Guest

Cisco Aironet AP1200 シリーズ

ワイヤレス LAN 用語集


ワイヤレス LAN 用語集



A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z

A

Access Point(AP; アクセス ポイント)

すべて無線のネットワークの中心として、または無線ネットワークと有線ネットワーク間の接続ポイントとして機能する無線 LAN トランシーバ。

Ad-Hoc(アドホック)モード

無線 LAN 上において、独立したピアツーピア接続を実現するためのクライアント設定。 PC 同士が AP を介して通信を行っている場合は、別の方法でセットアップを行います。 インフラストラクチャ モードを参照。

Ad-Hoc(アドホック)ネットワーク

ピアツーピア モード(アクセス ポイントなし)でネットワーク クライアントのみで構成される無線ネットワーク。

Antenna:アンテナ

radio frequency(RF; 無線周波数)の送受信に使用されるデバイス。 アンテナは比較的厳密に定義された特定の周波数に合わせて設計され、かつ多用性に富んでいます。 2.4 GHz 802.11b デバイス向けのアンテナは、2.5 GHz デバイスでは動作しません。

Antenna Gain:アンテナ利得

アンテナのパフォーマンスを、等方向性アンテナと呼ばれる論理上のアンテナと比較した場合の測定値。 ある種のアンテナの設計には、ビーム幅および周波数などより高度なパフォーマンス機能が備わっています。


B

Bandwidth:帯域幅

データ転送に使用可能な周波数スペクトルの量を指定するもの。 これは、信号がメディアに到達するまでに、著しく電力を損失しないですむ最大データレートを特定します。

Beamwidth:ビーム幅

アンテナの提供する信号カバー範囲の角度。 通例、アンテナ利得が増加するにつれてビーム幅は減少します。

Bootstrap Protocol(BOOTP; ブートストラップ プロトコル)

ネットワーク デバイスがネットワーク経由でホスト デバイスから必要パラメータを取得し、自己構成することを可能にするプロトコル。

Broadband:広帯域(ブロードバンド)

一般的に、1.5 Mbps 以上の一貫したデータ レートを有する RF システムは「広帯域」とみなされます。 ブロードバンドと対極のものを「狭帯域(ナローバンド)」といいます。


C

Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance(CSMA/CA; キャリア検知多重アクセス/衝突回避)

IEEE 802.11 仕様で規定されるワイヤレス LAN メディア アクセス方式。

CSMA/CA は IEEE 802.11 ワイヤレス LAN(WLAN)で採用されている主要なメディア アクセス方式です。 これは、複数無線の同時伝送によって起こる衝突(コリジョン)を最小限にする(しかし、完全になくすわけではない)、「listen before talk」方式をとっています。 IEEE 802.11 では、標準で全二重ではなく半二重無線(送信または受信の可能な無線、ただし両方同時は不可)が採用されているため、衝突検出よりも衝突回避方式を使用すべきであると定められています。

従来型の有線イーサネット ノードとは異なり、WLAN 端末は伝送を行っている間はコリジョンを検知できません。 コリジョンが発生した場合、送信端末は、目的とする受信端末から Acknowledge(ACK; 確認応答)パケットを受信しなくなります。 そのため、ACK パケットの優先度は、他のどのネットワーク トラフィックよりも高くなります。 データ送信が完了すると、受信端末は他のノードが新しいデータ パケットを送信し始める前に、ACK パケットの送信を開始します。 他のすべての端末は送信前に、これよりも長い擬似ランダム時間を待機しなければなりません。 送信端末は ACK パケットを受信しなかった場合、次に送信をリトライできる機会を待ちます。

Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection(CSMA/CD; キャリア検知多重アクセス/衝突検出)

イーサネットで使用される LAN アクセス方式。 デバイスはネットワークへのアクセスを取得したい場合、まずネットワークが使用されていないか確認します。 ネットワークが使用されている場合、デバイスはランダムな待ち時間をおいてからリトライします。 ネットワークがフリーで、2 つのデバイスがまったく同時にその回線にアクセスした場合、これらのデバイスの信号はぶつかります。 衝突が検知されると、両方ともバックオフし、ランダムな時間待機してからリトライします。

Channel:チャネル

単一の RF 送信を許可できるだけの十分な広さを備えた通信パス。

Client:クライアント

ネットワークの別のメンバに対してサービス(ファイル、印刷機能)を要求する、ネットワークに接続している任意のコンピュータ。

Client Adapter:クライアント アダプタ

デバイスに無線接続を提供するネットワーク インターフェイス カード。

Complementary Code Keying(CCK)

IEEE 802.11 準拠の無線 LAN で使用され、5.5 Mbps および 11 Mbps での送信を実現する変調技法。


D

dB

デシベル。相対的な電力比率を利得または損失に換算して測定する単位。 単位はある比率の base 10 への対数に換算して表され、ワット(W)で表されるのが一般 的です。 デシベルは絶対値ではなく、2 つのデバイス間の電力の損失または利得を測定したものです。

dBi

等方向性アンテナと比較した場合のアンテナの有効利得を、デシベルで測定した比率。 dBi 値が大きいほど利得は高くなり、したがって、カバーできる角度の範囲が狭くなります。

dBd

ダイポール アンテナと比較した場合のアンテナの有効利得を、デシベルで測定した比率(ダイポール アンテナを参照)。 dBd 値が大きいほど利得は高くなり、したがって、カバーできる角度の範囲が狭くなります。

Differential Binary Phase Shift Keying(DBPSK)

IEEE 802.11 準拠のワイヤレス LAN で使用され、1 Mbps での送信を実現する変調技法。

Differential Quadrature Phase Shift Keying(DQPSK)

IEEE 802.11 準拠のワイヤレス LAN で使用され、2 Mbps での送信を実現する変調技法。

Dipole:ダイポール

低利得(2.2 dBi)アンテナのタイプの 1 種で、2 つの(たいていは内部の)要素より成り立ちます。

Direct Sequence Spread Spectrum(DSSS; 直接シーケンス拡散スペクトラム)

広い周波数帯域で継続的に信号を拡散する、スペクトル拡散無線伝送のタイプの 1 つ。

Directional Antenna:指向性アンテナ

カバー範囲の距離を、カバー範囲の角度を犠牲にして増加するような方向に、伝送電力を集中させたアンテナ。 指向性アンテナには、八木、パッチ、およびパラボラ ディッシュなどの種類があります。

Diversity Antenna Systems:ダイバシティ アンテナ システム

2 つのアンテナとインテリジェント無線を使用したシステムで、着信無線信号、または送信信号の成功率を継続的に感知して、送受信に最も適したアンテナを選択します。

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP; ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)

ネットワーク上のデバイスに、指定された範囲内で自動的に IP アドレスを発行する、多くのオペレーティング システムで使用可能なプロトコル。 デバイスは、管理者が定義した特定の期間中は、割り当てられたアドレスを保持します。


F

Frequency Hopping Spread Spectrum(FHSS; 周波数ホッピング拡散スペクトラム)

拡散スペクトラム無線伝送のタイプの 1 つ。送信機と受信機が同期しながら、あらかじめ決められたパターンに沿って、ある周波数から別 の周波数へとホッピングします。

Fresnel Effect:フレネル効果

ライン オブ サイトに関連して発生する現象。これにより、視覚上のライン オブ サイトを妨害しないオブジェクトが、無線周波数(RF)の伝送ラインを妨害します。


G

Gain:利得

1 つの信号の入力振幅に対する、1 つの信号の出力振幅の比率。 この比率は通 常 decibels(dB; デシベル)で表されます。

Gateway:ゲートウェイ

他のネットワークへの入り口として機能するネットワーク ポイント。


H

Hertz(Hz; ヘルツ)周波数

周波数の国際的な単位で、旧単位のサイクル/秒に相当します。 1 megahertz(MHz; メガヘルツ)は 100 万 Hz です。 1 gigahertz(GHz; ギガヘルツ)は、10 億 Hz です。 標準のアメリカ合衆国の電気の電力周波数は 60 Hz、AM 放送のラジオ周波数帯域は 0.55 ~ 1.6 MHz、FM 放送のラジオ周波数帯域は 88 ~ 108 MHz、そしてワイヤレス 802.11 LAN は 2.4 GHz.で稼動しています。

Hidden Node:隠れノード

ワイヤレス LAN の端末は、別の端末にデータを送信しようと試みますが、他の複数の端末との場所の関係で、対象の受信端末と同時に通 信しようとしている第 3 の端末を感知できません。 その結果、メッセージの損失や複数回に及ぶリトライが発生します。 無線プトロコル レベルでのパケット リトライも発生する可能性があります。


I

IEEE 802.X

IEEE(電気電子学会)による、local-area network(LAN; ローカルエリア ネットワーク)に関する一連の仕様。 有線ネットワークの大半は CSMA/CD ベースのイーサネット ネットワークである、802.3 に適合しています。 802.11 委員会は 1997 年、1 Mbps および 2 Mbps の無線 LAN に関する規格を策定しました。これは、次の物理層技術を一つの Media Access Control(MAC)層で実現するというものです。 その技術とは、FHSS、DSSS、および赤外線方式です。 1999 年に 11 Mbps バージョンの規格、IEEE 802.11b が策定されました。

Independent Network:独立ネットワーク

完全なネットワーク インフラストラクチャに頼らず、ピアツーピア接続を(通 常は一時的にのみ)提供するネットワーク。

Infrastructure Mode:インフラストラクチャ モード

AP に接続を実現するクライアント設定。 アドホック モードでは PC やその他のクライアント デバイスが相互に直接通信するに対し、インフラストラクチャモードに設定されているすべてのクライアントは、データを中央の AP 経由で受け渡します。 AP は直接隣同士の無線ネットワーク トラフィックを仲介するだけでなく、有線ネットワークとの通 信も提供します。 アドホックおよび AP の項目を参照。

Infrastructure Network: インフラストラクチャ ネットワーク

AP を中心とする無線ネットワーク。 この環境で、AP は有線ネットワークとの通 信を提供するだけでなく、直接隣同士の無線ネットワーク トラフィックも中継します。

ISO Network Model:ISO ネットワーク モデル

International Standards Organization(ISO; 国際標準化機構)は、7 つの異なるレベル、すなわち層で構成される、ネットワーク モデルを開発しました。 これらの層を標準化し、各層の間にインターフェイスを置くことによって、テクノロジーの進歩、システム要件の変更に応じて任意のプロトコルの異なる部分を修正または変更することが可能になります。 7 つの層は次のとおりです。

1. アプリケーション

2. プレゼンテーション

3. セッション

4. トランスポート

5. ネットワーク

6. データリンク

7. 物理

IEEE 802.11 規格は物理層(PHY)およびデータリンク層の下部を包みます。 データリンク層の下部は Medium Access Control(MAC)サブレイヤとも呼ばれます。

Isotropic:等方向

垂直方向および水平方向に 360°- 完全な球形 - で信号を放射するアンテナ(またはアンテナの理論構成)。


L

Line of Sight:ライン オブ サイト

2 つの送信デバイス間を結ぶ、遮るもののない直線。 ラインオブサイトは通 常、ロングレンジの指向性無線で必要とされます。 地面の曲率により、電波塔に取り付けられていないデバイスのラインオブサイトは 9.65 km(6 マイル)に制限されます。 一定の無線ブリッジ技術では、送信機と受信機の間にクリアで遮断されないパスが存在することが必要とされます。


M

Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)

無線 LAN(WLAN)ネットワーク カードでは、MAC は無線コントローラ プロトコルです。 MAC は ISO ネットワーク モデル レイヤ 2 のデータリンク層に相当します。 IEEE 802.11 規格では、媒体共有、パケット形式とアドレッシング、およびエラー検知のための MAC プロトコルが規定されています。

Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)

バーチャル ストアに常駐するネットワーク操作情報の集合で、一般的に Simple Network Management Protocol(SNMP)準拠のシステムを介してアクセスされ、分析に利用されます。

Media Access Control(MAC)層

IEEE 802 の LAN にメディア アクセス サービスを提供します。

Microcell:マイクロセル

多数の無線デバイスの通信が可能な境界内の物理空間。 孤立セルだけでなく重複セルを持つことも可能であるため、このセルの境界線は一定の規則または規約によって確立されます。

Modulation:変調

ユーザ情報を送信機の搬送波と結合するいくつかの技法をすべて指します。

Multipath:マルチパス

無線信号として生成されたエコーは、物理オブジェクトに反射します。


N

Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)

あるネットワーク内で使用される Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)アドレスを、他のネットワーク内で通用する別の IP アドレスに変換すること。 1 つのネットワークは内部ネットワークとして指定されており、外の世界にはこれが 1 つのエンティティに見えます。 外側でインターネットに接続している無線 LAN の場合、インターネット共有ソフトウェアの NAT 機能を使用すれば、接続しているすべての無線 PC がインターネット接続を共有できるようになります。


O

Omnidirectional Antenna:無指向性アンテナ

360°の伝送パターンを提供するアンテナ。 このタイプのアンテナは、すべての方向をカバーする必要がある場合に使用されます。


P

Parabolic:パラボラ

凹面または皿型の物体。ディッシュ アンテナともいわれます。 パラボラ ディッシュ アンテナは、最大の利得と最狭のビーム幅を提供する傾向があるため、最長距離のポイントツーポイント伝送に最適です。

Patch Antenna:パッチ アンテナ

フラッシュ ウォール マウント設計の平面アンテナの 1 種で、半球形のカバーエリアに放射します。

Peer-to-Peer Network:ピアツーピア ネットワーク

各コンピュータが平等にデバイスを共有および使用できるネットワーク設計。

Physical Layer(PHY; 物理層)

IEEE 802 LAN の電気的、機械的、および手順に関する仕様を定義することによって、通 信チャネルを介したデータ伝送を提供します。 PHY は OSI ネットワーク モデル内の最下位 層です。 PHY は主に、物理転送メディアを介した生のビット ストリームの伝送を処理します。 無線 LAN の場合、転送メディアはフリー スペースです。 PHY はデータレート、変調方式、信号方式パラメータ、送受信機の同期などのパラメータを定義します。 実際の無線実装の中では、PHY はフロントエンドとベースバンドの信号処理のセクションに相当します。


R

Radio Frequency(RF; 無線周波数)用語 GHz、MHz、Hz

周波数の国際的な単位は hertz(Hz; ヘルツ)で、これは旧単位のサイクル/秒に相当します。 1 megahertz(MHz; メガヘルツ)は 100 万 Hz です。 1 gigahertz(GHz; ギガヘルツ)は、10 億 Hz です。 参考: 標準のアメリカ合衆国の電気の電力周波数は 60 Hz、AM 放送のラジオ周波数帯域は 0.55 ~ 1.6 MHz、FM 放送のラジオ周波数帯域は 88 ~ 108 MHz であり、マイクロウェーブ オーブンは通常 2.45 GHz.で稼動しています。

Range:範囲

送信機が信号を送信可能な距離の尺度。

Receiver Sensitivity:レシーバ感度

受信機が受信して、データに変換することの可能な、最も弱い信号の測定。

Reverse Polarity(RP-TNC; 逆極性)

Cisco Aironet(R) 無線とアンテナ固有のコネクタ。 拡散スペクトル デバイスに適用される FCC 規則の Part 15.203 は、伝送機器に使用可能なアンテナの種類を制限しています。 この規則に従い、そして他のすべての無線 LAN プロバイダーと同様に、シスコは無線およびアンテナに固有のコネクタを装備して、認可されていないアンテナが無線に接続されるのを防いでいます。

Roaming:ローミング

2 つのマイクロセル間の無線ノードの移動。 ローミングは通常、複数のアクセス ポイントを中心に構築されるインフラストラクチャ ネットワークで発生します。


S

Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)

Management Information Bases(MIB; 管理情報ベース)間の LAN オペレーショナル データの転送を定義するネットワーク管理プロトコル。

Spread Spectrum:拡散スペクトラム

妨害許容値の改善、免許なしでの運用などの利点を得るために、拡散スペクトラム以外の方法で必要とされるよりもはるかに広い帯域幅で、ユーザ情報を「拡散」する無線伝送技術。


T

Transmission Control Protocol(TCP; 伝送制御プロトコル)

コンピュータ間のデータを個々のユニット形式(パケット)でインターネット上を送信する際、Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)とともに使用されるプロトコル。 IP が実際のデータ配送を処理するのに対し、TCP はインターネットで効率よくルーティングがなされるように、分割されたメッセージの入ったパケットをトラッキングします。 たとえば、Web サーバから Web ページが ダウンロードされた場合、そのサーバの中にある TCP プログラム層がこのファイルをパケットに分割し、パケットに番号を付け、これらを個々に IP プログラム層へと転送します。 各パケットは同一の宛先 IP アドレスを持っていますが、ネットワークによって異なるルーティングをされる場合があります。 TCP は受信側において、個々のパケットを再構成し、全パケットが到着するまで待機してから、これらを 1 つのファイルとしてフォワードします。


W

Wide-Area Network(WAN; ワイドエリア ネットワーク)

WAN は LAN を相互接続します。 一般的な WAN のインターフェイスには、plain old telephone service(POTS; 一般電話サービス)回線、digital subscriber lines(DSL; デジタル加入者線)、ケーブル、T1/T3、ISDN などがあります。

Wireless Access Protocol:無線アクセス プロトコル

Web ページの書き込みに使用されるプロトコルで、費やすオーバーヘッドがはるかに少ないため、personal digital assistant(PDA; 携帯情報端末)や Web 対応の携帯電話によるインターネットへの無線アクセスに一層望ましいものとなっています。

Wired Equivalent Privacy(WEP)

802.11 規格で定義されるオプションのセキュリティ メカニズムで、無線メディアのリンク保全性をケーブルのそれと等しくする設計となっています。

Wireless Node:無線ノード

無線ネットワーク インターフェイス カード(アダプタ)を搭載したユーザ コンピュータ。


Y

Yagi:八木

ミッドレンジ利得の指向性アンテナの 1 種。



更新日:2002 年 11 月 5 日

お問い合わせ先一覧はこちら