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医療サービス事業者:Siebel CRM サーバの統合および最適化

ユーザ事例





医療サービス事業者:Siebel CRM サーバの統合および最適化


Cisco for Applications/Siebel の導入により、ミッションクリティカルなエンタープライズ アプリケーションのハイ アベイラビリティとスケーラビリティを実現

概要

業界

  • 医療


ビジネス上の課題

  • Siebel CRM アプリケーション(最大 4000 のアクティブ セッション)でのユーザの生産性を最大限に高める
  • データセンターのサーバ リソースを統合して設備支出を抑制する
  • 管理を簡素化して運用コストを抑制する


ネットワーク ソリューション

Cisco for Applications/Siebel プラットフォームには以下ものが含まれます。

  • 冗長構成の Cisco CSS 11503 コンテント サービス スイッチ(開発環境向け)
  • 冗長構成の Cisco CSS 11506 (テストおよび実稼働環境向け)


ビジネス上の効果

  • Siebel CRM アプリケーション サーバの SSL 運用をオフロードすることにより、以前より少ないサーバ数でスケーラビリティを改善
  • マルチベンダー ソリューションを Cisco CSS に置き換えることにより、サポート業務を軽減
  • ステートフル フェールオーバー機能により、ミッションクリティカルな Siebel アプリケーションの持続的な運用を実現


ビジネス上の課題

医療サービス業界は、世界で最も巨大で成長速度の速い業界の 1 つであり、ほとんどの先進国での GNP の割合は 10% を超えています。他の多くの国々と同様に、米国でも医療制度改革が数十年にわたって議論されています。医療サービス事業者と一般消費者にとって最も優先度の高い課題は常にコストの削減です。米国南部に拠点を置く大手医療サービス事業者は近年、コスト削減の一環としてデータセンターの統合プロジェクトに乗り出しました。サーバ数を最小限に抑えることでコスト削減の目標は達成されましたが、より少ないリソース間でアプリケーションのバランスを効率よく維持する必要性が生じました。

同社のアプリケーション インフラストラクチャでは、Siebel システムのロードバランシングと SSL オフロードが実施されていたものの、それは複数のベンダー製品によって構成されていました。Cisco Local Director には、他のベンダーの SSL オフロード製品とソフトウェアベースのフロントエンド ロード バランサが組み合わされていたのです。これらの製品の管理は非常に手間のかかる作業になっていました。この企業の Siebel 展開では、Siebel 7.7 の CRM(カスタマー リレーションシップ マネジメント)エンタープライズ ソフトウェアが使用されていました。このミッションクリティカルなアプリケーションは、800 万人以上の顧客をサポートする 4000 人超の顧客サービス スタッフの日常業務を支援していました。これらのスタッフは全員 Siebel アプリケーションにアクセスする可能性があるため、サーバが現在と将来の需要を満たすには、これまで以上の負荷に対処できることが必要不可欠でした。

また、Siebel アプリケーションのパフォーマンスだけでなく、ほかの要件を満たす必要もありました。以前のソリューションではサポート上の問題が数多く存在していたため、アプリケーション インフラストラクチャの管理は重要な課題でした。また、複雑なサーバ ロードバランシングや SSL オフロード ソリューションを使用せずに、簡潔な方法でアプリケーションのスケーラビリティを確保したいとも考えていました。

ネットワーク ソリューション

この企業の IT チームは、開発、テスト、および実稼働の 3 つのアプリケーション環境を利用していました。新しいテクノロジーを評価するときには、最初にテスト環境に導入します。IT 部門は評価フェーズの間に、Cisco for Applications/Siebel のスケーラビリティ、CiscoWorks など他の要素との統合の容易さ、および管理性の評価を行いました。競合ベンダーのソリューションとの比較検討を行った結果、Cisco CSS を含むシスコ製プラットフォームを導入することが決定しました。

Cisco CSS を使用すると、モジュール化された Siebel アプリケーションのホスティングに必要なサーバ数を最小限に抑えることができます。Siebel などのエンタープライズ アプリケーションに要するサーバ数が急増する中、Cisco CSS はデータセンター統合において大きな役割を担っています。Cisco for Applications/Siebel が選ばれた理由は多岐にわたり、そのすべてがこの企業の Siebel 展開で効果を上げました。

  • スケーラブルなアプリケーション トランザクション パフォーマンス ― 大容量の統合 SSL モジュールを使用すると、SSL のオフロードによって、Web サーバやアプリケーション サーバの全体的なパフォーマンスが向上し、アプリケーション パフォーマンスが改善されます。
  • アプリケーション応答時間の最適化 ― Cisco CSS の Web アプリケーション(HTTP)圧縮モジュールを使用すると、アプリケーションの応答時間を 20 ~ 50% 向上させることができます。また、この機能を使用すると、サーバから圧縮機能がオフロードされるため、サーバの負荷と必要な WAN 帯域幅が削減され、コストが抑制されます。
  • 使い慣れたソフトウェア インターフェイス ― Cisco WebNS ソフトウェアを搭載した Cisco CSS は、Cisco IOS に類似したユーザ インターフェイスを備えています。この企業の IT チームは IOS の使用に熟知していたため、Cisco CSS のトレーニングを受ける必要はほとんどありませんでした。
  • Cisco CSS のモジュール構成 ― 競合ベンダーの製品は固定構成で、インターフェイスを拡張することができませんでした。そのため、シスコの拡張性は大きな魅力でした。この企業は競合ベンダーの固定ポート/システム構成の短所を認識していたため、環境に変化が生じた際に柔軟にアップグレードできる製品を選択しました。Cisco CSS は、同クラスのコンテント スイッチの中で最も柔軟に、ポート、パフォーマンス、およびサービスを組み合わせてカスタマイズできます。
  • 可用性とアプリケーションの完全性 ― 業界標準の Adaptive Session Redundancy(ASR)機能によってステートフルなフェールオーバーがサポートされているため、エンタープライズ アプリケーションの持続的な運用が可能です。
  • オンサイト プリセールス サポート ― 評価フェーズの間、シスコ製品の販売代理店のサポート評価も行われました。専門技術者によるオンサイト サポートは、重要度の高い要件でした。シスコのサポート オプション(2 時間以内のグローバル交換サービス)は、競合ベンダーのサポートよりも優れていました。
  • シスコのコミットメント ― 同社は、エンタープライズ データセンター製品に対するシスコのコミットメントを高く評価し、シスコが長期的に最適なパートナーであると判断しました。Cisco CSS と Siebel 7.7 の認証を取得したことで、シスコのコミットメントをさらに高く評価し、シスコと Siebel との間で効果的な連携が行われることを確信しました。


この医療サービス事業者は、2 台の Cisco CSS 11503 と 4 台の Cisco CSS 11506 で構成される Cisco for Applications/Siebel を導入して、Siebel システムのハイ アベイラビリティ、スケーラビリティ、およびサーバ オフロード機能を実現しました。この導入が成果をあげたのち、別のアプリケーション用に 12 台の Cisco CSS が追加で導入されています。

 

「エンタープライズ アプリケーションの複雑性と Web ベース化が増す中で、アプリケーション配信テクノロジーの重要性は企業の成功にとってますます欠かせないものになっています。Cisco for Applications 配信および高速化ソリューションを使用すると、お客様はアプリケーション資産の価値を最大限に活かすことができます」

- Doug Gourlay、シスコシステムズのデータセンター ソリューション マーケティング部門シニア ディレクタ

製品リスト

Cisco for Applications/SAP

ハイ アベイラビリティ、スケーラビリティ、SSL オフロード、および圧縮

  • Cisco 11500 シリーズ CSS


ビジネス上の効果

医療サービス事業の成否は、顧客満足度によって大きく左右されます。そのため、CRM アプリケーションには大きな関心が寄せられています。この企業は、Cisco for Applications/Siebel ソリューションを導入することで、同社のクリティカルなアプリケーションの高速化、可用性、スケーラビリティ、およびセキュリティ保護を改善し、次のようなビジネス上の効果を得ることができました。

  • ユーザの生産性 ― Cisco CSS を使用すると、データセンターを統合しても、パフォーマンス要件が犠牲になりません。サーバ数の削減目標を達成しながら、サービス スタッフの生産性も一定に保たれたので、顧客満足度を維持することができました。
  • 管理の簡素化 ― 3 つのベンダーで構成されるソリューションを、1 つのベンダーの柔軟なソリューションに置き換えることで、管理の簡素化と運用コストの削減が実現しました。
  • ビジネス継続性 ― ハイ アベイラビリティ機能(ステートフル フェールオーバー)により、ミッションクリティカルな業務が保護され、顧客サービスに関するビジネス目標の達成が可能になります。


「エンタープライズ アプリケーションの複雑性と Web ベース化が増す中で、アプリケーション配信テクノロジーの重要性は企業の成功にとってますます欠かせないものになっています」シスコのデータセンター ソリューション マーケティング部門のシニア ディレクタである Doug Gourlay はこう述べています。Cisco for Applications 配信および高速化ソリューションを使用すると、お客様はアプリケーション資産の価値を最大限に活かすことができます」

関連情報

Cisco for Applications ソリューションなどのシスコ データセンター ソリューションの詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/jp/go/ans