Cisco Wireless Control System Navigator

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データシート





Cisco Wireless Control System Navigator



製品の概要

Cisco? Wireless Control System(WCS)Navigator は、Cisco Unified Wireless Network を大規模に実装する際のスケーラビリティ、管理性、および可視性を強化した統合プラットフォームの構築を可能にします。この強力なソフトウェアベースのソリューションにより、ネットワーク管理者は、地理的に分散した複数の Cisco WCS 管理プラットフォームからの情報に、効率的かつ簡単にアクセスできます。Cisco WCS Navigator は、ユニファイド ワイヤレス ネットワークの分割を管理レベルでサポートします(図 1)。

Cisco WCS Navigator は、データベースが組み込まれたサーバ プラットフォーム上で動作します。最大 20 台の Cisco WCS 管理プラットフォームをサポートし、1 台の管理コンソールから最大 30,000 台の集中管理型 Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントを管理できます。Cisco WCS Navigator は、Cisco WCS 管理プラットフォームと同じ LAN だけでなく、Cisco WCS 管理プラットフォームとは別のサブネット上や、ワイドエリア接続全体にまたがる位置に配置することができます。ただし、Cisco WCS Navigator に接続する場合、すべての Cisco WCS 管理プラットフォームで Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア リリース 4.1 以降が動作している必要があります。

Cisco WCS Navigator は、接続されている各 Cisco WCS 管理プラットフォームのアラーム情報を集約し、使いやすいアラーム ダッシュボードに表示します。中央集中化されたネットワーク監視レポートとインベントリ レポート、簡単な設定、使いやすい高度な機能、複数システムにわたる検索、ロケーション トラッキング、および管理者アクセス用の安全なオプション(セキュリティ保護されたシングル サインオンや TACACS+ など)を備えています。

図 1 エンタープライズ全体にわたる RF インテリジェンス

図 1 エンタープライズ全体にわたる RF インテリジェンス
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Cisco WCS Navigator は、次の機能を提供することで、運用制御を中央集中化し、地理的に分散した複数の Cisco WCS 管理プラットフォームの管理を簡素化します。

ネットワーク監視

Cisco WCS Navigator は、すべての Cisco WCS 管理プラットフォームのネットワーク監視をサポートします。個々の Cisco WCS 管理プラットフォームの運用状況(稼働または停止)を監視し、接続されている Cisco WCS が動作していないことを検出した場合はアラームを生成します。なお、このアラームは、設定が可能です。ネットワーク サマリ画面には、接続されているすべての Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ、Cisco Wireless Location Appliance、802.11 クライアントなどの Cisco WCS 管理プラットフォームについて、現在有効なアラーム、障害の概要、クライアントの数、それぞれのステータスが表示されます。

図 2 Cisco WCS Navigator によるネットワーク監視

図 2 Cisco WCS Navigator によるネットワーク監視
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セキュリティ保護された管理

Cisco WCS Navigator は、セキュリティ保護されたシングル サインオンおよび TACACS+ のサポートにより、エンタープライズクラスのセキュリティを提供します。Cisco WCS Navigator のシングル サインオン機能は、すべての Cisco WCS 管理プラットフォームに対してアクセス権限の付与を実施します。Cisco WCS 管理プラットフォームごとに個別のユーザ ID を作成する必要はありません。Cisco WCS Navigator では、すべての Cisco WCS 管理プラットフォームに対するアクセスの認証および認可に TACACS+ を使用します。TACACS+ は、管理者の Authentication, Authorization, and Accounting(AAA; 認証、認可、アカウンティング)をサポートする、シスコが開発したプロトコルです。ロギング オプションで管理権限を定義できます(図 3)。

図 3 ロギング オプション

図 3 ロギング オプション
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簡単な設定と構成

Cisco WCS Navigator は、設定と構成が簡単です。新しい Cisco WCS 管理プラットフォームは、各プラットフォームのユーザ名とパスワードを指定することで簡単に追加できます。Cisco WCS 管理プラットフォームへのリンクは自動的に追加されます(図 4)。

図 4 新しい Cisco WCS 管理プラットフォームの追加

図 4 新しい Cisco WCS 管理プラットフォームの追加
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使いやすさ

Cisco WCS Navigator は、複数の Cisco WCS 管理プラットフォームの管理を簡素化する、強力で使いやすいグラフィカル インターフェイスを備えています。ユーザが検索結果を選択するかリスト アイテムを表示すると、対応する Cisco WCS 詳細ページが表示されます。個々のリスト ページの列は、必要に応じてソートおよびカスタマイズできます(図 5)。すべての Cisco WCS 管理プラットフォームは、ユーザが特別な操作しなくても、常に最新の情報が維持されます。

図 5 カスタマイズされた表示オプション

図 5 カスタマイズされた表示オプション
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詳細検索とクイック検索

Cisco WCS Navigator は、すべての Cisco WCS 管理プラットフォームにわたる詳細検索とクイック検索をサポートします(図 6)。詳細検索では、クライアント デバイス、ロケーション(地域、キャンパス、フロアなど)、アクセス ポイント、コントローラ、Wi-Fi タグ、および不正デバイスを条件として指定できます。検索の実行時に検索名を指定できるように、検索を保存することもできます。クイック検索は、Cisco WCS 管理プラットフォーム全体に対して、デバイスの MAC アドレス、IP アドレス、または名前を条件にして実行します。

図 6 詳細検索とクイック検索

図 6 詳細検索とクイック検索
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クライアント デバイスと不正デバイスのロケーション トラッキング

ネットワーク全体を検索することで、個々のクライアント、Wi-Fi タグ、および不正デバイスのロケーションを特定できます。検索は、IP アドレス、ユーザ名、MAC アドレス、資産名、資産カテゴリ、または資産グループを条件にして実行できます。Cisco WCS Navigator は、デバイスが配置されている Cisco WCS 管理プラットフォームのネットワーク マップ上にデバイスのロケーションを示します(図 7)。

図 7 デバイスのロケーション トラッキング

図 7 デバイスのロケーション トラッキング
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詳細なインベントリ レポート

Cisco WCS Navigator では、詳細なインベントリ レポートを自動的に生成できます。すべての Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ、および Cisco Wireless Location Appliance のハードウェア モデルおよびソフトウェア バージョンの詳細を、必要なときにエクスポートしたり、スケジュールによって自動的にエクスポートすることができます。レポートは、ファイル形式、ディレクトリ、種類、および間隔をカスタマイズできます(図 8)。

図 8 詳細なインベントリ レポート

図 8 詳細なインベントリ レポート
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ライセンス

Cisco WCS Navigator は、20 の Cisco WCS 管理プラットフォームをサポートするソフトウェア ライセンスとして用意されています。

Cisco WCS Navigator Demonstration ライセンス

Cisco WCS Navigator には、30 日間のデモ ライセンスが用意されています。Cisco WCS Navigator Demonstration ライセンスは、最大 5 台の Cisco WCS 管理プラットフォームをサポートします。Cisco WCS Navigator Demonstration ライセンスは、下記のいずれかからお申し込みいただけます。
http://www.cisco.com/go/license
または
https://tools.cisco.com/SWIFT/Licensing/PrivateRegistrationServlet?DemoKeys=Y

表示される画面で、[Network Mgmt Products]、[Wireless Control System Navigator]、[Wireless Control System Navigator 30 day trial license] の順に選択します。ライセンスの電子メールを受け取ったら、http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/Wireless_Control_System_Navigator_Software から Cisco WCS ソフトウェアをダウンロードします。

機能と利点

表 1 に、Cisco WCS Navigator の機能と利点を示します。

表 1 Cisco WCS Navigator の機能と利点

機能 利点
直観的な GUI IT スタッフは、必要最低限のトレーニングを受けるだけで、複数の Cisco WCS 管理プラットフォームを簡単に構成および監視できます。
ネットワーク監視 個々の Cisco WCS 管理プラットフォームの運用状況(稼働または停止)が監視されます。接続されている Cisco WCS が動作していないことを検出した場合は、アラームを生成します。なお、このアラームは、設定が可能です。
ネットワーク サマリ画面 ネットワーク サマリ画面には、接続されている Lightweight アクセス ポイント、ワイヤレス LAN コントローラ、ロケーション アプライアンス、クライアントなどのすべての Cisco WCS 管理プラットフォームについて、現在有効なアラーム、障害の概要、クライアントごとの数、およびステータスごとの数が表示されます。
セキュリティ保護されたシングル サインオン Cisco WCS Navigator のセキュリティ保護されたシングル サインオン機能により、すべての Cisco WCS 管理プラットフォームに対するアクセス権限が維持されます。Cisco WCS 管理プラットフォームごとに個別のユーザ ID を作成する必要はありません。
TACACS+ のサポート すべての Cisco WCS 管理プラットフォームに対するアクセスの認証と認可に、TACACS+ が使用されます。
スケーラビリティ 最大 20 の Cisco WCS 管理プラットフォームをサポートし、1 台の Cisco WCS Navigator 管理コンソールから最大 30,000 台のアクセス ポイントを管理できます。
ブラウザ リダイレクトの自動化 IT スタッフは、検索結果を選択するかアイテムを表示すると、対応する Cisco WCS 管理プラットフォームの詳細ページに自動的にリダイレクトされます。
詳細検索とクイック検索 詳細検索では、クライアント デバイス、ロケーション(地域、キャンパス、フロアなど)、アクセス ポイント、コントローラ、Wi-Fi タグ、および不正デバイスを条件として指定できます。クイック検索では、Cisco WCS 管理プラットフォーム全体で、デバイスの MAC アドレス、IP アドレス、または名前を条件にして実行します。
クライアント、Wi-Fi タグ、および不正デバイスのロケーション トラッキング 個別のクライアント、Wi-Fi タグ、および不正デバイスのロケーションを、ネットワーク全体の中から特定できます。デバイスのロケーションは、デバイスが配置されている Cisco WCS 管理プラットフォームのネットワーク マップ上に表示されます。
簡単な設定と構成 新しい Cisco WCS 管理プラットフォームは、各プラットフォームのユーザ名とパスワードを指定することで簡単に追加できます。
屋内および屋外ネットワーク管理 屋内および屋外のワイヤレス LAN(WLAN)を、1 台の管理コンソールからコスト効率よく管理できます。
詳細なインベントリ レポート 詳細なインベントリ レポートを自動生成およびスケジュールし、電子メールで送信したり、CSV ファイルにエクスポートすることができます。


まとめ

Cisco WCS Navigator は、複数の Cisco WCS が地理的に分散した大規模なエンタープライズ WLAN 展開にとって、理想的な製品です。Cisco Unified Wireless Network を大規模に実装する際のスケーラビリティ、管理性、および可視性を強化した先進的なソリューションを提供します。Cisco WCS Navigator により、ネットワーク管理者は、1 台の管理コンソールから屋内および屋外の WLAN をコスト効率よく管理できます。接続されているすべての Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント、Cisco ワイヤレス LAN コントローラ、Cisco Wireless Location Appliance、認定/未認定の 802.11 デバイスなどの Cisco WCS 管理プラットフォームの詳細を簡単に把握できます。

製品仕様

表 2 に、Cisco WCS Navigator の製品仕様を示します。

表 2 Cisco WCS Navigator の製品仕様

項目 仕様
サーバの最小要件
  • Windows 2003 SP1 以降または Redhat Linux AS/ES v4.0
  • ハイエンド サーバ:Intel® Xeon Quad CPU 3.15 GHz、8 GB RAM、200 GB HDD
クライアントの最小要件 Internet Explorer 6.0 SP1 以降
ソフトウェア リリース要件 Cisco WCS Navigator に接続する Cisco WCS 管理プラットフォームでは、Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア リリース 4.1 以降が動作している必要があります。
管理 SNMP v1、v2c、v3
管理対象デバイス 最大 20 台の Cisco WCS 管理プラットフォームをサポートし、最大 30,000 台の Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイントを管理できます。
データベース Integrated Solid FlowEngine Structured Query Language(SQL)


発注情報

表 3 に、Cisco WCS Navigator の発注情報を示します。Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア リリース 4.1 は、http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/Wireless_Control_System_Navigator_Software(ログインが必要)または Product Upgrade Tool からダウンロードできます。

Cisco WCS Navigator は、Cisco Unified Wireless Network Software リリース 4.1 以降との組み合わせでのみ使用できます。Cisco WCS Navigator に接続するすべての Cisco WCS 管理プラットフォームで Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア リリース 4.1 以降が動作している必要があります。

10,000 台および 50,000 台の Lightweight アクセス ポイントをサポートする Cisco WCS エンタープライズ ライセンスを購入すると、Cisco WCS Navigator のライセンスが無償で付属します。

表 3 Cisco WCS の発注情報

製品番号 説明
WCS-NAV-20 20 台の Cisco WCS 管理プラットフォームをサポートする Cisco WCS Navigator ライセンス


サービスおよびサポート

シスコは、お客様の成功を支援する幅広いサービス プログラムを用意しています。これらの革新的なサービス プログラムは、人、プロセス、ツールのユニークな組み合わせを通じて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワークインテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。シスコ サービスの詳細については、シスコ テクニカル サポート サービスまたは Cisco Advanced Services を参照してください。

関連情報

Cisco Unified Wireless Network の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/unifiedwireless を参照してください。

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