Cisco 500 シリーズ Wireless Express アクセス ポイント

Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。

データシート





Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント


Cisco® 521 Wireless Express アクセス ポイントは、ビジネス クラスの管理性、セキュリティ、スケーラビリティを備えた、802.11g 規格のシングルバンド アクセス ポイントです。オフィスなどの環境における、ハイパフォーマンスのワイヤレス接続が可能です。

Cisco Mobility Express ソリューションは、Cisco 521 アクセス ポイントと Cisco 500 シリーズ Wireless Express モビリティ コントローラから成り、特に中堅・中小企業(SMB)のニーズを満たすように設計された、柔軟性とコスト効率の高いワイヤレス ソリューションです。Cisco Mobility Express ソリューションは、シスコ スマート ビジネス コミュニケーション システム(SBCS)の構成要素の一つです。SMB のためのユニファイド コミュニケーション ソリューションである Cisco SBCS は、音声、データ、ビデオ、セキュリティ、ワイヤレスの各機能を持つ一方で、既存のデスクトップ アプリケーション、たとえば予定表、電子メール、CRM(Customer Relationship Management)と統合することで総合的なソリューションとなります。

このソリューションの構成要素である Cisco 521 アクセス ポイントは、スタンドアロン モードでも Cisco 500 シリーズ Wireless Express モビリティ コントローラと組み合わせたコントローラベース モードでも動作する多様性を持ち、SMB のさまざまな要件に対応します。

  • スタンドアロン モード:アクセス ポイントはイーサネット スイッチを介して有線インフラストラクチャに直接接続され、カバー範囲内のユーザに対して信頼性の高い高速ワイヤレス接続を提供します。構成と管理は、個々のアクセス ポイントに対してローカルに行います。
  • コントローラベース モード:アクセス ポイントはイーサネット スイッチを介して有線インフラストラクチャに直接接続され、Cisco 500 シリーズ Wireless Express モビリティ コントローラの 1 つにアソシエートされます。コントローラは、接続されたすべてのアクセス ポイントの構成を単一のインターフェイスを通して管理します。また、セキュア ゲスト アクセスや Voice over Wi-Fi などのモビリティ サービスのためのプラットフォームとなります。
 

Cisco 521 アクセス ポイントは、オフィス、教室、小規模な倉庫などの環境に最適です。内蔵アンテナは、オープン ワークスペース向けに無指向性のカバレッジを提供するように設計されています。また、多目的のマウント ブラケットにより、天井や壁に簡単に取り付けることができます。デザインも控え目で、見た目が美しく、周囲の環境に溶け込みます。UL 2043 規格に準拠しているので、本体を隠したい場合は、各地の消防法によって規定されている天井裏のプレナム部に設置できます。管理には Cisco Configuration Assistant を使用し、インストールと操作が簡単にできるように最適化されているため、企業の総所有コストを削減できます。図 1 を参照してください。

図 1 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントと Cisco Configuration Assistant

Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント:アンテナを内蔵しているためオフィスなどの RF 環境への導入も容易な、ビジネス クラスのアクセス ポイント

Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント:アンテナを内蔵しているためオフィスなどの RF 環境への導入も容易な、ビジネス クラスのアクセス ポイント

Cisco Configuration Assistant:Cisco Wireless Express アクセス ポイントやモビリティ コントローラなどの SBCS 製品を設定するためのシンプルな管理ツール


アプリケーション

オフィスなどのオープン環境では、Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントを天井に取り付けることで、施設内のどこでも常にネットワークに接続できます。校舎などの施設では、アクセス ポイントを各教室と廊下の天井に取り付けることで、どこにいても常にネットワークに接続し、ハイアベイラビリティを実現できます。小売店のホットスポットや、同じような小規模施設など、天井への取り付けが難しい場所では、アクセス ポイントを壁に取り付けて、最小限の設置コストで完全なカバレッジを実現できます。

機能と利点

表 1 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントの機能と利点

機能 利点
802.11g 無線
  • 54 Mbps の容量を備え、古い 802.11b クライアントとの互換性もあります。
業界最高レベルの無線設計
  • 長距離でも安定した信号を送信します。
  • マルチパス伝播の影響を軽減して、安定したカバレッジを実現します。
可変送信電力設定
  • アクセス ポイント カバレッジをさまざまなカバレッジ要件に合わせて調整できます。
  • 出力設定を低くすれば、アクセス ポイント間の距離が短い高密度の展開も可能です。
内蔵アンテナ
  • アンテナが内蔵されているので、外部アンテナを使用しなくてもそのまま展開できます。
  • オフィスなどの RF 環境で、無指向性のカバレッジを実現します。
ハードウェア ベースの AES(高度暗号化規格)暗号化
  • パフォーマンスを低下させることなく高度なセキュリティを提供します。
IEEE 802.11i 準拠、WPA2 および WPA 認定
  • 多様なワイヤレス LAN クライアント デバイスとの間でセキュリティ相互運用が可能になります。
ロープロファイル設計
  • 控え目なデザインで環境に溶け込みます。
多目的のロック可能なマウント ブラケット
  • 壁、天井、吊天井のレールに、さまざまな形態で簡単に取り付けることができます。 盗難防止のために、標準で南京錠が用意されています。
Power over Ethernet(IEEE
  • AC 電源の代わりとして使用できます。
802.3af およびシスコ インライン パワー)
  • イーサネット ケーブルで電源を供給することで展開を簡素化します。 802.3af に適合した電源との互換性があります。
スタンドアロン モードからコントローラ モードへの現場でのアップグレードが可能
  • Cisco Configuration Assistant を使用すれば、スタンドアロン モードの Cisco 521 アクセス ポイントをコントローラベース モードに簡単にアップグレードできます。コントローラベース モードでは、モビリティ サービスのサポートおよび中央集中型の管理が可能になります。
Cisco Configuration Assistant 管理ソフトウェアを同梱
  • Cisco Configuration Assistant は、Cisco Mobility Express ソリューションだけでなくシスコ スマート ビジネス コミュニケーション システム全体の設定と管理の作業を容易にするソフトウェアです。Cisco Configuration Assistant に一体化された Web GUI でサポートされるのは、スタンドアロン アクセス ポイント 3 台まで、コントローラベース アクセス ポイント 12 台までとなっています。


製品仕様

表 2 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントの製品仕様

項目 仕様
製品番号
  • AIR-AP521G-x-K9(スタンドアロン モード:Cisco IOS® ソフトウェア)
  • AIR-LAP521G-x-K9(コントローラ モード:Wireless Express モビリティ コントローラが必要)
  • 規制区域:(x = 規制区域)A = FCC、E = ETSI、P = Japan2
  • 各国における使用認可については、お客様ご自身でご確認いただく必要があります。認可状況の確認、または国に対応する規制区域の確認については、次の URL を参照してください。http://www.cisco.com/go/aironet/compliance/
サポートされるデータ レート 802.11g:1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、54 Mbps
ネットワーク規格 IEEE 802.11b および 802.11g
アップリンク 自動検知式 802.3 10/100BASE-T イーサネット
周波数帯域および動作チャネル

アメリカ(FCC)-A:2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル

ヨーロッパ(ETSI)-E:2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル

日本 -P(TELEC 2 [Japan2] Cnfg)2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル直交周波数分割多重(OFDM)

非オーバーラップ チャネル 802.11b/g: 3
受信感度(標準) 802.11g:
  • 1 Mbps:-93 dBm
  • 2 Mbps:-91 dBm
  • 5.5 Mbps:-88 dBm
  • 6 Mbps:-86 dBm
  • 9 Mbps:-85 dBm
  • 11 Mbps:-85 dBm
  • 12 Mbps:-84 dBm
  • 18 Mbps:-83 dBm
  • 24 Mbps:-79 dBm
  • 36 Mbps:-77 dBm
  • 48 Mbps:-72 dBm
  • 54 Mbps:-70 dBm
使用可能な送信電力設定(最大電力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります) 802.11b:Complementary Code Keying(CCK):
  • 20 dBm(100 mW)
  • 17 dBm(50 mW)
  • 14 dBm(25 mW)
  • 11 dBm(12 mW)
  • 8 dBm(6 mW)
  • 5 dBm(3 mW)
  • 2 dBm(2 mW)
  • -1 dBm(1 mW)
802.11g:OFDM:
  • 17 dBm(50 mW)
  • 14 dBm(25 mW)
  • 11 dBm(12 mW)
  • 8 dBm(6 mW)
  • 5 dBm(3 mW)
  • 2 dBm(2 mW)
  • -1 dBm(1 mW)

項目 仕様
範囲 屋内(見通しのよいオフィス環境での距離)802.11g:
  • 30 m(100 フィート) @ 54 Mbps
  • 53 m(175 フィート) @ 48 Mbps
  • 76 m(250 フィート) @ 36 Mbps
  • 84 m(275 フィート) @ 24 Mbps
  • 100 m(325 フィート) @ 18 Mbps
  • 107 m(350 フィート) @ 12 Mbps
  • 110 m(360 フィート) @ 11 Mbps
  • 114 m(375 フィート) @ 9 Mbps
  • 122 m(400 フィート) @ 6 Mbps
  • 128 m(420 フィート) @ 5.5 Mbps
  • 134 m(440 フィート) @ 2 Mbps
  • 137 m(450 フィート) @ 1 Mbps
屋外 802.11g:
  • 37 m(120 フィート) @ 54 Mbps
  • 107 m(350 フィート) @ 48 Mbps
  • 168 m(550 フィート) @ 36 Mbps
  • 198 m(650 フィート) @ 24 Mbps
  • 229 m(750 フィート) @ 18 Mbps
  • 244 m(800 フィート) @ 12 Mbps
  • 250 m(820 フィート) @ 11 Mbps
  • 267 m(875 フィート) @ 9 Mbps
  • 274 m(900 フィート) @ 6 Mbps
  • 277 m(910 フィート) @ 5.5 Mbps
  • 287 m(940 フィート) @ 2 Mbps
  • 290 m(950 フィート) @ 1 Mbps
  範囲と実際のスループットはさまざまな環境要因によって変化するため、個々のパフォーマンスは上記と異なることがあります。
適合規格 安全性:
  • UL 60950-1
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
  • UL 2043
  • IEC 60950-1
  • EN 60950-1
  • NIST FIPS 140-2 レベル 2 認定
無線の認可:
  • FCC Part 15.247、15.407
  • RSS-210(カナダ)
  • EN 300.328、EN 301.893(ヨーロッパ)
  • ARIB-STD 33(日本)
  • ARIB-STD 66(日本)
  • AS/NZS 4268.2003(オーストラリアおよびニュージーランド)
EMI および耐障害性(クラス B):
  • FCC Part 15.107 および 15.109
  • ICES-003(カナダ)
  • VCCI(日本)
  • EN 301.489-1 および -17(ヨーロッパ)
セキュリティ:
  • 802.11i、WPA2、WPA
  • 802.1X
  • AES、TKIP
  • FIPS 140-2 事前認定リスト
  • 共通基準(Cisco IOS ソフトウェア実行時)
その他:
  • IEEE 802.11g
  • FCC Bulletin OET-65C
  • RSS-102
アンテナ
  • 2.4 GHz
  • ゲイン:3.0 dBi
  • 水平ビーム幅: 360°

項目 仕様
セキュリティ スタンドアロン アクセス ポイント
セキュリティ 暗号化 認証
セキュリティなし なし Open
WEP WEP Open
LEAP Dynamic-WEP Open-EAP Network-EAP
WPA TKIP Open-EAP Network-EAP
WPA-PSK TKIP WPA-PSK
WPA2 AES CCMP Open-EAP Network-EAP
WPA2-PSK AES CCMP WPA-PSK
MAC なし Open、MAC
MAC および EAP Dynamic WEP Open、MAC、Network-EAP
コントローラベース アクセス ポイント
セキュリティ 暗号化 認証
セキュリティなし なし Open
WEP WEP/Shared Open
EAP WEP 802.1x
WPA TKIP/AES 802.1x
WPA-PSK TKIP/AES WPA-PSK
WPA2 TKIP/AES 802.1x
WPA2-PSK TKIP/AES WPA2-PSK
MAC なし Open、MAC
ステータス LED 外部
ステータス LED は、動作状態、アソシエーション ステータス、エラー/警告状況、ブート シーケンス、およびメンテナンス ステータスを示します。
内部
イーサネット LED はイーサネット上のアクティビティ ステータスを示し、無線 LED は無線上のアクティビティ ステータスを示します。
寸法(高さ × 幅 × 奥行) 19.1 × 19.1 × 3.3 cm(7.5 × 7.5 × 1.3 インチ)
重量 0.67 kg(1.5 ポンド)
環境仕様
  • 0 〜 40°C(32 〜 104°F)
  • 湿度 10 〜 90%(結露しないこと)
システム メモリ
  • 32 MB RAM
  • 16 MB フラッシュ
入力電力要件
  • 100 〜 240 VAC、50 〜 60 Hz(電源装置)
  • 36 〜 57 VDC(デバイス)
消費電力 最大 9.9W
保証 1 年間
Wi-Fi 認定 WiFi


システム要件

表 3 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントのシステム要件

利用するアクセス 説明
ブラウザ Web ブラウザ管理 GUI を使用するには、Explorer バージョン 6.0 以降、または Netscape Navigator バージョン 7.0 以降が稼働するコンピュータが必要です。
Power over Ethernet(PoE) シスコ インライン パワーまたは IEEE 802.3af に適合した Power Sourcing Equipment(PSE)で、48 VDC で少なくとも 10 W を供給する必要があります。


発注情報

表 4 に、Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントおよび Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラの発注情報を示します。最寄りのリセラーについては、http://www.cisco.com/go/partnerlocator/ を参照してください。
シスコ オンライン パートナーから購入するには、http://www.cisco.com/go/online/ を参照してください。

表 4 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントおよび Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラの発注情報

製品番号 製品名
AIR-AP521G-x-K9 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント(スタンドアロン)
AIR-LAP521G-x-K9 Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイント(コントローラ モード)
AIR-WLC526-K9 Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラ


注:Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントは、スタンドアロン アクセス ポイントとして動作させる場合には単体で発注することもできますが、コントローラ モードで動作させる場合は Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラも一緒に発注してください。

サービスおよびサポート

シスコは、お客様の成功を支援する幅広いサービス プログラムを用意しています。Cisco SMARTnet® Service for Smart Business Communication System(SBCS)を利用すると、シスコのネットワーク専門家や高度なリソースにいつでも直接アクセスでき、問題がすばやく解決すると共にお客様の投資を保護することができます。Cisco SMARTnet Service は、SBCS のためのすばやい問題解決と、完全な、ソリューション レベルの技術サポートを提供するサービスです。シスコは、お客様のネットワークへの投資を最大限に活用し、ネットワーク運用を最適化すると共に、最新アプリケーションに対応できるようにネットワークを整備し、よりインテリジェントなネットワークを構築することによって、お客様の事業拡大を支援しています。シスコの SMARTnet サービスの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/smartnet/ を参照してください。

関連情報

シスコ ワイヤレス LAN コントローラおよびシスコ モビリティ エクスプレス ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/wireless/ を参照してください。

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