次のステップCisco Interoperability Portal を使用して、他社のアーキテクチャおよび製品とシスコ ユニファイド コミュニケーション製品との統合に関する情報を確認してください。 どこから出発するかによって、導入の順路も異なります。中堅・中小企業(SMB)のビジネスの進め方を変える新しいテクノロジーは、ほぼ 10 年おきに登場しています。問題は、このような変革をもたらすテクノロジーがビジネスの役に立つかどうかではなく、既存のビジネス プロセスやシステムにどのように組み込むかです。当然これは、音声とデータを統合したネットワークにも当てはまります。このようなネットワークでは、ユニファイド コミュニケーションを活用した VoIP、ユニファイド メッセージング、Web 会議やビデオ会議、統合コール センター管理などが行われています。 従来の PBX システムを置き換える動きはすでに始まっていますが、目標までの道のりをどうやって進むかという根本的な疑問は残ったままです。一般に、SMB が移行を開始する動機には次の 5 つがあります。 新しい事業または施設の開設 会社を設立したばかり、あるいは新しい施設に移ったばかりの場合は、テクノロジー面での課題は少ないのが一般的です。古いテレコミュニケーション システムや、多くの場合はデータ ネットワークさえも存在しないため、ビジネス コミュニケーション ソリューションを一から構築できるからです。 新たに導入するにあたって重要となるのは、次の要因です。
M&A による統合 M&A は、企業、特に SMB の「これまでのやり方」を一変させます。突然、データベース、アカウンティング システム、テレコミュニケーション ネットワークなど、何もかもが 2 つになるのです。多くの企業にとって、M&A はユニファイド コミュニケーションへの移行のよい機会となります。M&A による移行の計画を立てるにあたっては、次の 5 つのステップが重要です。 1. 導入のペース、順序、およびアプローチを決定する 既存機器の処理能力を越える成長 既存の PBX または Centrex システムの処理能力を越えてビジネスが成長した結果、これらの既存システムが柔軟性に欠ける、あるいは高価すぎるために、ビジネスに合わせた拡張を断念する企業は多いようです。同時にデータ ネットワークのアップグレードが必要になることも珍しくありません。このような場合は、データ ネットワークを展開してからユニファイド コミュニケーション ソリューションを段階的に導入していくとよいでしょう。 このような移行における一番の課題は、テクノロジーそのものではなく、変更に対して従業員が当然のように覚える抵抗感です。このような抵抗感をなくすには、組織全体からさまざまな利害関係者を集めて計画立案に参加させると同時に、十分な時間をかけて詳細な移行計画を作成します。この計画には、以下のものが含まれます。
コール センターの設立 コール センターにおける IP コミュニケーションの利用は収益性と生産性の大幅な向上につながることが、Sage Research の調査から明らかになっています。調査対象企業の 74% で、セールス エージェント 1 人あたりの月間売上が 5,000 ドル以上増え、1 日の平均コール処理数が 30 以上増えたエージェントは 50% に届こうとしています。 IP コール センター設立時の指針は次のとおりです。
ブランチを一つずつ統合 「計画、テスト、ロールアウト」は古くから IT 組織が唱えてきたスローガンです。特に、急成長を遂げる企業の間では必ずといってよいでしょう。そして多くの SMB もこのスローガンを唱えており、ユニファイド コミュニケーションを 1 つのブランチまたは部門だけでパイロット展開してから、他の拠点へ、さらに全社へと展開しています。 設立したばかりの企業にとっても、古い音声システムを置き換えようとしている企業にとっても、あるいはビジネスを成長させながらコストを削減する方法を必要としている企業にとっても、ユニファイド コミュニケーションには多数の利点があります。綿密な計画を立てると共に、ベンダーからの支援を得るようにすれば、移行作業は想像していたよりもスムーズに進行します。 |
