Cisco Transcode Manager

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Cisco Transcode Manager



テレビはありふれた存在ですが、テレビのもたらすエクスペリエンスは今やコンピュータ、タブレット、携帯電話にも拡張されています。Cisco® Transcode Manager は、あらゆるデバイスに配信されるコンテンツがもたらす収益可能性を自動的に拡張する方法を提供します。IP ビデオをセットトップ ボックス、PC、モバイル デバイスのいずれに配信するワークフローをセットアップする場合も、また、そのための配信方法としてプログレッシブ ダウンロードと HTTP 上のアダプティブ ビットレート(ABR)のどちらを使用する場合も、シスコ製品なら、お客様の投資収益率(ROI)の最大化を実現できます。ドラッグ アンド ドロップ タスクと変わりない容易さでエンドツーエンドのプロセスをセットアップできます。Cisco Transcode Manager では、取り込みからエンコーディングと暗号化を経て、品質チェック、パッケージング、そしてコンテンツ配信ネットワーク(CDN)への配信に至るまでのワークフロー全体を合理化してボトルネックを排除できます。


図 1 Cisco Transcode Manager のワークフロー

図 1 Cisco Transcode Manager のワークフロー

図 1 Cisco Transcode Manager のワークフロー
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大量のコンテンツを取り込んで、他のソリューションを使って出力の品質を保証するプロセスには、時間と労力がかかります。Cisco Transcode Manager では、ソース ファイルおよび出力ファイルを分析し、所定のワークフロー決定を実施することにより、お客様のリソースをより良いエンコードに常に集中させることを可能にし、これらのオーバーヘッド コストを削減します。トランスコーディングに関する深い専門知識に支えられ、お客様の既存の 64 ビットまたは 32 ビット環境への統合が可能で、お客様の資産を効率的に配信する準備を即時に開始できるスケーラブルなマルチフォーマット、マルチ CPU のアーキテクチャを搭載した Cisco Transcode Manager は他の製品と一線を画しています。Cisco Transcode Manager は、既存の資産管理システムに透過的に統合することも可能です。

Cisco Transcode Manager が選ばれる理由

  • ソース ファイルおよび出力ファイルの統合分析により、エンコーディングの決定が自動化されるため、貴重な時間とリソースを素材の不備のために無駄にすることがなくなります。
  • 取得からデリバリまでのエンドツーエンドのワークフローを合理化して運用コスト(OpEx)を削減できます。
  • HTTP ABR フォーマットのサポートが完全に自動化されます。これには、適切なパッケージングおよびインデックス ファイルの作成が含まれます。
  • すべての代表的な配信フォーマット(H.264/AVC、MPEG-2、VC-1、および VP6 を含む)へのトランスコーディングが可能です。
  • シスコは、毎日数千個のファイル(何時間分にもわたるコンテンツ)を生成している業界大手からの信頼を獲得しています。
  • 高度な設定を通じて最高の画質への微調整が可能です。
  • 堅牢なレポーティング ツールにより、完了した作業の追跡、顧客への請求、問題の特定、トレンドの追跡をより容易に実施できます。

Cisco Transcode Manager システムは、Server、Analysis、Encode、および Post-Encode の 4 つの個別にライセンス供与されるノードで構成されます。Cisco Transcode Manager ではモジュラ アプローチが採用されているため、特定のワークフローに適したメディア処理システムを容易に設計できます。

Cisco Transcode Manager の機能


  • 代表的な配信フォーマットを完全にサポート
  • CableLabs® 仕様に対応した MPEG-2
  • 暗号化付きの Apple® HTTP Live Streaming(HLS)
  • H.264 および VC-1 向けの Microsoft Internet Information Server(IIS)スムーズ ストリーミングと PlayReady(DRM)
  • Adobe HTTP Dynamic Flash Streaming
  • 取り込みと出力に関する分析および意思決定の自動化
  • 品質管理の自動化
  • インテリジェントなスケーラビリティおよびロード バランシング
  • モジュラ ソフトウェア アーキテクチャ
  • 完全なアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)
  • ワークフローおよび監視用の管理グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)
  • レポーティングおよび顧客管理

Cisco Transcode Manager ビデオ オン デマンド(VoD)自動ワークフロー


トランスコーディング ワークフローには、実際のエンコーディング プロセス中とその前後のいくつかの段階があります。Cisco Transcode Manager では、この複数段階プロセスに対応するために、以下のような統一管理アーキテクチャを使用します。

  • 取り込みと分析:分析、ファイル検証、およびメタデータ抽出を通じて、ビデオをどのようにトランスコードし、ワークフロー内でどのように移動するかを管理します。これは、Cisco Transcode Manager のエンコーディング プロセスの最も重要な差別化要因の 1 つとなっています。この段階では、エンコード パラメータを最適化し、後のパブリッシング プロセスで不可欠なロールを担うことになる重要なメタデータを収集します。
  • トランスコーディング:Cisco Transcode Manager は、ファイルをトランスコードする準備が完了すると、お客様の優先順位付けに従ってシステム内でジョブをスケジュールし、お客様の貴重なリソースを締め切りが迫っているジョブに集中できるようにします。最高のキャパシティとアップタイムを確保するにはロード バランシングおよびリソース管理が不可欠なため、このプロセスは高度に最適化されたグリッド処理アーキテクチャにより自動的に実行されるようになっています。

Cisco Transcode Manager はタッチ ポイントを削減し、このステップにおいても分析ステップの結果に基づいてエンコード テンプレート上の設定を切り替えることによりスループットを増加させます。たとえば、Transcode Manager には、インターレース ソースとインターレースを解除したソースに同じテンプレートまたはウォッチ フォルダを使用するオプション、必要に応じてインターレース解除処理を使用するオプション、トランスコードの開始ポイントおよび終了ポイントを設定するオプションがあります。

図 2 Cisco Transcode Manager ワークフローにおける作業順の例

図 2 Cisco Transcode Manager ワークフローにおける作業順の例


  • エンコード後:エンコードが完了した資産に対し、品質管理のためのチェックと配信のためのパッケージングを行います。ABR の場合、Cisco Transcode Manager は、トランスコード ステップで生成したセグメントについて適切なインデックス ファイルを生成します。さらに、ビットレートと量子化を含む、8 つの異なる品質管理パラメータに対するチェックも行います。最後に資産がリモートまたはローカルに配信されます。また、ポスター アートやムービー トレーラーなどのコンパニオン ファイルをジョブごとにパッケージングして配信することもできます。

管理業務


ジョブを可能な限り高品質で迅速に完了することも重要なら、ジョブの追跡と課金も等しく重要です。Cisco Transcode Manager には、システムの使用状況、リソースの使用状況、およびエラーを報告する管理ツールが用意されており、作業制作の追跡に役立てることができます。Cisco Transcode Manager では、ユーザ アクセス レベルの定義により、システムを悪用から保護し、機密性の高いコンテンツを無許可のアクセスから保護することもできます。アラームと通知により、どの時点においてもシステム アクティビティの最新情報をオペレータに伝えることができます。

Cisco Transcode Manager の利点


  • 業界最先端の専門知識:ビデオ圧縮における業界最先端のエキスパートによって設計および構築された Cisco Transcode Manager には、ビデオ トランスコーディングの最新の革新的進歩が継続的に反映されます。
  • 手作業を省く自動化:微調整が可能な自動トランスコーディング システムである Cisco Transcode Manager では、トランスコーディング プロセスでこれまでボトルネックになってきた手作業に依存するタスクを排除することにより、お客様のリソースの可用性を最大化します。
  • 購入後の拡張が可能:Cisco Transcode Manager は、将来を見据えたトランスコーディング プラットフォームを提供します。お客様のビジネスの成長に合わせたスケーリングが可能で、お客様が常に最新のフォーマットをサポートできるように進化させることが可能なプラットフォームです。
  • エンドツーエンドのワークフロー:Cisco Transcode Manager にソース ファイルを渡せば、高品質の検証済みファイルが保護およびパッケージングされた後、ストレージ ネットワークに配信され、どのデバイスからも再生が可能な CDN に配信されます。
  • 分析と品質管理:エンコーディング プロセスの前に高度な分析が行われるため、エンコード設定およびテンプレートの適切性を保証できます。さらに、出力ファイルに対する分析により、手作業が不要な品質管理プロセスが実現されます。
  • 使いやすく、管理しやすいジョブ テンプレート:Cisco Transcode Manager Template Editor を通じて、必要な最新の設定にアクセスすることにより、画質を微調整して、業界およびデバイスの仕様に準拠することができます。このソリューションには、開始点として使用できるテンプレートの完全なライブラリも付属しています。
  • モジュラ構成および API の統合:モジュラ設計の Cisco Transcode Manager システムは、それ自体でエンドツーエンドの運用が可能なほか、既存のデジタル資産管理システムに統合することもできます。ドキュメンテーションの充実した API を通じて、Cisco Transcode Manager を容易にリモート制御できます。
  • 優先順位付け:システムに取り込むコンテンツに優先順位値を割り当てることができます。エンコーディングの優先順位は Cisco Transcode Manager によってインテリジェントに計算されます。


Cisco Transcode Manager の仕様とシステム要件


入力
ビデオ 最大で 2048 x 1080 の解像度
  • MPEG-2 の基本、プログラム、およびトランスポート ストリーム
  • QuickTime(QT 7.2 以降でサポートされているすべてのコーデック:Apple® ProRes 422、DVCPRO HD、Avid DNxHD*、および IMX MPEG-2* を含む)
  • H.264、すべてのプロファイル
  • MXF(OP1A および OP-atom)
  • GXF(SMPTE-360M)
  • AVI
  • WMV
  • AVISynth スクリプト
  • Motion/Photo-JPEG
  • * サードパーティ デコーダーがインストールされている場合
    オーディオ
    • AVI、QT、MPEG-2 のプログラムおよびトランスポート ストリームと、オーディオ トラックが埋め込まれた AVISynth スクリプト
    • Multichannel AVI
    • WAV
    • Extensible WAV
    • AC-3
    • Advanced Encryption Standard(AES)(SMPTE-302M)
    データ
    • Flex ログ
    • XML ジョブ
    前処理
    • インターレース解除
    • ビデオ スケーリング
    • トリミング
    • 10 〜 8 ビットのディザリング
    • 色空間の変換
    • 高周波ノイズ除去
    • 逆テレシネ
    • ウォーターマーク オーバーレイ
    • タイム コード バーンイン
    分析オプション
    • 解像度
    • インターレースおよびプログレッシブ
    • フレーム レート
    • フィールド順序
    • オーディオ チャネル
    • オーディオ サンプル レート
    • クローズド キャプション プレゼンスおよびロケーション
    • タイム コード プレゼンス
    • TFF および RFF フラグ プレゼンス
    • ピクセル フォーマット
    • オーディオ レベル
    • パルス
    • レターボックス検出
    出力
    パッケージングおよび配信テンプレート
    • ZIP および TAR
    • FTP、Secure FTP(FTPS)、およびファイル コピー
    エンコード モード
    • シングルおよびデュアル パス
    • 固定ビットレート(CBR)
    • 可変ビットレート(VBR)、制限あり
    • VBR、制限なし
    • VBR 品質
    オーディオとビデオ
    • Windows Media Video (VC-1 および SMPTE-421M)の Simple、Main、および Advanced プロファイル
    • Windows Media Audio Standard および Professional(最大 8 チャネル)
    • VC-1 スムーズ ストリーミング
    • Flash On2 VP6
    • MPEG-4 Part 2 の Simple および Advanced プロファイル
    • H.264/AVC の Baseline、Main、および High プロファイル(レベル 5.1 まで)
    • MPEG-2 の Main および High プロファイル(4:2:2 色空間まで)
    • AC-3 オーディオ、2 および 6 チャネル
    • AAC オーディオ(LC および HE AAC)
    • MPEG-1 Layer II オーディオ
    • MP3 オーディオ
    • WAV LPCM オーディオ
    データ
    • サムネール生成(BMP、JPEG、および PNG)
    • キャプショニング
      • Synchronized Accessible Media Interchange(SAMI)、Windows Media および VC-1
      • オープン キャプション
      • 垂直帰線消去期間(VBI)
      • クローズド キャプション CEA 608(AVI、MPEG-2、VC-1、および H.264)
      • クローズド キャプション CEA 708(AVI、MPEG-2、VC-1、および H.264)
    • タイム コード
      • SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)タイム コード
      • プレゼンテーション時間
    後処理
    • デジタル著作権管理(DRM)
    • AVISynth スクリプト管理
    • ユーザ定義のジョブ後処理
    • ASF から TS への変換
    統合品質管理
    • 量子化
    • ビットレート
    • フレーム サイズ
    • フレーム欠落
    • フレーム スキップ
    • バッファ占有率
    • キー フレーム サイズ
    • オーディオ
    推奨システム要件
    Cisco Transcode Manager Client
    • 1 GB RAM
    • 64 ビット Windows 7 Enterprise または Windows Server 2008 R2
    • 100 MB のハード ドライブ空き容量
    Cisco Transcode Manager Server
    • クアッド コア Xeon プロセッサ *
    • Windows 2008 Server R2(64 ビット)
    • 4 GB RAM
    • 500 GB ハード ドライブ
    Cisco Transcode Manager Encode、Analysis、または Post-Encode
    • ヘックス コア Xeon プロセッサ *
    • Windows 7 または Server 2008 R2
    • 8 GB RAM
    • 32 ビット、64 ビット Enterprise Windows OS、XP SP2 以降
    • 1 TB ハード ドライブ
    ネットワーク アーキテクチャ
    • サブネット
    • ファイバ ストレージ エリア ネットワーク(SAN)
    • ギガビット イーサネット 接続
    サポートされるその他の OS
    • Windows Server 2003 SP1
    • 32 ビット Windows XP SP2 以降
    * プロセッサが高速なほど、ジョブ時間が短縮されます


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