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Cisco IP/VC 3511 ビデオ会議 MCU

注意: 本製品は既に生産⁄販売を終了しております。

データ シート

Cisco IP/VC 3511 ビデオ会議

   マルチポイント制御ユニット

複数の H.323 エンドポイントを接続して、IP ベースのビデオ会議への複数ユーザの参加を可能にする柔軟なシステム。

Cisco IP Communications は、IP テレフォニー、統合化通信、IP ビデオ/音声会議およびカスタマー コンタクトが含まれており、強力なエンタープライズ クラスのソリューションである包括的なシステムです。Cisco IP Communications は、組織が運用効率と生産性を向上させ、顧客の満足度を高めることにより、ビジネスの改善を実現させるために役立ちます。Cisco IP/VC 3511 Multipoint Control Unit(MCU; マルチポイント制御ユニット)は、Cisco IP Communications システムの必須コンポーネントです。Cisco IP/VC 3511 MCU を使用すると、複数の場所にいる参加者によるビデオ会議が可能になります。

Cisco IP/VC 3511 MCU は、Cisco AVVID(Architecture for Voice, Video and Integrated Data)の不可欠な一部です。Cisco IP/VC 3511 MCU は、3 つ以上の H.323 ビデオ会議エンドポイントを 1 つに接続して、複数参加者によるミーティングを実現します。Cisco IP/VC ビデオ会議ゲートウェイとともに使用すると、H.320 エンドポイントから会議 IP/VC 3540 マルチポイント制御ユニットに参加することも可能になり、H.320 エンドポイントが複数 MCU の分散環境に容易に展開されます。

企業、学校、または政府のための費用効率の高いビデオ会議ソリューション

Cisco IP/VC 3511 MCU は、リモート ロケーションでビデオ会議を展開したい中小規模の組織と大企業にとって、費用効果の高いソリューションです。各システムは完全に独立しており、1 つ以上の会議で同時に最大 15 のエンドポイントをサポートできます。この MCU は、よりキャパシティの高い Cisco IP/VC 3540 マルチポイント制御ユニットとも連携でき、複数 MCU の分散環境に容易に配置できます。

マルチポイント会議では、Cisco IP/VC 3511 MCU は参加者からの音声および映像を混合し、その結果を全参加者に配信します。ビデオ ディスプレイには、音声起動型ビデオ切り替え(voice-activated video selection)と連続的参加者表示(continuous presence)という 2 つのモードがあります。音声起動型会議では、参加者全員に話し手が表示されます。別の場所の人が話し始めると、ビデオは新しい話し手に自動的に切り替わります。連続的参加者表示の場合は、画面が 4 分割されて、それぞれに異なる参加者が映し出されます。参加者が 4 人以上いる場合は、4 分割された画面の 1 つが音声起動型になります。画面に表示されていない人が話し出すと、この分割画面が自動的に新しい話し手に切り替わります。どちらかのモードでも、議長が使いやすい Web ベースのインターフェイスを使用して、手動で画面を制御できます。

Cisco IP/VC 3511 MCU を使用するためには、ビデオ ネットワーク内に H.323 ゲートキーパを配置する必要があります。Cisco Multimedia Conference Manager(MCM)は、Cisco IOS® ソフトウェアに基づくゲートキーパで、多様な Cisco ルータ プラットフォームで動作します。Cisco MCM の組み込みプロキシは、電話番号から IP アドレスへのアドレス解決や、ゾーン帯域幅管理などの通常のゲートキーパ機能に加え、重要な QoS 機能を実行し、さらにビデオ ネットワークに高度なセキュリティを提供します。

主な機能と利点

Cisco IP/VC 3511 MCU は、ビデオ会議ユーザにもお客様のビジネスにも、重要な機能と利益を提供します。

  • 使いやすさ:ビデオ会議が、電話番号をダイヤルするのと同じくらいシンプルになります。仮想会議室ごとに番号が設定され、ユーザはその部屋の番号をダイヤルするだけでミーティングに参加できます。H.320-to-H.323 ゲートウェイを使用することにより、ISDN ビデオ会議エンドポイントもビデオ会議に参加できます。ビデオ システムにアクセスできない個人も、固定電話または携帯電話から、ビデオ会議に音声のみの参加者として参加できます。

  • 高品質の音声とビデオ:Cisco IP/VC 3511 MCU は、一連の H.323 ビデオおよび音声圧縮標準をサポートします。Cisco IP/VC 3511 MCU は、マルチポイント会議で優れたビデオ品質を実現する H.263 ビデオをサポートします。また、フルレンジの高品質音声伝送を実現する G.722 音声もサポートします。Cisco IP/VC 3511 MCU は、低速ビデオ会議コールで効率的なネットワーク利用と優れたビデオ品質を実現する、低帯域幅 G.728 標準とも互換性があります。さらに、Cisco IP/VC 3511 MCU には音声変換機能があるため、各エンドポイントが最適な音声コーダ/デコーダ(CODEC)を使用でき、参加者のロケーションごとに最適な音声品質を確保できます。

  • 広範な会議管理:ビデオ会議では、ミーティングの流れを管理するため、ユーザが会議を直接制御したい場合があります。Cisco IP/VC 3511 MCU は Web ベースのユーザ インターフェイスを持っており、会議管理者がミーティングのさまざまな側面を制御できます。たとえば、管理者はビデオ ソースを特定のロケーションにロックしたり、新しい参加者を追加したり、現在の参加者の接続を解除したりすることができます。複数画面に分割される連続的参加者表示では、管理者は各ロケーションの画面の位置を指定したり、マウスをクリックして複数画面表示と単一画面表示を切り替えたりすることができます。会議管理ツールを使用することにより、ミーティングの効率を最大化することができます。特に大規模なビデオ会議や教育環境では、これは大きな利点です。

製品情報

表 1 に製品の機能と利点、表 4 に製品の仕様を示します。


表 1:製品の機能と利点
説明 利点

ビデオ会議セッション

柔軟性を提供する複数のオプション:

  • 音声起動型ビデオ切り替えの場合、1 台のユニットで、128 kbps の場合 15 パーティ、384 kbps の場合 12 パーティ、512 kbps の場合 10 パーティ、768 kbps の場合 6 パーティ、1.5 Mbps の場合 4 パーティ、または 2.0 Mbps の場合 3 パーティまでサポートします。

  • 連続的参加者表示の場合、1 台のユニットで、128 kbps の場合 10 パーティ、または 384 kbps の場合 8 パーティまでサポートします。

  • 各ユニットは、サポートする最大パーティ数までの複数の会議をサポートします。

音声会議セッション

  • 音声のみの会議、または音声会議とビデオ会議の混合会議を作成できます。

  • 音声のみの会議の場合、1 つまたは複数の会議で 26 パーティまでサポートされます。

  • ビデオ エンドポイントと Cisco IP Phone による会議を生成します。

スケーラビリティ

  • 会議を複数の Cisco IP/VC 3511 MCU と Cisco IP/VC 3540 シリーズ MCU にカスケード接続することにより、大規模な会議を形成します。

  • カスケード接続した会議を、データ センターで中央集中化したり各地に分散したりすることで、WAN 帯域幅をより効率的に使用できます。

  • 最大 6 台の Cisco IP/VC 3511 MCU から成る MCU クラスタを作成することにより、会議容量を増加できます。

音声変換

  • 会議参加者は、G.711、G.722、G.723、G.728、または G.729 音声符号化を使用できます。

  • MCU が、すべての参加者からの音声を混合する前に、各発信元エンドポイントの音声機能を照合します。

会議管理

  • 使いやすい Web インターフェイスにより、議長は、さまざまな会議監視機能および会議管理機能を実行できます。

  • リアルタイムの会議管理と会議監視:

    • 会議リストと参加者数の表示

    • 会議のタイプと、参加者の名前、番号、IP アドレス、使用しているビデオ コーデックおよび音声コーデック、および会議参加時間を含む参加者情報を表示

    • 新規会議の作成と会議パスワードの割り当て

    • ビデオ会議の終了

  • アクティブな会議を管理するための、強力な会議制御:

    • 会議参加者の追加と削除

    • 会議の全参加者に表示するロケーションのビデオのロック

    • 連続的参加者表示中のビデオのロックと、画像位置の指定

    • 会議中の、音声起動型表示と連続的参加者表示の切り替え

    • 選択した参加者からの音声のミュート

    • ビデオ会議の終了

  • 複数 MCU をカスケード接続した会議を、すべての MCU 上の参加者を表示する統合リストから管理します。

アドホック会議またはスケジュール会議

  • スケジュールされていない会議をユーザが容易に開始できます。

  • 互換性のあるサードパーティ製スケジューリング アプリケーションを使用して会議をスケジュールできます。

セキュリティ

  • パスワード保護により、会議参加者のプライバシーを守ります。

  • 管理機能はパスワードで保護されています。

ビデオ表示モード

連続的参加者表示型会議

  • 分割ウィンドウにより 4 人の参加者を同時に表示します。

  • 参加者が 5 人以上の会議の場合は、音声検出機能により、表示されていなかった参加者が話したときに自動的に表示します。

  • 会議仲介者は、Web インターフェイスを使用して、4 分割画面の中での参加者の位置を完全に制御できます。

音声起動型会議

  • 切り替え遅延の調節が可能な音声起動型切り替え(H.261 および H.263 ビデオ)。

  • 議長の制御によるビデオソース管理をオプションで提供します。

入退場時の音声アナウンス

  • 会議に参加者が入場するとき、または参加者が退場するときに、音声によって通知します。

  • 録音ユーティリティ ソフトウェア(別売)を使用して、カスタム メッセージを録音およびアップロードできます。

データ コラボレーション サポート

  • IP/VC 3540 シリーズ アプリケーション サーバとデータ カンファレンス ソフトウェアを使用することにより、T.120 データ シェアリングが可能です。

  • 対応エンドポイントが会議に参加すると(または追加されると)、MCU がこのエンドポイントとの T.120 セッションを開始します。

診断

  • ユニットの電源投入時に CPU、インターフェイス、およびメモリの電源投入時自己診断テストを実行します。

  • 前面パネル エラー インジケータ。

  • Telnet およびシリアル ポート監視機能。



製品キャパシティ

Cisco IP/VC 3511 MCU でサポートできる会議参加者の総数は、会議に使用される帯域幅の関数になります。この製品は、多数のアクティブな会議をサポートできます。各会議の各参加者が 1 つのセッションを使用します。複数のビデオ会議に含まれるセッションの合計は、この製品で許容されるセッションの数を超えることができません。表 2 と表 3 は、さまざまな伝送速度でサポートされるセッション数を示します。


表 2:音声起動型会議の帯域幅あたりのセッション数
音声起動型会議のセッション
コール帯域幅 セッション数

128 kbps

15

384 kbps

12

512 kbps

10

768 kbps

6

1.5 Mbps

4

2.0 Mbps

3

音声のみ

26


表 3:連続的参加者表示型会議の帯域幅あたりのセッション数
連続的参加者表示型会議のセッション
コール帯域幅 エンドポイント ビデオ帯域幅(MCU 着/発) セッション数

128 Kbps

110/440 kbps

10

384 Kbps

320/1280 kbps

8


表 4:仕様
説明 仕様

LAN インターフェイス

  • 10/100 イーサネット(IEEE 802.3)ポート x 1(8 ピン RJ45)

シリアル ポート

  • EIA-232(9 ピン D タイプ)

プロトコル

  • H.323、T.120

ビデオ コーディング

  • H.261、H.263、Quarter Common Intermediate Format/Common Intermediate Format(QCIF/CIF)解決

音声コーディング

  • G.711 A/? Law、G.722、G.723.1、G.728、および G.729(最大 15 チャネル)

データ コラボレーション

  • Cisco IP/VC 3500 サーバおよびデータ カンファレンス ソフトウェアが構成されている場合、T.120 データ コラボレーション セッションを開始

ゲートキーパ サポート

  • Cisco MCM ゲートキーパまたはその同等製品が必要

パネル LED

  • GK:ゲートキーパに登録

  LOAD:CPU 負荷インジケータ
  ALRM:アラーム条件
  ACT:コール アクティビティ インジケータ

寸法

  • 1.75 x 17.25 x 10.0 インチ

  • 4.445 cm x 43.815 cm x 25.4 cm

重量

  • 15.43 ポンド

  • 7 kg

電力

  • 100 ~ 240 VAC 自動検出、50/60 Hz、最大 75 W

  • 米国用電源ケーブルを同梱

  • 他の電源ケーブルは別途提供

環境

  • 動作温度 0 ~ 40° C(32 ~104° F)

  • 保管温度 -25 ~ 70° C(-13 ~ 158 F)

  • 湿度 5 ~ 90 %(結露しないこと)

準拠性

  • 安全性:

  UL 60950: 2000
  CSA CS22.2 No 60950-00
  GS Approval(EN 60950: 2000)
  EN 60950: 2000
  ACA: TS002-1997
  AS/NZS 3260: 1993, A4: 1997
  AS/NZS 60950: 2000
  IEC 60950: 1999(CB テスト レポート)
  • EMI

  FCC Part 15 Subpart B、Class A
  EN 55022: 1998, Class A
  ICES 003
  EN 55024: 1998
  EN 61000-3-2: 1995、Amendment A14: 2000
  EN 61000-3-3
  EN 61000-4-2: 1995
  EN 61000-4-3: 1995
  EN 61000-4-4: 1995
  EN 61000-4-5: 1995
  EN 61000-4-6: 1996
  EN 61000-4-8: 1993
  EN 61000-4-11: 1994
  AS/NZS 3548: 1995 Class A、Amendment 1: 1997、Amendment 2: 1997
  VCCI: 1999


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