Cisco Unified Videoconferencing 3500 シリーズ製品

Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイ

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。

データ シート





Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイ


IP ネットワーク上の H.323 ビデオ会議システムを ISDN ネットワーク上の H.320 ベース ビデオ会議エンドポイントに接続

シスコ ユニファイド コミュニケーションは、IP テレフォニー、ビデオ/音声/Web 会議、カスタマー コンタクト ソリューションによって構成される、強力なエンタープライズ クラス ソリューションを実現する統合システムです。企業は業務の効率性と組織の生産性を高め、顧客満足度を向上させることにより、ビジネスを成功させることができます。Cisco® Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイは、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムを構成する重要なコンポーネントです。この製品は、グループおよび会議室で使用されてきた設置済みの ISDN ビデオ会議システムと、急速に発展しつつある IP ベースの H.323 システムとの橋渡しとなる機能を提供します。これらのゲートウェイは、PSTN(公衆電話交換網)から発信されたコールをパケット ネットワーク対応仕様に変換、およびその逆の変換を行うことで、H.320 ISDN システムを H.323 IP システムに接続します。ビデオ会議システムのユーザは、基盤ネットワークの技術に関係なく、メディアに依存しない世界規模の接続を確立できるとともに、既存の投資も保護できます。

Cisco Unified Videoconferencing ゲートウェイを使用することによって、H.323 ユーザは ゲートウェイからダイヤルアウトし、64 kbps ~ 2.0 Mbps の範囲のデータ レートでビデオ会議コールを確立できます。ゲートウェイは ISDN 上でコールを発信し、リモート H.320 システム、または音声のみの電話に接続します。また、ゲートウェイは H.320 ビデオ会議システムまたは電話から着信した ISDN コールを受け取り、このコールを H.323 エンドポイントまたは IP ベースのマルチポイント コントロール ユニット(MCU)にルーティングします。ゲートウェイでは、IVR(Interactive Voice Response; 自動音声応答)、DID(Direct Inward Dialing; ダイヤルイン方式)、MSN(Multiple Subscriber Number)、TCS4(Terminal Control Session 4)など、着信コールに対するさまざまなコール ルーティング方式がサポートされています。

主な機能と利点

Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイでは、ビデオ会議ユーザ、およびユーザの所属する企業に対し、優れた機能および利点を提供します。

  • 使いやすさ:IP ネットワークからでも ISDN ネットワークからでも、ユーザは通常の電話と同様のダイヤル操作でビデオ会議コールを発信できます。このため、従業員は簡単にビデオ会議の使用を開始することができ、ヘルプデスク担当者やオンサイト サポート担当者の業務が軽減されます。従業員は最小限の研修を受けるだけでビデオ会議を使い始めることができ、出張の必要も少なくなるため、生産性の向上やコスト節減による利益を享受できます。
  • 高品質のビデオと音声:Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイは、H.323 のビデオ、音声、およびデータ通信標準を幅広くサポートしています。これにより、ビデオ会議中に高品質のビデオおよび音声が保証されます。また、ゲートウェイの設計は、IP と ISDN との間で音声およびビデオを直接伝送するように最適化されています。このため、プロセスが効率化され、遅延は最小限にとどまり、ユーザの操作性も大きく向上します。
  • 低価格:Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイは設定済みの小型アプライアンスであり、少数のビデオ会議コールにも対応します。このため、大企業のリモート オフィス間を結ぶネットワークだけでなく、中堅・中小企業における ISDN ネットワークへも低価格で IP エンドポイント接続が可能になります。また、複数のゲートウェイを組み合わせて連携させることもできるため、より大規模な展開に合わせて導入を拡張することも可能です。


Cisco Unified Videoconferencing システム

Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイを Cisco Unified Videoconferencing 3500 シリーズ MCU のいずれかと組み合わせて使用すると、H.323、H.320、SCCP(Skinny Client Control Protocol)、または SIP(Session Initiation Protocol)エンドポイントを使用した、多数の参加者による会議が簡単に実現できます。これにより、複数拠点間での会議へのローカルおよびグローバルな参加コストを効率化できます。

Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイは、シスコのビデオ会議製品ファミリの 1 つです。この製品群には、ほかにも Cisco Unified Videoconferencing 3545 シリーズ ゲートウェイ モジュール、Cisco Unified Videoconferencing 3515 および 3545 MCU、Cisco IOS® ゲートキーパー、IP-to-IP ゲートウェイといった製品が含まれます。このソリューションは会議室ベースのシステムを統合するほか、ビデオ テレフォニー、およびビデオ対応のリッチメディア コラボレーションも実現します。

表 1 に、Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイの各機能を示します。表 2 に、それぞれの製品仕様を示します。

表 1 Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイの機能

機能 Cisco Unified Videoconferencing 3522 ゲートウェイ Cisco Unified Videoconferencing 3527 ゲートウェイ
製品番号 IPVC-3522-GW4B IPVC-3527-GW1P
システム容量
  • 4 つの ISDN Basic Rate Interface(BRI; 基本速度インターフェイス)ポートにより、512 kbps のビデオ会議コール用帯域幅を提供
  • コール容量:
    • 64 kbps で 8 コール(音声のみ)
    • 128 kbps で 4 コール
    • 256 kbps で 2 コール
    • 384 kbps で 1 コールおよび 128 kbps で 1 コール
    • 512 kbps で 1 コール
  • 設定可能な 1 つの T1/E1 PRI(1 次群速度インターフェイス)ネットワーク インターフェイスにより、最大で 1,920(E1)または 1,472(T1) kbps のビデオ会議コール用帯域幅を提供
  • E1 PRI コール容量の例:
    • 64 kbps で 30 コール(音声のみ)
    • 128 kbps で 15 コール
    • 384 kbps で 5 コール
    • 512 kbps で 3 コール
    • 768 kbps で 2 コール
    • 1,920 kbps で 1 コール
  • T1 PRI コール容量の例:
    • 64 kbps で 23 コール(音声のみ)
    • 128 kbps で 11 コール
    • 384 kbps で 3 コール
    • 512 kbps で 2 コール
    • 1,472 または 768 kbps で 1 コール
    • 使用可能な ISDN 容量の範囲内で、複数の帯域幅によるコールが可能
音声コーデックおよび音声変換
  • G.711、G.722、G.722.1、G.723.1、G.728 音声コーデックをサポート
  • ISDN および IP ネットワーク間で、2 つの音声変換モードをサポート:
    • G.711(IP)から G.728(ISDN)への変換
    • G.723(IP)から G.711(ISDN)への変換
  • G.711、G.722、G.722.1、G.723.1、G.728 音声コーデックをサポート
  • ISDN および IP ネットワーク間の音声変換:
    • G.711(IP)から G.728(ISDN)への変換
    • G.723(IP)から G.711(ISDN)への変換
サポート標準
  • マルチメディア会議に対する ITU H.320 および H.323 標準に準拠
  • ITU 音声コーデック G.711、G.722、G.723、および G.728 のパススルーをサポート
  • H.261、H.263、および H.264 ビデオ コーデックをサポート
  • T.120、T281 Far-End Camera Control(FECC)、Tandberg DuoVideo、H.239 データ プロトコルをサポート
  • H.235 暗号化をサポート
  • マルチメディア会議に対する ITU H.320 および H.323 標準に準拠
  • ITU 音声コーデック G.711、G.722、G.723、および G.728 のパススルーをサポート
  • H.261、H.263、および H.264 ビデオ コーデックをサポート
  • T.120、T281 FECC、Tandberg DuoVideo、H.239 データ プロトコルをサポート
  • H.235 暗号化をサポート
コール ボンディング BRI ポート間でのボンディング(ボンディング モード 1)をサポートし、最大 512 kbps のコールを実現 最大 2 Mbps(E1)および 1.5 Mbps(T1)のボンディング(ボンディング モード 1)をサポート
コール ルーティング
  • ISDN からゲートウェイに着信するコールをルーティングするためのさまざまなモードをサポート:
    • 自動応答:IVR は DTMF(Dual Tone MultiFrequency; デュアル トーン多重周波数)トーンを使用して、発信者に着信先の内線を照会
    • DID および MSN:IP ベースの着信先への直接ルーティング
    • TCS4:ダイヤル文字列への着信先内線番号の埋め込み
    • デフォルト内線番号:オペレータ支援
    • 柔軟で設定可能な IP ダイヤル プラン
診断機能
  • ユニットに電源が入ると、CPU、インターフェイス、およびメモリの電源投入時自己診断テストを実行
  • 前面パネルにエラー インジケータを装備
  • Telnet およびシリアル ポートのモニタリング機能を提供
インストール、設定、管理
  • すべての設定および管理機能に、Web ベースのユーザ インターフェイスを提供
  • 管理アクセスをパスワードで保護することにより、システムのセキュリティを確保
  • 直接シリアル接続または Telnet による、診断およびリアルタイム モニタリングが可能
  • ソフトウェア アップグレードをネットワーク経由で実行
セキュリティ 管理機能をパスワードで保護


表 2 Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 の製品仕様

仕様 Cisco Unified Videoconferencing 3522 ゲートウェイ Cisco Unified Videoconferencing 3527 ゲートウェイ
LANインターフェイス 10/100 イーサネット ポート(IEEE 802.3、8 ピン RJ-45)× 1 10/100 イーサネット ポート(IEEE 802.3、8 ピン RJ-45)× 1
WAN インターフェイス ISDN BRI ポート(RJ-45 コネクタ)× 4
  • 設定可能な PRI ネットワーク端末、または標準 RJ-45 コネクタを備えた端末装置(NT/TE)インターフェイス× 1
  • T1 モード - 23B+D:クロック レート 1.544 Mbps、Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)または D4 フレーミング、Binary 8-Zero Substitution(B8ZS; バイナリ 8 ゼロ置換)または Alternate Mark Inversion(AMI; 交互マーク反転)エンコーディング、回線インピーダンス 100Ω
  • E1 モード - 30B+D:クロック レート 2.048 Mbps、G.704 および CRC4 フレーミング、High-Density Bipolar 3(HDB3)または AMI エンコーディング、回線インピーダンス 120Ω
シリアル ポート EIA-232、9 ピン D 型 EIA-232、9 ピン D 型
シグナリング プロトコル プロトコル H.323、H.320、T.120
ISDN プロトコル
  • AT&T 5ESS カスタム/マルチポイント
  • AT&T 5ESS PTP
  • Nortel DMS 100
  • National ISDN
  • European Telecommunications Standards Institute(ETSI; 欧州通信規格協会)
  • ETSI PTP
  • VN6 ダイヤリング
  • Austel 1 ダイヤリング
  • KDD
  • NTT
  • 香港ダイヤリング
  • AT&T 5ESS および 4ESS
  • Nortel DMS 100
  • National ISDN
  • Euro-ISDN
  • 香港および台湾 PRI システム
ビデオ符号化
  • H.261、H.263、H.264
  • Quarter Common Intermediate Format(QCIF)、Common Intermediate Format(CIF)、4CIF、16CIF
  • H.261、H.263、H.264
  • QCIF、CIF、4CIF、16CIF
音声符号化
  • G.711、G.722、G.723、G.728
  • G.711 および G.723 間での音声変換
  • G.711 および G.728 間での音声変換
  • G.711、G.722、G.722.1、G.723、G.728
  • G.711 および G.723 間での音声変換
  • G.711 および G.728 間での音声変換
データ コラボレーション T.120、T281 FECC、Tandberg DuoVideo、H.239 データ プロトコルをサポート T.120、T281 FECC、Tandberg DuoVideo、H.239 データ プロトコルをサポート
サポートされるゲートキーパー Cisco IOS ゲートキーパー、またはその同等品が必要 Cisco IOS ゲートキーパー、またはその同等品が必要
パネル LED
  • 電源、テスト、リンク
  • WAN アクティビティ LED × 4
  • LAN:リンクが存在。リンク速度は 100 Mbps
  • GK:ゲートキーパーに登録
  • アラーム
  • PSTN:キャリア検知およびアクティビティ
外形寸法 4.445×43.815×25.4 cm
(1.75×17.25×10.0 インチ)
4.445×43.815×25.4 cm
(1.75×17.25×10.0 インチ)
重量 7 kg(15.43 ポンド) 7 kg(15.43 ポンド)
電源
  • 100 ~ 240 VAC 自動検知、50 ~ 60 Hz、最大 29 W
  • 米国用電源ケーブルを同梱
  • 他の電源ケーブルは別途購入
  • 100 ~ 240 VAC 自動検知、50 ~ 60 Hz、最大 29 W
  • 米国用電源ケーブルを同梱
  • 他の電源ケーブルは別途購入
環境
  • 動作温度:0 ~ 40°C(32 ~ 104°F)
  • 保管温度:-25 ~ 70°C(-13 ~ 158°F)
  • 湿度:5 ~ 90%(結露しないこと)
  • 動作温度:0 ~ 40°C(32 ~ 104°F)
  • 保管温度:-25 ~ 70°C(-13 ~ 158°F)
  • 湿度:5 ~ 90%(結露しないこと)
適合規格
  • 安全性:
    • UL 60950: 2000
    • CSA CS22.2 No. 60950-00
    • GS 規格(EN 60950: 2000)
    • EN 60950: 2000
    • ACA: TS002-1997
    • AS/NZS 3260: 1993、A4: 1997
    • AS/NZS 60950: 2000
    • IEC 60950: 1999(CB テスト レポート)
  • EMI:
    • FCC Part 15 Subpart B、クラス A、
    • EN 55022: 1998、クラス A
    • ICES 003
    • EN 55024: 1998
    • EN 61000-3-2: 1995、Amendment A14: 2000
    • EN 61000-3-3
    • EN 61000-4-2: 1995
    • EN 61000-4-3: 1995
    • EN 61000-4-4: 1995
    • EN 61000-4-5: 1995
    • EN 61000-4-6: 1996
    • EN 61000-4-8: 1993
    • EN 61000-4-11: 1994
    • AS/NZS 3548: 1995 クラス A、Amendment 1: 1997、Amendment 2: 1997
    • VCCI: 1999


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