ダウンロードデータシートシスコ コンテント デリバリ エンジンシスコ コンテント デリバリ エンジン(CDE)は、シスコ コンテント デリバリ システム(CDS)の中核をなすキャリア クラス アプライアンス ファミリです。シスコ CDS は、サービス プロバイダーが次世代のパーソナライズ エンターテインメントやインタラクティブ コンテンツを加入者に配信できるようにすることによって既存の Video on Demand(VoD; ビデオ オン デマンド)ソリューションを拡張する、ネットワーク ベースのビデオ配信アーキテクチャです。 製品の概要ネットワーク化されたシスコ CDE は連携して動作し、コンテンツの取り込み、格納、配布、パーソナライズ、ストリーミングなどのスケーラブルで柔軟な機能を提供します。 CDE は、表 1 に示す 5 つの基本的なシスコ コンテント デリバリ アプリケーション(CDA)のいずれかを実行するように設定されます。 表 1 シスコ CDA の種類
シスコ CDE の概要最大限の柔軟性を実現するように設計された CDE は、単一の論理システムとして機能するアレイにグループ化できます。サービス プロバイダーは、このアレイに CDE を追加するだけで、キャパシティを容易に拡張できます。これにより、事実上無制限のビデオ ストレージとストリーミング機能を実現できます。シスコ CDS では、ユニークな階層ストレージ設計を採用しています。サービス プロバイダーはこれを利用して、巨大なコンテンツ ライブラリを維持しつつ、コンテンツ ストレージ管理を簡素化することができます。取り込みと格納をストリーミングから切り離すことができる論理分散アーキテクチャを採用しているため、別の CDE を追加するだけで、各機能を他の機能とは独立して拡張できます。これにより、ネットワーク全体で使用できる、インジェスト、格納、キャッシング、ストリーミングのリソースが劇的に向上します。 CDE は、予測不可能で急速に変化するトラフィック パターンにも対応できます。このプラットフォームでは、瞬時にアクセスしてネットワーク内の任意の場所でストリーミングを行うことができる共通の共有ストレージ アレイに、ビデオ プログラムを保存します。CDE 間でのビデオ コンテンツの配信は、実際の視聴者要求に動的に応答するインテリジェント キャッシング テクノロジーによって自動化されます。この適応型コンテンツ配信モデルでは、各ネットワーク ノードで任意のタイミングで人気のあるコンテンツが常にローカル ストレージでキャッシュされ、それによってネットワーク バックボーンの帯域幅の負担を 95 パーセント以上軽減します。この柔軟なアーキテクチャと、コンテンツ ライブラリの事実上無制限なスケーラビリティにより、シスコ CDS はロング テール コンテンツ、ネットワーク ベースのタイムシフト プログラム、およびユーザ生成のコンテンツを効率的かつ低コストで配信するための業界唯一のソリューションとなっています。このソリューションは、ネットワークの将来性を保証し、かつ 導入コストと運用コストを最小限に抑えるのに役立ちます。 CDE は、耐障害性のある運用を実現する設計にもなっています。CDE は、状態を共有し、リソースの単一の論理プールとして連携することができます。つまり、サービス要求に応じて、ネットワークで使用可能なハードウェア キャパシティ間で動的にリソースを再割り当てします。ディスクの破損、I/O カードの障害、さらにはボルト全体のダウンなどのハードウェア障害が発生した場合、シスコ CDS はただちに障害が発生したデバイスによって実行されている機能をネットワーク内の他の CDE に引き継ぎます。さらにシスコ CDS は、CDE の追加または削除を、サービスの中断や手動での介入を必要とせずに自動的に検知して再設定します。これにより、メンテナンスとアップグレードの作業が大幅に簡素化されます。 シスコ CDE を導入したネットワークは、新しいサービスやアプリケーションを徐々に追加し、これまでよりもはるかにすばやく展開することができるプラットフォームとなります。ノンストップのアベイラビリティ、優れたスケーラビリティ、コスト ダウンを実現するビデオ インフラストラクチャが完成することにより、IP ネットワーク テクノロジーの能力が最大限に引き出されます。シスコ CDS の拡張可能なアーキテクチャをフルに活用することで、オペレータはオンデマンド ビデオ サービスを迅速に展開し、リアルタイム アプリケーションやさまざまなデバイスに配信される多様な形式のリッチメディア コンテンツをサポートするようにサービスを拡張していくことができます。 以上の機能を実現するのは、Cisco CDE-100、CDE-200、CDE-300、CDE-302、CDE-400 という Cisco CDE の 5 つのモデルです。次に示すように、各 CDE の仕様は異なり、それぞれが異なる目的で使用するために最適化されています。 Cisco CDE-100
図 1 Cisco CDE-100 Cisco CDE-100(図 1)は、Cisco CDS マネージャ ソフトウェアを実行する 1 RU のデバイスです。1 台の Cisco CDE-100 から複数の CDE で構成される Cisco CDS 全体を管理することができます。さらに、運用を簡素化して運用コストを軽減する「command once, manage many」(1 つのコマンドで多数のデバイスを管理)モデルを採用し、各ネットワーク要素についてだけでなく、CDS 全体についての監視とレポート作成を行うことができます。Cisco CDE-100 は AC 電源で駆動され、2 つの 10/100/1000BASE-T ネットワーク インターフェイスを備えます。
図 2 Cisco CDE-200 Cisco CDE-200(図 2)は、ボルト、TV ストリーマ、TV PlayOut、ISV のいずれかのアプリケーションを実行できる 2 RU デバイスです。 Cisco CDE-200 には、次の用途に十分な 6 TB の Serial-Advanced-Technology-Attachment(SATA)ストレージが含まれています。
ストレージは、新しい CDE-200 をアレイに追加するだけで拡張できます。 また Cisco CDE-200 は、次のストリーミング キャパシティをサポートできます。
以上を超えるキャパシティが必要な場合、通常は Cisco CDE-300 または CDE-302 を展開します。 Cisco CDE-200 には ネットワーク インターフェイス の異なる2 つのオプションがあります。1 つは6 つの 10/100/1000BASE-T インターフェイスを装備したもので、もう 1 つは 4 つの 1000BASE-SX インターフェイスと 2 つの 10/100/1000BASE-T インターフェイスを装備したものです。Cisco CDE-200 には、AC または DC の冗長電源装置が付属しています。 Cisco CDE-300 および CDE-302
図 3 Cisco CDE-300 Cisco CDE-300(図 3)と CDE-302 は、TV ストリーマ アプリケーションの実行に最適化された 3 RU デバイスです。それぞれ 1.15 TB の SCSI ストレージ キャパシティを備えています。高パフォーマンスな SCSI ディスクと DRAM キャッシュを備えたこれらの CDE は、ストリーミング キャパシティを最大限に高めます。Cisco CDE-300 は、最初に購入した状態で次のものをサポートします。
Cisco CDE-302 の初期キャパシティは、CDE-300 よりも高くなっています。
ストリーミング キャパシテは、新しい CDE-300 または CDE-302 をアレイに追加するだけで拡張できます。CDE-300 と CDE-302 は、最大 2,500 の MPEG-2 ストリームをサポートし、ファイバ インターフェイスを使用して構成した場合は最大 2,000 の MPEG-2 ストリームをサポートします。 Cisco CDE-300 と CDE-302 には ネットワーク インターフェイスの異なる 2 つの異なるオプションがあります。1 つは 14 の 10/100/1000BASE-T インターフェイスを装備したもので、もう 1 つは 8 つの 1000BASE-SX インターフェイスと 2 つの 10/100/1000BASE-T インターフェイスを装備したものです。Cisco CDE-300 と CDE-302 には、AC または DC の冗長電源装置が付属しています。 Cisco CDE-400
図 4 Cisco CDE-400 Cisco CDE-400(図 4)は、ボルト、TV PlayOut、ISV のいずれかのアプリケーションを実行できる 4 RU デバイスです。Cisco CDE-400 には、次の用途に十分な 12 TB の巨大な SATA ストレージが含まれています。
ストレージは、新しい Cisco CDE-400 をアレイに追加するだけで拡張できます。 Cisco CDE-400 では TV ストリーマ アプリケーションがサポートされませんが、TV PlayOut または ISV アプリケーションにより以下のストリーミング キャパシティをサポートします。
Cisco CDE-400 には ネットワーク インターフェイスの異なる 2 つのオプションがあります。1 つは 6 つの 10/100/1000BASE-T インターフェイスを装備したもので、もう 1 つは 4 つの 1000BASE-SX インターフェイスと 2 つの 10/100/1000BASE-T インターフェイスを装備したものです。ファイバ構成の CDE-400 では、最大 1,000 の MPEG-2 ストリームをサポートできます。Cisco CDE-400 には、AC または DC の冗長電源装置が付属しています。 機能一覧表 2 に、Cisco CDE がサポートするアプリケーションを示します。 表 1 シスコ CDA の種類
オペレータ サービス シスコ CDS は、現在および将来のさまざまなリアルタイム サービス用のリッチ マルチメディア コンテンツを配信する柔軟なシステムです。CDS によって実現するサービスには、次のようなものがあります。 VoD タイムシフト TV および nPVR ターゲット広告の挿入 ブロードキャスト サービス nVoD 主な機能と利点シスコ CDS の機能と利点を表 3 に示します。 表 3 シスコ CDS の機能と利点
製品仕様表 4 Cisco CDE の製品仕様
発注情報Cisco CDE の発注情報については、表 5 を参照してください。 表 5 Cisco CDE の発注情報
表 6 Cisco CDA、アップグレード、およびオプションの発注情報
サービスおよびサポートシスコは、お客様の成功を支援する幅広いサービス プログラムを用意しています。これらの革新的なサービス プログラムは、人、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化し、ネットワーク インテリジェンスの強化や事業の拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。シスコ サービスの詳細については、以下の URL を参照してください。 シスコ テクニカル サポート シスコ サービス プログラム 関連情報Cisco CDS または Cisco CDE の詳細については、http://www.cisco.com/jp/product/hs/video/cde をご覧ください。。 |
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