| データシート |
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- [目次]
- ◆[主な特徴と利点]
- ◆[主なアプリケーション]
- ◆[システム要件]
- ◆[まとめ]
Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイを導入すると、サービスプロバイダーはネットワーク構築のコストを大幅に削減でき、サービスの効率アップを実現できます。また、キャリアがこれからも成功を収めていくために必要な、次世代のパケットベースのサービスのための基盤も提供します。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイは業界で最も柔軟性に富んだ、拡張性の高い、キャリアクラスの音声ゲートウェイなので、サービスプロバイダーのあらゆる音声アプリケーションに適しています。
Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイ (図 1) は、信頼性が高く、VoIP (Voice over IP) および VoATM (Voice over ATM) 技術の規格に基づいたサポートを提供します。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイは、単一シャーシ内で非ブロッキングスループットを 1.2 ~ 45Gbps に拡張でき、さまざまな TDM (時分割多重化) と多様なサービスプロバイダー アーキテクチャで使用されているパケット音声インターフェイスを搭載しています。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイはトール品質の音声、FAX、およびモデム伝送を提供します。また、業界標準のエコーキャンセレーション、音声圧縮、および無音除去技術により、帯域幅を有効に活用できます。競合製品とは異なり、Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイにはネットワーク QoS (Quality of Service) プロトコルと MPLS (Multiprotocol Label Switching) ベースの VPN (Virtual Private Network) 機能が組み込まれています。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイは、オープンで標準的なソフトスイッチ インターフェイスにより、分散型のパケットベースのアーキテクチャの潜在的な可能性を最大限に引き出し、拡張されたサービスを提供します。
図 1:Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイ
| 主な特徴と利点 |
表 1:Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイの主な特徴と利点
| 特徴 | 利点 |
| 標準ベースの VoIP と VoATM のサポート | 柔軟性を提供し、サービスプロバイダーのあらゆる音声アプリケーションとアーキテクチャに対応 |
| 単一シャーシでの 1.2 ~ 45 Gbps の非ブロッキングスループット | キャリアクラスの音声ゲートウェイの中で最も高い拡張性を提供 |
| プログラム可能なエコーキャンセレーション | トール品質音声を提供 |
| 無音抑止など、広範な圧縮方式 | 帯域幅を著しく節約しながら、非常に高い品質と、低いビットレートの音声を提供 |
| PRI (Primary Rate Interface) と CAS (Channel-Associated Signaling) インターフェイス (DTMF [Dual Tone Multifrequency]) | 柔軟性のある PSTN (公衆電話網) 接続を提供 |
| 圧縮およびエコーキャンセレーション制御のための、FAX およびモデムトーンの検出(信頼性の高い転送と標準に基づいた T.38 ベースの FAX リレーメカニズムのための、FAX およびモデムの G.711 への高速化) | 全音声グレードのデータ接続との互換性を保証 |
| 標準に基づいたソフトスイッチとのインターフェイス | シスコ製およびサードパーティ製のソフトスイッチとの統合で、幅広いソリューションに対応可能 |
| 音声モジュールの 1:N 冗長構成による共通機器の 1:1 冗長構成 | キャリアクラスの信頼性を提供 |
| MPLS のフルサポートによる完全なレイヤ 3 ルーティング | QoS と VPN 機能に対応 |
| 全チャネルでの μ-law および A-law エンコーディング | 柔軟な PSTN 接続 |
| ベアラおよびシグナリング (MGCP など) トラフィックのための冗長ルーティング | キャリアクラスの信頼性 |
| チャネライズド T1、E1、T3 OC-3/STM-1 TDM インターフェイス | 柔軟で拡張性のある PSTN 接続を提供 |
| ファーストイーサネット、ATM-T3/E3、OC-3/STM-1、および OC-12/STM-4 ネットワークインターフェイスの選択 | 柔軟で拡張性のあるパケット接続を提供 |
| 標準準拠の DTMF リレー | DTMF トーンの信頼性のある転送 |
| オープンなインターフェイス (SNMP [Simple Network Management Protocol]、CORBA [Common Object Request Broker Architecture]) による統合されたネットワーク管理 | OSS (Operations Support System) およびサードパーティの管理システムとのシームレスな統合 |
- ADPCM (Adaptive Differential Pulse Code Modulation) (16、24、32、および40kbps G.726)
- CS-ACELP (Conjugate Structured-Algebraic Code-Excited Linear Prediction) (8kbps G.729a/b)
| 主なアプリケーション |
ホールセール VOP コール転送サービス サービスプロバイダーは従来の TDM 機器への投資額に上限を定め、IP ベースのインフラストラクチャへの音声トラフィックの負担を軽減し、音声およびデータトラフィックのトランクレベルの転送を実現できます。フロスト&サリバン社の VoIP サービスの北米市場の分析によると、ホールセール VoIP の歳入は 2000 年には 3 億 1400 万ドルを上回り、2001 年には 40 億 2 千万ドルに達するだろうと予測されています。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイとソフトウェアスイッチを導入すると、サービスプロバイダーは相互接続プロトコルの広範なオプションの恩恵を享受し、この市場でのマーケットシェアを獲得することができます。
- SS7 IMT (Signaling System 7 Intermachine Trunk)
- PRI
- CAS
- H.323
- SIP (Session Initiation Protocol)
図 2:ネットワーク内のシスコ ネットワーク
モバイル ワイヤレス ネットワークのための音声トランキングサービス 全世界のモバイル ワイヤレス サービスプロバイダーは、MSC (Mobile Switching Center) の相互接続のために高価な TDM 専用回線を使用してきました。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイでは、よりコスト効率のよい、代替設備を提供できるようになりました。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイでは、VoATM ネットワークのための標準ベースの AAL2 (ATM Adaptation Layer 2) 機能を使用して、モバイル ワイヤレス サービスプロバイダーのすべての MSC 間音声トラフィックをパケットネットワークに移行させることができます。現在と比較すると、最大約 80 %のコストを削減することができます。こうした節減は圧縮、VAD、および AAL2 サブセル多重化により達成されます。既存の音声サービスの透過性は保証されます。さらに、ソフトスイッチを導入すると、サービスプロバイダーは Cisco MGX 8850
音声ゲートウェイへのハードウェアまたはソフトウェアのアップグレードを行わずに、切り替えられた音声サービスへ移行することができます (図 3)。図 3:モバイル ワイヤレス ネットワークのための統合された転送ソリューション
基本的な長距離サービス 世界中にアクセスポイントのあるサービスプロバイダーの従来の音声ネットワークを使用した POP (Points of Presence) の相互接続では、巨額の費用が発生していました。Cisco MGX 8850 音声ゲートウェイでは、パケットベースの VoATM AAL2 機能を使用して ATM ネットワーク経由で音声トラフィックをバックホールし、大幅にコストを削減します (図 4)。図 4:基本的な長距離サービスのための統合されたトランスポート ソリューション

| システム要件 |
メカニカル構成
- 32 個のシングルハイト (16 個のダブルハイト) の機能モジュールスロット (中間の仕切りを取り外すことで、稼動中にシングルハイトスロットからダブルハイトスロットへの切り替えを行うことができます)
- 冗長プロセッサスイッチモジュール用に確保されている 2 つのダブルハイトスロット
- オプションの付加価値サービス リソース モジュール用に確保されている 4 つのシングルハイト (2 つのダブルハイト) スロット
- サービスモジュール用の 24 個のシングルハイト (12 個のダブルハイト) スロット
- 高さ×幅×奥行き:75.6×45.0×54.6cm (28×17.72×21.5 インチ)
- 19 および 23 インチの EIA/RETMA および ETSI (European Telecommunications Standards Institute) ラック内にラックマウント可能
- 1.2 または 45Gbps の共有メモリファブリック
- OC-12c/STM-4
- OC-3c/STM-1
- T3
- E3
- チャネライズド T3 (DS-0 まで)
- チャネライズド OC-3/STM-1 (DS-0 まで)
- n×T1/E1
- T1/E1
- チャネライズド T1 (DS-0まで)
- チャネライズド E1
- HSSI (High-Speed Serial Interface)、X.21、V.35
- イーサネット
- ファーストイーサネット
- FDDI (Fiber Distributed Data Interface)
- 内部ストラタム 4E クロック
- 内部ストラタム 3 クロックソース (オプション)
- 外部 T1/E1 BITS (Building Integration Timing Supply) ソース
- ネットワークを介してインバンドで受信される外部ソース
- 自動スイッチオーバによるソフトウェアプログラムが可能なプライマリおよびセカンダリソースとの同期
- 入力電圧:-48 VDC
- オプションの AC 電源
- 消費電力 (典型値):1000W
- EN55022 (CISPR22)
- CFR 47 Part 15 (FCC)
- AS/NZS 3548 (オーストラリア/ニュージーランド)
- ETS 300 386-2 (EN300 386-2)
- EN 61000-4-2 (IEC-61000-4-2)
- EN 61000-4-3 (IEC-61000-4-3)
- EN 61000-4-4 (IEC-61000-4-4)
- EN 61000-4-5 (IEC-61000-4-5)
- EMI/ESD
- FCC Part 15
- Bellcore GR1089-CORE
- IEC 801-2
- EN55022
- 安全性
- UL 1950、CSA C22.2No. 950、EN60950、AS/NZS 3260、IEC 60950
- IEC 60825-1、EN60825-1
- Bellcore NEBS:Level 3 準拠
- 光学的安全性:IEC 825-1 (Class 1)
- FCC 47 CFR Part 68
- Industry Canada CS-03
- ITU-T G.703
- ANSI T1.102
- ANSI T1.107
- ANSI T1.105
- ITU-T G.957
| まとめ |
発注情報および追加情報は、下記の URL をご覧ください。
http://www.cisco.com/jp/product/product/wan/mgx8800/
| 更新日:2002年5月2日 |
