エンタープライズ ネットワーク

Cisco Mobility Express ソリューションが Wi-Fi 導入を容易にする

ソリューション概要





Cisco Mobility Express ソリューションが Wi-Fi 導入を容易にする



小規模から中規模までのワイヤレス LAN を 10 分以内に導入することができるようになりました。また、Cisco® 802.11ac Wave 2 アクセス ポイントには高度なソフトウェアベースのワイヤレス コントローラ機能が組み込まれており、この機能を使用すればネットワークの管理とトラブルシューティングを簡単に実行できます。追加コストは不要です。

ワイヤレス ネットワークは今や日常業務を行ううえで欠かせない要素となっています。実際に、ワイヤレス ネットワークは大小を問わずほとんどの組織の中核的ネットワーク インフラストラクチャを形成しています。シスコでは、特別なアプライアンスを使用しなくてもワイヤレス ネットワークを迅速に稼働させ、拡張し、簡単に管理できるように、802.11ac Wave 2 アクセス ポイントに Mobility Express をバンドルしました。

このソリューションから得られる主な成果を以下に示します。

  • 最大 25 台のアクセス ポイントと 500 台のクライアント デバイスからなるワイヤレス LAN を 10 分以内にセットアップすることができます。図 1 に示すように、シンプルな Over-the-Air ウィザードを使用するだけです。

図 1.	3 ステップで準備完了

図 1. 3 ステップで準備完了


  • Mobility Express と一緒にアクセス ポイントに組み込まれたワイヤレス LAN 管理機能を追加コストなしで利用することができます。ソフトウェアベースのワイヤレス LAN コントローラを使用すれば、別のコントローラ アプライアンスを購入して管理しなくても、さらには、アクセス ポイントを一度に 1 台ずつ設定して管理しなくても、アクセス ポイント インフラストラクチャを設定、更新、および管理することができます。
  • 無償のコントローラ機能に加えて、エントリレベルのロケーションベース サービスなど、シスコが提供するエンタープライズ クラスのWi-Fi 機能も使用できます。

このソリューションは市場で最もコスト効率の高いワイヤレス LAN ソリューションであり、小規模な組織でもシスコのエンタープライズ クラスの信頼性を確保し最先端のサポートを利用できます。

傾向と課題


ワイヤレスに対する期待の急激な増加


あらゆる種類のソースから発生するワイヤレス トラフィックが爆発的速度で増加しています。学校で生徒がデジタル教科書を使用したり、店舗やホテルで Wi-Fi ゲスト アクセスを提供したり、従業員が高画質の動画アプリケーションを実行したり、複数のモバイル デバイスを使用したりしているかもしれません。また、医療機関では、X 線や他の患者データをワイヤレス ネットワーク経由で手術室に転送する場合もあるでしょう。

さらに、ある組織では、Internet of Things(IoT)測定結果を記録して処理するためにワイヤレスの Machine-to-Machine 通信を導入している場合も考えられます。

これらは、Wi-Fi の成長を支える要因に加えて、すべてのトラフィックの中で一貫性のある高性能なワイヤレス アクセスが必要とされる要因の、ほんの一部でしかありません。会社の予算は限られているがエンタープライズクラスのソリューションの速度と制御を必要としているお客様は、ぜひ Mobility Express をご利用ください。

機能の概要


Mobility Express ソリューションは、シンプルな Over-the-Air セットアップ ウィザードとソフトウェアベースの仮想ワイヤレス LAN コントローラを組み合わせたもので、Cisco Aironet® 1850 または 1830 802.11ac Wave 2 アクセス ポイントに組み込まれています。Wave 2 アクセス ポイントはギガビット以上の速度でデータを転送します。仮想コントローラを内蔵した 1850 または 1830 アクセス ポイントのそれぞれが、最大 25 台の AP を管理するためのワイヤレス ネットワーク コントロール ポイントとして機能できます。マスター AP で Mobility Express が起動していれば、Aironet 1600、2600、3600、1700、2700、および 3700 シリーズ アクセス ポイントを含む他のタイプの Cisco Aironet AP もネットワークに追加することができます。3 ステップで完了する Over-the-Air 設定プロセスによって一度にすべてのアクセス ポイントを設定できるため、すぐに運用を開始できます。

Mobility Express ソリューションを使用すれば、スタンドアロンで使用できるハイエンドのシスコ ワイヤレス LAN コントローラに搭載されているものと同等のさまざまな制御機能と管理機能を利用できます。Mobility Express によって、アクセス ポイント内の仮想 WLAN コントローラとして使用可能になる機能を表 1 に示します。

表 1. Mobility Express の管理機能

機能 利点
リアルタイムと時系列の干渉検出およびレポート* Wi-Fi ネットワークが常に最高速度で動作していることを保証するためにワイヤレス干渉源を迅速に検出して修復します。
コントロール、管理、クライアントのトラブルシューティングの一元化 1 つのコンソールからネットワークを実行することにより、ワイヤレス ネットワークのパフォーマンスが向上し、時間が節約されます。
Cisco Wireless Intrusion Prevention System(wIPS) 一般的なセキュリティ要件を満たしクレジットカード データ保護基準(PCI DSS)を遵守するために、ネットワーク上で無許可のワイヤレス デバイスを検出します。
シームレスなレイヤ 2 ローミング ワイヤレス ユーザの接続を中断させることなく、より信号強度の高いアクセス ポイントに自動的に移動できるため、ユーザ エクスペリエンスが向上します。
ローカル RADIUS サーバ セントラル サイトではなくローカルで認証できるため、新しいワイヤレス クライアント デバイスがすばやくネットワークに参加できます。
統合された Wi-Fi ゲスト サービス 内部 Web 認証を使用した信頼できる Wi-Fi アクセスをゲストに提供します。

* Cisco CleanAir® テクノロジーをサポートするシスコ アクセス ポイントで使用した場合。


使用例


Cisco Mobility Express ソリューションは、Wi-Fi から得られるすべての戦略的メリットに興味があるが、導入が複雑であるために予算が不足していたり、ワイヤレス用の IT 担当者を確保できない中小企業のワイヤレス ネットワークの運用と保護を支援する強力な選択肢です。代表的な業界における Mobility Express の用途を表 2 に示します。

表 2. 業界別の Mobility Express の用途

小売業
  • モバイル決済を受け付け、あらゆる場所で顧客にサービスを提供します。
  • ロイヤルティ アプリを介して顧客に接続します。
  • 最小限の IT サポートでネットワークをすばやく立ち上げます。
K-12 教育
  • 生徒の学習を支援する革新的な方法を見つけます。
  • 大規模校のエクスペリエンスを小規模校にも提供します。
  • iSchool、反転学習、デジタル教科書などの新しい要件に迅速に対応します。
ホテル業
  • IT オーバーヘッドなしで収益を生み出すサービスを提供します。
  • あらゆる場所に Wi-Fi 接続を提供し、一元的に管理します。
  • モバイル デバイスを通して案内やイベント情報を滞在客に提供します。


Cisco Wireless LAN サービス


モバイル デバイスの信頼性が大幅に向上したおかげで、ワイヤレス LAN は価値ある戦略的資産になりました。モバイル ユーザが求めるサービスとパフォーマンスを提供するためには、ネットワークが最大の効率性を発揮する必要があります。豊富なネットワーキングの専門知識と広範にわたるパートナーのエコシステムに裏付けられたシスコ ワイヤレス LAN サービスは、有線とワイヤレスを統合したネットワーク インフラストラクチャによって運用の効率化を促進する安全でスケーラブ

ルなモビリティ ネットワークの導入を支援します。詳細については、http://www.cisco.com/go/wirelesslanservices [英語] を参照してください。

シスコ キャピタル


目標の達成を支援するファイナンス


Cisco Capital® は、目標を達成し、競争力を維持するために必要なテクノロジーの獲得を支援します。シスコは設備投資(CapEx)の削減を支援します。成長を加速させ、投資金額と ROI を最適化します。シスコ キャピタル ファイナンス プログラムにより、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、および補完的なサードパーティ製機器を柔軟に購入することができます。また、それらの購入を 1 つにまとめた計画的なお支払い方法をご用意しています。シスコ キャピタルは 100 ヵ国以上でサービスを利用できます。詳細はこちら

シスコが選ばれる理由


さまざまな規模のネットワーク環境や予算と、さまざまなテクノロジーに対応可能な独自のニーズを満たせる幅広いオプションを提供しているのはシスコだけです。たとえば、コントローラ機能が組み込まれたシスコのワイヤレス アクセス ポイントをそのまま使い続けることも、環境の拡張に合わせて、Cisco Aironet WLAN コントローラ アプライアンスや、ルータまたはスイッチベースのコントローラ、あるいはハイパーバイザ ソフトウェア上で動作する仮想ワイヤレス コントローラにコントローラ機能を移行することもできます。すべてが、シスコと、その業界をリードするテクニカル サポートと高い信頼性に裏付けられています。

次のステップ


Cisco Mobility Express ソリューションの詳細については、http://cisco.com/go/mobilityexpress [英語] を参照してくだ さい。