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Microsoft アプリケーション向けシスコ データセンター ソリューション:データセンターでアプリケーションを最適に管理

ソリューション概要





Microsoft アプリケーション向けシスコ データセンター ソリューション:データセンターでアプリケーションを最適に管理



このドキュメントの内容


データセンターを管理している企業は、サーバと仮想マシンの無秩序な増加、電力と冷却に対する需要、ポリシーの一貫性、セキュリティ、管理ツールの急増をはじめとするさまざまな課題について、バランスをとりながら解決していかなければなりません。


コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、およびソフトウェアの共通領域は、新しい革新の時代の中心です。Microsoft とシスコの提携により、オペレーティング システム、アプリケーション、および管理スタックが、管理性と拡張性に優れたソリューションに統合されるため、シスコ ユニファイド コンピューティング システムのサーバ プラットフォームと シスコ ユニファイド ネットワーク サービスの価値が高まります。

Microsoft Exchange Server、Microsoft SharePoint Server などの Microsoft アプリケーションを運用している企業は、緊密に統合されたコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ アクセス、および仮想化を提供するシスコ ユニファイド コンピューティング システムとシスコ ユニファイド ネットワーク サービスの利点を享受できます。

課題


データセンターは、依然として、コスト抑制と効率の向上を実現するための重要な場所です。しかし、次のような課題が発生しています。

  • 複雑なハードウェア、ネットワーク、仮想マシン、および IT 管理ソフトウェアの構成を統合する必要性
  • コストがかかり、非効率的なシステム統合
  • 孤立した仮想リソースの急増
  • サーバの最適な統合と構成
  • アプリケーション ワークロード展開にかかる時間、および展開と移行のリスク
  • 重要なデータの保護

ビジネス上の利点


シスコ ユニファイド コンピューティング システムとシスコ ユニファイド ネットワーク サービスのデータセンター ソリューションを利用して Microsoft アプリケーションを運用すると、次のことを実現できます。

  • シスコによってあらかじめ構築され、シスコのサービスによって裏打ちされたさまざまなリファレンス アーキテクチャを利用することで、迅速な展開、および価値が創出されるまでの時間の短縮を実現できます。
  • IT 管理を簡素化し、競合他社に比べて必要なハードウェアと電力が少ない 1 つに統合されたシステムを使用するので、データセンターの資本コストと運用コストを削減しながら、IT の俊敏性を向上させることができます。
  • ジャストインタイムのプロビジョニングに加え、仮想化環境と非仮想化環境の両方でのモビリティ サポートによって、IT スタッフの生産性とビジネスの俊敏性を向上させることができます。
  • プラットフォーム、サイト、組織の各レベルでの総所有コスト(TCO)を削減できます。
  • 多くのメモリを必要とする最新の 64 ビット アプリケーションをサポートできます。シスコ拡張メモリ テクノロジーにより、シスコ ユニファイド コンピューティング システムを構成する 2 ソケット サーバは、8 GB DIMM を使用して最大 384 GB のメモリをサポートできます。これは、従来のサーバがサポートするメモリの 2 倍を上回ります。
  • 最大 320 の独立したサーバと数千の仮想マシンに拡張できるので、将来の成長に対応できます。
  • 幅広いパートナー エコシステムとシスコのサービスによってサポートされているオープンな業界標準を採用したソリューションを使用することで、現在だけでなく将来もサポートが簡単になります。

ソリューション


シスコ ユニファイド コンピューティング システム、シスコ ユニファイド ネットワーク サービスなどのシスコのデータセンター ソリューションは、展開、ネットワークの最適化、アプリケーション サービスなどをはじめとする管理業務を、今日のデータセンターの物理環境と仮想環境に合わせて合理化および集中化できるように支援します。シスコは、シスコ ユニファイド コンピューティング システムの基盤として、Hyper-V が搭載された Microsoft Windows Server 2008 R2 と Microsoft System Center を含む Microsoft ワークロードに対して緊密に統合されたソリューションを開発しました。あらかじめ Microsoft ソリューションベースのプラットフォームで動作するように最適化されている、Microsoft Exchange Server、SQL Server、SharePoint Server などの Microsoft アプリケーションは、シスコ ユニファイド コンピューティング システムと革新的なシスコ ユニファイド ネットワーク サービスからも利点を得ることができます。シスコが提供するこれらのデータセンター ソリューションでは、仮想化されたデータセンターとクラウド コンピューティング環境に合わせて、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ アクセス、仮想化と、統合アプリケーション配信、ネットワーク セキュリティ、ネットワーク解析を組み合わせています。シスコは Microsoft の Hyper-V Cloud Fast Track プログラムに参加しているため、Microsoft の事前検証済み構成とシスコが提供するテクノロジーを使用すると、Microsoft Hyper-V によるプライベート クラウド環境の展開が簡単になります。

Cisco UCS Manager を使用すると、データベース管理者とサーバ管理者は、特にロールベース アクセス コントロール(RBAC)、仮想化、およびハイ アベイラビリティに関する管理タスクを簡素化できます。また、Microsoft プラットフォーム上に展開するシスコのデータセンター ソリューションでは、Microsoft System Center 統合ツールを使用して、展開、ネットワークの最適化、アプリケーション サービスなどをはじめとする管理業務を、物理環境と仮想環境に合わせて合理化および集中化できます。

多くの企業は、スペース、配線、電力、冷却、および管理業務のキャパシティがすでに限界に達している状態でデータセンターの拡大という重要な問題に直面すると、アプリケーション サーバを統合、仮想化してデータセンターに配置することを検討し始めます。ほとんどの場合、最優先課題となるのは、一般的に多数の物理サーバを展開する必要があるミッション クリティカルなエンタープライズ アプリケーションです。その最もよい例が Exchange Server です。なお、他の Microsoft アプリケーションも、シスコのデータセンター ソリューションによる統合と仮想化に適しています。

緊密なシステムでは、サーバ、ネットワーク、およびストレージの仮想化展開をより密接につなぐことができます。シスコと Microsoft は共同で、全体的なコストの削減、組織の俊敏性の向上、およびエネルギー効率の向上に役立つ緊密なシステムを企業が実現できるように支援します。また、次のような利点を提供します。

  • 効率的なリソースの割り当て、サーバの無秩序な増加の防止、運用コストの抑制:Cisco UCS 管理アーキテクチャでは、管理者は新しい環境を迅速に展開し、再構成できます。サービス プロファイリングを通じて、サーバ プラットフォームはサーバと I/O リソースをすべてのアプリケーションに動的に割り当てるので、IT スタッフは高い抽象化レベルでシステムを管理できます。管理者は、任意のアプリケーションに必要なハードウェア コンポーネントを特定のサービス プロファイルに関連付けることで、サーバ、インターフェイス カード、ストレージ ネットワーク、スイッチなどの個別の要素を管理するのではなく、システム リソースを包括的に管理できます。この機能により、IT スタッフは、サーバ、LAN、または SAN の設定を手動で再構成しなくても、追加のリソースをアプリケーションにすばやく割り当てたり、既存のアプリケーションを移行できます。
  • 統合と仮想化の利点の享受、資本支出の回避:仮想化の成熟度が増し、普及するにつれ、企業は、サービス レベルを維持しながら、データセンターでコア アプリケーションを仮想化し、統合しようと考えるようになっています。Exchange Server、SharePoint Server などの普及している Microsoft アプリケーションは、このような統合と仮想化の有力候補です。Cisco Unified Computing System(UCS)を、Hyper-V が搭載された Windows Server 2008 R2、およびシスコの高帯域幅、低遅延、仮想化対応のユニファイド ネットワーク ファブリックと組み合わせて使用することで、仮想化の展開、管理、および運用を迅速かつ簡単に行うことができるようになり、縮小されたコスト、消費電力、および冷却の要件に対応できます。
  • 予算上の制約とビジネス要件の両方に対応:仮想化により、サーバのメモリ要件は増大しています。Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバと C シリーズ ラックマウント サーバで利用できる特許取得済みのシスコ拡張メモリ テクノロジーにより、サーバ 1 台につき最大 384 GB のメモリをサポートできます。これは、従来の 2 ソケット サーバがサポートするメモリの 2 倍を上回ります。8 GB DIMM の代わりに安価な 4 GB DIMM を使用できるので、8 GB DIMM を使用して 384 GB をサポートするか、4 GB チップを使用してコストを最大 20% 節減し、合計で 192 GB をサポートするかを柔軟に選択できます。このオプションにより、シスコのお客様は、ビジネス要件と予算の要件に合わせて Cisco UCS サーバを柔軟に構成できます。
  • シスコ ユニファイド ファブリックを使用してサポート インフラストラクチャを大幅に削減:シスコ ユニファイド ファブリックでは、すべてのネットワークおよびストレージのトラフィックを 1 本のケーブルで親ファブリック インターコネクトに伝送します。そのため、ネットワーク アダプタ、ブレードサーバ スイッチ、ケーブル配線の大幅削減が可能です。トラフィックを一元的に処理、管理できるので、パフォーマンスが向上し、電力供給、冷却、セキュリティ保護、管理が必要なデバイスの数が減少します。
  • 管理コストの低減:統合されたモデルベースの管理により、チームはマウスをクリックするだけでサーバを導入できます。Cisco UCS Manager で提供されるシスコ サービス プロファイルは、システムの導入や拡張にかかる時間を短縮し、ダウンタイムの原因になりかねない設定エラーをなくします。
  • 高速メモリ アクセスにより応答性の高いビジネス アプリケーションを実現:シスコのテクノロジーは、高メモリ密度でメモリ アクセス速度が最大 27% 向上します。この高速アクセスは、多くのメモリ容量と低遅延の両方を必要とするパフォーマンスの高いデータベースにとって不可欠です。1
  • Microsoft のワークロード パフォーマンスの向上を支援:Cisco UCS B250 M1 と M2 拡張メモリ ブレード サーバおよび Cisco UCS C250 M1 と M2 拡張メモリ ラックマウント サーバで利用できるシスコ拡張メモリ テクノロジーは、プロセッサのメモリ チャネルで確認できるように、4 個の物理的に異なる DIMM を単一の論理 DIMM にマップします。企業は、サーバ 1 台あたりのメモリ容量を増やし、投資回収率(ROI)の向上と TCO の低減を実現できる拡張性に優れたアプローチを採用することで、コストを削減できます。
  • シスコのサポートと連携することで、ビジネス目標と IT 目標を達成:シスコ プロフェッショナル サービスは、Cisco Unified Computing System 上で Microsoft アプリケーションを円滑かつ予算内で予定どおりに実稼動環境に導入できるように支援します。そのために、ベスト プラクティスとツールを利用して、成長のニーズ、ビジネス目標、および IT 目標に合わせて拡張を実現します。

組織は、すべての Microsoft データセンター リソースとシスコのデータセンター ソリューションを結び付ける共通のアーキテクチャの利点を享受できます。このサーバ プラットフォームと統合ネットワーク サービス ソリューションは、事前に統合されたアーキテクチャを使用してデータセンターを仮想化します。事前に統合されたアーキテクチャには、アプリケーション、ネットワーキング、ストレージ、および仮想化が含まれます。このソリューションは、次のような今日の重要なデータセンターの課題に対応できるように支援します。

  • 相互運用性の向上
  • 統合管理の向上
  • 日常業務の迅速化
  • 拡張性
  • 使い慣れた Microsoft Windows オペレーティング システムを使用することによる、アプリケーション展開にかかる時間の短縮
  • サービス レベル
  • ビジネス継続性
  • テクノロジー プロバイダーとパートナーによるサポート

Microsoft 製品にシスコが選ばれる理由


シスコは、コンピューティング、ネットワーキング、仮想化、およびソフトウェアの共通領域が新しい革新の時代の中心であると考えています。Microsoft とシスコの提携により、オペレーティング システム、ネイティブ ハイパーバイザ、アプリケーション、および管理スタックが管理性と拡張性に優れたソリューションに統合されるので、シスコ ユニファイド コンピューティング システム とシスコ ユニファイド ネットワーク サービスのデータセンター ソリューションの価値が高まります。Microsoft とシスコは共同で、価値が創出されるまでの時間の短縮と ROI の向上を実現するサービスとサポートを提供します。

シスコ ユニファイド コンピューティング システムは、仮想化とクラウド コンピューティングに合わせてアプリケーション、ネットワーキング、ストレージ、およびシスコ ユニファイド ネットワーク サービス サポートを、全体的なコストの削減、組織の俊敏性の向上、およびエネルギー効率の向上に役立つ緊密なシステムに統合します。Microsoft とシスコの提携により、オペレーティング システム、アプリケーション、および管理スタックが統合されるので、シスコ ユニファイド コンピューティング システムとシスコ ユニファイド ネットワーク サービスの価値が高まります。これらは、仮想化に合わせて最適化され、Cisco Validated Design とサポート サービスによってサポートされています。

付加価値リセラー、グローバル システム インテグレータなどで構成されるシスコのパートナー エコシステムは、Microsoft のパートナー、シスコのパートナー、およびお客様に等しく利益をもたらします。

シスコと Microsoft は、革新的なアプローチで、お客様がデータセンターと両社のテクノロジーを最大限に活用できるように支援します。そのアプローチの 1 つは、設計を事前にテストおよび検証し、検証済みの設計で裏打ちし、Hyper-V が搭載された Windows Server 2008 R2 で動作する Exchange Server 2010、SharePoint Server、Microsoft の仮想化による仮想デスクトップをはじめとする、拡大し続ける Microsoft のテクノロジーをサポートすることです。これらのソリューションはすべて、組織がデータセンターを最大限に活用できることを目指して両社が共同で取り組んできた結果です。

関連情報


詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/microsoft/ をご覧ください。



1
出典:『Cisco UCS: A Real-World TCO Analysis』 http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns340/ns517/ns224/ns944/cisco_ucs_areal_world_tco_analysis.pdf (PDF - 1.72 MB) [英語]

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