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エンタープライズ データセンター

メーカー:グローバル SAP 展開のインフラストラクチャ コストの削減および WAN 帯域幅の節約

ユーザ事例





メーカー:グローバル SAP 展開のインフラストラクチャ コストの削減および WAN 帯域幅の節約


Cisco® for Applications/SAP の導入により、グローバルなアプリケーショ展開に必要な WAN 帯域幅とサーバ数を大幅に削減

概要

業界

  • 電子機器および素材の製造


ビジネス上の課題

  • 中央集中型の Web 対応 SAP アプリケーション(ERP、CRM、およびサプライ チェーン、製品ライフサイクル、サプライヤ リレーションシップの管理)にアクセスする際に、あらゆる場所のすべてのユーザに LAN と同等なパフォーマンスを提供する
  • グローバルなビジネス運用に必要な WAN 接続コストを削減する
  • ユーザに対するアプリケーションの可用性を高レベルに維持したまま、データセンター リソース(スタッフ、設備、および機器)の効率的な利用を実現する
  • エンドツーエンドのアプリケーション パフォーマンスを改善して、ユーザの生産性とリモート ユーザの満足度を向上させる


ネットワーク ソリューション

Cisco for Applications/SAP プラットフォームでは以下を実現します。

  • Cisco Application Content Networking System(ACNS)ソフトウェアおよび Cisco 500 シリーズ Wide Area Engine(WAE)を使用して、WAN 経由の SAP アプリケーションを最適化する
  • データセンターに Cisco CSS(Content Service Switch)を導入して、ハイ アベイラビリティとスケーラビリティを実現して、SSL と圧縮処理をサーバからオフロードする


ビジネス上の効果

  • SAP およびその他のアプリケーション用のサーバ容量とネットワーク帯域幅を最適化することで、コストを抑制する。また、インフラストラクチャの簡素化によって運用コスト(電源、冷却、ラック スペース、IT 業務)を削減する
  • アプリケーションの可用性とスケーラビリティを改善して、ビジネス継続性による保護を実現する
  • 低コストな低帯域幅接続を利用して、LAN と同等なアプリケーション パフォーマンスを実現することで、リモート ユーザの満足度の向上と WAN コストの削減を図る


ビジネス上の課題

グローバル マーケットは、より多くの顧客ベース獲得への機会を創出しますが、業務上のオーバーヘッド コストも増加させます。特に製造業の場合、配送コストを最小限に抑え、貿易関税を回避し、商品化への時間を短縮するために、できるだけ顧客に近い場所で多数の拠点を構える必要があります。

電子機器、ポリマー、工業用および消費者向け素材を製造するある国際的なメーカーは、100 を超える国々でビジネスを展開しています。この企業はテクノロジーの迅速な展開と進歩的な発想で、業界トップの地位を維持し、アグレッシブなビジネス目標を実現しています。同社では最近、各種プロセスの効率化を図るために、単一インスタンス構成の SAP アプリケーションを導入しました。SAP の多様なビジネス ソリューションを利用すると、CRM(カスタマー リレーションシップ マネジメント)、ERP(エンタープライズ リソース プラニング)、およびサプライ チェーン、製品ライフサイクル、サプライヤ リレーションシップの管理など、ビジネスのあらゆる面に対処することができます。SAP Manufacturing は、企業が需給の変化を識別して、急速に変化する要件に対応できるように支援します。

中央集中型の SAP アプリケーションは業務効率を促進する重要なテクノロジーとして、世界各地の社員がアクセスします。WAN には、欧州、米国、およびアジアの主要なハブ設備が含まれていましたが、多くの国々(特に、ラテンアメリカやアフリカ)で、WAN のパフォーマンスが問題視されていました。SAP アプリケーションを使用するには、WAN 接続の種類に関係なく LAN と同等なアプリケーション パフォーマンスが必要になります。また、WAN にかかる費用は国ごとに大きく異なるため、WAN 帯域幅利用の抑制はコスト削減のための要件でもありました。

このメーカーは以前、類似のエンタープライズ ソフトウェア ソリューションをサポートしていた経験があったため、アプリケーションの高速化と WAN の最適化ソリューションによって上記の要件に対処する必要があることを理解していました。また、この企業のデータセンター チームは、効率的なロード バランシング ソリューションを使用して SAP アプリケーションに必要なサーバ数を最小限に抑え、ユーザに影響を与えることなくスケーラビリティと可用性を確保する必要があると考えていました。

Cisco for Applications ソリューション

低帯域幅接続での LAN と同等なアプリケーション パフォーマンスは、Cisco for Applications/SAP プラットフォームへの移行によって実現しました。この新しいプラットフォームは、シスコのアプリケーションの最適化、サーバ拡張、およびサーバ オフロード テクノロジーを組み合わせて、すべての社員のパフォーマンス ニーズを満たしました。

Cisco for Applications/SAP ソリューションに不可欠な Cisco Application Content Networking System(ACNS)ソフトウェア ソリューションは、キャッシングおよびアプリケーション配信用プラットフォームを提供し、業務の改善とコストの削減を実現します。このソフトウェアは、データセンターやリモート サイトに展開可能な Cisco Wide Area Application Engine(WAE)と連携します。Cisco Wide Area Application Engine(WAE)を使用すると、次の利点が得られます。

  • ネットワーク経由で送信するデータ量を最小限に抑えて WAN 経由のアプリケーション パフォーマンスを最適化し、必要な総帯域幅を削減します。
  • WAN 利用率が低い時間帯に、アプリケーション コンテンツをリモート拠点に事前配置することで、SAP などのミッションクリティカルな Web アプリケーションの展開を高速化します。
  • ビデオ サーバで個々の要求に対応する代わりに、ハブアンドスポーク配信方式を採用して、企業の通信アプリケーション用のライブ ビデオやオンデマンド ビデオの配信を効率化します。


同社は、ビデオ配信やその他アプリケーションの高速化(キャッシング)を実現するために、WAN の主要なハブ拠点に大規模な WAE を導入しました。小規模拠点(スポーク)には、Cisco 510、511、および 512 Content Engine が導入されています。一部の拠点では、スケーラビリティと冗長性を確保するために 2 ~ 3 台の Engine が置かれています。増大するアプリケーションの要件に対応するため、世界全体で 100 台を大幅に上回る WAE が導入されました。ただし、これらの機器はすべて中央から管理できるため、グローバルなアプリケーション インフラストラクチャのサポート コストはさらに削減されます。このソリューションを導入することにより、WAN 帯域幅の利用率は 32% 削減されました。また、エンドユーザは、ビデオ オンデマンドを含む幅広いアプリケーションの操作性が向上したことを実感できました。

 

「接続コストやネットワーク パフォーマンスは、国によって大きく異なります。Cisco for Applications プラットフォームを利用すると、グローバル企業のすべての拠点で、優れたアプリケーション パフォーマンスを実現できます。アプリケーション配信テクノロジーに、可用性とスケーラビリティを向上させるサーバ ロード バランシングとオフロード機能を組み合わせれば、SAP のようなクリティカルなビジネス アプリケーションの投資効果を最大限に高めることができます」
― Doug Gourlay、シスコシステムズのデータセンター ソリューション マーケティング部門シニア ディレクタ

データセンター内で Cisco コンテント サービス スイッチ(CSS)を使用すると、モジュール化された SAP アプリケーションのホスティングに必要なサーバ数を最小限に抑えることができます。エンタープライズ アプリケーションに必要なサーバ数が急増する中、Cisco CSS は SAP やその他アプリケーション展開のソリューションにおいて重要なコンポーネントになっています。Cisco CSS の導入により、SAP 展開で次のような利点を得ることができました。

  • スケーラブルなアプリケーション パフォーマンス ― 大容量の統合 SSL モジュールを使用すると、SSL 処理のオフロードによって、Web サーバやアプリケーション サーバの全体的なパフォーマンスが向上し、スケーラビリティとパフォーマンスが大幅に改善されます。
  • アプリケーション応答時間の最適化 ― Cisco CSS の大容量 Web アプリケーション(HTTP)圧縮モジュールを使用すると、アプリケーションの応答時間を 20 ~ 50% 向上させることができます。また、この機能を使用すると、サーバから圧縮機能がオフロードされるため、サーバの負荷と WAN トラフィックがさらに削減されます。
  • 投資の保護 ― Cisco CSS は、同クラスのコンテント スイッチの中で最も柔軟に、ポート、パフォーマンス、およびサービスを組み合わせてカスタマイズできます。
  • 可用性とトランザクションの完全性 ― 業界標準の Adaptive Session Redundancy(ASR)によってステートフル フェールオーバーがサポートされているため、ネットワーク内に障害が発生しても、アプリケーションの全体的な可用性を向上させることができます。また、サービスへのキープアライブによって、アプリケーションまたはサーバが機能しているかどうかがチェックされるため、アプリケーションの可用性が確実に保たれます。アプリケーションまたはサーバに障害が発生している場合、ユーザは正常に稼働しているアプリケーション サーバにルーティングされます。


Cisco CSS を導入すると、SAP アプリケーション サーバから SSL と圧縮タスクをオフロードして、生産性を最大限に高めることができます。これにより、ユーザ要求に対する応答時間が改善されます。また、トラフィックの圧縮によって、使用する帯域幅が最小限に抑えられるため、SAP アプリケーション展開の総所有コストが削減されます。

非常に拡張性の高いアーキテクチャを提供できるのも、Cisco CSS の強みです。Cisco CSS のモジュール設計は、パフォーマンス、ポート、およびサービスを将来のアプリケーション ニーズに合わせてアップグレードすることを簡素化して、お客様の投資を保護します。将来、サーバのスループットの増強が必要な場合には、ユニットを簡単に追加することができます。

製品リスト

Cisco for Applications/SAP:

WAN アプリケーションの最適化と配信

  • Cisco ACNS ハイ アベイラビリティ、スケーラビリティ、高速化、SSL オフロード、および圧縮
  • Cisco 11500 シリーズ CSS


ビジネス上の効果

同社のすべての生産工程、そして利益は、SAP アプリケーションに効率的にアクセスできるかどうかによって左右されます。これらのアプリケーションに関連する情報を効率的に配信できれば、社員の生産性向上と全体的な WAN コストの削減に大いに役立ちます。「接続コストやネットワーク パフォーマンスは、国によって異なります。Cisco for Applications プラットフォームを利用すると、グローバル企業のすべての拠点で、優れたアプリケーション パフォーマンスを実現できます。アプリケーション配信テクノロジーに、可用性とスケーラビリティを向上させるサーバ ロード バランシングとオフロード機能を組み合わせれば、企業は SAP のようなクリティカルなビジネス アプリケーションの投資効果を最大限に高めることができます」シスコのデータセンター ソリューション マーケティング部門シニア ディレクタである Doug Gourlay はこう述べています。

WAN アプリケーションの最適化、およびサーバ オフロード、可用性、スケーラビリティ ソリューションの組み合わせにより、同社は Cisco for Applications/SAP の長期的な利益を速やかに得ることができます。

  • WAN 利用率の改善と投資保護 ― 初期の帯域幅削減率は 30% を大幅に上回りました。効率的なアプリケーション キャッシング ソリューションを利用すれば、SAP トラフィックの増加や将来追加される新しいアプリケーションのトラフィックの増加に対応することが可能になります。
  • ユーザの満足度向上 ― リモート WAN の最適化ソリューションにより、LAN と同等な SAP アプリケーションのパフォーマンスがあらゆる場所で実現されます。
  • 費用有効かつサポート可能なソリューション ― この企業では、新しく導入したソリューションをすぐに使いこなすことができました。Cisco for Applications/SAP(Cisco ACNS ソフトウェア、WAE Content Engine、および CSS 製品など)では、導入後の面倒なサポートがほとんど必要ないため、SAP アプリケーション全体を停止したり、ユーザの業務を妨げたりすることなく、必要に応じて新しいサイトやシステムを追加できます。また、ネットワークやサーバ リソースの使用も効率化されるため、ソリューションの総所有コストを最小限に抑えることができます。


関連情報

Cisco for Applications ソリューションなどのシスコ データセンター ソリューションの詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/jp/go/ans

 
0120-092-255
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