
| アプリケーションノート |

[目次]
- ◆[概要]
- ◆[トラフィックシェーピングによる仮想トランキング]
- ◆[仮想トランキングのラップアラウンドソリューション]
- ◆[トラフィックシェーピングによるパブリックVPCでのVCCサービスサポート]
- ◆[機能および制約]
- ◆[仮想トランクラップアラウンドのセットアップ手順]
- ◆[仮想トランクレートの変更]
- ◆[セル遅延変動(CDV)の測定]
| 概要 |
パブリックATMサービスの普及によって、ATM広域ネットワーク(WAN)をすでに導入している顧客からは、IGXスイッチの相互接続にパブリックATMを使いたいという要求が強まっています。パブリックATMサービスを使ったほうが、専用線を使うようりも経済的な魅力があると思われるからです。ただし、そのためには、1つの物理ATMトランクインタフェース上で複数の仮想トランクをサポートできなければなりません。仮想トランキングは、IGXスイッチのリリース9.2では完全にサポートされていますが、リリース9.1ではサポートされていないため、ユーザーは一時的にハードウェアベースの「ラップアラウンド」ソリューションを使って仮想トランキングを実装しています。この暫定的措置とも言えるラップアラウンドソリューションには、2つのUXMモジュールが必要になります。1つは、トランクモジュールとして設定し、もう1つはUNIポートモジュールとして設定します。UXM UNIモジュールは、物理トランクからVPC(仮想パス接続)を単純にスイッチして、それらを1つのUNIポートに多重化します。UNIポートはパブリックネットワークにアクセスします。各物理トランクに対応して、物理ネットワークによって提供されたVPIをUNIポートで使います。
IGXスイッチは、仮想インタフェース(VI)およびVC/VPトラフィックシェーピング機能によって、パブリックATMサービスにおけるアプリケーションが可能になっています。パブリックATMにはトラフィックに対する制約がありますから、VIトラフィックシェーピング機能を使って、いろいろなQoS(Quality of Service)に基づいているVIの集約トラフィックを調整し、その制約に適合させます。マルチQoSトラフィックシェーピングでは、集約されたトラフィックがシェーピングされていても、各接続に割り当てられたQoSを保証しています。この機能は、リアルタイム性が要求されるトラフィックでは非常に有効です。VC/VPトラフィックシェーピングでは、個々のVCまたはVPをシェーピングするため、WFQ(Weighted Fair Queuing)技術を使ってサービスカテゴリに合わせたセルのスケジューリングを行います。このため、サービス・カテゴリの要求に合った適切な割り当てが保証されます。たとえばCBR接続では、取り決められたPCR(Peak Cell Rate)に合わせてセルをスケジュールし、パスのなかで累積されるCDV(Cell Delay Variation)を小さくします。
このアプリケーション・ノートでは、IGXリリース9.1.08とUXMファームウェア(FW)AAEでサポートされるラップアラウンド手法を用いたトラフィックシェーピングおよび仮想トランキングの設定について説明します。さらに、VPトラフィックシェーピングを使用した場合と使用しない場合のCDVパフォーマンスについても説明します。
| トラフィックシェーピングによる仮想トランキング |
IGXスイッチをパブリックATMネットワークを使って相互接続するには、仮想トランキング機能を使います。仮想トランキング機能によって、1つの物理トランクインタフェースに対して、複数の論理トランクインタフェースを定義できます。
仮想トランクとポートが“多:1”という関係にあるということは、“fanout”と接続性が1:多ということになり、機器コストの大幅な節約が実現されます。仮想トランク上の接続は、VPI(仮想パス識別子)が割り当てられたVPCにマッピングされて、公衆ネットワークを経由します。パブリックATMネットワークへのインタフェースは、UNI(User-to-Network Interface)あるいはNNI(Network-to-Network Interface)ポートであるため、セルのヘッダフォーマットは、ATM UNIあるいはATM NNIフォーマットと同じになります。ソフトウェアで設定されたセル固有のVCI値は、透過的にパブリックATMネットワークを経由します。ネットワークの反対側でセルが受け取られると、別のIGXがこのVPI/VCIを元の正しいセルヘッダにマッピングします。
リリース9.2では、UXMにおける仮想トランキング機能がさらに充実します。後述のラップアラウンドによるポート相互接続のソリューションを使えば、リリース9.1.08でも仮想トランキング機能をエミュレートできます。ただしトラフィックシェーピングの実装には、UXM FW AAEが必要です。
パブリックATMネットワークを経由する仮想トランクトラフィックを転送するためにVPCが使用するサービスクラスによって、搬送可能なトラフィックの種類が異なります。QoS保証を確保するには、VPCタイプがサポートするトラフィッククラスを適切に設定することが必要です。次の表は、CBR、RT-VBR、NRT-VBR、ABR、あるいはUBRの各VCCタイプについて、トランクモジュール(BTM、ALM/B、UXM)上の対応するVPCでトランスポートするためのATMポートモジュール(UXM)の推奨設定です。
表1:ATM の場合のVCC
| ATMトランクモジュール(BTM、ALM/B、UXM)におけるVPCタイプ | ATM ポートモジュール(UXM)におけるコンポーネントVCCタイプ | ||||
| CBR | RT-VBR | NRT-VBR | ABR | UBR | |
| CBR | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| RT-VBR | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| NRT-VBR | ○ | ○ | ○ | ||
| ABR | ○ | ○ | |||
| UBR | ○ | ||||
表2には、高優先度、タイムスタンプ有り、タイムスタンプ無し、音声、バースト性データA、バースト性データBといった種類のVCCについて、トランクモジュール上の対応するVPCでトランスポートするためのファーストパケットベースのポートモジュール(LDM、HDM、UVM、CVM、FRM、UFM)の推奨設定を示します。
表2:ファーストパケットの場合のVCC
| ATMトランクモジュール(BTM、ALM/B、UXM)におけるVPCタイプ | ファーストパケットベースのモジュール(LDM、HDM、UVM、CVM、FRM、UFM)におけるコンポーネントVCCタイプ | |||||
| 高優先度 | タイムスタンプ有り | タイムスタンプ無し | 音声 | バースト性データ A | バースト性データ B | |
| CBR | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| RT-VBR | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| NRT-VBR | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| ABR | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| UBR | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
パブリックATMネットワーク(たとえばNTTメガリンク)のVPCを提供する仮想トランクインタフェースでは、パブリックATMサービスと接続するVPCに対して規定されているCDV(トラフィック・ポリシング・パラメータ)に適合したVPCトラフィックにするための、トラフィックシェーピングが必要になります。CDVに適合していないトラフィックは、パブリックATMネットワークで廃棄される場合があります。
仮想トランクにおけるトラフィックシェーピングには、次の2つの方法があります。
- シングルQoSトラフィックシェーピング …… 仮想トランクのVCCがVPCに集約される前に、FIFOキューイングの際にシェーピングされます。
図1:シングルQoSトラフィックシェーピング

- マルチQoSトラフィックシェーピング …… 仮想トランクのVCCがVPCに集約される前に、CoSキューイングの際にシェーピングされます。
図2:マルチQoSトラフィックシェーピング

シングルQoSトラフィックシェーピングおよびマルチQoSトラフィックシェーピングのどちらも、VPC上のトラフィックがパブリックATMサービストラフィック契約に準拠していることを保証します。さらにマルチQoSトラフィックシェーピングでは、シェーピングと同時に、各接続のQoSが保証されるようにします。ただし、構成要素であるVCCがすべてリアルタイム型(CBR、タイムスタンプ無し、音声など)の場合はシングルQoSトラフィックシェーピングが適用され、それ以外ではマルチQoSトラフィックシェーピングが必要になります。
| 仮想トランキングのラップアラウンドソリューション |
UXM モジュールは、リリース9.1では仮想トランキング機能をサポートしていませんが、ラップアラウンドソリューションを一時的に使用して、仮想トランキングを実現することができます。リリース9.1.08およびUXM FW AAEは、UXMでのVC/VPトラフィックシェーピングをサポートしており、すべてのパブリックATMサービスに準拠するように仮想トランクのCDVを調整できます。ただし各仮想トランクには、2つの物理ポートの間における物理的相互接続が必要です。
UNI ポートがサポートできるパブリックATMネットワークへの仮想トランクの数は、ラップアラウンド相互接続で使用できる物理ポートのポート数に依存します。多数のポートを使うことにはなりますが、このラップアラウンドソリューションによって、パブリックATMスイッチのUNIポートへのアクセスの度に発生するコストを削減できます。このソリューションについて以下に説明します。
- トランクモジュール(仮想トランクのエンドポイント)としては、UXMモジュールを使用してください。1つの物理トランクポートで1つの仮想トランクをサポートします。トランクポートから伝送されるセルのVPIは、どれも1になります。
- VIシェーピングをトランクポート1で、VPシェーピングをUNIポートで行って、パブリックネットワークに入る前にCDVを減らしてください。トランクポートではマルチQoSトラフィックシェーピングがサポートされ、セルは複数のCoSキューにキューイングされます。
- ポートモジュールとして設定された1つ以上のUXMモジュールを使って、VPIをVPI値に割り当てられたネットワークに変換するように、VP接続を設定してください。図3のなかの2つめと3つめのUXMモジュール(UXM2およびUXM3ポートモジュール)は、同じUXMポートモジュールになっていても構いません。
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| 図3:マルチQoSトラフィックシェーピングとCDVを減少させた仮想トランキング |
| トラフィックシェーピングによるパブリックVPCでのVCCサービスサポート |
パブリックATMネットワークのVPCサービスは、これを経由させてUNIポートからリモートの加入者までのVCC(仮想回線接続)サービスを提供するのにも利用できます(図4参照)。
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| 図4:パブリックVPCでのVCCサービス |
仮想トランクでは、個々のユーザー接続がVPC上で搬送され、パブリックATM ネットワークを通って透過的に転送されます。この仮想トランキングのためには、マルチQoSトラフィックシェーピングが必要になりますが、VCごとのシェーピングは必要ありません。ただし、パブリックATMネットワークVPCを使用して複数のVCCをリモートの契約者に搬送する場合は、VPおよびVCレベルの両方で階層型トラフィックシェーピングを行う必要があります。VPレベルにおけるトラフィックシェーピングは、パブリックATMネットワークを経由してVPC集約トラフィックを伝送するのに必要です。またVCレベルのトラフィックシェーピングは、均等に帯域幅を共有したり、CPE機器の受信速度に合わせるのに必要です。受信速度に問題がなくても、着信セルのCDVが大きい場合には、CPE機器のバッファが足りない可能性があります。VCトラフィックシェーピングの使用すると、パスのなかで増大したCDVの大部分を解消できます。
リリース9.1.08およびUXM FW AAEでは、VCおよびVPの両方のレベルで階層型トラフィックシェーピングをサポートしています。ラップアラウンドソリューションに必要となる条件は、仮想トランキングとほぼ同じです。VCレベルのトラフィックシェーピングは、最初のUXM1ポートでVCごとのシェーピングを実行することによって行われます。VPシェーピングは、最初のUXMでのVIシェーピングによって行われます。さらに、最後のUXMカードにあるUNIポートでVPシェーピングを使い、CDVを厳しく制御します。
仮想トランクのラップアラウンドソリューションでは、最初のUXMはトランクカードではなくポートカードとして設定されます。そして各VPには、2つの物理ポート間における物理的なラップアラウンド相互接続が必要です。図5に示すように、UXM1、UXM2、UXM3の各ポートモジュールを1つのUXMポートモジュールに設定することもできます。このように、必要な UNI ポートあたりのVP数や必要なUXMポートモジュール数は、ラップアラウンド相互接続で使用できる物理的なポート数によって制限されます。
階層型トラフィックシェーピングのサポートを図5に示します。
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| 図5:階層型マルチQoSトラフィックシェーピングのサポート |
| 機能および制約 |
UXMモジュールでサポートされる仮想トランキングには、以下の機能および制約があります。
- カードあたりの最大仮想トランク数は、UXMの場合で最大15です。
- 各仮想トランクには、ひと組の16 CoS(クラスオブサービス)キューがあります。
- IGXノードあたりの論理(物理および仮想)トランク数は、最大32です。
- 有効なVPCの種類には、CBR、VBR、ABRがあります。
- ATMフォーラム標準のUNI/NNI VPI/VCIをサポートしています。
- VPCは仮想トランクではルーティングされません。ルーティングアルゴリズムは、ルーティングトポロジーからすべての仮想トランクを削除します。これは、VPCが他のVPC上でルーティングされないという定義のための制限です。
- 仮想トランクをフィーダトランクとして使用することはできません。
- 仮想トランクと外部スイッチ間におけるILMIをサポートします。
- 仮想トランクを経由するF4/F5 OAMフローは、そのフローがクラウドから送信された場合に限り、サポートされます。
- IGXルータにはノード番号0 ~ 31を使用できません。
- パブリックATMネットワークからクロックを供給してもらうことができます。
- 以下のF4/F5フローをサポートします。
- 仮想トランクによるエンドツーエンド接続に対して、F5(VCC)OAMフローをサポートします。
- F4(VPC)OAMフローの仮想トランクはサポートしません。
- クラウドと仮想リンクの間では、F4フローをサポートしません。
- 仮想トランクによるエンドツーエンド接続に対して、F5(VCC)OAMフローをサポートします。
- VT経由のF4(VPC)OAMフローはサポートしません。
- ラップアラウンド仮想トランキングソリューションでは、Y字型ケーブリングによる冗長性がサポートされます。その場合、トランク速度に変更がないか、標準のcnftrk コマンドを使用してトランク速度が変更されます。Y字型ケーブリングの冗長性を実装する場合には、追加のインタフェースが必要になります。たとえば図6に示すように、各トランク(たとえば6.1)に対して追加のトランクインタフェース(6.2)、対応する追加のポートインタフェース(2.4)、さらにすべてのトランクに対する追加のポートインタフェース(2.8)が、Y字型ケーブリングによる冗長性のために必要です。したがって6.1 と 6.2 は、2.3、2.4、2.7 および 2.8 の場合と同様にY字型ケーブリングによって接続されることになります。
注意: cnftrk コマンドを使ってトランク速度を変更するには、まずトランクを削除する必要があるため、サービスに影響します。
- パブリックATMサービスを使用する場合は、VPサービスを使用した仮想トランキングのためにパブリックATMサービスプロバイダーは、VPサービスの種類(CBR、VBRなど)、VP接続レート、CDVT のほかに次の設定を行うことが重要になります。
- 再ルーティングが高速に行われるように、キャリアはサービスプロバイダーのスイッチポートにおけるILMI トラップを利用可能に設定するようにしてください。
- キャリアは、顧客に提供されるVPCについて16ビットの完全なVCIを設定する必要があります。
| 仮想トランクラップアラウンドのセットアップ手順 |
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| 図6:UXMのセットアップ |
UXMの設定
1. ノードAでカード2の3つのポートを起動します。(この例では、ポート2.1、2.3、2.7が使われています。)
upln 2.1
upln 2.3
upln 2.7
upport 2.1
upport 2.3
upport 2.7
2. ノードBでカード9の3つのポートを起動します。(この例では、ポート9.1、9.3、9.7が使われています。)回線符号化やペイロードスクランブルなど回線およびトランク設定が、両端で同じパラメータになっているように注意してください。
upln 9.1
upln 9.3
upln 9.7
upport 9.1
upport 9.3
upport 9.7
3. ノードAのポート2.7およびノードBのポート9.7でVPシェーピングを実行します。
cnfln 2.7 . y
cnfln 9.7 . y
4. PCR = trunk_speed2(セル/秒)で CDV = 10000μ秒であるCBR仮想パス接続を、ノードAのポート2.3と2.7の間に追加します。ポート2.3のVPIは1に設定し、ポート2.7のVPIにはパブリックATMネットワークが設定するVPIに設定してください。たとえばパブリックATMネットワークのVPIが99であれば、addconコマンドで次のように設定します。
addcon 2.3.1.* Node A 2.7.99.* cbr trunk_speed * 10000 *
注意: T-1/E-1トランクインタフェースの場合、低いトランクレート(150cps、301cps)を追加するときには、トランク上の通信障害を回避するため、CDVを400000μ秒くらいの高い値を設定してください。
2Trunk_speedは仮想トランクレートです。この値は、ノードAの2.3.1.*とノードBの9.3.1*、ノードAのトランク6.1とノードBのトランク2.1の各仮想パス接続におけるPCR(セル/秒)と同じ値にします。
5. 手順4と同様に、PCR = trunk_speedでCDVT = 10000μ秒のCBR仮想パス接続を、ノードBのポート9.3と9.7のあいだに追加します。
addcon 9.3.1.* Node A 9.7.99.* cbr trunk_speed * 10000 *
6. ノードAのトランク6.1およびノードBのトランク 2.1を起動します。
Node A: uptrk 6.1
Node B: uptrk 2.1
7. ノードAのトランク6.1およびノードBのトランク2.1にトランク速度を設定します。
Node A: cnftrk 6.1 <trunk_speed> <trunk_speed> * * * ....
Node B: cnftrk 2.1 <trunk_speed> <trunk_speed> * * * .....
UXM で cnftrk コマンドを実行するときには、送信レートと受信レートの両方の値が必要です。送信レートがトランクの他方の終端における受信レートと一致しているか確認してください。
8. ノードAの6.1とノードBの2.1のあいだにトランクを追加します。
Node A: addtrk 6.1
上記の手順にしたがって、trunk_speed=4716cps を使って2Mbpsの仮想トランクを設定してください。
| 仮想トランクレートの変更 |
このセクションでは、仮想トランクレートを変更する手順について説明します。
注意: この手順にしたがってトランク速度を変更するには、まずトランクを削除する必要があるため、サービスが中断されます。トランクを削除すると、トランク上の接続が再ルーティングされたり、ネットワークが分断された場合には削除されたりすることがあります。
手順
1. トランクを削除します。これにより、仮想トランクを通ってルーティングされた接続が再ルーティングされたり、さらにはネットワークから削除される場合がある点に注意してください。
Node A: deltrk 6.1
または
Node B: deltrk 2.1
2. cnftrk を使って、トランクレートを変更します。
Node A: cnftrk 6.1 <new_trunk_rate> <new_trunk_rate> * * * .......
Node B: cnftrk 2.1 <new_trunk_rate> <new_trunk_rate> * * * ........
3. cnfcon を使って、仮想パス接続のPCRを変更します。
Node A: cnfcon 2.3.1.* new_trunk_rate * * *
Node B: cnfcon 9.3.1.* new_trunk_rate * * *
4. 仮想トランクを元通りに追加します。
Node A: addtrk 6.1
5. トランクの削除によって接続が失われた場合は、再度ユーザ接続を追加します。
これで、ノードAのトランク6.1とノードBのトランク2.1のあいだにトランクがセットアップされました。トランクレートを2Mbpsから2Mbpsに増やす必要があれば、new_trunk_rate=7075cpsとして、上記の手順にしたがってください。
| セル遅延変動(CDV)の測定 |
このセクションでは、ノードBにあたるキャリアスイッチがCisco WAN ATMスイッチであることを前提として、VPシェーピングを行った場合または行わない場合にIGXルータから出力されるトラフィックに対する最悪の場合のCDV値を説明します。出力トラフィックのCDVは、パブリックATMネットワークが要求するCDVTに適合していなければならない点に注意してください。これに適合していないと、パブリックATMネットワークの終端でセルが廃棄されます。
IGXノードAのポート2.7(図7) から出力されるトラフィックのCDVを測定するには、まず、非適合セルがなくなるまで、ノードBのVPCにおけるCDVT設定を変更します。こうして読み出される CDVT が、VPCの出力トラフィックにおけるCDVとなります。同じ物理トランクに複数の仮想トランクがあって、VPごとのシェーピングを可能になると、各仮想トランクのCDVは影響を受けずに済みます。CDVに影響がないのは、仮想トランクからのセルが個々のキューにキューイングされ、VPごとにシェーピングが行われるからです。
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| 図7:CDVの測定方法 |
CDVを測定するためのセットアップ手順は次のとおりです。
1. ノードAのポート2.1とノードBのポート9.1のあいだにデータ接続を追加します。
addcon 2.1.vpi.vci NodeB 9.1.vpi.vci ubr trunk_speed * * d d n
2. ノードBの9.7.99.*におけるCDVTを変更します。
cnfcon 9.7.99.* <trunk_speed> * <cdvt_to_measure> *
3. dspchstatsを使用して、ノードBのポート9.7で非適合セルが廃棄されているかどうかを確認します。
dspchstats 9.7.99.* 1
入力トラフィックが最悪の場合にIGXルータで測定されたCDV値について、以下の表にまとめます。図8は、最悪の場合の入力トラフィックパターンを示しています。
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| 図8:トラフィックパターン |
| T-1 ポート | ||
| 仮想トランク・レート | CDV (マイクロ秒) | |
| VP シェーピング 未使用 | VP シェーピング 使用 | |
| 64 Kbps (150 cps) | 6500 | < 500 |
| 128 Kbps (301 cps) | 10000 | < 600 |
| 256 Kbps (603 cps) | 10500 | < 500 |
| 0.5 Mbps (1179 cps) | 10500 | < 700 |
| 1 Mbps (2358 cps) | 8000 | < 500 |
| 1.536 Mbps (3622 cps) | 20 | < 30 |
| E-1 ポート | ||
| 仮想トランクレート | CDV(マイクロ秒) | |
| VPシェーピング 未使用 | VPシェーピング 使用 | |
| 64 Kbps (150 cps) | 1100 | < 500 |
| 128 Kbps (301 cps) | 10000 | < 450 |
| 256 Kbps (603 cps) | 5500 | < 500 |
| 0.5 Mbps (1179 cps) | 11000 | < 400 |
| 1 Mbps (2358 cps) | 2400 | < 400 |
| 1.92 Mbps (4528 cps) | 250 | < 200 |
| T-3 ポート | ||
| 仮想トランクレート | CDV(マイクロ秒) | |
| VPシェーピング 未使用 | VPシェーピング 使用 | |
| 0.5 Mbps (1179 cps) | 10000 | < 30 |
| 1 Mbps (2358 cps) | 5000 | < 30 |
| 2 Mbps (4716 cps) | 3000 | < 30 |
| 3 Mbps (7075 cps) | 1600 | < 30 |
| 4 Mbps (9433 cps) | 1300 | < 30 |
| 5 Mbps (11792 cps) | 800 | < 30 |
| 6 Mbps (14150 cps) | 800 | < 30 |
| 7 Mbps (16509 cps) | 600 | < 30 |
| 8 Mbps (18867 cps) | 550 | < 30 |
| 9 Mbps (21226 cps) | 475 | < 30 |
| 10 Mbps (23584 cps) | 475 | < 30 |
| 20 Mbps (47169 cps) | 140 | < 30 |
| 30 Mbps (70754 cps) | 50 | < 30 |
| 40 Mbps (94339 cps) | 5 | < 30 |
表6:E-3ポートにおけるUXM CDV測定値
| E-3 ポート | ||
| 仮想トランクレート | CDV(マイクロ秒) | |
| VPシェーピング 未使用 | VPシェーピング 使用 | |
| 0.5 Mbps (1179 cps) | 11000 | < 30 |
| 1 Mbps (2358 cps) | 5300 | < 30 |
| 2 Mbps (4716 cps) | 2600 | < 30 |
| 3 Mbps (7075 cps) | 1500 | < 30 |
| 4 Mbps (9433 cps) | 1200 | < 30 |
| 5 Mbps (11792 cps) | 1100 | < 30 |
| 6 Mbps (14150 cps) | 700 | < 30 |
| 7 Mbps (16509 cps) | 600 | < 30 |
| 8 Mbps (18867 cps) | 500 | < 30 |
| 9 Mbps (21226 cps) | 450 | < 30 |
| 10 Mbps (23584 cps) | 400 | < 30 |
| 20 Mbps (47169 cps) | 80 | < 30 |
| 30 Mbps (70754 cps) | 18 | < 30 |
| OC-3 ポート | ||
| 仮想トランクレート | CDV(マイクロ秒) | |
| VPシェーピング 未使用 | VPシェーピング 使用 | |
| 0.5 Mbps (1179 cps) | < 6500 | < 50 |
| 1 MBps (2358 cps) | < 2200 | < 50 |
| 2 Mbps (4716 cps) | < 700 | < 50 |
| 3 Mbps (7075 cps) | < 450 | < 50 |
| 4 Mbps (9433 cps) | < 350 | < 50 |
| 5 Mbps (11792 cps) | < 300 | < 50 |
| 6 Mbps (14150 cps) | < 250 | < 50 |
| 7 Mbps (16509 cps) | < 250 | < 50 |
| 8 Mbps (18867 cps) | < 200 | < 50 |
| 9 Mbps (21226 cps) | < 200 | < 50 |
| 10 Mbps (23584 cps) | < 150 | < 50 |
| 20 Mbps (47169 cps) | < 100 | < 50 |
| 30 Mbps (70754 cps) | < 100 | < 50 |
| 40 Mbps (94339 cps) | < 50 | < 50 |
| 50 Mbps (117924 cps) | < 50 | < 50 |
| 70 Mbps (165094 cps) | < 200 | < 50 |
| 100 Mbps (235849 cps) | < 150 | < 50 |
| 130 Mbps (306603 cps) | < 100 | < 50 |
| 155 Mbps (365566 cps) | < 100 | < 50 |






