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中堅・中小企業向けソリューション

Cisco Unified Communications 500導入事例 - 株式会社 応研(静岡県)

■ 応研について

― 応研について教えてください。

静岡市の応研本社ビル

応研は、静岡市の映像機器の販売店です(※)。主要取引先は、静岡放送、静岡大学、静岡県立総合病院、ヤマハ発動機など静岡県下の放送局、教育・医療機関、 一般企業などです。創業は1970年。現在の社員数は15人、年商は約五億円です。

最近は、映像・放送のデジタル化が進んでいます。お客様へのサービス品質を向上させるには、映像機器の知識だけでなくネットワーク・インフラ周辺の知識・技術も重要です。また具体的なソリューションとしての製品提供の必要もあります。

その知識、技術、提供製品を得るために、応研は、 2007年11月にシスコの認定パートナー(※)になりました。今後はUC500を始めとするシスコ製品を静岡のお客様にご案内してゆきます。

UC500は、2008年11月に社内導入しました。お客様にUC500をご案内するからには、まず、自分たちが使いこなさなければいけないと考えたからです。

※「応研は、ソニーの映像システム機器の特約店として活動しています」
※ 「シスコにおいては、『セレクト認定パートナー』として活動しています」

■ 応研ではUC500をどのように使っているか

― 応研では、UC500を具体的にどのように社内活用していますか。

UC500は応研の電話とLANとVPNを司っている

応研でのUC500は、大きくは「電話接続機器(PBX)」、「ルータ・スイッチ」、「VPN」の三つの役割を担っています。具体的には次のようになります。

UC500の役割 具体内容 備考
電話接続機器としての役割
(PBXの代用)
社内の電話14台をUC500で接続
電話機は、7960が13台
7931が1台
UC500単独では電話は8台までしか接続できないので、拡張ポートとしてCisco Catalyst Express 520コンパニオンスイッチも導入。
ネットワーク機器としての役割
(ルータ、スイッチの代用)
UC500により社内LANを構築  
VPNとしての役割 浜松営業所や外出先ノートPCから本社サーバに接続 浜松営業所に今あるサーバは、リース切れのタイミングで、撤去する予定(営業所、本社を単一のネットワークトポロジーにまとめる)。


営業部ではノートパソコンの横にシスコの電話機を置いて活用

経理部では、整理ボックスの上に電話機を載せて使用。斜めに傾いたデザインなので、ボックスの上に載せても受話器が取りやすい。

■ UC500導入によるコストダウン効果と業務改善効果

― UC500を社内導入しての導入効果をお聞かせください。

応研で、UC500を実際に導入・活用してみて実感できた効果は以下の通りです。

コストダウン効果3点

  1. 電話の無駄な保守費用(年間10万〜20万)の削減
  2. VPN維持費用の削減(ゼロ化)
  3. サーバ統合による、余剰サーバ維持費・買い換え費の削減(ゼロ化)

業務改善効果4点

  1. 業務サーバへの積極投資が可能になる。
  2. お客様相手の時間を増やし、営業力を高める
  3. 社長の3台の電話が1台に統合でき、社長の机の上がスッキリした。
  4. ネットワーク活用に関する従業員のマインドアップ

■ コストダウン効果1. 「電話の無駄な保守費用(年間10万〜20万)の削減」

― 順々にお聞きします。コストダウン効果1. 「電話の無駄な保守費用(年間10万〜20万)の削減」とは具体的には。

応研本社ビルでのUC500の構成図

※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。popup_icon

普通の電話機の場合、社内のレイアウト変更などで電話の移動や追加が発生すると、そのたびに電話の保守会社の人を呼んで、電話線の張り替え、つけかえをしてもらわなければいけません。応研の場合は、その張り替え費用が一回当たり5万円〜10万円かかっていました。少し、納得のいかない出費でした。

一方、UC500の場合は、電話機のケーブルを抜いて差すだけで、簡単に回線の張り替えが行えます。その張り替えは社員が自分でできるので、費用はゼロ円です。応研では、年に1〜2回、社内レイアウトを変更しており(※)、年間に10万円〜20万円のコストダウンができます。

※ 応研は、社内に映像機器のショールームがあるので、新製品の発売に合わせ、半年に一回ぐらいの割合で、オフィスレイアウトの変更を行います。

■ コストダウン効果2.「VPN維持費用の削減(ゼロ化)」

― コストダウン効果2.「VPN維持費用の削減(ゼロ化)」とは。

以前は、VPNの維持のため 某ISPへ毎月21000円、年間25万2000円を払っていました。UC500導入後は、この支払いが必要なくなりました。

■ コストダウン効果3.「サーバ統合による、サーバ維持費の削減」

― コストダウン効果3.「サーバ統合による、サーバ維持費の削減」とは。

現在、応研では、静岡本社と浜松営業所のそれぞれに業務サーバを設置しています。しかしUC500の導入により、浜松営業所から静岡本社のサーバにVPNを通じて直接アクセスできるようになったので、浜松営業所のサーバは不要になりました。

浜松営業所のサーバはリースアップと同時に撤去する予定です。サーバが1台減れば、月々のサーバ維持費やリースアップ後の買い換え費用などを抹消(ゼロ化)でき、コストダウンにつながります。

以上、UC500導入によるコストダウン効果について述べました。UC500は、電話機器ではなく、ネットワーク機器と見なせば、総合的なコストダウンが可能になります。

またコストダウンという「守りの効果」だけでなく、業務改善、営業改善などの「攻めの効果」も実現できます。

■ 業務改善効果1.「業務サーバへの積極投資が可能になる」

― では、その「業務改善効果」について詳しく聞くことにします。業務改善効果1.「業務サーバへの積極投資が可能になる。 」とは具体的には。

先ほど「VPNにより、サーバを2台から1台に減らし、コストダウンできた」と述べましたが、サーバを一台に減らせば、サーバ投資を、その1台に集中することができます。

仮にサーバが2台あったとして、維持・リース費用がそれぞれ年間50万円、合計100万円だったとます。このサーバを1台に減らし、その1台に年間80万円を投資することにすれば、コストダウンとサーバのグレードアップが同時に実現できることになります。

■ 業務改善効果2.「お客様相手の時間が増やせる」

― 業務改善効果2.「お客様相手の時間を増やし、営業力を高める」とは

応研の営業エリアである静岡は、比較的「広い県」です。この広い営業エリアで、一軒でも多くのお客様をまわり、少しでも長くお客様と面談しようと考えるならば、「一日のはじめの朝礼」や「一日の終わりの営業所に戻っての報告」などは、思いきって効率化した方がよいかもしれません。

具体的には、UC500によるVPNや、Webビデオ会議などの通信ソリューションをフル活用することにより、外出先からでも朝礼への出席や営業報告ができるようにすれば、そこで効率化された時間を、客先訪問に回すことができます。

つまり、一日の中で、もう一軒多く客先訪問ができ、もう一時間長く客先にいることができます。お客様相手に使う時間が増え、営業力の強化が期待できます。

■ 業務改善効果3. 「社長の3台の電話が1台に統合でき、社長の机の上がスッキリした」

― 業務改善効果3. 「社長の3台の電話が1台に統合でき、社長の机の上がスッキリした」とは。

かつて応研の社長室には、社内連絡(内線用)の電話、社長直通(外部との連絡用)の電話、そしてプライベート用と、3台の電話があり、場所を取っていました。現在は、UC500により、その3台を1台にまとめることができ(※)、社長の机の上がスッキリしました。

※ 「外部からの電話」と「内線電話」とは、着信音で聞き分ける設定になっています。

■ 業務改善効果4.「ネットワーク活用に関する従業員のマインドアップ 」

― 業務改善効果4.「ネットワーク活用に関する従業員のマインドアップ 」とは。

「社員が電話の改善提案を積極的にしてくることに驚きました」

(谷中社長):UC500においては、電話の転送設定など様々な設定変更が、社内で、自分でできます。応研では、種石君がUC500担当となり、社員のリクエストは何でも受けるという体制にしました。そうすると、社員は皆、「こうしたらもっと良くなる」、「こんなことはできないか」と種石君に積極的に提案するようになりました。

電話対応の改善は営業会社にとって重要な課題であり、社員は普段から「もっと良くしたい」という意識を持っていたようです。しかし、今までは、その意識を現実化しようとすれば、電話会社にいちいち来てもらわねばならず、費用もかかるので、遠慮していたようです。

今回、社内から積極的な改善提案が出たことは、私にとっては意外でした。応研の社員の平均年齢は40代を超えており、一般論でいえば「普通のビジネスホンなら使えるが、あまりややこしい操作はできない世代」です。正直に言えば、UC500を導入しても、あまり活用提案などはないだろうと予測していました。

しかし、実際には各社員から積極的な提案があり、驚きました。この活況の理由は、「何か要望があれば、社内の種石君に頼むだけで良い。めんどうくさくない」ということと、「シスコの電話は外観がビジネスホンと大きく異なっており、それが社員の『何か新しいことができそうだ』というマインドを刺激した」ということのようです。

シスコの電話は、普通のビジネスホンとは外観が大きく異なります。それがかえって社内のネットワーク活用意識を刺激します。どうせ新しいことをやるのなら、外観も新しくなった方が良いという考え方です。

今、社内では、新しい電話の活用方法が、社員から次々に提案されています。ここで試し、確立した方法は、ノウハウ化して、お客さまにも提案していけるでしょう。

■ 「UC500を自分でも使ってみた販売店」の立場から伝えたいこと

― 「UC500を自分でも使ってみた販売店」の立場から、この事例の読者に伝えたいことがあればお聞かせください。

(谷中社長):UC500を社内で使ってみて「やはり担当を一人立てた方が、社内からの提案が活発化する」と実感しました(どのように活発化するかは先ほど述べたとおりです)。ですから、これから UC500を導入する企業には、「担当を立てること」を推奨しますが、しかし、中には「電話とネットワーク機器のために専任担当は立てられない」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

もし静岡県下でそのような方がいらっしゃるようでしたら、弊社からUC500をお買い上げいただければ、弊社がその「専任担当のかわり」をいたします。種石を始めとする弊社社員を、御社の通信コミュニケーション改善のための「専任担当」としてお使いください。

また「シスコキャピタルクイックリース(CCQL)」という「旧機器のリース残額をシスコが立て替えることでUC500を買いやすくするリースプログラム」の存在もお伝えしたく思います。応研は、旧PBXのリースが残っていた状態でUC500を導入しました。この場合、PBXの残リース分の支払いが発生しますが、CCQLを使えば、残リース分を、シスコがいったん立て替え払いしてくれるので、急に出費が増えるのを防ぐことができます。その立て替え分は、 UC500のリース支払額に、毎月、少額上乗せする形で返却することになります。

UC500導入によるコストダウン額が、旧機器のリース残額を上回る場合は、このCCQLを利用して、UC500を早期導入することがおすすめです。コストダウン額の試算については、応研にご用命いただければ、お手伝いさせていただきます。

※ シスコキャピタルクイックリースの詳細

■ 今後の抱負

― 今後の抱負をお聞かせください。

応研はこれまで「映像機器のプロフェッショナル」として活動してきましたが、これからは「映像機器とネットワークのプロフェッショナル」として、お客様のお役に立っていく所存です。

今後は、UC500など様々なシスコ製品をお客様にご案内していくことになりますが、その際には「自分たちが売る商品は、まず最初に自分たちが社内で使いこなす」ことをモットーにしたく考えております。

シスコには、技術教育など様々な側面から、私たち販売店の活動をご支援いただければと思います。今後ともよろしくお願いします。

「これからもお客様のお役に立つ提案をいたします」
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