表 4 に示す 5 つの項目を挙げています。 表 4: IPコミュニケーション ソリューションを利用する企業が報告した IT スタッフの生産性のメリットと平均節減時間出展:(2005 年にシスコシステムズの依頼のもと Sage Research が実施した調査から一部引用)
衣料品メーカーの Liz Claiborne Inc. では、IPコミュニケーション チームが CiscoWorks ツールセットのみを活用してコンバージド インフラストラクチャ全体を管理しています。「ネットワークのコンバージェンス、その結果として実現した組織のコンバージェンスによって、コスト削減が実現しました。」とLiz Claiborne Inc. の IT 担当バイス プレジデントである John Kavoc 氏は述べています。「特に注目に値するのは、Cisco IOS ソフトウェアを音声・データ通信の中核として使用したことで管理のオーバーヘッドを低減できた点です。」 サービス管理シスコおよびシスコのパートナーが提供し、賞の受賞経歴を持つシスコ IPコミュニケーションサービスアンドサポートソリューションは、ネットワークライフサイクル全体を通して戦略的サポートおよびコンサルティングサポートを提供します。これらのサービスにより、お客様はネットワークおよび IT プラニングを強化し、ネットワークの復元力を高め、予算編成プロセスを合理化し、継続的にネットワーク運用を効率化することができます。お客様は、シスコのサービスとベストプラクティスで社内の知識を補完することで、ネットワークの所有コスト削減、リスクの低減、新しいアプリケーションとサービスの迅速な実装、ネットワークのハイアベイラビリティの保証を実現することができます。これらすべてが高い ROI 達成につながります。 シスコでは、厳密に選定したパートナーのグローバルネットワークと共同でライフサイクルサービスを開発、提供しています。これらのパートナーは特定のテクノロジー、導入、管理分野の価値ある経験と専門知識をもたらしています。 「私たちは、独力での IP テレフォニーへの移行を検討しましたが、独力での実施には高額な費用と長い期間が必要でした。シスコ IPコミュニケーションシステムとシスコのライフサイクルサービスのアプローチは、短期間で大きな成功を収められる近道でした。」 セキュリティネットワークセキュリティには容易に測定できる ROI は存在しませんが、企業はビジネスを展開する上で強力な保護機能が必須であることを理解しています。しかし、不十分なセキュリティ対策によるコストへの影響は完全に理解されていないようです。 ネットワークへの侵入およびネットワークの停止によるコストには測定可能なものと測定不可能なものがあり、各企業が独自のオペレーション、リスク要素、ネットワーク環境を基に測定する必要があります。測定可能なコストには、不正な通話、システムのダウンタイム、復元にかかるスタッフの「時間、機器の物理的損傷、知的財産の盗用、訴訟の費用などがあります。測定不可能なコストには、企業の評判の低下、顧客のプライバシーの侵害、物理的または個人的な損害などがあります。 重要なビジネスアプリケーションを実行するネットワークのセキュリティが正しく確保されていれば、このセキュリティ機能は音声システムを効果的に保護することができます。十分なセキュリティ対策を講じている企業は、IPC 導入に際して新たなセキュリティ費用を考慮する必要がありません。 ネットワークセキュリティテクノロジーの広いサポート範囲と高度な機能により、正しくセキュリティが確保されている IP テレフォニーネットワークは PBX システムよりも高い信頼性を提供できます。さらに、ボイストラフィックをデータビットに変換することにより、従来の PBX およびボイスメールシステムでのサービス盗用、盗聴、破壊に使用される一般的な手法を防ぐことができます。 シスコ IPコミュニケーション ソリューションのビジネス ケースこの文書の説明や例で示したように、多くのシナリオで IPC の実装を促進する強力なビジネスケースを作成することができます。シスコ IPコミュニケーションソリューションを導入しているお客様は、直接的なコスト節減、従業員と IT スタッフの測定可能な生産性向上、新しい効率的な手法でのオペレーションという面で大きな利益を享受しています。 お客様のニーズに見合う IPソリューションの特定のために支援が必要な場合にはシスコのアカウント担当者にご連絡ください。シスコ IPコミュニケーションソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/solution/netsol/ipc/を参照してください。 |
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