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Cisco Unified Communications 500 導入事例 −株式会社コネクティボ(Webシステム開発・ネットワーク設計・構築・管理)

ユーザ事例





Cisco Unified Communications 500 導入事例 −株式会社コネクティボ(Webシステム開発・ネットワーク設計・構築・管理)



「アプリケーションと連携することで、さらに効率的な業務が可能になります。シスコUC500」

ロゴ多彩なWebシステム開発と信頼性の高いネットワーク構築技術に強みをもつ株式会社コネクティボ(愛知県名古屋市)。Cisco Unified Communications 500シリーズ(以下、UC500)を導入し活用しています。導入の背景や効果について、代表取締役平野智裕氏(写真中)、取締役 システム開発部 部長 彦坂吉宏氏(写真右)、ネットワーク技術部 部長 伊藤篤敬氏(写真左)に詳しく伺いました。

もくじ

  1. 株式会社コネクティボの概要
  2. ビジネスにおいて欠かすことのできないコミュニケーションツールとして活用
  3. UC500導入の背景
  4. 使う人が、直感的にわかりやすく操作できるアプリケーションの開発
  5. タッチパネル&カラーディスプレイを最大限に生かした表示機能
  6. 導入効果《経費の削減》
  7. 導入効果《業務の効率化》
  8. 導入評価《高い機能》
  9. UC500は、様々な業態や業種の中小規模の企業で効果を発揮できる
  10. 今後の展望・期待

■ 株式会社コネクティボの概要

― 株式会社コネクティボの概要についてお聞かせください。

「アウトソーシングすることなく、自社で開発するのが当社の強みです」(平野氏)

コネクティボは、名古屋に本社を置く設立10年目の会社です。2008年4月に株式会社コネクティボ(CONEXTIVO Inc.)へ社名変更し、東京事務所の開設をいたしました。社員数は22名です。
メイン事業は、『ビジネスモデルから考えるトータルなWebシステム開発』と『セキュアで信頼性の高いネットワーク構築』です。これらの事業は、多くの企業がアウトソーシングされていますが、当社では双方の事業を自社内のみで完結させています。
技術だけに頼らない心のこもったコンサルテーションで、人と社会をつなぎ、未来へと発展する自然環境に優しい会社であり続けたいと考えています。

■ ビジネスにおいて欠かすことのできないコミュニケーションツールとして活用

― 現在、UC500をどのように活用されていますか?

本社(名古屋)と支社(東京)にUC500を導入し、ビジネスにおいて欠かすことのできないコミュニケーションツールとして活用しています。本社と支社の拠点間の内線通話をはじめ、外出時にかかってきたお客様からの電話を担当者の携帯電話へ自動転送や、ソフトフォンとWebカメラ組み合わせてビデオ会議などでも活用しています。

また、三者通話機能についても非常に重宝しています。例えば、お客様と営業担当が通話の途中で、エンジニアの意見を必要とした時、電話を一旦切らずにエンジニアを加えて、三者で通話を続けられます。これは以前のビジネスフォンではできませんでした。お客様への対応が迅速になり、顧客満足度も上がっています。

受付に設置されている寺社のロゴを表示したIPフォン(Cisco Unified IP Phone 7975G)

そのほか、受付にもシスコのIPフォン設置しており、初めてのお客様から「システム開発系の企業らしい」と言われることもあり好評です。また、IT業界に携わる方々は、シスコの電話機ということで、興味を持たれるようです。

現在は、自社で活用しながら、さまざまなIPフォンと連携するアプリケーションの開発を行っています。

■ UC500導入の背景

― UC500導入の背景について教えてください。

「お客様へ提案する前に自分たちで使ってみてよさを知る為に導入」(伊藤氏)

エンタープライズ向けのUC製品については、以前から知っておりました。接続台数の制限はあるものの、エンタープライズ向けと同等機能で、価格が手頃な中小規模企業向けモデルの販売を待っていました。

それとCisco Unified IP Phone の中には、カラーディスプレイでタッチパネル式、XMLベースのアプリケーションが連携可能なモデルがあり、アプリケーションを当社で開発することにより、新しいソリューションを提供できると考えました。

お客様へ当社独自のサービス提案をする前に、実際に自分たちで使ってみて、ユーザの立場になったアプリケーション開発をするため導入を決めました。

■ 使う人が、直感的にわかりやすく操作できるアプリケーションの開発

― 自社で活用しながらアプリケーション開発をされていることについてお聞かせください。

アプリケーションの開発は深く凝ったものにすることも可能ですが、その場合、お客さまの抵抗が強くなるという懸念があります。多機能=複雑になってしまいます。そのため当社は、コンセプトとして、使い良さ(直感的)を重要視しています。

システム開発会社の立場でよく言われることですが、「何でも多くの事ができる」は、一見、良いことのように思えますが、ビデオ機器と同じように、機能が多すぎると逆に使いにくいことがあります。
実際に使う人であるエンドユーザ様が、見て触っただけで、直感的にわかりやすく操作できるように構築しています。

■ タッチパネル&カラーディスプレイを最大限に生かした表示機能

― 直感的にわかりやすい操作性とは具体的には、どのようなことでしょうか。

いくつかございますが、主にタッチパネル&カラーディスプレイということを最大限に生かせるような表示機能を前提に開発しています。

直感的に使える電話帳検索画面

● 発信履歴と電話帳がリンク
発信履歴は時間列ではなく、かけた頻度ごとに表示されるようになっています。これは部門ごとの使い勝手を考慮した機能です。

総務部門・営業部門・技術部門では、取引先が異なりますので、電話の相手先や頻度も各々異なります。

電話機ごとに発信頻度の多い順に、取引先が表示され、使用者は画面表示されたリストから選びますので、電話帳などから番号を調べる手間が省け、業務の効率化につながっています。

もちろん社内全部の電話機に統一した固定パターンを表示するのも可能です。また、発信時には自動的に電話料金が安くなる番号を頭につける設定になっています。

● 五十音検索
最初の画面では、「ん」と「を」はグレー色で表示されタッチが無効です。次に何か文字をタッチすると登録名の無い文字はグレーで表示されます。いちいちアドレス帳をみなくても済みますので、便利な機能です。

● 4000件のデータ登録
以前は、取引先などのダイヤル登録は電話機に一件ずつ、手入力でしたので大変でした。現在はグループウエアなどから、データのインポートが可能なため、負担がかなり軽減されています。

■ 導入効果《経費の削減》

― UC500を導入してからの効果や評価についてお聞かせください。

UC500を実際に導入・活用してみて、実感できた効果は多数ありますので、以下の三つの観点からお話しさせていただきます。《経費の削減》、《業務の効率》、《高い機能》。

―  《経費の削減》の具体的な内容とは。

● 通信費と出張費の削減
繰り返しになりますが、東京・名古屋という異なるロケーションでも、UC500とIPフォンを導入することにより、拠点間を内線通話できるようになり大幅な通信費の削減になりました。また、電話会議を活用することにより、交通費も削減されました。

運用・開発をしていく上で、電話機の柔軟な配置は重要

● レイアウト変更による管理費用の削減
運用・開発をしていく上で、電話機の柔軟な配置は重要です。具体的には先日も席替えがあり、以前のPBXですと、電話の増設や移動のたびに保守業者へ依頼し、来てもらわなければなりませんでした。

IP フォンにすることにより、これらの費用は発生しませんので、管理費用の削減が可能になりました。電話機に内線番号がひもづいているので、電話機だけを持って移動し、LANケーブルに接続すれば場所移動が完了。なおかつ、台数を増やす時も簡単ですし、自由に内線番号も調整できますので、コストに加えて無駄な手間や時間の削減にもつながっています。

■ 導入効果《業務の効率化》

― 《業務の効率化》の具体的な内容とは。

下記の機能について、業務の効率化につながり好印象を持ちました。

● Cisco エクステンション モビリティ機能
名古屋から、東京支社への出張時、東京の電話機にログイン(自分のID、パスワードを入力)することで、普段使っている内線番号がアサインされます。距離は離れていますが、名古屋のオフィスで仕事をしているのと同じ環境で仕事ができます。

● ボイスメール 機能
留守電話にメッセージが入った場合、お知らせメールが携帯電話へ届きますので、出先からお客様からの連絡を確認できます。これによりお客様対応が滞ることなく、迅速に行うことが可能になりました

● 自動転送機能
以前のビジネスフォンでは、できなかった複数回の転送が可能なため、様々な場合に役立っています。例えば、東京の事務所へ電話かかる→誰もいない場合→留守電ではなくワンコールで名古屋の本社へ自動転送→担当者が外出中→担当者の携帯へ転送

弊社のように、支店にあまり社員がいない環境では、機会損失の回避にもなっています。

■ 導入評価《高い機能》

― 最後になりますが、導入評価が高い機能とは。

前述と重なりますが、UC500はエンタープライズ向けの高機能を、小規模オフィスでも実現可能な製品なので、多くのお客様から高い評判をいただいております。

● ネットワークと電話を一台に集約することによって、合理的なサポートが可能
UC500を導入することにより、従来はバラバラだったルータ・スイッチ・VPN・LAN・電話など全てを、ひとつにフォーカスできます。運用的サポートな点においても、そこを集中的にサポートすることにより、障害時などの迅速な復旧につながります。また、当社と遠隔サポート契約いただいているお客様ですと、当社が遠隔で入って、どんな現象が起こっているのか確認させていただいています。セキュリティ機能も搭載しているUC500の中で、クロージングして情報を取得することは合理的かつスピーディですので、ビジネスがストップするリスク軽減にもなります。

「APIも提供されているUC500は技術的にとっても魅力的な製品」(彦坂氏)

● 通常のPBXは、もともと与えられている機能を使うだけですが、UC500においては、API※1 情報も提供されているので、技術者にとっても、お客様にとっても魅力的な製品です。

発信履歴など、様々なデータと連動してデバイスの特性を活かしてアプリ開発ができるのも良いところです。
また、CiscoのIPフォンは音声品質がクリアな点も評価しています。

※1 API:Application Program Interface

■ UC500は、様々な業態や業種の中小規模の企業で効果を発揮できる

― UC500やIPフォンはどんな会社に向いていると思いますか。

UC500を活用することにより、電話ではなくコミュニケーションツールになりますので、業態や業種にかかわらず、多くの中小規模の企業で効果を発揮できると考えられます。とくに、当社くらいの規模で、数カ所に拠点がある会社には、向いているのではないでしょうか。

たとえば、フランチャイズであれば、本部にUC500を設置し、各店舗にはCisco ルータの先にIPフォンをつなげば、売り上げ報告などができ、パソコンの代わりをまかなえます。パソコンを置けない店舗や飲食業などは、IPフォンを壁面に設置することにより、限られたスペースを有効活用できるようになります。万が一、不具合が発生した場合、パソコンはデータ復旧をさせなければなりませんが、電話なら機器交換するだけで済みます。売り上げ報告のほか、仕入れ注文や予約管理など幅広い活用が可能と思います。

■ 今後の展望・期待

― 今後の展望や期待についてお聞かせください。

当社では、UC500のアプリケーションを自社で開発し、エンドユーザ様に魅力的なソリューションを提供することを取り組んでいます。その一環として、勤怠管理システムなども開発中です。

シスコには、今後も引続き、提案や臨機応変な対応をお願いしたいと思います。

お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。


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