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Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジン

Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジン

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Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジン


業種別モビリティ ソリューションを実現する、アプライアンスベースのプラットフォーム

スケーラブルなモビリティ アプリケーション開発のためのオープン API を備えた集中型サービス エンジンを実行します。

Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジン

製品概要

Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジン(MSE; Mobility Services Engine)は、モビリティ サービスを提供することによってモバイル ビジネス アプリケーションを実現するための新しいアプローチにつながるオープン プラットフォームです。モビリティ サービス エンジンは、一連のソフトウェア サービスをサポートするアプライアンス ベースのソリューションであり、集中型のスケーラブルなサービス デリバリを実現します。アプリケーション レイヤがネットワーク レイヤとは切り離されるため、ワイヤレス LAN をモビリティ ネットワークとして扱うことができ、Wi-Fi、イーサネット、携帯電話、WiMAX、RFIDなどから構成されるネットワークを通じたモバイル アプリケーションのデリバリが可能になります。

真のビジネス モビリティを提供するために、IT 部門は、ネットワークの統合、新たに登場するモバイル デバイスの管理、およびモバイル アプリケーション開発の実現に重点を置いた実践的なアプローチを採用する必要があります。モビリティ アーキテクチャが進化を続ける中で、Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジンはその中心的位置にあります。モビリティ サービス エンジンに組み込まれているオープン API(Application Programming Interface)により、幅広いエコシステム パートナーが、ネットワーク インテリジェンスにアクセスして業種別モビリティ ソリューションを開発できます。モビリティ サービス エンジンは Cisco Unified Wireless Network の拡張であり、このエンジンをシスコ ユニファイド コミュニケーションおよび CCX デバイスと組み合わせることで、ビジネス モビリティのための包括的なアプローチが得られます。このアプローチでは、ネットワークの種類に関係なく、適切なタイミングで適切なデバイスまでアプリケーションを拡張できます。  

モビリティ サービス アーキテクチャ

モビリティ サービスとは、付加価値の高い一連のネットワーク サービスを指します。これらのサービスは、ネットワーク内のさまざまな場所から収集されるインテリジェンスを統合して、ビジネス モビリティ アプリケーションのデリバリを実現し、最適化します。従来、これらのインテリジェンスはネットワーク全体に広く分散していることが一般的であり、そのことがサービスのプロビジョニングと管理の複雑化を招いていました。サービス、コントロール プレーン、およびデータ プレーンを統合すると、一貫したパフォーマンスは維持されるものの、ネットワークの複雑さが増し、新しいサービスに対応するネットワークの能力が制限されます。モビリティをネイティブにサポートするネットワークの設計を企業が開始するにあたって、サービス、コントロール プレーン、およびデータ プレーンを統合することは、モバイル アプリケーションをサポートするネットワークの柔軟性と規模を狭めることになります。最適なモバイル アプリケーション パフォーマンスのためのインテリジェンスをネットワークが提供するためには、モビリティ サービスが不可欠です。しかし、サービス エンジンでモビリティ サービスを提供するためには、コントロール プレーンやデータ プレーンとは切り離されている必要があります。サービスをサービス エンジンに集中化すれば、スケーラビリティや、プロビジョニングと管理の向上など、さまざまな利点がもたらされます。また、集中型サービス アーキテクチャでは、サービスとネットワークの間の直接的なつながりがなくなり、Wi-Fi、イーサネット、WiMAX、携帯電話などのさまざまなネットワークにまたがってサービスを拡張できます。

モビリティ ネットワークでは、多種類のアプリケーションをサポートできる能力のニーズが高まっています。モビリティ サービスの真の価値は、ネットワークおよび関連アプリケーションからリアルタイム情報を取得してアプリケーション パフォーマンスを向上させる能力によって実現されます。ネットワーク インテリジェンスとアプリケーション インテリジェンスの相互交換によって相乗効果が生まれ、提供できるモビリティ ソリューションの種類に豊富さと幅の広さが加わります。ただし、サービス デリバリにとって重要なポイントは、ネットワーク インテリジェンスおよびアプリケーション インテリジェンスにアクセスするための標準的なインターフェイスをサードパーティ アプリケーションが確実に実装することです。モビリティ サービス エンジンは、SOAP/XML をベースとするオープン API をサポートしており、モビリティ アプリケーションのエコシステム パートナーに対して、モビリティ サービスへのノースバウンド アクセスを提供します。サービス インテリジェンスが制御ネットワークからモビリティ サービス エンジン内に集中化されることで、IT 部門は、基盤となる実稼働ネットワークの中断を心配せずに API へのアクセスを開放できます。

モビリティ サービスの可用性

Cisco® 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジンは、一連のモビリティ サービス ソフトウェアをサポートするハードウェア インフラストラクチャとソフトウェア インフラストラクチャの組み合わせです。オープン プラットフォームとして設計されており、モビリティ サービス ソフトウェアをモジュール形式でサポートし、ネットワーク トポロジと必要なサービスの種類に基づくさまざまな構成オプションを備えています。モビリティ サービス エンジンは、さまざまなモビリティ サービス ソフトウェアを通じて、その真価を発揮します。シスコは、既存のソフトウェアも将来のソフトウェアもサポートします。

  • コンテキスト アウェア:場所、温度、可用性、使用アプリケーションなどの要素に関する詳細なコンテキスト情報を取得し、ビジネス プロセスに統合します。コンテキスト アウェア ソフトウェアは、リアルタイム ロケーション、プレゼンス検出、チョークポイントの可視性、テレメトリ(遠隔測定法)などの幅広いロケーション オプションを備えています。また、Enhanced RSSI と TDOA のサポートにより、さまざまな環境で高い精度とパフォーマンスを提供します。
  • 適応型ワイヤレス IPS:ワイヤレス ネットワークおよび有線ネットワークの脆弱性を監視、警告、分類、修復することにより、モビリティ ネットワークの可視性と包括的な脅威防御を実現します。
  • モバイル インテリジェント ローミング:リアルタイム ロケーション情報に基づいて、携帯電話ネットワークと Wi-Fi ネットワークの間でのシームレスなモバイル デバイス ローミングを実現します。このオープン システムは、IP-PBX ソリューション ベンダー、モバイル デバイス メーカー、オーバーレイ サードパーティといった幅広いパートナー間でシームレスなやり取りができるように設計されています。 
  • セキュア クライアント マネージャ:Cisco Secure Services Client 802.1X ソリューションの使用およびサードパーティのデバイス管理ソリューションとの統合により、ますます多様化するデバイスのプロビジョニング、セキュリティ、および管理を集中化します。 

モビリティ サービス エンジンおよびこれによって提供されるサービスの組み合わせにより、生産性と投資回収率(ROI)が向上します。 

製品アーキテクチャ

Cisco ® 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジンは、以下のアーキテクチャ要素を備えています。

  • 共通 API(Application Programming Interface)フレームワーク
  • サービスの設計、導入、および運用(監視、レポート作成、トラブルシューティング)のための共通管理プレーン
    • WCS によって提供されるサービスの管理
  • 追加サービスのインスタンス化をサポートするスケーラブルなインフラストラクチャ
    • 複数のエンジンにまたがるサービスによって柔軟な展開を促進するアーキテクチャ
  • サービス間の疎結合
    • フレームワークへの容易な統合(プラグ アンド プレイ)
    • メッセージ ベースのコラボレーション - SOA モデル
    • 他のサービスに影響を及ぼすことなく個別にサービスを管理
  • Cisco Unified Wireless Network との統合

図 1 モビリティ サービス エンジン アーキテクチャ

図 1 モビリティ サービス エンジン アーキテクチャ
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機能と利点

Cisco ® 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジンは、以下の機能と利点を提供します。

  • サービスとアプリケーションを迅速に提供するための拡張可能なプラットフォーム
    • サービスやアプリケーションをコントロールやネットワークから切り離すことで、これらを個別に拡張することができます。
    • 複数のモビリティ サービスをホストするための共通フレームワークを備えています。
    • サードパーティおよびパートナーによるアプリケーション開発をサポートするオープン API を備えています。
  • アプリケーション パートナーのエコシステム
    • さまざまな産業や業種(医療、小売、教育、製造など)を対象にしたモビリティ ソリューションを提供します。
  • スケーラビリティ
    • 複数のサービスを単一のモビリティ サービス エンジンに導入したり、単一のサービスを複数のモビリティ サービス エンジンにまたがって導入することができます。     
  • 管理性
    • モビリティ サービス エンジンは、さまざまな付加価値サービスの単一統合ポイントとして機能します。
    • すべてのモビリティ サービスが WCS(Wireless Control System)との統合を通じて集中管理されます。
  • 柔軟性
    • モビリティ サービス エンジンは、ビジネス要件を満たすさまざまなサービス構成をサポートする拡張可能プラットフォームです。このアーキテクチャでは、最新のテクノロジー標準が使用可能になった時点で、それを取り入れることができます。
  • 投資回収率(ROI)
    • モビリティ サービス エンジンを Cisco Unified Wireless Network と統合することで、コンテキスト情報などのさまざまなネットワーク インテリジェンスを提供して、ビジネス アプリケーションを最適化できます。このアーキテクチャは、シスコのワイヤレスおよびモビリティ ソリューションへの既存の投資の上に構築され、時間とともに変化するモビリティ要件を満たすことができる柔軟性とスケーラビリティを備えたプラットフォームを実現します。

まとめ

Cisco® 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジンを使用すると、モビリティ サービス デリバリのための一貫性のある方法により、既存のワイヤレス LAN は包括的なモビリティ ネットワークに姿を変えます。このエンジンは、Cisco Unified Wireless Network およびシスコ ユニファイド コミュニケーションの各ソリューションと統合され、ビジネス モビリティへの既存の投資の上に構築されます。人、物、資産に関するコンテキスト情報を収集する機能など、さまざまなサービスによって、ビジネス プロセスを最適化します。モビリティ サービス エンジンのオープン API により、シスコ パートナーは、ビジネス モビリティ ネットワークの能力を拡大し、業種別ソリューションを提供できるようになります。 

製品仕様

  Cisco 3350 モビリティ サービス エンジン
製品
  • 最大 18,000 台のデバイスを追跡するコンテキスト アウェア モビリティ サーバ
  • 最大 18,000 台のデバイスを追跡するワイヤレス侵入検出サーバ
プロセッサ クアッドコア Intel Xeon プロセッサ 2.33 GHz × 2
メモリ 8 GB PC2-5300(4 × 2 GB)
ハードディスク ホットスワップ可能 Serial ATA(SATA)292 GB(146 GB SATA × 2)
リムーバブル メディア DVD/CD-RW コンボ ドライブ
ポート
  • シリアル:9 ピン コネクタ × 1
  • RJ-45:ギガビット ネットワーク アダプタ接続用 RJ-45 コネクタ × 2
  • USB 2.0 ポート:前面 × 1、内部 × 1、背面 × 2
  • PS2 ポート:マウスとキーボード用にそれぞれ 1 つ
  • VGA ポート × 1
  • iLO 2 リモート管理ポート × 1
接続性 ネットワーク:TCP/IP オフロード エンジンを備えた組み込み型マルチファンクション ギガビット ネットワーク アダプタ × 2
管理 SNMP v1、v2c、v3
管理インターフェイス Cisco WCS モビリティ サービス バージョン 5.2 以降(Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 以降で動作)
ネットワーク デバイス Cisco 2100 および 4400 シリーズ Wireless LAN Controller、Cisco Catalyst 6500 シリーズ Wireless Services Module、Cisco Catalyst 3750G Integrated Wireless LAN Controller、Cisco ISR(サービス統合型ルータ)用 Cisco Wireless LAN Controller Module(WLCM および WLCM-E)、および Cisco Aironet Lightweight アクセス ポイント
プログラミング インターフェイス SOAP/XML API
フォーム ファクタ 1U ラック フォーム ファクタ(幅:4.45 cm [1.75 インチ]、奥行:70.5 cm [27.75 インチ])
物理寸法 高さ:4.32 cm(1.75 インチ)
幅:42.62 cm(16.78 インチ)
奥行:69.22 cm(27.25 インチ)
重量:最大 17.92 kg(39.5 ポンド)
電源 AC 電源ワット数:852 W
AC 電源電圧:100 〜 120 V(50 〜 60 Hz)、200 〜 240 V(50 〜60 Hz)
冗長電源
冷却ファン 最大 9 個、N+1 冗長性
環境仕様 動作温度:10 〜 35°C(50 〜 95°F)(海面位)
非動作時:-40 〜 70°C(-40 〜 158°F)、最大変化率:20°C/時(36°F/時)
認定および適合性
  • Safety UL 60950
  • CAN/CSA -C22.2 No. 60950
  • EN60950
  • IEC 60950:EMC FCC Part 15 (CFR 47) Class A
  • ICES-003 Class A
  • EN 55022 Class A
  • CISPR22 Class A
  • AS/NZS 3548 Class A
  • VCCI Class A
  • EN 55024
  • EN 50082-1

発注情報

図 2 に、Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジンの発注情報を示します。シスコ製品のご購入については「購入案内」をご覧ください。

表 2 発注情報

製品番号 製品名
AIR-MSE-3350-K9 Cisco 3300 シリーズ モビリティ サービス エンジン


サービスおよびサポート

シスコは、お客様の成功を支援する幅広いサービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。シスコは、お客様のネットワークへの投資を最大限に活用し、ネットワーク運用を最適化するとともに、最新アプリケーションに対応できるようにネットワークを整備し、よりインテリジェントなネットワークを構築することによって、お客様の事業拡大を支援しています。シスコ サービスの詳細については、以下の URL を参照してください。

シスコ テクニカル サポート
http://www.cisco.com/jp/go/tac/
シスコ サポート プログラム
http://www.cisco.com/jp/services/  

関連情報

シスコ モビリティ ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/mse/ を参照してください。

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