Cisco Aironet 1240AG シリーズ

Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイント


注意:本製品は既に生産/販売を終了しております。

 

データシート





Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイント



Cisco® Aironet® 1240G シリーズは、RF 通信に対する要件の厳しい工場、倉庫、大型商業施設などの環境におけるワイヤレス接続のためのシングルバンド 802.11g アクセス ポイントです(図 1)。アンテナ コネクタと頑丈な金属製エンクロージャを備え、動作温度範囲も広いため、通信範囲の拡大と多様なカバレッジが可能です。Cisco Aironet 1240G シリーズにはローカル電源とインライン パワーのどちらも利用でき、IEEE 802.3af Power over Ethernet(PoE)もサポートされます。

図 1 Cisco Aironet 1240G アクセス ポイント

図 1 Cisco Aironet 1240G アクセス ポイント


Cisco Aironet 1240G シリーズは、Cisco Unified Wireless Network のコンポーネントの一つです。Cisco Unified Wireless Network とは、有線とワイヤレスのネットワークをエンドツーエンドで統合する、包括的なソリューションです。無線およびネットワークの管理には Cisco Unified Wireless Network の機能を利用できるので、Cisco Aironet 1240G の導入は容易です。加えて、有線ネットワークの持つセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性、展開の容易さ、および管理性という利点がワイヤレス LAN(WLAN)でも発揮されるようになります。

Cisco Aironet 1240G シリーズには、「ユニファイド」と「Autonomous」の 2 つのバージョンがあります。ユニファイド アクセス ポイントは、Lightweight Access Point Protocol(LWAPP)を使用して動作し、Cisco Wireless LAN Controller および Cisco Wireless Control System(WCS)と連動します。LWAPP で動作するように設定された Cisco Aironet 1240G シリーズは、使用可能な Cisco Wireless LAN Controller のうち最善のものを自動的に検出して適切なポリシーおよび設定情報をダウンロードするので、手動での介入は不要です。Autonomous アクセス ポイントは、Cisco IOS® ソフトウェアを使用して動作するもので、CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine(WLSE)と連動させることもできます。Autonomous アクセス ポイントに CiscoWorks WLSE を組み合わせると、Cisco Unified Wireless Network の一部となるための中核的機能が揃いますが、Cisco Unified Wireless Network の利点をフルに活用できるように Autonomous アクセス ポイントをフィールド アップグレードすることもできます。

用途

過酷な環境や多様なアンテナを必要とする環境のために設計された Cisco Aironet 1240G シリーズの特徴はアンテナ コネクタです。必要とされる通信範囲やカバレッジ形状に応じてアンテナを選択でき、さまざまな設置方法が可能です。たとえば製造の現場では、危険な場所に WLAN を敷設することが必要になりますが、そのような場所にはアンテナだけを設置して、Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントは離れた安全な場所に設置することができます。

金属製ハウジングと産業レベルのコンポーネントから成る Cisco Aironet 1240G シリーズは、工場、倉庫、大規模小売店舗などで要求される堅牢性を備え、幅広い動作温度に対応します。2.4 GHz 無線の送信出力、受信感度、および遅延拡散が大きいため、前述のような環境における通信範囲とカバレッジの大きさが実現します。アクセス ポイントは天井裏に設置できるので、アンテナだけを天井の下に設置すれば目立ちません。UL 2043 規格に準拠しているので、各地の消防法による規制の対象である天井裏のプレナム部にも設置できます。ホテルなどの大型施設におけるパブリック アクセスの提供も、RF 環境の要件が厳しくなるケースですが、Cisco Aironet 1240G シリーズでは多様なアンテナが利用可能であり、加えて通信距離とカバレッジが非常に大きいので、そのような厳しい環境においても安定したパフォーマンスを発揮します。

機能と利点

表 1 に、Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントの機能と利点を示します。

表 1 Cisco Aironet 1130G シリーズ アクセス ポイントの機能と利点

機能 利点
802.11g 無線 最大 54 Mbps での通信が可能です。従来の 802.11b クライアントとの下位互換性もあります。
2.4 GHz 無線用 RP-TNC アンテナ コネクタ 2 個 距離とカバレッジに応じて、シスコのさまざまな 2.4 GHz アンテナを取り付けることができます。
セキュリティ
  • 認証
  • セキュリティ標準
  • WPA(Wi-Fi Protected Access)
  • WPA2(802.11i)
  • Cisco Temporary Key Integrity Protocol(TKIP)
  • Cisco Message Integrity Check(MIC)
  • IEEE 802.11 WEP キー(40 ビットおよび 128 ビット)
  • 802.1X EAP(Extensible Authentication Protocol)のタイプ:
  • EAP FAST(EAP Flexible Authentication via Secure Tunneling)
  • PEAP GTC(Protected EAP Generic Token Card)
  • PEAP MSCHAP(PEAP Microsoft Challenge Authentication Protocol)Version 2
  • EAP TLS(EAP Transport Layer Security)
  • EAP TTLS(EAP Tunneled TLS)
  • EAP SIM(EAP Subscriber Identity Module)
  • Cisco LEAP
  • 暗号化:
  • AES CCMP(Advanced Encryption Standard Counter Mode with Cipher Block Chaining Message Authentication Code Protocol)暗号化(WPA2)
  • TKIP(WPA)
  • Cisco TKIP
  • WPA TKIP
  • IEEE 802.11 WEP キー(40 ビットおよび 128 ビット)
現時点では非オーバーラップ チャネル数 12 をサポート(将来は 23 チャネルまで増加可能)
  • 付近のアクセス ポイントとの干渉の可能性が低下するため、展開が単純になります。
  • 伝送エラーが減少するため、スループットが向上します。
堅牢な金属製ハウジング 過酷な環境にも耐える金属製の筐体が採用されているので、工場、倉庫、屋外などの産業環境での設置に適しています(屋外での設置には NEMA エンクロージャが必要)。
UL 2043 プレナム規格適合および動作温度範囲の拡大 吊り天井の上などの空間にアクセス ポイントを設置できます。
多目的のロック可能なマウント ブラケット アクセス ポイントをさまざまな方法で設置でき、盗難の防止にも役立ちます。
ローカル電源とインライン パワーの両方をサポート(IEEE 802.1af PoE にも対応)
  • イーサネット ケーブルを使用して給電できるので、離れた場所に設置されたアクセス ポイントまで電力線を敷設するためのコストが不要になります。
  • アクセス ポイントへの電力は、IEEE 802.3af PoE、シスコ インライン パワー対応スイッチ、シングルポート パワー インジェクタ、またはローカル電源から供給できます。
ハードウェアベースの AES 暗号化 パフォーマンスを低下させることなく高いセキュリティを維持します。


製品仕様

表 2 に、Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントの製品仕様を示します。

表 2 Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントの製品仕様

項目 仕様

製品番号

  • AIR-AP1242G-x-K9
  • AIR-LAP1242G-x-K9
  • 規制区域(x = 規制区域):
  • A = FCC
  • E = ETSI
  • P = 日本 2
  • 各国における使用認可については、お客様ご自身でご確認いただく必要があります。認可状況の確認、または特定の国における規制区域については、http://www.cisco.com/go/aironet/compliance/ を参照してください。
  • すべての規制区域で使用が認可されているわけではありません。認可され次第、グローバル プライス リストに製品番号が記載されます。
サポートされるデータ レート 802.11g:1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、54 Mbps
ネットワーク規格 IEEE 802.11b および 802.11g
アップリンク 自動検知式 802.3 10/100BASE-T イーサネット
周波数帯域および動作チャネル

南北アメリカ(FCC)

  • 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル

ETSI

  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル

日本 2

  • 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル OFDM(直交周波数分割多重)
  • 2.412 〜 2.484 GHz、14 チャネル CCK
非オーバーラップ チャネル 802.11b/g:3 チャネル
受信感度(標準)

802.11g

  • 1 Mbps:-96 dBm
  • 2 Mbps:-93 dBm
  • 5.5 Mbps:-91 dBm
  • 6 Mbps:-91 dBm
  • 9 Mbps:-85 dBm
  • 11 Mbps:-88 dBm
  • 12 Mbps:-83 dBm
  • 18 Mbps:-81 dBm
  • 24 Mbps:-78 dBm
  • 36 Mbps:-74 dBm
  • 48 Mbps:-73 dBm
  • 54 Mbps:-73 dBm
使用可能な送信電力設定 (最大電力設定はチャネルおよび各国の規制によって異なります) 802.11g

CCK:

  • 20 dBm(100 mW)
  • 17 dBm(50 mW)
  • 14 dBm(25 mW)
  • 11 dBm(12 mW)
  • 8 dBm(6 mW)
  • 5 dBm(3 mW)
  • 2 dBm(2 mW)

OFDM

  • 17 dBm(50 mW)
  • 14 dBm(25 mW)
  • 11 dBm(12 mW)
  • 8 dBm(6 mW)
  • 5 dBm(3 mW)
  • 2 dBm(2 mW)
  • -1 dBm(1 mW)
通信範囲(標準) 屋内(見通しのよいオフィス環境での距離) 屋外

802.11g:

  • 32 m(105 フィート) @ 54 Mbps
  • 55 m(180 フィート) @ 48 Mbps
  • 79 m(260 フィート) @ 36 Mbps
  • 87 m(285 フィート) @ 24 Mbps
  • 100 m(330 フィート) @ 18 Mbps
  • 108 m(355 フィート) @ 12 Mbps
  • 111 m(365 フィート) @ 11 Mbps
  • 116 m(380 フィート) @ 9 Mbps
  • 125 m(410 フィート) @ 6 Mbps
  • 130 m(425 フィート) @ 5.5 Mbps
  • 136 m(445 フィート) @ 2 Mbps
  • 140 m(460 フィート) @ 1 Mbps

802.11g:

  • 37 m(120 フィート) @ 54 Mbps
  • 107 m(350 フィート) @ 48 Mbps
  • 168 m(550 フィート) @ 36 Mbps
  • 198 m(650 フィート) @ 24 Mbps
  • 229 m(750 フィート) @ 18 Mbps
  • 244 m(800 フィート) @ 12 Mbps
  • 250 m(820 フィート) @ 11 Mbps
  • 267 m(875 フィート) @ 9 Mbps
  • 274 m(900 フィート) @ 6 Mbps
  • 277 m(910 フィート) @ 5.5 Mbps
  • 287 m(940 フィート) @ 2 Mbps
  • 290 m(950 フィート) @ 1 Mbps
2.2 dBi ダイポール アンテナを使用して計測(2.4 GHz)
適合規格

標準規格

安全性

  • UL 60950-1
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
  • UL 2043
  • IEC 60950-1
  • EN 60950-1
  • NIST FIPS 140-2 レベル 2 認定 無

線の認可

  • FCC Part 15.247
  • RSS-210(カナダ)
  • EN 300.328(欧州)
  • ARIB-STD 33(日本)
  • ARIB-STD 66(日本)
  • AS/NZS 4268.2003(オーストラリアおよびニュージーランド)
  • EMI および耐障害性(クラス B)
  • FCC Part 15.107 および 15.109
  • ICES-003(カナダ)
  • VCCI(日本)
  • EN 301.489-1 および -17(欧州)
  • EN 60601-1-2(Medical Directive 93/42/EEC の EMC 要件)

セキュリティ

  • 802.11i、WPA2、WPA
  • 802.1X
  • AES、TKIP

その他

  • IEEE 802.11g および IEEE 802.11a
  • FCC Bulletin OET-65C
  • RSS-102
アンテナ コネクタ
  • 2.4 GHz
  • RP-TNC コネクタ 2 個
ステータス LED
  • ステータス LED:動作状態、アソシエーション ステータス、エラー/警告状況、ブート シーケンス、およびメンテナンス ステータスを示す
  • イーサネット LED:イーサネット上のアクティビティ ステータスを示す
  • 無線 LED:無線上のアクティビティ ステータスを示す
寸法(高さ × 幅 × 奥行) 2.79 × 16.76 × 21.59 cm(1.1 × 6.6 × 8.5 インチ)
重量 0.9 kg(2.0 ポンド)
環境
  • 非動作時(保管時)温度:-40 〜 85°C(-40 〜 185°F)
  • 動作時温度:-20 〜 55°C(-4 〜 131°F)
  • 動作時湿度:10 〜 90%(結露しないこと)
システム メモリ
  • 32 MB RAM
  • 16 MB フラッシュ メモリ
入力電力要件
  • 100 〜 240 VAC、50 〜 60 Hz(電源装置)
  • 36 〜 57 VDC(デバイス)
給電方法
  • ローカル電源
  • 802.3 AF スイッチ
  • シスコ製高出力スイッチ(13W 以上をサポートできること)
  • Cisco Aironet パワー インジェクタ(PWRINJ3 および PWRINJ-FIB)
  • サードパーティ製 PoE デバイス(入力電力および消費電力の要件を満たす必要がある)
消費電力
  • 最大 12.95W

注:12.95W は受電側デバイス(PD)で必要とされる最大電力です。アクセス ポイントを PoE 構成で使用する場合に、相互接続ケーブルの長さによっては給電側デバイス(PSE)から引き出される電力がこれより若干大きくなります。この電力の増加分は最大 2.45 W であるため、システム全体の消費電力(アクセス ポイントとケーブルの合計)は 15.4 W となります。

保証 1 年
Wi-Fi 認定


システム要件

表 3 に、Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントのシステム要件を示します。

表 3 Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントのシステム要件

アクセス方法 説明
ブラウザ Web ブラウザ管理 GUI を使用するには、Internet Explorer バージョン 6.0 以降または Netscape Navigator バージョン 7.0 以降が稼働するコンピュータが必要
PoE 給電装置(PSE)がシスコ インライン パワーまたは IEEE 802.3af に適合し、最低 12.94 W @ 48 VDC を供給すること



発注情報

発注する際は、次の URL より「シスコ製品のご購入方法」をご覧ください。
http://www.cisco.com/jp/product/how_to_order.shtml

表 4 に、Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントの製品番号を示します。

表 4 Cisco Aironet 1240G シリーズ アクセス ポイントの製品番号

製品番号 説明
AIR-AP1242G-A-K9 802.11g 非モジュラ式 Cisco IOS アクセス ポイント、RP-TNC、FCC 構成
AIR-AP1242G-E-K9 802.11g 非モジュラ式 Cisco IOS アクセス ポイント、RP-TNC、ETSI 構成
AIR-AP1242G-P-K9 802.11g 非モジュラ式 Cisco IOS アクセス ポイント、RP-TNC、日本 2 構成
AIR-LAP1242G-A-K9 802.11g 非モジュラ式 LWAPP アクセス ポイント、RP-TNC、FCC 構成
AIR-LAP1242G-E-K9 802.11g 非モジュラ式 LWAPP アクセス ポイント、RP-TNC、ETSI 構成
AIR-LAP1242G-P-K9 802.11g 非モジュラ式 LWAPP アクセス ポイント、RP-TNC、日本 2 構成

サービスおよびサポート

シスコは、お客様の成功を支援する幅広いサービス プログラムを用意しています。これらの革新的なプログラムは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。シスコは、お客様のネットワークへの投資を最大限に活用し、ネットワーク運用を最適化すると共に、最新アプリケーションに対応できるようにネットワークを整備し、よりインテリジェントなネットワークを構築することによって、お客様の事業拡大を支援しています。シスコ サービスの詳細については、シスコ テクニカル サポート サービスまたは Cisco Advanced Services を参照してください。

関連情報

Cisco Aironet 1240G シリーズの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/wireless/ を参照してください。