シスコ ユニファイド コンピューティング システム 導入事例
株式会社インテック
セルフ ポータル型 IaaS の提供基盤をネットワークと統合した高機能サーバで拡充 株式会社インテック

インテックは、公共、金融、製造、医療、メディアなどさまざまなビジネス分野に対して、ICT 技術の研究開発からインテグレーション、アウトソーシングまで一貫したソリューションを提供しています。1985 年には特別第二種電気通信事業者の第 1 号認可を受けており、全国規模のネットワーク網と培ってきた技術を活かした独自のサービスによって、お客様のビジネス基盤を支えています。


Cisco UCS は、サーバとネットワークがワン パッケージで提供されるので、とても心強いです。他社にないアーキテクチャは非常にわかりやすい特長と言えます。
─株式会社インテック ネットワーク & アウトソーシング事業本部 クラウドサービス事業部 クラウドサービス部 サービス企画課 主任 鈴木 宏昌 氏

インテックは、国内データセンターで運用するビジネス向けクラウド サービス 「EINS/SPS」 シリーズを提供しています。そのラインアップの 1 つ 「EINS/SPS SelfPortal」 は、IaaS 型のサービス (シェアード プラットフォーム サービス) として 2013 年から提供を開始しました。システム環境の構築や管理をユーザ自身が行えるコントロール パネル機能を持ち、ネットワーク、サーバ、ストレージなど必要な環境を自由に構成できます。


課題

EINS/SPS SelfPortal は、当初はインテックの万葉 DC (富山県) にサービス提供基盤を設けており、リーズナブルな価格設定と国産サービスならではの使いやすさで好評を得ていました。利用者の増加や品質向上を踏まえてサービス基盤の拡充が必要となり、新しいプラットフォーム (サーバ) の選定を行うこととなりました。


株式会社インテック クラウドサービス事業部長の君塚修氏は次のように話します。


「EINS/SPS は当社が運用を支援するマネージド タイプのサービスとしてスタートしました。その後、クラウドの普及や他社サービスの登場などもあり、お客様からセルフ型のニーズが高まってきたことを受けて、まず万葉 DC で EINS/SPS SelfPortal の提供を始めたのです。提供開始から 2 年ほど経ち、ディザスタ リカバリへの対応なども考慮してサービス基盤を拡充しようと考え、2015 年はじめに当社の要件を満たすサーバ システムの検討を行いました。そこで Cisco UCS の採用を決めました。」


N&O事業推進部 クラウド事業推進課長の神保岳大氏は、首都圏の顧客からのニーズに応えるにはサービス基盤の拡充が必要だったと話します。


「当社のクラウド サービスは同じデータセンターの中にハウジング ラックや IaaS の設備があるので、その間を LAN ケーブルでつなげばすぐに組み合わせて利用できます。ただ、EINS/SPS SelfPortal は万葉 DC に基盤があったので、東京 DC にハウジングしているお客様がご利用の場合、富山までアクセスする必要がありました。距離が離れる分、通信のレイテンシにも影響が出るので、東京 DC にも基盤を設ければお客様のニーズによりお応えできると考えたのです。」


クラウドサービス事業部 クラウドサービス部 サービス企画課 主任の鈴木宏昌氏は、Cisco UCS の採用には社内でも議論があったと振り返ります。


「今回のプロジェクトは、導入決定 (発注) からサービス提供開始まで 2 ヵ月弱という短期間でしたので、これまで使ったことがない新しいアーキテクチャの製品を選択するのは相応にリスクがあります。しかし、サービスをリリースしてからお客様にご迷惑をかけるほうが、より大きなリスクとなります。運用面についてシスコからほぼ満点の回答を得られたことも、Cisco UCS 採用の理由です。」


Cisco UCS で構築した新たな IaaS の基盤でより充実したサービスをご提供します。


ソリューション

Cisco UCS のネットワークと一体化したアーキテクチャを評価
EINS/SPS SelfPortal の新たな基盤として採用された Cisco UCS は、サーバとネットワークを一貫したアーキテクチャで設計していることが大きな特長です。以前に利用していた基盤 (サーバ) では特にネットワーク周りのトラブルが多かったことから、Cisco UCS のネットワークとの親和性の高さは選定の重要なポイントになったと鈴木氏は話します。


「Cisco UCS は、複数のシャーシ (ブレード サーバ) のネットワークを集約して、共通で利用できるようにアーキテクチャがデザインされています。これは他社にない、とてもわかりやすい特長ですし、サーバとネットワークがワン パッケージで提供されるのはとても心強いと感じました。」


運用を止めずにアップデートできることも強み
一般にサーバ システム上で仮想化環境 (ハイパーバイザ) を運用する際、ファームウェアのバージョンなどに起因する障害が発生することがあります。インテックでは Cisco UCS の採用にあたり、こうした点も事前に確認と検証を行っています。クラウドサービス事業部 クラウドサービス部 サービス開発課長代理の北村基氏は、Cisco UCS のファブリック フェールオーバー機能によって、サービスの継続性が保たれることを評価しています。


「実際の運用時にどのようなオペレーションを行うか、リリース前のテストで確認しています。もしファームウェアのアップデートが必要になった場合でも、サービスを止めずに対応できることがわかっており、これも従来のシステムにはない特長です。サーバやネットワーク側のダウンタイムを減らし、お客様に負担をかけることなくサービス基盤の状態を安定的に保てるのは大きなメリットです。」


Cisco UCS と Cisco Nexus シリーズは最適な組み合わせ
インテックでは、Cisco UCS と合わせて、Cisco Nexus シリーズ データセンター スイッチも導入しました。この組み合わせで使うことにもメリットがあると鈴木氏は話します。


「Cisco Nexus シリーズは優れたネットワーク機器だと感じています。これまではサーバの部分とネットワークの部分は別個に選択して整合性など検証しながら使うのが常でしたが、Cisco UCS と Cisco Nexus は同じベンダーの製品ということもあり、設計から運用までスムーズに行えます。Cisco UCS を使うなら、Cisco Nexus シリーズは必須と言っていいでしょう。」


ユーザ自身でインフラを構築できる EINS/SPS SelfPortal
ユーザ自身でインフラを構築できる EINS/SPS SelfPortal
※画像をクリックすると、大きな画面で表示されますpopup_icon


結果〜今後

首都圏にデータセンターを新設してさらに基盤を拡充
インテックの EINS/SPS シリーズは、東京、富山、大阪第 2、万葉の 4 つのデータセンターに、さらに東京でもう 1 つデータセンターを構築中で、より強固なサービス基盤を実現しようとしています。首都圏エリアのデータセンターを拡張することで、よりレイテンシの短い環境で高品質なサービスを顧客に提供できるようにしていく予定です。


その他の詳細情報
Cisco UCS の詳細は、www.cisco.com/jp/go/ucs を参照してください。

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製品 & サービス

  • Cisco Unified Computing System (UCS)
  • Cisco Nexus シリーズ データセンター スイッチ

課題

  • 地方データセンターで構築していたセルフ ポータル型 IaaS の提供基盤の拡充
  • 既存のサーバ環境におけるネットワーク関連のトラブル解消

ソリューション

  • Cisco UCS で首都圏データセンターにもサービス提供基盤を構築し、顧客ニーズに対応
  • Cisco UCS のネットワークと一体化したアーキテクチャにより障害の発生を大きく低減
  • システムを停止させずにファームウェアのアップデートが可能となり、運用性が向上

結果〜今後

  • 新設するデータセンターにもサービス提供基盤を設け、より強固な体制を構築
株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
クラウドサービス事業部長
君塚 修様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
クラウドサービス事業部長
君塚 修様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
N&O事業推進部
クラウド事業推進課長
神保 岳大様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
N&O事業推進部
クラウド事業推進課長
神保 岳大様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
クラウドサービス事業部 クラウドサービス部
サービス企画課
主任
鈴木 宏昌様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
クラウドサービス事業部 クラウドサービス部
サービス企画課
主任
鈴木 宏昌様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
クラウドサービス事業部 クラウドサービス部
サービス開発課長代理
北村 基様

株式会社インテック
ネットワーク & アウトソーシング事業本部
クラウドサービス事業部 クラウドサービス部
サービス開発課長代理
北村 基様

株式会社インテック

株式会社インテック
所在地: 本社 富山県富山市牛島新町 5-5
東京本社 東京都江東区新砂 1-3-3
設立: 1964 年 1 月 11 日
資本金: 208 億 30 百万円(2015 年 4 月 1 日現在)
業種: 情報システム サービス業
技術研究、ICT コンサルティング、ソフトウェア開発、 システム インテグレーション、ネットワーク サービス、 アウトソーシング サービス
従業員: 3,666 名(2015 年 4 月 1 日現在)
URL: http://www.intec.co.jp

顧客企業の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT 分野において幅広く事業を展開。特に、データセンター事業は、東京、横浜、大阪、富山などのデータセンターを高速回線で接続した高信頼性サービスを提供している。創業以来 50 年にわたって培ってきた技術力をもとに、安全、安心で、便利で、Smart で、心地よい社会を ICT 技術で実現する 「社会システム企業」 を目指し、グローバルな視野で挑戦を続けている。