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Krone社 事例

Krone社 事例紹介
通信ネットワーク接続テクノロジの世界的トップ企業が CISCO IP TELEPHONY を採用
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2002年の初め、KRONE オーストラリアのIT 部長であるRobert Milne 氏は、PBX システムサプライヤから、9年前に導入した古いシステムのサポートを打ち切ると知らされました。つまり今後、システムが故障しても、部品の供給も、サービスも受けられなくなる為、サプライヤは最新のPBX システムへの切り替えを勧めました。
KRONE社の概要
1928年にドイツのGustav Krone 氏によって創業されたKRONE は、グローバルネットワーク向けケーブルと接続製品のトップメーカーです。

KRONE は、音声ネットワークとデータネットワーク向けの銅線⁄ファイバーケーブルシステムと接続製品を幅広く製造しています。同社は世界140 ヶ国以上に30拠点を有する民間企業で、6 千万ドルを超す年間売上高を誇ります。オーストラリア事業部は6 州合計で300 人以上の従業員と、ニューサウスウェールズ州セントラルコーストに1 工場を擁しています。
課題
Robert Milne 氏は、新型のPBX の導入を見送り、IP テレフォニをはじめとする代替手段を検討しました。Milne 氏は次のように話します。「PBX 電話システムのコストが高いのは、すでに実証ずみでした。我々の本部はセントラルコーストにあり、シドニーのオフィスや多くの顧客への電話には長距離通話料金がかかっていました。ヴィクトリア、ACT、ウエスタンオーストラリアの3 つの地域に分散するオフィスを1 つのシステムに接続することはできず、それぞれの地域にPBX を設置し、管理しなければなりませんでした」

PBX の決断を迫られたとき、KRONE はちょうど10 Mbps のシェアードネットワークから100 Mbps のスイッチドネットワークへと、インフラストラクチャをアップグレードするところでした。Robert Milne 氏は、シスコ統合ネットワークに投資すればIP 電話やその他のさまざまなIP アプリケーションを活用できることを知りました

Milne 氏はこの選択肢を選び、Cisco IP Telephony を試すことを決めたのです。「シスコのソリューションを選んだのは、世界クラスのサービスとサポートプログラムの実績に裏打ちされた、定評のある安定したテクノロジだからです。シスコは、デスクトップから始まるエンドツーエンドなQuality ofService ソリューションを提示できた唯一のベンダーでした」

Milne 氏はまず、Cisco Catalyst 4000 シリーズスイッチ、Cisco CallManager、ならびに10台のCisco IP Telephony 電話機を中心とする統合ネットワークを導入しました。IP 電話機の1 台は、代表取締役のCraig Jones氏のデスクに置かれました。全社に配備する前に、会社の意思決定者であるJones 氏にソリューションとそのビジネス上のメリットについて徹底的に理解してもらう必要があるとMilne 氏が考えたからです。

Craig Jones 氏はさらに語ります。「IP テレフォニに興味を持った当初は、長距離通話コストを削減できるという点が大きな魅力でした。しかし使ってみると、IP 電話機のサービス品質と新機能に驚かされました」「シスコソリューションが本当にデータ帯域幅で通話を優先し、通話時の音声品質劣化のもととなるパケット損失が発生しないかどうかが気になっていました。しかしその点は、シスコのIP 電話機を接続した瞬間に証明されました。サービス品質は、雑音を拾って音声の歪むことがある従来のPBX システムをはるかに上回るものだったのです」
ソリューション
3か月間の試行は成功のうちに終了し、KRONE の経営陣はCisco CallManager、Cisco Unity メッセージング機能とIP 電話機を含むCisco IP Telephony の全事業部展開を決定しました。150 台以上の電話機がセントラルコーストの本部に設置され、20台の電話機が支社に配置されました。

Cisco CallManager は、KRONE のIP 電話ソリューションの中心に位置付けられます。CallManager はソフトウェアベースの電話処理アプリケーションで、ユニファイドメッセージング、マルチメディア会議、コラボレーションによるコンタクトセンター、双方向マルチメディア応答システムなど、さまざまな電話機能を提供します。

Robert Milne 氏は、Cisco IP Telephony電話機7910、7940、7960 の組み合わせを選択しました。これらの電話機は、日時、発信者名、発信者番号、ダイアルした番号などを表示する高画素数のLCD ディスプレイを 備えています。このディスプレイには、機能や回線のステータス表示、スピーカ(ハンドフリー)とヘッドセット機能、ミュートボタンも付属しています。

また、Cisco Catalyst 4000 シリーズスイッチも導入しました。これらのインテリジェントスイッチはネットワーク上のデータパケットを確認して優先順位を付けるため、従業員はセキュリティやトラフィックの輻輳を気にすることなくコラボレーションを進めることができます。また、ネットワーク上の各ユーザに帯域幅を割り当てられるため、重要な通信やデータ伝送に適切な帯域幅を割り当てることもできます。

ボイスメール用には、Unity MessagingSystem を導入しました。ユニファイドメッセージングとは、すべてのタイプのメッセージを1 つのの受信ボックスで管理できることを意味します。Cisco Unity は組込みのExchange サーバと連動し、すべての音声、FAX、および電子メールメッセージを1 つの論理的メッセージストアに収集し、保存します。従業員はタッチトーン電話またはインターネット経由で、コンピュータ上の音声、FAX、電子メールメッセージにアクセスできます。
導入のメリット
スイッチドネットワークによって本部とシドニーとブリズベーンの支社を結んだ結果、KRONE の運営コストは大幅に減少しました。

従業員が支社に電話する場合、通話料は無料です。シドニーやブリズベーンの顧客に電話する場合は、電話が支社経由でシドニーまたはブリズベーンのローカルPTSN ハブにルーティングされるため、市内通話料金だけですみます。2003年の半ばにメルボルン支社がこのネットワークに接続されれば、KRONE の顧客への電話の70 パーセントが市内通話料金になる予定です。

代表取締役のCraig Jones 氏は次のように語っています。「Cisco IP Telephony ソリューションの導入により、長距離電話料金だけで5 万ドル以上のコスト削減が実現しました。今のところ問題も発生せず、システムは順調に稼動しています。音声品質も、以前のPBXシステムより改善されました」

その他にも、予想外のメリットと運営コスト削減が多くありました。重要な優先事項だったセキュリティも強化されました。「統合ネットワークの導入前は、リモートオフィスごとにサーバがあり、それらのサーバのセキュリティとウイルス対策は不十分でした。現在では、すべてのサーバがセントラルコーストに集約されたファイアウォールによって守られるようになり、データのセキュリティが向上しています」

統合ネットワークを導入する以前は、電話会議はサードパーティの電話会議会社に主催してもらう必要があり、高いコストがかかっていました。Cisco Call Manager には会議機能が組込まれているため、電話会議を低コストかつ簡単に設定し、主催できます。この機能により、電話会議のコストがこれまでに3 万ドル以上削減されました。

もう1 つのメリットが、ボイスメール機能です。この機能により、従業員はインターネットに接続して電子メールを音声、テキストのいずれの形式でも受信できるため、外出時もオフィスとの連絡を密に保つことができます。

また、従業員の電話の追加、移動、または変更に要していた時間とコストも節約されました。「Cisco CallManager なら、社内の電話システムの管理も迅速かつ簡単です」

「それぞれのシスコ電話機に一意の番号が設定されるので、ネットワークに接続するだけですぐに使えます。従業員が移動してもそのままの内線番号でただちに使用でき、変更作業も必要ありません」「システムはMicrosoft Exchange Server と完全に統合され、安全なメッセージング⁄コラボレーションサーバの役割を果たしています。このサーバにより、すべての拠点と効率的なやりとりが可能です」とMilne 氏は結んでいます。

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