シスコ ワイヤレス ソリューション導入事例
三井生命保険株式会社
拠点のリニューアルに際し、無線LAN化を実行 お客様と従業員の満足度を向上 三井生命保険株式会社

三井生命保険は、そのルーツを大正 3 年創業の高砂生命保険までさかのぼることができる老舗の保険会社です。その当時から「いつの時代も、お客さまのためにあれ」というお客様第一の精神を掲げており、その精神は今も受け継がれています。2015 年に発表された中期経営計画でも「お客様本位」の経営を軸に、サービス体制の拡充や業務の効率化などを打ち出しました。その一環として、まずはすべての営業職員に導入したタブレット端末によるお客様への分かりやすい説明と従業員の作業効率化、ペーパーレス化の推進を実現しました。さらに現在、すべての営業店舗の見直しと、ワークスタイルの変革を積極的に推進しています。無線 LAN 化もそのひとつで、その無線 LAN インフラにはシスコのソリューションが選ばれました。


課題

従業員の「ワークスタイル変革」とお客様が「来店しやすい環境」の実現


三井生命保険では中期経営計画に基づき、営業店舗のリニューアルを実施しています。「『人と出会う機会の創出』に繋げるべく、お客様が来店しやすい環境、営業職員が働きやすい安心、快適な環境等がコンセプトになっています。」と三井生命保険の上席課長である福原圭伸氏は語ります。


「その一環として、拠点の無線 LAN 化がありました。以前はすべて有線 LAN だったため、店舗内のレイアウト変更を繰り返した結果、配線は乱雑、帰社した営業職員はタブレット端末を有線 LAN につなぎ替える手間が必要でした。2013 年、本社管理組織をダイバーシティ東京に移した際に無線 LAN 化したことが高く評価されたことから、リニューアルに際して支社や店舗も無線 LAN 化する流れになりました。」(福原氏)


選定

多数の製品を詳細に検証し、シスコ製品を採用


拠点を無線 LAN 化するにあたり、複数の製品について時間をかけて検証したとエムエルアイ・システムズ( MLI )の主任 IT スペシャリストである我妻祐樹氏はいいます。「 MLI は、三井生命保険のシステム基盤の設計、開発、保守、運用コンサルティングを受託しています。シスコとも長い付き合いがあり、十数年にわたってルータやネットワーク機器をシスコの製品で構築しており、その高い稼働率や対応実績による安定感、安心感、豊富なナレッジは実感していました。」(我妻氏)


そして詳細な検証の結果、シスコ製品を採用しました。「要件を満たした機器という点では、シスコ製品以外にも選択肢がありましたが、検証の結果、やはりシスコ製品はテストや構築、運用のしやすさに優れており、特に運用とサポートの面での安定感、安心感は群を抜いていて、シスコの採用は疑う余地はありませんでした。」(我妻氏)


導入

無線 LAN の見える化で有線 LAN 並みの管理を実現


無線 LAN 化は、現時点( 2016 年 4 月)約 400 拠点のうち約 150 拠点が完了しました。「現状の効果は、営業職員が帰社したときに有線 LAN につなぎ替える手間がなくなったにすぎないかもしれません。ただ、次の段階では社内の OA 端末をモバイル端末に刷新し無線通信化を行いますので、それが完了すればさらなる効果が期待できますし、店舗の美化にもつながります。なお、リニューアルに伴い移転を行う支社、店舗は、最初から完全無線 LAN で構築しています。」(福原氏)


無線 LAN の見える化で有線 LAN 並みの管理を実現
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実際の導入について我妻氏は、「今回は集中管理型の製品を導入したことで、無線 LAN のチャネル設定を自動化できました。複数の無線 LAN アクセスポイントにチャネルを割り振って電波出力を調整することは、非常に手間のかかる作業なのですが、シスコ製品ではまったく人の手を介さずに最適化を実現しています。干渉が起きることもなく、その信頼性と実績はすごいと思いました。ローミングも高速で行うことができるので、すべてにおいて期待値以上でした。」といいます。


我妻氏は PI( Cisco Prime Infrastructure )による可視化も高く評価しており、「無線 LAN アクセスポイントに何台のクライアントが接続しているかといった電波状況を、リアルタイムで把握できるようになりました。見えないところがないという意味では有線 LAN と同じレベルですし、管理負荷が高いとも感じません。また、すべてシスコ製品になっていますので、認証ログを『 Cisco Secure ACS 』で把握し、クライアントの状況は『 Cisco Wireless LAN Controller( WLC )』で確認できるなど、セキュリティも強化されました。」といいます。


今後

地域に密着した「開かれた店舗」を目指す


無線 LAN 化は、タブレット端末、モバイル端末の特性を最大限活かすことができ、会議の際の紙による資料配布を無くせる等ペーパーレス化に大いに寄与するメリットもあります。また、動画配信にも問題無いネットワーク基盤が築け、今後は研修などにもライブ配信やオンデマンド配信を活用していきます。


「今回の導入によって、社員がより働きやすい、働きがいを感じられるストレスのない環境の基盤ができました。今後は営業拠点が地域に密着した来店型の開かれた店舗となり、より多くのお客様に愛される会社にしていきたい。」と福原氏は語ります。また我妻氏はシスコに対し「今後は既存ネットワークと親和性のとれたセキュアなネットワークを実現したいと考えていますので、上位レイヤのセキュリティ強化も大いに期待しています。」と、寄せています。

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三井生命保険株式会社

製品 & サービス

  • Catalyst 6500-E スイッチ
  • Cisco Aironet 1700 シリーズ アクセス ポイント

課題

  • 営業職員が拠点に帰ってきた際の有線 LAN 接続の手間をなくし、タブレット端末の特性を最大限活かすことと、レイアウト変更時の有線 LAN の煩わしさをなくす目的から、営業拠点のリニューアルに際し、無線 LAN 化を決定
  • 営業の最前線の環境を、より働きやすく、お客様が来店しやすい環境に整える

選定

  • テスト、構築、運用のしやすさ、豊富なナレッジとサポート力でシスコを選定

導入

  • 営業職員は有線 LAN につなぎ替える手間がなくなり、拠点内のどこでも作業が可能に
  • 有線 LAN の配線を最小限にすることができ、すっきりと綺麗な拠点を実現
  • 無線 LAN の状況を有線 LAN と同じように可視化でき、管理性は良好、セキュリティの強化も実現
  • すべてにおいて期待値以上の導入効果

今後

  • 社内 OA 端末をモバイル端末に刷新し無線 LAN 通信化を行い、ペーパーレス化も推進
  • 地域に密着した「開かれた店舗」を目指す
三井生命保険株式会社システム企画部システム企画グループ上席課長福原 圭伸様

三井生命保険株式会社
システム企画部システム企画グループ
上席課長
福原 圭伸様

エムエルアイ・システムズ株式会社技術・運用本部 テクニカルグループ主任ITスペシャリスト我妻 祐樹様

エムエルアイ・システムズ株式会社
技術・運用本部 テクニカルグループ
主任 IT スペシャリスト
我妻 祐樹様

三井生命保険株式会社

三井生命保険株式会社
本社所在地: 東京都江東区青海 1-1-20 ダイバーシティ東京オフィスタワー
設立: 1927 年 3 月
資本金: 1,672 億円
事業内容: 生命保険業
規模: 従業員 10,078 名

エムエルアイ・システムズ株式会社

本社所在地: 千葉県柏市東上町 8-18 三井生命事務センター内
設立: 2000 年 9 月
資本金: 1 億円
事業内容: 情報システムの企画、設計、開発、保守および運用のコンサルティングならびにこれらの受託、および付帯または関連する一切の事業
規模: 従業員 370 名