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テレコミューターのためのシスコ ユニファイド コミュニケーション導入における検討事項トップ 5

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テレコミューターのためのシスコ ユニファイド コミュニケーション導入における検討事項トップ 5



企業が導入したユニファイド コミュニケーションを最大限活用するために、遠隔地の従業員やテレコミューター(情報通信を利用した就業者)にもユニファイド コミュニケーションを利用させる方法が求められています。在宅勤務制度には、たとえば柔軟な勤務、従業員のワーク ライフ バランスの改善、組織の炭酸ガス排出量削減のように、従業員と企業の双方にとってメリットがあります。テレコミューターをサポートするためにユニファイド コミュニケーション システムのサービス範囲を拡張するかどうかを決定するにあたっては、以下の点を検討する必要があります。

1. 遠隔地におけるマルチデバイスのサポート

ユニファイド コミュニケーション ベースのテレコミューター システムの最も単純な形態では、電話プロキシのようなソリューションを利用すれば、公共のインフラストラクチャを経由した Cisco IP Phone どうしの接続のセキュリティが確保されると共に、企業のユニファイド コミュニケーション システムとも安全に統合することができます。ただし、遠隔地の固定拠点にテレコミューターが集まる形態の場合は、すべてのトラフィックのセキュリティを守るリモート VPN デバイスがあれば、多くのデバイスが保護されます。ネットワークに接続された FAX、プリンタ、PC、および電話機のすべてが VPN の機能を持つとは限りませんが、VPN 機能を持つリモート ルータがあれば、遠隔地の拠点にあるすべてのデバイスの通信の機密をこれ一つで守ることができ、管理も容易です。

2. ユーザ エクスペリエンスをシンプルにする

忙しいエグゼクティブの多くは、遠隔地で利用するユニファイド コミュニケーション サービスはシンプルであってほしいと考えています。要するに、本社にいるときと同じように使えることが望まれています。たとえば、デバイスをリモート ネットワークに接続するときも、追加の管理作業は不要でなければなりません。ユニファイド コミュニケーションによって電話機の用途が広がり、プレゼンスやインスタント メッセージングなどのデータ指向アプリケーションも実行できるようになりますが、セキュアなリモート アクセス デバイスがあれば、ユーザによる管理作業は少なくて済みます。

3. リモート サイトの保護と制御

ユニファイド コミュニケーション ソリューションをテレコミューターにも使用させるときは、規制や要件に準拠するためにリモート デバイスのセキュリティをさらに強化することが必要になる場合があります。リモート ルータに、VPN 機能を通してファイアウォール、侵入防御、および通信のセキュリティ確保の機能を持たせれば、セキュリティ制御を中央集中管理することが可能になるため、セキュリティに関するエンド ユーザの負担は軽減されます。Cisco Enterprise Class Teleworker(ECT)ソリューションは、テレワーカーのためのリモート デバイスのプロビジョニングと管理を行うための、実証済みのアーキテクチャ フレームワークです。

4. QoS(Quality of Service)

テレコミューター向けサービスの課題の一つに、ユーザが利用できるサービスの品質保証があります。データ アプリケーションに関しては、QoS の要件しだいでは低コストのネットワーク インフラストラクチャ、たとえばインターネットを使用することもできます。また、セキュリティ確保の手段としては IPsec および SSL VPN ユーザ サービスが妥当でしょう。ただし、音声トラフィックは遅延やジッタの影響を受けやすいため、QoS を満たせなければ音声サービスは使い物にならなくなってしまいます。テレコミューター用のサービスのためにインターネットなどのインフラストラクチャを利用するときの別の課題としては、エンド ユーザの自宅からサービス プロバイダーまでのリンク上のトラフィックがあります。一般的なマルチデバイス展開においては、エンドユーザが電子メールや Web ブラウザなどのアプリケーションを使用すると、データ アプリケーションのパフォーマンスが低下したり、音声トラフィックのスムーズな配信が妨げられたりすることがあります。セキュアなリモート ネットワーク デバイスを使用すれば、インテリジェントな QoS とキューイングが可能になるので、データ アプリケーションが音声サービスに与える影響を軽減できます。

5. トラブルシューティングおよび診断

多くの組織に共通する懸念事項の一つに、遠く離れたテレコミューター環境の管理コストがあります。特に、遠隔拠点での機器の導入と管理のコストです。リモート デバイスをうまく利用すれば、IT チームはテレコミューター環境の問題のトラブルシューティングと診断をすばやく、簡単に実行できます。テレコミューターの多くは、自宅のネットワークの問題のトラブルシューティングと解決のトレーニングを受けてはいません。遠隔地で使用されるシステムは、会社が所有しているものもそうでないものもありますが、このようなシステムにおける問題の解決にはさまざまな課題が伴うことを考えると、リモート ネットワークのセキュリティ機器そのもののコストよりもサポートのコストが大幅に上回っていることも珍しくありません。

参考資料