
| ユーザー事例 |
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IP Phoneを積極的に自社導入し
蓄積したノウハウをお客様へ還元
[目次]
- ◆ [顧客のあらゆるニーズを想定し、1000 台規模のIP テレフォニーを自社に導入]
- ◆ [IPテレフォニー自社導入により、移行に必要なノウハウを蓄積]
- ◆ [IP Phoneの設定に自社導入によるノウハウが活きる]
- ◆ [ビジネス形態を変革するIP テレフォニーを積極的に推進]
企業のネットワークインフラ構築のコンサルティングやシステム設計、保守・運営に至るトータルなサービスを提供するネクストコムは、安全性・信頼性の高いネットワークシステムとあわせて約250 台のIP Phone を自社オフィスに導入し、実運用を行っている。そこで蓄積したノウハウを活用し、日本のオフィス環境に合わせた新しいIP テレフォニーのベストソリューションを、新しいネットワーク構築を考える企業に対し提供していく。
| 顧客のあらゆるニーズを想定し、1000 台規模のIP テレフォニーを自社に導入 |
ネクストコムはネットワークインフラの構築・運営を行うネットワークシステムグランドデザイナである。これまでも多くの企業に対し、その企業が求める最適なネットワーク環境を数多く提供してきた。そのネクストコムが次世代のネットワークを構築するのに欠かせないソリューションとして注目しているのが、シスコIP テレフォニーだ。
IP Phoneはイーサネットに直接接続することができるIPベースの電話機で、IPを利用する企業内 LANや WANのどこにでも導入することが可能となっている。しかし、日本では大規模なネットワーク上でのIPテレフォニーの導入事例がまだ少なく、ノウハウを蓄積しているソリューション提供会社も多くはない。
そこでネクストコムは自社にIPテレフォニーを導入し、自らがユーザーとなることで企業の求める新しいネットワーク構築とIPテレフォニー導入に対応できる体制を作り上げた。現在同社の本社内には約250 台のIP Phoneが設置されているが、ネットワーク設備そのものはおよそ1000台のIP Phoneを使用できるほど大規模なものを導入している。これは、より大きなシステムを要望する企業を想定し、大きな負荷に耐えうるシステムを試すことが目的だ。そのため同社のネットワークは、周辺のスイッチを含め最大限のシステム構成をとっている。コアスイッチはハイエンドのシスコCatalyst6500を使用し、経路やエンジン、機器電源は可能な限り二重化され、さらにラック電源のバックアップに関してもできる限りの手を尽くし、これ以上ない安全性の確保に努めている。
企業内LANやWANのどこにでも導入可能なIP Phone
| IPテレフォニー自社導入により、移行に必要なノウハウを蓄積 |
従来の電話機システムからIP テレフォニーへの切り替えは、通常の業務を続けながらの環境で行われた。
「従来の日本的な企業では部署代表のようにグループで1つのダイヤルイン番号を持つのが普通ですが、シスコ IP テレフォニーは個人で1つのダイヤルイン番号を持つアメリカ的使用法に基づいています。そこで、弊社ではグループの代表番号を残しながら、個人にダイヤルイン番号を割り振るという方法をとりました。そして、最終的にはボイスメールを見越し、個人:1ダイヤルイン番号に移行する予定です。既存の電話システムになるべく近い操作性を提供することで切り替え時の混乱を回避し、段階的にIPテレフォニーへ移行する――。この弊社のノウハウをご活用いただけば、IPテレフォニーを抵抗なく導入することができます。また、今後は PCとの連携アプリケーションなど IPテレフォニーならではの機能を積極的に自社に導入し、お客様へご提案していく予定です」とネクストコム経営企画部マーケティンググループ課長の土屋浩之氏は語る。
経営企画部
マーケティンググループ課長
土屋浩之氏
| IP Phoneの設定に自社導入によるノウハウが活きる |
IP テレフォニーのセールスポイントとして、デスクの移動があっても電話機も移動してLAN に接続し、そのまま設定を変えることなく使用できるという点がある。さらにユーザネームとパスワードによる認証で自分の電話機設定を他の電話機に移植する機能も持ち、極めて高い移動性を持っている。これによって、レイアウト変更での管理負荷を軽減することができ、フリースペースのオフィスも実現可能となる。また、出張先でも勤務事務所と同じように電話を利用することができる。
「PBX を使用していた時代は移動があるたびに番号表を見ながら電話業者と打合せをしていましたが、IPテレフォニーならばそのようなことはまったく必要なくなります。管理面のコストとしては、PBX ではなし得ないほど負担を削減できました。電話機としての使い勝手の部分では、導入当初は違和感もありましたが、慣れてからはまったく違和感なく使用できています。また、音質面でのトラブルも一度もなく、販社の立場としても自信を持ってお客様にお勧めできます」と土屋氏は語っている。
通話音質の面に関していえば、Cisco IP Phoneは Catalystスイッチの強力な QoS機能とあいまって、従来の電話機システムに対してまったく遜色のないレベルだ。IP Phoneの使用に欠かせない QoS設計についても、今回の導入によって多くのノウハウを得た。IP Phoneの通話音質について知りたいのであれば、ネクストコムに電話をかけてみればその場でご理解頂けるだろう。
| ビジネス形態を変革するIP テレフォニーを積極的に推進 |
IP テレフォニーの一番のメリットは、IP系のツールやアプリケーションと統合し、将来ビジネス形態そのものも改善していけるというところにある。ネクストコムは開発部隊を持ち、現在 IP Phoneと PCを連携させるアプリケーションの検討を行っている。
ネクストコムでは現在、社内のネットワークシステムを本社以外の各営業所へ広げる展開を図っている。この際、Cisco CallManager(IP-PBX)に関しては中央集中型の配置方法をとり、主要拠点以外には設定しない予定だ。これにより、管理面とコスト面の向上を図る。ボイスメールを提供する Cisco Unityも、中央集中型の配置が可能なため、従来の電話機システムではコスト面から難しかった小拠点でのボイスメールを実現していく。これで、電話転送による生産性低下を防ぎ、顧客からの通話をダイレクトに担当者に通知することができ、顧客満足度を向上することができるだろう。また、PC用ソフトウェアの Cisco IP Softphoneと VPNコンセントレータCisco VPN3000を組み合わせ、Internet VPN上での IP テレフォニーも試験運用を開始する。これにより、Internetに接続されていれば、何処からでもPCを社内電話の延長として利用することができる。インターネット常時接続の一般化や無線LANのホットスポットの増加とあいまって、個々人の生産性の向上に貢献するだろう。ネクストコムはこれら種々のIPテレフォニーのノウハウを自社導入によって蓄積し、顧客のオフィス環境に最も適したIP テレフォニーソリューションを提供していく。
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