次のステップ音声、ビデオ、および IP コミュニケーションの製品およびアプリケーションから成るシスコ ユニファイド コミュニケーション システムは、組織のコミュニケーションの効果を高めて、次のような点から組織を支援します。
シスコ ユニファイド コミュニケーションのアプリケーションはシスコ インテリジェント インフォメーション ネットワークの中で動作するので、ネットワーク全体で情報を共有することが可能になります。インテリジェント ネットワークにはアプリケーションを認識する能力があり、エンド デバイスのニーズとアプリケーションを基に、組織のポリシーに従ってエンドデバイスに権限と優先順位を自動的に付与することができます。シスコ インテリジェント ネットワークに組み込まれたシスコ ユニファイド コミュニケーション アプリケーションにもネットワークを認識する能力があり、アプリケーションに必要なネットワーク サービスを自動的に検出します。たとえば、IP フォンは電力や QoS(Quality of Service)に関する適切な設定を自動的に取り込むようになっています。 このようなネットワークとアプリケーションとのコミュニケーションが可能ならば、さまざまなプラットフォームの IT およびテレフォニーの機能を利用できるようになり、新しいコミュニケーション サービスの導入、運用、および統合をすばやく実行できる、柔軟でコスト効果に優れた統合ファブリックが実現します。この統合型ファブリックへのビデオやワイヤレス音声通信といった新しい機能の追加は、既存の投資を生かしたソフトウェアのアップグレードやハードウェアの増設として簡単に実施できます。この結果、最新の高品質 IP コミュニケーション アプリケーションをユーザが利用できるようになるまでの期間が短縮されるので、ユーザの生産性が向上し、より良いビジネス プロセスが可能になります。 経済面から言えば、ネットワークのベンダーを 1 つの主ベンダーに絞ったほうが、複数ベンダーのシステムでネットワークを構築する場合よりも企業の総所有コスト(TCO)は大幅に低下します。これは、Sage Research による調査で明らかになったことです。この調査(シスコが委託したものです)によれば、主要ベンダー 1 社によるネットワークでのエンドポイントあたりの総所有コストは、マルチベンダー ネットワークと比較すると 26% 低くなっています。また、IP テレフォニーのベンダーを主要ベンダー 1 社に絞った場合のネットワーク所有コストは、複数ベンダーを使用する場合と比べて 43% 低くなっています。 シスコ ユニファイド コミュニケーション アプリケーションとシスコ インテリジェント インフォメーション ネットワークとの組み合わせには、導入面、運用面、および統合面での次のような利点があります。 導入面での利点
電話機の移動、追加、変更が簡単で、その結果管理コストが削減されることは、シスコ ユニファイド コミュニケーションの統合が持つ威力の一例に過ぎません。大企業では 1 年間に従業員の約 25% が異動しています(電話の移動、追加、変更に関する業界標準)。Yankee Group の推計によれば、企業における電話の移動、追加、変更 1 回あたりのコストは最大 150 米ドルとなっています。シスコ ユニファイド コミュニケーション製品と Cisco Catalyst スイッチング ソリューションを使うと、この運用コストを最小限に抑えることができます。 運用面での利点
音声アプリケーションがビジネスに不可欠であることを考えると、ネットワーク インフラストラクチャの可視性の高さはきわめて重要です。なんらかの問題が発生したときにすばやく特定し、解決できるようにするためです。シスコのネットワーク インフラストラクチャと管理ツールは、音声パケットの過度の損失、ジッタ、または遅延が検出されたときにネットワーク管理者に通知するように設計されています。管理者は、対象区域のリアルタイム音声トラフィックに関するトラブルシューティングを中央から行うことができるため、問題が発生している現場に向かう必要はありません。シスコの管理ソフトウェアならば、音声チームとデータ チームが同じ視点からネットワークをとらえて、問題に関して各メンバーが正確な情報と知識を得たうえでコミュニケーションを取ることができるので、問題の早期解決へとつながります。 統合面での利点
ワイヤレス ネットワークに Voice-over-IP(VoIP)機能を追加すれば、従業員どうしのコラボレーションがしやすくなり、すばやい応答が可能になり、コスト削減という効果を得ることができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションと Cisco Unified Wireless Network を組み合わせることで、モバイル ワーカーも IP コミュニケーションを活用できるようになり、総所有コストも最小限に抑えることができます。シスコは、ワイヤレス音声通信に対する最適なサポートを実現するために、重要なテクノロジーをスイッチング、ルーティング、およびワイヤレスの製品に統合しています。これによって得られる効果としては、ワイヤレス音声通信の導入と管理の単純化、ワイヤレス音声コールのローミング、多様なワイヤレス音声クライアントのサポート、そしてワイヤレス音声通信の品質向上があります。 組織のネットワーク プラットフォームを保護し、最適化し、成長させていくには、ビジネス価値を作り出し効率的な運用を可能にするライフサイクル サポート モデルが必要です。シスコとそのパートナーは、ルーティング、スイッチング、ユニファイド コミュニケーション、ワイヤレス、セキュリティ、ストレージ、オプティカルなどの今日のネットワーキング テクノロジーを運用していくうえで不可欠なサービスおよびサポートを、ライフサイクル全般にわたって提供します。シスコとそのパートナーが提供する業界トップクラスのサービスとサポートは、お客様から高い評価を受けています。 また、IP フォン、アクセス スイッチ、アクセス ポイント、ルータ、Cisco IOS ソフトウェアなど、すべてのコンポーネントにシスコ製品を使用してコミュニケーション システムを完全に統合すれば、お客様がコミュニケーション システムの導入時や問題発生時に問い合わせる窓口は 1 か所だけになります。さらに、新しい機能(特に、シスコ インフラストラクチャの主要機能に基づく機能)が開発されたときも、お客様の環境への迅速な導入が可能であり、他の要素との互換性についても心配はありません。 ユニファイド コミュニケーションと IP ネットワークの分野における長年の経験を持つシスコの製品は、セキュアで強力なユニファイド コミュニケーション ソリューションを導入するにあたって、安心してお使いいただくことができます。 |